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2025年8月

歯の神経が生き返る😲

今回は歯の神経のお話です。

 

歯の中には神経が通っています。そのため、虫歯が大きくなると、しみや痛みがでてきます。知覚過敏なんかも神経があるから起こります😞。これだけ聞くと、「歯の神経は無い方がいいのでは❓。」、と思うかもしれません。しかし、神経が無い歯はある歯に比べて、かなり弱くなってしまうのです。歯の寿命が10年は縮むと言われていますね🥶。

 

そんな神経ですが、死んでしまうことがあります。そしてさらに、生き返ることがあるんですΣ(・ω・ノ)ノ!。これがよく見られるのは歯を打った後、いわゆる歯の外傷のあとですね。ちなみにお子さんの方がよく起こります。ひかる歯科ちえこども歯科はお子さんがたくさん来られているので、こういった現象をよくみることがあります😲。

 

歯を打った後は必ず、「しばらくして歯の神経が悪くなってくることがある。」、ことを説明します。歯の神経が悪くなってくると、歯の色が茶色や黒くなってきたり、レントゲンで歯の根の先に病気が確認できるようになります💦。歯の神経が生きているかどうかを調べる検査もあるのですが、それでも死んでいる判定がでるようになります💦。

この原因は歯を強く打った際に、神経が歯の中に入る所で切れてしまったことにあります。神経だけでなく血管も切れてしまうため、歯の中への栄養補給が途絶えてしまうのです。これにより1度神経は死んでしまうのです😞。通常歯の神経が死んでしまうと、歯の神経を取る処置を考えなければなりません。

 

しかし、切れてしまった神経や血管が早期に復活する時もあります。もともとあった神経や血管が再度つながる場合です。この場合は歯の色が変わっても、すぐに元にもどることが多いです😊。期間は大体3ヶ月以内でしょうか。

 

時間がかかる時もあります。死んだ歯の中の組織が少しずつ清掃されて、新しく血管や神経が再生されてきます。この場合は半年から1年ぐらいかかることもあります。しかし、神経が生きているか調べる検査でも生きている判定がでるようになり、歯の色も元通り、病変も無くなります😊(歯の色は完全に元に戻らない時もあります。)。

 

お子さんではこういったことがよく見られるので、歯の神経が死んでしまった思われる症状がでてもすぐに神経を取ったりはしません。しばらく経過をみます。もちろん完全に駄目なときもあるのですが、細菌の感染さえなければ、結構大丈夫なケースが多いです。ちなみに大人ではまずみられません。やっぱり若いってすごいですね✨。

 

 

歯の神経はとても大事です🎁。歯の寿命を確実に短くするので、虫歯の治療でもできるだけ取りたくありません。ましてや虫歯の無い、歯の神経はもっと取りたくない😢。身体の治癒力を信じて、待つのも1つの治療なんですよ。

歯は未来に残りますよ😊

歯は未来に残りますみなさんは恐竜好きですか❓。私は旅行に行くと珍しい石なんかを拾っては持って帰るという悪癖があります😞。家では無駄にスペースをとっていますね。厳選してはいるのですが、だんだん増えていっています。当然、化石なんかも大好物でちょこちょこ探しに行きます。熊本県は御船町や御所浦など有名な化石採掘場も多いです。子供なんか連れていくと必死で探していますよね😊。まあ、恐竜をみつけることはできませんが、アンモナイトぐらいならなんとかみつかるものです。

 

さて、19世紀の始めに発見された恐竜ですが、最初にみつかったのは恐竜のどの部分かご存じですか❓。まあ、すぐわか

りますよね。一応ここは歯医者さんのサイトなのですから、、、、、。正解はそう、歯です🦷。

 

発見されたのは1822年のイギリスです。お医者さんだったマンテルさんがご夫人ととともに散歩をしていました。すると、道路工事をしており石がたくさん積んでありました。その中に、不思議な形で黒光りする石があったのです。大きさは長さ5cm程度、大工道具のノミのような形です。よく見るとそれは歯であることがわかりました😲。

 

当時のイギリスは科学の最先端を走っていましたが、それが何の歯であるかはなかなかわからず、サイか魚の前歯だろうと言われていたようです。しかし、ある研究者がその歯を見たところ、トカゲのイグアナにそっくりであることがわかりました🦎。現在、その化石の恐竜はイグアノドンと呼ばれています。「ドン」はラテン語で「歯」を意味します。イグアノドンは「イグアナの歯」という意味なのですΣ(・ω・ノ)ノ!。

