お知らせ
採用情報
熊本県熊本市中央区の大人と子どもの診療室-ひかる歯科ちえこども歯科へのお問い合わせ電話番号
お知らせ
HOME >  低出生体重児 の お口の特徴 気に留めてほしいこと

NEWS&BLOG 一覧

低出生体重児 の お口の特徴 気に留めてほしいこと

今回は低出生体重児のお口の中についてです。歯周病との関連もよく言われていますがこの低出生体重児、どのようなお子さんかご存じでしょうか❓低出生体重児とは出生体重2500g未満のお子さんのことをいいます。さらに出生体重1500g未満を極低出生体重児、出生体重1000g未満を超低出生体重児といっています👶。

 

低出生体重児はめずらしくはありません。割合で言うと最近は9.5%ぐらいで推移しており、大体10人に1人の割合となっています。もちろん当院にもたくさんの低出生体重児のお子さんが来院されています😊。低出生体重児というのは、それ自体病気でも障害でもありません。しかしお口の中に特有の所見がみられることがあるので、教えていただけると助かります。

 

それではどのような所見がみられるのかみていきましょう。

 

☆歯の出てくる時期が遅くなる👶

こどもの歯は生後6ヶ月ぐらいで出てくるのですが、低出生体重児のお子さんはこの時期が遅れる傾向があります。早く生まれていることが多いので当たり前といえば当たり前ですが、1才ぐらいまででてこないこともめずらしくありません。しかしそれ以上歯が出てこない場合は、生まれつき歯の数が少なかったり、全身疾患などの影響で歯が出るのに異常が起きていることもあるので詳しい検査が必要です。

 

☆歯の出る順番が異なる👶

原因ははっきりわかっていないのですが、出生時の気管挿管などの影響で歯がでてくるのが妨げられたと考えられるケースが報告されています。通常1番前の歯からでてきますが、そこを差し置いて奥の歯がどんどんでてきたりします。遅れてもでてくればいいのですが、あまりに遅い場合はもともと歯が少ない可能性も考えないといけません。

 

☆歯が少ないことが多い👶

これまでの所見のなかでも少し話がでていますが、こどもの歯が少ない割合が多いという報告があります。こどもの歯が少なくても基本的に何もせず、経過をみます。しかし、その後出てくる大人の歯も無いことが多く、形態などに影響がでていることも多いため、継続して経過をみる必要があります💦。

 

☆エナメル質形成不全が多い👶

歯の色が全体的に黄色や茶色になっていたり、表面がもろくなっていることがあります😞。特に上の前歯に多いことが知られており、出生体重が低いほどエナメル質形成不全を伴う割合が高くなることが報告されています。極もしくは超低出生体重児では実に60%以上に認められたとする報告もあります。

エナメル質形成不全の歯は虫歯に注意が必要になるため、出てきた直後から専門的なケアを受けることをおすすめします😊。

☆癒合歯が多い👶

癒合歯とは本来2本あるはずの歯が1本になってしまっている(癒合している。)歯のことです。歯が作られる段階でくっついてしまたんですね。下の前歯で多くみられます。次いで上の前歯も多いですね。この癒合歯の頻度は一般に1~5%といわれていますが、極もしくは超低出生体重児では15%程度にのぼると報告されています。

歯の形態が複雑になるため虫歯に注意が必要です。また大人の歯への生え変わりがスムーズにいかないことも多いので、継続的に経過をみる必要があります。

 

☆大人の歯の発育が遅れる👶

発育が遅れている大人の歯は生え変わりも遅くなる傾向があります。全体的に遅い場合は特に問題無いのですが、部分的に遅かったりする場合は処置が必要になることもあります。歯の大きさについてはほとんど変わりがないことが多いようですが、やや小さいとの報告もあります。

 

☆歯並びが悪くなることが多い👶

生まれてからの気管挿管や授乳がうまくできなかったりすることで、顎がうまく発育せず小さいことが多いです。悪い舌癖がついていることもあります。継続的に生え変わりをみながら、適切な時期に治療を行うことをおすすめします😊。

いかがだったでしょうか。低出生体重児のお子さんに特有の所見と書きまし

たが、私達歯医者さんがやることは変わりありません。気を付けないといけない

ことは増えるかもしれませんが、将来的に虫歯や歯周病のない健全な歯並び・咬

み合わせを目指す、これは一貫しています。不安なことがあれば何でもご相談く

ださい。

学校や家でもフッ素入りの歯磨き粉を使用していますが、歯科でも塗ってもらっていいですか?

