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2024年6月

上の総入れ歯を金属で❓

今回は上の総入れ歯についてのお話です。総入れ歯とはすべての歯が無くなった場合に作る入れ歯ですね😞。この総入れ歯、通常はレジンといわれる合成樹脂で全体を作っていることが多いのですが、まれに上の総入れ歯で、口蓋といわれる部分を金属で覆ってあることがあります。一体何が違うのか❓今回はその違いをみていきたいと思います。

🌟全体をレジンで覆っている総入れ歯。🌟

一般的によくみられる総入れ歯です。保険が適応され、作製までの費用は大体3割負担で1万ちょっとぐらいですね。

【メリット】

・保険が適応される。      ・調整しやすい。

・修理しやすい。

【デメリット】

・壊れやすい。         ・厚みがでやすい(3mm程度。)。

・しゃべりにくい。       ・違和感が大きい。

・温度がつたわりにくい。

🌟一部(口蓋。)を金属で覆っている総入れ歯。🌟

まれにみられる総入れ歯です。金属もコバルトクロム合金やチタン合金、金合金など種類があったりします。保険がきかないため、金属の種類や歯医者さんによって値段が変わりますが、20万円から60万円ぐらいはします。

【メリット】

・丈夫で使えなくなるほど壊れることは少ない。

・薄くできる(0.7mm~1mm程。)。

・しゃべりやすい。       ・違和感が少ない。

・温度がつたわりやすい。

【デメリット】

・保険がきかない。       ・調整しにくい。

・壊れにくいが、万が一壊れた場合修理が難しい。

いかがでしょう。どちらも良いところ、悪いところとあります。それを踏まえて私個人の考えを書いていきます。

私個人としては20万円から60万円かけて、一部(口蓋。)を金属で覆ってある保険外の総入れ歯を作製する意味はあまり無いと考えています😲。

全体をレジンで覆ってある保険内の総入れ歯のデメリットはほとんどが慣れてくるものです。確かに壊れやすいのですが、大体即日修理が可能です😅。不安な方はスペアの入れ歯を作製することも可能です。20万円あれば10個以上つくれますよ(笑)。なによりお口の中は少しずつ変わっていきます。調整がしにくいのは結構困るのです💦。場合よってはできないこともあります💧。

ですから私が、一部(口蓋。)を金属で覆ってある総入れ歯を保険外で作製する場合は以下の通りです。

  • どうしても全体をレジンで覆ってある総入れ歯(保険内。)に慣れることができず、一部(口蓋。)を金属で覆ってある総入れ歯(保険外。)を作製することでそれが確実に改善できる判断したとき。
  • 咬む力が強く全体をレジンで覆ってある総入れ歯(保険内。)では頻繁に壊れてしまうとき。

初めて総入れ歯を作る方に、一部(口蓋。)を金属で覆ってある保険外の総入れ歯をおすすめすることはありません。あくまで私個人の考えですので、いろいろと意見はあると思いますが、ひかる歯科ちえこども歯科としてはこの方針となりますでご了承ください。

誤飲と誤嚥?誤嚥性肺炎って?

今回は誤飲と誤嚥についてです。まずそれぞれの定義をみてみましょう

誤飲・・・食べ物や飲み物でないものを誤って飲み込んでしまうこと💦

誤嚥・・・食べ物や飲み物、その他異物が食道ではなく気管にはいってしまうこと💦

簡単に違いをいうと、食道・胃の方へ落ちるか、気管・肺の方に落ちるか、になりますね。ではまずは誤飲からみていきましょう。

さて、この誤飲。一番注意が必要な時期はいつになるでしょうか?

正解は『乳幼児期』になります。あいつら何でも口にいれますからね😊。少しの油断も許されませんよ😊。かわいんですけどね、、、。

多いのはタバコやコイン、ペットボトルの蓋、化粧品、電池類(特にボタン型電池)、アクセサリー、おもちゃ、医薬品などです💧。液体型の石鹸や洗剤も注意が必要ですね💧。ほかにもいろいろあります、、、💧。