 

御船町でみつかった有名な「ミフネリュウ」も見つかったのは歯でしたね。むしろ歯しかみつかっていません。肉食恐竜であるメガロサウルス科と推定されていますね🦎。他の部位もみつかるといいんですがね、、、、、。歯は未来に残ります

 

実は、歯は身体の中で最も硬いので、化石になりやすいです。歯が始めにみつかり、その周りを調べると他の部位の化石がみつかることは多いです😊。そして、これは恐竜だけの話ではありません。教科書で有名な北京原人やジャワ原人も最初に見つかったのは歯です🦷。

 

そう、私達が死んでも歯は残るんです。たとえ人類が絶滅したとしてもです🥶。遠い未来、未来人が私達の歯を見つけるかもしれません。でも、その歯が虫歯でぼろぼろだったらどうでしょう。見向きもされないで、捨てられるかもしれません😢。未来に恥ずかしくない歯を残すために、歯磨きがんばりましょう。あっ、歯医者さんへの定期受診も忘れずにね。

歯ブラシの交換時期は❓

歯ブラシの交換時期どうしていますか❓。歯ブラシは毛先のコシが命です。毛先が開いて、コシが無くなってくると汚れを落とす力がどんどん落ちてしまいます。きちんと歯磨きしているつもりでも、まったく汚れが落ちていないなんてこともあるかもです💦。適切な時期に交換するのが望ましいですね😊。

 

よく聞くのは、『1ヶ月で交換しよう。』でしょうか。しかし、1ヶ月がベストという明確な証拠があるわけではないのです。ただ、定期的に歯ブラシを交換した方が良いという研究や調査報告は結構あります😲。

 

 

🌟研究1。🌟
小学生を対象に生活習慣と虫歯の関連性を検討した研究の中の1つです。歯ブラシの交換時期が「1~3ヶ月ごと。」の児童と、歯ブラシの交換時期が「3~6ヶ月ごと。」の児童で、虫歯の数を調べました。結果は、歯ブラシの交換時期が短い児童の方が虫歯の数が少なくなりました。

 

🌟研究2。🌟
定期的な歯ブラシ交換の有効性を調べた研究です。2週間ごとに歯ブラシを替えるグループと1度も歯ブラシを替えないグループの2つを作り、10週間経過をみました。結果は、同じ歯ブラシを10週間使用したグループでは、歯ブラシの毛先の開き具合が大きく、磨き残しも多くなったそうです。

 

うん、確かに歯ブラシは定期的に替えた方が良さそうです。でも、どこにも1ヶ月で替えるべきという根拠はありませんよね💦。どうしてかといいますと、歯ブラシの毛先の開き具合(歯ブラシの劣化具合といってもいいかもしれません。)は個人差が大きいのです。1日に何回、どれぐらいの時間歯磨きをするのか、歯ブラシをあてる力はどうか、歯ブラシを咬んだりしていないかなど様々な要素が絡んできます。使い方だけでなく製品によっても変わってくるでしょう。そのため、すべての人が1ヶ月で歯ブラシを交換した方が良いとは言えません😢。もっと短い期間で変えた方が良い方もいるでしょうし、2ヶ月、3ヶ月使っていても大丈夫な方もいるのです。

 

ただまったく意味が無いわけではありません。歯ブラシの使用状況がわからない場合や、集団を対象に歯ブラシの交換時期について説明するときは、期間がはっきりしていてわかりやすいです。これはこれで意義があります👍。
しかし本来は、毛先の開き具合をみて歯ブラシを交換すべきです。歯医者さんに通われている方は、ご自身が使っている歯ブラシもみてもらうことをお薦めします。歯ブラシのやり方だけでなく、交換時期などについてもアドバイスできることがあります😊。なんでもご相談くださいね。

8月13日から17日までお盆休みです

この度の熊本豪雨で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
当院も駐車場は浸水しましたが、建物は無事でした。
県内では多くの被害がでたという報道をみました。
被害にあわれた皆様の安全と、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