よくある質問コーナーです😲。今回の質問は、「歯医者さんでのフッ素塗布と、自宅や学校でのフッ素洗口、フッ素入りの歯磨き粉の使用を併せてしてもいいのか?」というものです。特に学校でフッ素洗口をしているお子さんのご両親が心配されるケースが多いですね。

 

1番心配なのは、①フッ素が多すぎるんじゃないか?ということでしょう。そして2番目に、②そんなにいろいろして効果はでるのか?です。それぞれ答えはでているのでみていきましょう😊。

 

☆フッ素が多すぎるんじゃないか?

 

確かに不安ですよね。どんなものであっても、毒にもなりますし薬にもなります。フッ素も例外ではありません😞。一気にたくさんの量を摂取すれば急性中毒を引き起こし、下痢や嘔吐、悪心(フッ素量で2~5mg/kg、以下同じ)、さらに進むと不整脈やけいれん(5~10mg/kg)などを起こすことがあります。ちなみに致死量は32~64mg/kgとなっています。また、歯が作られる時期に慢性的にフッ素摂取量多いと、でてくる歯に変色などが起こります。斑状歯と呼ばれています(くわしくは検索を💦。)。

 

しかし、日本においては心配の必要はほぼありません。まず急性中毒ですが、実は日本でも報告はあります。1才半ほどのお子さんが歯磨き粉をたくさん(約30gとされています。)誤飲し、嘔吐などの症状がでたケース。次の日には退院していますが、30gは結構な量です。普通に生活している分にはまず大丈夫。歯磨き粉に限らず、誤飲はよくありますのでそちらに注意していただければ十分です。ちなみに海外ではフッ素入りの錠剤があり、これによるお子さんの急性中毒が多いようです。お菓子みたいですもんね💦。

 

次に慢性中毒、斑状歯についてです。これもまず心配はいりません。斑状歯は長期にわたってフッ素を体に取り入れることによって起こります。つまり飲み込む必要がある、全身応用の場合に起こります。日本では水道水のフッ素添加が行われておらず低濃度です。そしてフッ素塗布、フッ素洗口、フッ素入り歯磨き粉の使用はいすれも全身応用ではなく、お口の中での局所応用です。全身的に作用することはまずありません😊。

☆そんなにいろいろして効果はでるのか?

これも心配はいりません。やっただけ効果がでると思っていただいてかまいません。論文としてきっちり報告されています。

 

まず歯医者さんで行うフッ素塗布と学校や自宅で行うフッ素洗口やフッ素入り歯磨き粉の使用についてです。歯医者さんでのフッ素塗布は高濃度のフッ素を用います。フッ素洗口や歯磨き粉に入っているフッ素は低濃度となっており、実はそれぞれで作用機序が違います。一緒に行えばそれぞれの効果がでます😊。安心して行ってください。

 

次にフッ素洗口とフッ素入り歯磨き粉の併用です。フッ素濃度は両者とも低濃度となります。歯磨き粉を使った歯磨きのあとはうがいをしてしまうことが多いと思います。そうすると十分にその効果を得られないことも😲。フッ素洗口を併用することでカバーしましょう。(歯磨き後にうがいをしないという方法もあります。)継続してやることでそれだけ効果がでますよ😊。

 

さて、いかがでしょうか。フッ素に対する不安が少しでも無くなれば幸いです。フッ素もいろいろと言われています。100%安全なものではありませんし、使えば使うほどいいものでもありません。でもどんなものでもそうでしょう?正しく使って歯を守っていきましょう。

患者さんからの質問 歯石をとるとき 歯も削れませんか?

さて今回は歯石を取った後におこりやすいことについてです。特に歯石が多く付いている方や、歯周病が進んでいる方にでやすいです💦。

ただ1つ知っておいていただきたいのは、いわゆる歯石取りで歯が削れることはないということ😊。歯石取りは金属製のハンドスケーラーといわれる歯石取り専用の器具や、超音波スケーラーやエアスケーラーといわれる機械を使って行います。ガリガリしたり響く感じがありますし、場所によってはしみたりすることもありますよね😞。しかし歯はそんなにやわではありません。歯石取りに使う器具や機械では到底削れない。心配はいりません。