しかし、この乳幼児期の誤飲、侮ってはいけません。誤飲するものによっては胃洗浄、内視鏡や開腹による手術が必要になることもありますし、最悪命にも関わります🥶。

この時期は大人の方が注意していただくことが大事です。危ないものはとにかく片づける😠。お子さんの手の届かないようにすること😠。これにつきます。まあ、予想を超えてくるのがヤツラの恐ろしさですけどね。本当、かわいんですけどね、、、、、、、、、、、、、、、。

では大人では誤飲は起こらないのか?実はこれが結構あります😲。しかも医療に関係するものが多いです💦。

まず、医薬品の誤飲です。飲む量を間違える、他人のお薬を飲んでしまうなどです。御高齢の方や認知症の方で多い誤飲ですね💧。

そして、次に歯医者さん関連の誤飲です。これも多いんです💦。みなさんも経験があるかもしれません。白い詰め物や銀歯、仮の詰め物などがとれてしまい、飲み込んでしまうことが結構あります。いつの間にか無くなっているなんて時もありますね💦。大きいものでは入れ歯もあります。正直、どうしてそれを飲み込んだと思ってしまうぐらい、大きめの入れ歯を飲み込んでいる症例をみることがありますΣ(・ω・ノ)ノ!。

ちなみにこの歯医者さん関連の誤飲、治療中に起こることもあります💦。一番多いのは銀歯の調整中ですね。たいていは落としてもすぐ取り出すことができますし、患者さんが自分で出してくれることもあります。しかし、極まれにですが、誤飲にまで至ることがあるんです( ノД`)シクシク…。

歯医者さん関連の誤飲では、小さくて自然排出するものはレントゲンを撮りながら経過をみます😊。尖っていたり、大きなもので自然に排出しない場合には内視鏡や開腹による手術になる場合もあります😞。

私も誤飲まで起こしたことは無いのですが、お口の中に銀歯を落としてしまったことは何度かあります🥶。長く歯医者さんをやっていると、これをしたことが無い方はいないのではないでしょうか。みなさん治療中は気を付けましょう!!!ひょっとしたら何かが落ちてくるかもしれないと常に気を張っていてくださいね!!!私も注意します。ごめんなさい🙇🙇🙇🙇🙇。

 

さて今度は誤嚥についてみていきましょう。

この誤嚥ですが、やったことが無い方はいないのではないでしょうか。典型的な誤嚥は、いわゆる食べ損ない・飲み損ないから起きるもので、むせや咳を伴うものです。これは健康な方でも起こります。誤嚥物を出そうとする体の正常の反応です😊。

この誤嚥、誤嚥するものによっては窒息のリスクがあります💧。特に小さなお子さんや御高齢の方は注意🙅。代表的な食べ物はお餅になりますでしょうか。毎年必ずニュースになりますね( ノД`)シクシク…。その他、窒息の原因となった食べ物を挙げると、飴やグミにラムネ、ピーナッツなどの豆類、トマトやぶどうにサクランボ、卵やパンにせんべい、こんにゃくやこんにゃくゼリーなどなど、、、。もうなんでもありですね😞。中には「こんなもので!」とびっくりするものもあります😲。

正直気を付けるといっても完全に防ぐのは難しい😞。誤嚥したことが無い人を見つける方が難しいぐらいですしね💧。ですから、みなさんも対処法を覚えておきましょう。

対処法としては、、、

☆口から誤嚥物が見える場合は、指で掻き出す。

 ☆背部叩打法

☆ハイムリッヒ法(腹部圧迫法)

☆対処が難しい、意識がレベルの低下が見られればすぐ救急車を呼ぶ。

等でしょうか 詳細は検索お願いします。

また、誤嚥しにくいような形態の食事にすること、よく咬んでゆっくり食べること、一口を詰め込み過ぎないこと、良い姿勢で食事を行うことも誤嚥窒息予防に効果があります😊。

むせや咳だけで改善する軽いケースならいいのですが、場合によっては誤嚥物を除去するため内視鏡、もしくは開胸手術が必要になることがありますし、何より命にもかかわります。小さなお子さんや御高齢の方は注意し過ぎるぐらいでいいかもしれません💦。

ちなみにこの誤嚥、歯医者さんの治療中にも起こりやすいです💧。ですから私たちも万が一に備えて、上記の対処法はマスターしています。今のところ使わずにすんでいますが、今後も使わずに済みたいものですね😊。

 