8月13日~17日までお盆休みとなっております。
どうぞよろしくお願いいたします。

キシリトールの全身への影響は❓

キシリトールはずいぶん有名になりましたね😊。もう知らない方はいないのではないでしょうか。虫歯菌のエサにならないため、虫歯にならない甘味料として今もたくさんの製品に使われています。他にも虫歯菌の増殖を抑える🦠、歯垢(プラーク。)が歯の表面に付きにくくなる、歯の再石灰化効果があり歯を強くしてくれるなど、虫歯にならないだけでなく、虫歯の予防効果もあることがわかっていますΣ(・ω・ノ)ノ!。キシリトールの効果

 

キシリトールは白樺や樫、ブナなどから抽出されるキシランヘミセルロースを原料にして工業的に作られています。ただ、自然界にも普通に存在しており、多くの果実や野菜に含まれています。例えばイチゴには、乾燥重量100g中に300mgほど含まれますね🍓。現在流通しているキシリトールは人工的に作られたものがほとんどですが、もともと自然界にあるものですね😊。

 

甘味は砂糖とほぼ同等、口の中で溶ける際に熱を吸収する性質から、摂取すると爽快感や清涼感があり、くどさの無い甘みが特徴です😊。そのため、ガムや飴などで重宝されています🍬。

 

全身的な影響ですが、まずカロリーが砂糖より低いです。キシリトールのカロリーは砂糖の約75%ほどですね。また、血糖値を下げるインスリンとは無関係に代謝されます。血糖値の上昇もないため、糖尿病患者の食事にも活用されています。ということは、ダイエットにも使えますね😊。

 

そうなると、どんどん使えばいいと思うかもしれません。ただ、そう簡単にはいかない事情もあります💦。
まずはコストの問題。他の甘味料(砂糖を含めて。)より割高です。
そして、有名な副作用としては下痢でしょうか。キシリトールを含む製品には、『食べ過ぎるとお腹を下す可能性がある。』と注意書きがされていますね😞。キシリトールは胃や小腸ではほとんど消化されず大腸へと移行していきます。少し難しい話になりますが、大腸内の浸透圧が上昇し、大腸内の水分の吸収が抑制、大腸内に水分が引き込まれることになります。結果として下痢や腹部の不快感が生じるのです💧。緩下剤を服用している方や、お子さんが摂取する場合は注意が必要ですね。

 

また、アレルギーの報告もあったりします😲。症例は多くないのですが、食品や歯磨き粉・薬剤に含まれるキシリトールが原因とされています。天然にもあるといっても油断はできません。

 

キシリトールは世に出てだいぶ時間が経っており、その有効性や為害性ともだいぶはっきりしています。近年、他にも様々な甘味料がでてきていますが、キシリトールはかなり名前が売れている甘味料ですね。今後も、いろいろな製品が出てくると思われます。正しく使って、有効に活用しましょう。

隠れ虫歯にご注意をΣ(・ω・ノ)ノ!

今回は隠れ虫歯についてのお話です。隠れ虫歯って何って感じですよね❓。隠れ虫歯の定義は、『視診(見る検査。)では見逃されるが、レントゲン検査や他の虫歯検査機器によって探知される象牙質(歯の表層はエナメル質という生体で1番硬い組織で覆われています。その内側に象牙質があります。)まで進行した虫歯である。』、となっています。ようは、見た目は大丈夫だけど、結構進んでいる虫歯と思ってください😢。削っての治療が必要な状態です。英語では「Hidden Caries」と呼ばれています👹。

 

 

どれぐらいみてもわからないかといいますと、診療室でしっかりみてもわからいほどです。私の目が“ふしあな”であることを考慮しても、みるだけでみつけるのは難しいです。当然、学校歯科健診などでは絶対にみつかりません😢。だって、穴どころか色も変わっていないことがあるのです。本当にとんでもない奴なんです。

 

しかも頻度もまずまず高いです。研究報告によって差はあるのですが、大臼歯と呼ばれる奥の大きな歯(前から6番目、7番目の歯。)で10%ぐらい、小臼歯と呼ばれる真ん中ぐらいの歯(前から4番目、5番目の歯。)で1%ぐらいとされています。大臼歯の10%は結構高い数値ですよね😢。しかも、複数歯で認められることもあり、1歯でみつかったら全体調べた方がよくなってしまいます💦。

虫歯は怖い

 

 