とはいっても歯石を取ると、いろんな症状がでてきたり、変化が起こります。1つ1つみていきましょう。

☆しみやすくなった💧

歯石が多い方や歯周病が進んでいる方に多いです。歯石取りによる刺激がまったくないわけではありませんが、多くは歯石を取って今まで歯石に覆われていた歯の表面がでてくることに起因します。歯石自体は悪い物とはいえ、覆っていたものが無くなるのです。人でいえば服を脱がされるようなものです😊。多くは一時的で、時間が経つと治まってきますが、必要ならしみ止めのお薬を塗る時もあります。

☆歯の形が変わった💧。歯と歯の間が空いた💧。物が挟まりやすくなった💧

これも歯石が多い方や歯周病が進んでいる方に多いです。特に歯石が付きやすい下の前歯で感じることが多いです。表現は異なりますが、すべて原因は同じ。歯と歯の間を埋めるように付いていた歯石を取ってしまったからです。散らかっていた部屋を片付けて、窓を開けたような状態です。一番きれいで自然な状態になっているのですが、ひさしぶりだと変に感じてしまうんですね😊。

☆歯ぐきが下がった💧。歯ぐきがやせてきた💧。歯が長くなった💧

歯石取りを行って、しばらくしてから起こってきます。いろいろな表現の仕方がありますが、原因は同じです。実は歯周病の治療がうまくいっている、歯ぐきが治ってきている証拠です。歯石が付いていると歯ぐきが炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしています。その原因が無くなり、歯ぐきの腫れが落ち着いてきているのです😊。いいことなんですが、やっぱり嫌ですよね😞。

歯石取りの後、歯が削られたといって怒鳴り込まれたなんて話も時々聞きます。そこまでなくてもせっかくお口の中をきれいにしたのに、悪くなったと思われるのも困りますし、なにより歯石取りをしたくなくなったら大変です😞。当院でも歯石を取る際に、上記のようなことが起こる可能性があると説明するようにしていますし、歯石をした後の来院時にはしみたりしなかったかを確認しています😊。なにか気になることがありましたら何でもご相談ください。

歯科治療で心臓がドキドキする・・・ なぜおこるの?どういったときになりやすい?

歯科で治療をしていると年に1回か2回程、患者さんの気分が悪くなったり、ドキドキが強くなったり、気が遠くなったりすることがあります😅。こういったものを総称して偶発症と呼んでいます。偶発症とは、医療上の検査や治療に伴って、たまたま生じる不都合な症状で、その行為と因果関係がないものか、不明なものをいいます。さらに予期せずに生じるもの(注意しても避けることが困難なもの。)と知識の不足や誤った器械の使用や整備不良などによるもの、全身疾患が関係するものとしないものなどに分けられています💦。

日本でどれぐらいの頻度でこういった偶発症が起きているのかの大規模な調査は行われていません。ただ予期せぬ偶発症の頻度(予期せぬとはありますが、起こる可能性があることはわかってはいるんですよ😊。)は、私の体感で年に1回から2回ぐらいですね。大体しばらく安静にしていれば回復し、救急車のお世話になるほど大事になったこと今のところありません🚑。知り合いの先生に聞いても大体同じような答えが返ってきますので、それぐらいの頻度なのだろうと思います。全身疾患の多い御高齢の方に多い傾向があるといわれていますが、お子さんや若年者でも起こります。私の経験では御高齢の方よりむしろ、20代から40代の女性の方に多いように思います。
ではどんなときに起こりやすいのでしょうか。こちらはデータがあるのでみてみましょうかΣ(・ω・ノ)ノ!。

★歯医者さんでの偶発症発生時期★
局所麻酔注射中      56%
歯科治療中        23%
歯科治療後        13%
帰宅後           5%
歯科治療前         3%

局所麻酔注射中が圧倒的に多いですね。私が経験した偶発症もほぼすべて局所麻酔注射中です。一部が歯科治療中でしょうか。ただその歯科治療中の偶発症も局所麻酔注射をした後ですので、麻酔の影響があると考えられます😞。
治療内容でみてみると、これは抜歯が圧倒的に多いです。特に親知らずが多くなります。その次は歯の神経を取る処置ですね。基本的に処置内容が重いほど多い傾向があります💧。

麻酔薬の中にドキドキするする成分が入っているのもあるのですが、やはり治療に対する恐怖心や不安によるところが大きいです😰。局所麻酔は治療のスタート前、100m走でいうとスタートの号砲が鳴るのを待ってかまえている状態です。1番緊張する時なのでしょう😅。

その他少ないですが治療後や治療前にも起こることがあります。こうなると歯医者さんでの治療が関係あるのかどうかもよくわからんです(´ε`;)ウーン…。
いろいろな偶発症があるのですが、私達もそういったことに対しての心構えはしっかりしていますし、準備もしています。起こる時は起こると常に想定しながら診療をしておりますので、安心してくださいね。

タバコを止めると歯周病はどれぐらいでよくなりますか?