さてこの誤嚥、これについてはもう一つ大きなテーマがあります。それが誤嚥性肺炎です😲。聞いたことがある方もいらっしゃるのではないかと思います。

次はこの誤嚥性肺炎についてみてみましょう❤。まずは肺炎についてです。

世界的には5才未満のお子さんの死亡原因1位となっています😞。しかし、日本においては、小さなお子さんが肺炎でそんなに亡くなっているイメージはあまり無いですよね?それもそのはず、世界で言う肺炎は感染症を直接の原因とするものがほとんどです。日本の医療、感染症対策は世界屈指、ありがたい話ですよね😹。

では、日本において肺炎は少ないのか?実はそうでもありません。日本でも全世代死亡原因第3位となっています😞。しかし、世界とは違い、日本では年齢が上がるほど肺炎を原因とした死亡率が上がるという特徴があります。つまり御高齢の方にこそ注意が必要なんです💧。そしてこの肺炎の多くを占めるのが誤嚥を原因とした、誤嚥性肺炎といわれています💦。

原因として、老化による機能低下や免疫力低下、脳梗塞や脳出血などの疾患を原因とする機能障害があります。飲み込む機能が低下し、誤嚥しやすくなることが一つ目の原因。そして、むせや咳など、誤嚥した際に誤嚥物を吐き出そうとする反応がでにくくなることが二つ目の原因です😞。特にむせや咳がでにくくなっていると、誤嚥していることがわかりにくくなります。誤嚥が見過ごされ、いつのまにか重度の肺炎になっていることも珍しくありません🥶。

ではこの誤嚥性肺炎を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?まずは誤嚥性肺炎の3大リスク因子をみていきましょう💦。

★1、お口の中や喉における細菌の増加💧

・口腔清掃、ケアの不足

・自浄性の低下(よく咬まない、咬めない、唾液量減少、胃瘻など)

★2、免疫力の低下💧

・加齢

・薬剤(ステロイドや免疫抑制剤など)

・糖尿病

・ストレス

・低栄養

 ★3、誤嚥💧

・嚥下機能の低下

・誤嚥した際のむせや咳などの反応低下

それぞれに対する対応法です😊。

◎、★1に対して

お口の中や喉の細菌を減らすことはとても重要です。たとえ誤嚥したとし

ても、細菌が多いか少ないかで結果が変わります😊。歯ブラシをしっかり行うこと、入れ歯があれば入れ歯もきれいにすること、よく咬んで食べること、唾液を減らさないようにすること、いずれも大事です😊。

注意が必要なのは胃瘻など、お口から食べなくなったときでしょうか💦。

お口から食べなくなれば安心と思う方が結構多いのですが、逆なんです。

咬むことでお口の中がきれいになる作用があります。胃瘻の方でお口のケアをされていない方は、細菌がどんどん増えます。なんというか、普通ではみられないすさまじい状態になるんですよ🥶。

◎、★2に対して

加齢など避けられない要因もありますが、一言でいうと「健康に規則正しい、ストレスの無い生活を送ろう。」となりますかね(笑)。なかなか難しい、というかそんな生活うらやましい💦。

◎、★3に対して

まず誤嚥しにくいように食事の形態を工夫する、誤嚥しにくい体位で食事をとる、一口を少なめにするなど日常生活でもできることがあります😊。それに加えて、お口の周りの筋肉や飲み込みに係る機能を強化するリハビリを加えていきます。自分でできるものもあれば専門的なものもあります。

いろいろな運動がありますので検索してみてくださいね。できれば悪くなる前、今からでも取り組んで損はありませんよ。

誤嚥しやすくなると食事をとるのがおっくうになります😞。これが低栄養、機能や免疫力の低下を引き起こし、誤嚥性肺炎へと繋がります。そのため、一度誤嚥性肺炎を起こすと、その後も発症を繰り返すという特徴があります🥶。今からでもできることはたくさんあります😊。生涯食べる楽しみを続けるため、できることから始めてみませんか。

インビザラインの治療症例を追加しました

こんにちは!