とにかく、みただけではわからない大きめの虫歯が10%はあるということです。歯医者さんならレントゲンを撮ると思わぬところに虫歯がみつかる経験はみんなあるはずです🥶。そのため、私達歯医者さんも基本疑いの目でみています。少しでも不安がある、患者さんに症状があればレントゲンを撮らせていただきます。虫歯のリスクが高いと必要と判断すれば、特に何もなくてもレントゲンを撮りますし、定期的にレントゲンを撮らせていただく場合もあります👍。ただ、レントゲンの撮り過ぎは別の意味で問題ですから、そこは考慮しながらになりますね。

 

みなさんも注意してください😲。学校歯科健診のような集団健診でみつからない虫歯はたくさんあります。隠れ虫歯のように、歯医者さんでみてもわからない虫歯があるぐらいですからね。当然です🙇。健診で大丈夫でも気になることがあったら、歯医者さんへ行くようにしましょう。少なくとも健診よりは正確にみることができますし、必要ならレントゲンなど精密検査も行えます。90%は空振りになるかもしれませんが、10%にあたる可能性がありますし、当たった場合は早期の治療が可能になります。歯の寿命を確実に伸ばせるのです。隠れ虫歯は大きめのことが多いため、みつけるなら早い方がいいです👍。気になることがあればいつでもご相談ください。

開催、第12回歯医者さん体験( ゚Д゚)。

今年もやりましたよ。毎年恒例、歯医者さん体験です🎉。ひかる歯科ちえこども歯科の開業以来、8月第1週の水曜日に必ず行っています。そこそこ人気があり、毎年定員は軽々埋まってしまいます👍。もちろん無料でお土産つき🎁。現在、参加対象となる方は、定期健診や矯正治療などで長く定期的に来院されているお子さんとさせていただいております。

 

実は開業して3年ぐらいは大体的に広告を出して募集をしていました。学校新聞なんかにも出していたんです。するとどうなるか❓応募が多すぎて応募者の把握や参加者の選別、そしてその連絡などすごく大変だったんです( ノД`)シクシク…。ひかる歯科ちえこども歯科程度の規模の企業では、かなりの負担となってしまいました。当時は今より人も少なかったですしね😢。電話がずっと鳴っている感じになっていましたね、、、、💧。まあ、そういった反省も踏まえて、現在のように長く通っていただいているお子さん限定のイベントとなっています😅。

 

内容は始めに歯や歯ぐきについての講習が15分程、話し上手な歯科衛生士さんにしてもらっています。その後は4グループに分かれて4つのセクションを回ってもらうのですが、お子さん達には手術着を着てもらうんです👘。雰囲気でますよー!終わったらみんなで記念撮影を行い、お土産をもらって終了です。

 

4つにセクションについてみてみましょう😊。
⓵、お口の中にどんな歯があるかみてみよう🎉。
自分のお口の中にどんな歯があるか鏡でみながら確認します。そしてそれ
を紙に書いたりシールを張ったりしながら同じ状態を作っていきます。歯医者さんでは『歯式を取る。』という処置ですね😊。

 

⓶、歯医者さんのチェアーや機械、器具を使ってみよう🎉。
実際に歯医者さんが使うチェアー(患者さんが座るイスですね。)を動かしてもらいます。チェアーには模型(ファントムジョージ君と呼んでいます。)が置かれており、その模型のお口の中を歯医者さんの器具(ミラーなど。)でみてもらいます。いつもは見られる側でしょうから、ちょっと不思議な感覚になりますよ👍。そして歯医者さんが清掃で使う機械と器具(電気エンジンとそれに取り付けるブラシ)を用いてファントムジョージ君のお口の中をきれいにしてもらいます。

 

⓷、型取りをしてみよう🎉。
皆さんもお口の中の型取りをしたことあるのではないでしょうか。アルジネートと呼ばれる粉と水を混ぜて練り合わせ、実際に型取りをしてもらいます。うまく練り合わせるのは結構難しいですよ😊。

 

⓸、白い詰め物をしてみよう🎉。
歯につめる白い材料(コンポジットレジン、CRといいます。)を使って、虫歯治療をしてもらいます。特殊な光をあてると固まる材料で、みんな夢中になって詰めていますよ。4つのセクションの中で1番人気です😊。
いかがでしょうか。おもしろそうだと思ったら是非参加を検討してみてください。私達も自分のしている仕事に興味を持っていただければ大変嬉しく思います。