今回はタバコと歯周病についてです🚬。タバコと歯周病は密接な関係があります。喫煙をされている方の歯周病の改善には禁煙が大前提といわれるほどです。喫煙をされている方は、歯周病に「かかりやすい💧」、「気がつきにくい💧」、「治りにくい💧」状態になっています。まずはそれぞれの項目について簡単にまとめました。

★「かかりやすい💧」

タバコに含まれる有害物質によって免疫機能が妨げられます。喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病罹患率が2.7倍高く、重度に進行した人の割合も高いことが知られています。

★「気がつきにくい💧」

タバコに含まれるニコチンなどの有害物質により、血管が収縮、腫れや出血がなどの自覚症状が出にくくなります。見た目より歯周病の状態が悪いことが多く、こちらがびっくりすることもあります💦。

★「治りにくい💧」

いざ治療を始めても、喫煙者の歯ぐきや歯石は固くて治療が大変です。また前述した血流の悪さから治りも悪く、治療効果が思うようにあがりません( ノД`)シクシク…。

いかがでしょうか。はっきりいって悪いことしかないんです。歯の喪失が10

年早まるともいわれています。怖いですよね🥶。数年間喫煙をすると、歯ぐき

の表面は釉薬(ゆうやく。)を塗ったような光沢は放ちます。歯ぐきが線維性に

厚くなり硬くなってしまいます。では禁煙して歯周病の治療をすると、この歯ぐ

きの状態は改善するのでしょうか?治るにしてもどれくらい時間がかかるので

しょうか?

禁煙を開始してから数週間すると、歯ぐきからの出血が起こりやすくなりま

す😅。みなさん不安になりますが、これは正常な反応です。喫煙によって血管

が収縮し出血しにくくなっていたのに加えて、免疫機能も落ちていたためです。

禁煙により歯ぐきに正常な反応が起こる様になったんです。いままで隠れてい

た悪い物がみえてきたといってもいいかもしれません。これは論文でもはっき

り証明されています。

こういった反応を経ながら歯周病治療を進めますが、繊維性に厚く硬くなっ

た歯ぐきが元通りになるのはかなりの時間がかかります。なんとその期間は大

体1年と言われていますΣ(・ω・ノ)ノ!。いかにタバコが歯ぐきに悪影響を与えて

いるかがわかりますね😢。

タバコは歯周病にとって大敵です。かといってやめるのもなかなか難しい。そ

れでも少しずつ本数を減らしたり、電子タバコや加熱式タバコなどを利用する

などストレスにならない程度でかまわないので禁煙の方向に進んでみてくださ

い。必ずいい方向で帰ってきますよ。

歯が無くても 歯周病菌はいるのでしょうか?

歯周病と全身疾患との関係がいわれるようになって久しいです。歯周病は糖尿病を筆頭に骨粗鬆症、動脈硬化、腎臓病、関節リュウマチ、認知症、早産など様々な疾患と関係していることがわかっていますΣ(・ω・ノ)ノ!。現在もこのテーマで国内外様々な研究や調査が行われています😲。

 

歯周病菌がどのように全身に影響を与えるかも研究が進んでいます。現在考えられている大きな経路としては、

 

★歯ぐきから歯周病菌が直接体内に侵入する😅。

侵入した歯周病菌は血液などを通して全身を巡ります💦。血中の白血球や動脈硬化の血栓の中、さらに羊水や胎盤の中でも歯周病原因菌が見つかっています( ノД`)シクシク…。

特に歯周病の進んでいる方は要注意。歯周病が進んでいる方は、体表面に手のひら以上の潰瘍やびらんがあるのと同じ状態といわれています。そういった場所からは歯周病菌が侵入しやすそうですよね🥶。

 

さて、今回のテーマである、歯の無い方ではどうでしょう。歯がないので歯周

病はありません。では歯周病菌はどうでしょうか?