インビザラインフル(永久歯のマウスピース矯正治療)の症例紹介に症例を追加しました。

ページ下部の方なのでスクロールして インビザラインの症例紹介までいってみてみてください。

症例7

下顎の前歯が 先天欠損(うまれつきない)で1本不足している患者さんです。

こういう場合、前から3番の犬歯、6番の第一大臼歯の 噛み合わせを1級につくるのが

難しいのですが、そういった噛み合わせもきちんとできました。

先天欠損の患者さんについては

症例3

も同じように下顎の前歯が3本しかない患者さんの症例です

そちらのかみ合わせも3番と6番がきちんと1級にできているのでみてみてください。

インビザライン 学生応援キャンペーン 8月31日まで

インビザラインの学生応援キャンペーンを行います。

8月31日までに治療開始される方には、割引価格をご案内しております。

詳しくは矯正相談にてお伝えします。

患者さんの歯並びの気になっているところは?

インビザラインで治すのに向いている歯並びかどうか

期間は?

費用は?

通院間隔?

といったことについてお話します。

 

対象 インビザラインフル(抜歯症例も含めた5年保証の自由度の一番高いプラン)

対象は、 小学生、中学生、高校生、大学生 になります。

「矯正相談希望」

とご予約ください。

学生さんの矯正相談は、必ず 保護者同伴でお願いします。

インビザライン 学生 応援 キャンペーン

#インビザライン
#学生応援キャンペーン

 

 

 

 

 

 

 

 

保険診療とキャッシュレス!②

①の続きですよー(# ゚Д゚)。

①では歯医者さんとキャッシュレス決済端末を
貸してくれている業者との関係や、「保険診療は駄目🙅、保険外診療は対応します。」という条件が多い理由について書いてみました。条件付きキャッシュレス対応については他の業種でもよくみられます。まあ、やさしい目でみてください👀。それぞれの業者さんでいろんな事情がありますので🙇。
 さて次の問題は歯医者さん、というより保険診療とキャッシュレス決済の関係についてです。みなさん知っての通り保険診療は厚生労働省、つまり国によって管轄されています。私たちが自由に料金を決めているわけではありません。こういった場合、キャッシュレス決済はどうなのでしょうか❓。
 実は以前、厚生労働省の方とこの件でお話をしたことがあります。厚生労働省の方に、「ひかる歯科ちえこども歯科さんでは保険診療でキャッシュレス決済をしていますか❓。」と聞かれました。「していますよー。」と答えたのですが、その厚生労働省の方は「そうですか。」と少しパッとしない顔で反応されたので、私は、「駄目なんですか❓。」と質問させていただきました。
 保険診療は日本全国どこでも同じ料金で同じ診療を受けることができるのが基本です👍。そのため保険診療を行う医療機関において、他の業種でよくある割引券やポイントカードなどの制度は禁止されています😲。過競争により医療の本質である診療の質の低下を防ぐためです。これは保険医療機関の保護にも繋がっています。こういったことは保険診療に携わる私もよくわかっているつもりでした。
でもキャッシュレス決済を行った場合その方にポイントが付きますよね㌽。厚生労働省の見解になるかと思いますが、これは割引をしている、またはポイントカードを発行しているのと同じではないかということなのです😲。確かにそうだなと思いました。
ただしです。法律的にそれを禁止できるだけの根拠も無いとのことでした💧。キャッシュレス決済自体は医療機関が作ったサービスではありませんし、医療機関が得をするものでもありません(むしろ手数料を取られています。)。キャッシュレス決済をしているからという理由で医療機関を決める方もいるかもしれませんがごく少数でしょう。国としてもキャッシュレス決済を推していますし、「好ましくないところもあるけれど、時代の流れで仕方がない。」といった感じのようです😅。
というわけで、保険診療もキャッシュレス決済大丈夫です。あとは個々の医療機関がどうするかに委ねられていますが、今後も増えていくことは間違いないでしょう。

保険診療とキャッシュレス!①

今回は歯医者さんのキャッシュレス事情についてです✕💰✕。キャッシュレスできる歯医者さん、だんだん増えていますね👍。現在、歯医者さんにおけるキャッシュレスへの対応は大きく3つに分けられています。

⓵条件無しで対応可能!
⓶何かしらの条件付きで対応可能!
⓷キャッシュレスできない!