 

実は歯周病菌は歯が1本も無くても、お口の中に生息していることがわかっ

ています😲。歯肉や舌、頬、唇などいわゆるお口の中の粘膜といわれる場所の

表面はすべてといっていいでしょう。さらに粘膜の組織内や細胞の中にも入り

込み生息できることが知られています。特に多いのは舌苔です。舌の表面にある

白いやつですね👅。この舌苔が増えると歯周病菌も増えることがわかっていま

す。これは直接粘膜を調べなくても、唾液の中の細菌を調べると検出できるレベ

ルです。

 

さらには入れ歯からも見つかっています😲。入れ歯にも歯垢(プラーク、特

に入れ歯に付着しているものをデンチャープラークといいます。)が付着しますがその中に含まれますし、入れ歯の内部にも入り込んでいるとの報告もあります。清掃が不十分な入れ歯では、手入れがよい入れ歯に比べて歯周病菌の検出率が高くなります。

 

このように歯周病菌は歯が無くなってもいなくなりません。しかし歯周病は無いため、上記のように歯周病菌が直接体内に侵入する可能性は低くなります。しかし、お口の中は傷が付きやすいため油断はしない方がいいでしょう( ノД`)シクシク…。

 

その他の問題としては誤嚥性肺炎の問題もあります。また、歯周病菌について

は腸内細菌の組成に影響するという報告もあります💦。その結果、腸の壁がも

ろくなる、腸の壁を透過しやすくなることで、本来通り抜けられない悪い物質が

体内に入り込みやすくなってしまうんです。そしてこの悪い物質は全身を巡り

ます( ノД`)シクシク…。細菌流行りの腸活にも関わるかもですね。いかがでしょ

うか😞。歯周病が無くても結構怖くなりませんか🥶。

 

お口はすべての入口です。その入口が悪くなれば、その先も悪くなるのは当た

り前です😊。歯のあるなしに関わらずきれいにしましょうね。

進化する歯周病の病因論!

歯周病は長く人類を苦しめています🥶。歯周病がどうして起こるのか、どうやったら治るのかは、昔から研究されています。もちろん今も続いていますね。現在行われている歯周病治療はこれまでのわかっていることの集大成です😊。もちろん、これから変わっていく可能性はありますが。

歯周病が細菌によって起こるとわかった19世紀後半から歯周病菌の探索が行われてきました。当時は一種類の歯周病菌が歯周病を起こしているに違いないと研究がされていました💦。こういった特定の細菌やウイルスが、何か1つの特徴的な病気を起こす例は多いです。有名どころで結核や天然痘、ペストなどでしょうか。世界の脅威となった病気はこのタイプが多いです😅。しかし、当時の顕微鏡や培養技術では難しかったようですね。お口の中には無数の細菌がいますから😞。

その後、特定の細菌ではなく、お口の中の細菌の総量が増えることで歯周病の発症が起こると考えられるようになります。単純にお口の中の清掃状態が悪いほど歯周病が進んでいることが多いこと、また、歯磨きをしっかり行い歯石取りなどを行うことで歯周病が改善するためです。これらは特に特定の細菌のために起こる、行っている治療ではないと考えられるためですね😅。

さらに時代が進んで顕微鏡や細菌の分離技術・培養技術が進化すると、やはり特定の細菌が歯周病を起こすという考えが主流になってきます。しかしそう簡単にはいかない😞。歯周病に関与すると思われる細菌がたくさんみつかります。さらにこれらの菌がいれば必ず発症するわけではないこともわかってきます。このことから細菌と宿主である人間とのバランス関係が発症には重要と考えられるようになりました。

現在では宿主である人間の要因としては遺伝的要因や歯ぐきの形態、ストレス、食生活、嗜好品なども含めて多岐にわたります💦。細菌側の要因も棲みついている歯周病菌の数や種類に型、歯周病菌以外の細菌との兼ね合いなど様々です💦。本当に広い範囲で研究が進められています。

歯周病が1つの細菌から発症していればすでにワクチンなどで根絶されていたかもしれません。しかし現在の所そういったことは難しそうです😞。あまりにも多くの要因が関わっています。まだまだわかっていないことも多いでしょう。今後すごい発見があり、歯周病治療が大きく変わる可能性もありますが、今のところ歯磨きをしっかりしながら定期健診でそれを補うのが1番得策のようです。歴史が変わるその日まで、ぼちぼちがんばりましょう。

 

お子さんが歯医者さんを好きになるために!

ひかる歯科ちえこども歯科には毎日たくさんのお子さんが来られます🙇。そんなひかる歯科ちえこども歯科ですが、開業以来一貫した1つの目標があります。それは、「現在診療しているお子さんが大きくなって、お口の中で困らない状態にすること、そしてそのお子さんに子供が生まれたあと、その子供を当院に連れてきてくれること。」です。

 

そのためにスタッフ一同、知識や技術の研鑽に務めています。そしてその知識や技術の中には、お子さんに対する対応も含まれます。特に小さなお子さんに対する対応は大事です。歯医者さんを嫌いにならないよう、好きになってもらえるよういつも考えています😊。

 

基本は明るく、楽しく、やさしくとなるのですが、そればっかりというわけにはいきません。ひかる歯科ちえこども歯科は医療機関Σ(・ω・ノ)ノ!やるべきこと、やれることはきちんとやらねばなりません。ですから治療が難しいお子さんでも少しずつ、できるように、わたしたちと信頼関係ができるように関わっていきます。まずは簡単なことから始めて、スモールステップで進めていき、いつのまにか治療まで終わっていたというのが理想ですね。そしてお子さんが楽しんでくれていたら最高です👍。

 

とはいってもお子さんは多種多様です。知識をかじっただけではなかなか難しいところもあります。でもひかる歯科ちえこども歯科のスタッフは大丈夫👍。経験も豊富(たくさんお子さんが来院してくれますのでドのスタッフも経験豊富になります😊。)ですし、子供好きが多いです(子供嫌いならそもそもひかる歯科ちえこども歯科で働いていないです😊。)。安心してご来院くださいね。

 

さてお子さんが歯医者さんを好きになるためには、もう1つ大事なことがあります。それは保護者の方の協力です😲。この保護者の方の協力次第で、歯医者さんでの嫌な出来事がいい出来事になることもあります。逆に、歯医者さんでのいい出来事が悪い出来事になってしまうのです。その協力とはなにか❓まず1つ目は、とにかく前向きな声掛けをしてあげることです。

 

例えば診療で泣いてうまく治療ができないとき、、、、、

「嫌だったね。」、「恐かったね。」、「なんでできないの。」

ではなく(# ゚Д゚)、

「すごい。」、「できたね。」、「がんばったね。」、「上手だったね。」

「楽しかったね。」、「また来ようね。」

と声かけしてください。

1番大事な人から褒められることは何よりの自信に繋がります。治療がうまく進まないとやきもきされるかもしれません。でも、大丈夫。お子さんのペースで確実にできるようになっていきますよ😊。

そして2つめです。歯医者さんが恐いというイメージを持たせないようしてください。歯医者さんが苦手な方は多いとおもいます😅。そりゃ、お口の中でわけわからんことをされるわけですからね。麻酔の注射もありますし💉、ドリルで歯は削るし🔩、血もでることがありますし、、、、、。そもそも歯医者さんを含めて医療機関なんて行かずにすむなら行きたくないところですよ😞。

 

ただ1つだけ確かなことがあります。歯医者さんが苦手な保護者のお子さんはもれなく歯医者さんが苦手です💦。前述した声掛けが後ろ向きになりやすいのもあるのですが、家庭でも歯医者さんが恐いという話を無意識のうちにしていることがほとんどです。嫌でも歯医者さんは最高だと言ってください((´∀`*))。最高ですか❓。最高です!。

 

私達もお子さんが歯医者さんを好きになるよう頑張りますので、保護者の方もご協力いただければ助かります。よろしくお願いいたします。

歯磨き粉を使うと、歯磨きする時間が短くなる❓

今回はよくいわれる歯磨きについての話題について検証していきます。今回は、『歯磨き粉を使うと歯磨きする時間が短くなる❓』についてです。おそらく聞いたことあるのではないでしょうか。結構患者さんにも聞かれます。

「歯磨き粉を使うと爽快感がでやすいため、すぐに磨いた気になってしまうから。」、「歯磨き粉に入っている発泡剤のせいで、お口の中がすぐに泡でいっぱいになってしまうから。」など、一見もっともらしい理由まで添えられています。納得してしまいそうですね😞。

では実際どうなのでしょうか。これに関しては論文がきちんとでています。どんな論文か簡単にみてみましょう👍。

🌟ある集団に対して以下3通りの歯磨きをしてもらい、その時間を計測した。

  • 歯磨き粉を使わない。
  • 歯磨き粉を使う。(発泡剤無し。)
  • 歯磨き粉を使う。(発泡剤あり。)

ただし2と3の歯磨き粉の成分は、発泡剤の有無以外同一とする。

さて結果はどうだったのでしょうか❓

結果は3つのやり方とも歯磨きの時間に差はでませんでした😲。歯磨き粉の使用の有無、そして発泡剤配合の有無に歯磨きの時間は関係がないことがわかったんです。ですから歯磨き粉を使うと、歯磨きをする時間が短くなるというのは完全にデマなんです。

逆に歯磨き粉を使わない方では、ブラッシング時間が短くなってしまうとういう報告があります😲。やってみるとわかるのですが、歯磨き粉を使わないと、歯ぐきに痛みがでやすくなるため、とても磨きにくくなります。歯磨き粉が歯ブラシの滑りを良くしてくれているんですね(緩衝作用とよんでいます。)。また、爽快感や心地よさも激減です。人間だれしも嫌なこと、面倒くさいこと、楽しくないことはしたくないものです😞。歯磨きを使った方が、気持ちよくしっかり歯磨きできるんです👍。

ただ歯磨き粉を使うとお口の中が泡でいっぱいになり磨きにくい方もいるかもしれません。そういった方は発泡剤の少ないタイプの歯磨きを選んでください。もしくは水分が多いと発砲しやすくなるため、歯磨き前に唾液を吐き出したり、水をつけずに磨くようにしてください👍。これだけで結構変わりますよ。

歯磨き粉を使って歯磨きの時間が短くなることはありません。むしろ歯磨きしやすくなりますし、気持ちよさも与えてくれます。また、歯磨き粉に含まれる様々な薬効成分も見逃せません。自分に合った歯磨き粉を是非みつけてくだあい。はっきりいって歯磨き粉を使わないという選択肢はありませんよ。

シーラントの下に虫歯菌が 残っていたら どうなりますか?

今回は時々ある質問から😊。それは、『シーラントをする前にばい菌を全部取りきっているのかどうか?』というものです。うん、シーラントに関して調べている方の質問ですね。歯科関係者かな?しかも若干答えづらい質問です💧。何故なら残っている可能性がかなりの確率であるからです💦。エーって思いますよね😱。

シーラントは歯の溝が虫歯にならないように予防的に埋めてしまう処置です。シーラントを行う前にブラシや超音波で機械的に清掃したり、薬液で化学的にきれいにします。もちろん徹底的にやります。しかし深い溝の底にはどんなにがんばってもばい菌が残ることわかっています😲。もう一度いいます。残っているんですよ(m´・ω・`)m ゴメン…。大事なことなので2回、、、、、。では、これら残ってしまったばい菌の上にシーラントをすると、どうなってしまうのでしょうか?悪くなってしまうのでしょうか?

虫歯は歯の表面に付着した虫歯菌によって引き起こされるダイナミックな変化といえます。普段は虫歯菌とお口の中の環境や歯との力のバランスが保たれていますが、歯ブラシの不良や不適切な食生活により、虫歯菌の活性が勝ってそのバランスが崩れると、虫歯菌が産生した酸によってしだいに歯の硬組織が崩壊し、病変が進行します😞。

逆手にとれば、虫歯菌の活性を押さえることができたら、虫歯の進行は止められるということです。シーラントをすると、シーラントに覆われた虫歯菌と外界が遮断され、虫歯菌への栄養供給が断たれます。栄養が届かなくなった虫歯菌は活性が抑えられるのと同時に、その数を減らしていきます。結果として、歯の溝における虫歯の進行は止まります。まさに兵糧攻め😊。虫歯菌がシーラントの下に残っていたとしても、基本的には大丈夫です。

私が言っているだけでは心配ですよね。実はきちんと論文でも報告されているんです😊。簡単にまとめさせていただきますが、まずシーラントを行った後にばい菌が増殖したという報告はありません。むしろ減少しており、シーラント処置歯はシーラント未処置に比べて平均総ばい菌数が100分の1になっていたと報告されています。さらに、約50%においてはシーラント処置後に生きているばい菌がいなくなっていたとのことです👍。

いかがだったでしょうか。シーラントをして虫歯が進みやすくなることはまずありません。虫歯のリスクが高い方にとってはとても有益な処置となります。

不安なことがあったらなんでも聞いてくださいね。