⓵は保険診療や保険外診療、物品などすべてについてキャッシュレスに対
応している歯医者さんです。ひかる歯科ちえこども歯科はこれにあたります😊。特に問題ありません。どんどんキャッシュレスしてください。まあ、現在はクレジットカードだけですけど💦。次に⓷、この場合は現金決済のみですね💰。文句をいっても無駄です。いつもニコニコ現金払いでお願いします😊。
 
さて今回は取り上げたいのは⓶の場合です。何かしらの条件付きで対応可能とはどういうことでしょう❓。例を挙げると、「保険診療は駄目🙅、保険外診療は対応します。」や「お支払額が3000円以上なら対応します。」、「手数料を○%いただきます。」などです。歯医者さんで多いのは「保険診療は駄目🙅、保険外診療は対応します。」ですね。
 実はこれ契約違反となります😲。私達事業者側はキャッシュレス端末を借りる際に、どんなお支払いでも無条件に対応するという条件の下、キャッシュレス端末を借りています。これはどの業種も同じです。ですから上記のような条件をつけたら本来いけないのです💧。
 ですからキャッシュレス端末を貸している業者さんに連絡を入れると、きちんと対応するよう事業者側に連絡注意がいきます。対応が改善されなければキャッシュレス端末の利用停止などもありえます💦。
 
ただ他に罰則はありませんし、実際利用停止になることはまずありません。キャッシュレス端末を貸している業者さんからすれば、そこに置いておくだけで手数料が取れるんです💰。ちょっと違反しているぐらいで利用停止にするのはもったいない。ですから実質野放しです。

 時々、違反であることを知っていて条件無しでのキャッシュレス対応を求める方がいるようですが、今後もそこを利用するなら得策ではありません。前述した通り事業者側に実質罰則はありません。事業者側からすれば1人にそれを許すと、すべての方に同じ対応をしないといけなくなり方針転換を考えなければなりません。正直面倒と思うでしょう。正しいことを主張してはいるのはわかります。しかし事業者側からすれば、ちょっと注意が必要な人として覚えられる可能性が大きいです😢。

 まあこれについては手数料の問題が大きいのでしょう。業種により手数料は変わりますが、もともとの利益率が低い買い物に手数料まで取られるとたまらないというのが事業者側の本音だと思います( ノД`)シクシク…。歯医者さんでは保険診療がこれにあたります。そのため、「保険診療は駄目🙅、保険外診療は対応します。」という歯医者さんが多いのです( ノД`)シクシク…。

②へ続く
 

九州デンタルショーに行ってきたよΣ(・ω・ノ)ノ!

6月2日(日)、今年も九州デンタルショーに行ってきました✌。一般の方にはあまりなじみはないイベントですよね。でも、歯医者さんや歯科衛生士さん、そして歯科技工士さんにとっては結構大きなイベントです👍。毎年この時期に福岡で行われます。今回はマリンメッセ福岡での開催となりました。グランメッセ熊本の海、福岡バージョンですね😊。しばらく福岡国際会議場で開催されていましたが、ひさびさのマリンメッセ福岡での開催です。実は結構楽しみにしているイベントだったりします😊。
 
 九州デンタルショーでは歯医者さんで使う機械や材料、システムなどを開発・作製している主だったメーカーが一堂に会します😲。実際に機械や材料に触れながらメーカーの方から説明をうけることができますし、試供品をもらったり、機械の貸し出しの約束をしたりできます。もちろん一気に購入までしてしまってもかまいません。やはりというか歯科において話題になっている治療に関する展示が多くなり、歯科界の潮流を肌で感じることができますよ👍。どのメーカーも『推しの商品』があり、すごく推してきますね((´∀`*))。人気のブースは並ばないと担当者と話もできません。
 
 その他にも、たくさんのセミナーが開催されたり、普段なかなか会えない知り合いの歯医者さんに出会えたりするのも楽しみの1つですね。当院がお世話になっている出入り業者さんきていて、取引のある歯医者さんへの挨拶に余念がないようでした。相変わらず大変そう😞。
 
 午前9時に開場だったので、それにあわせて行ったのですが結構並んでいましたΣ(・ω・ノ)ノ!。私個人としては、行列に並んでまで早く入りたいのかは疑問なのですが、超人気のラーメン屋並みに人気です。中の混雑ぶりをみていると、歯医者さんの世界もまだまだ盛況だなと思います😊。
 
 私もお目当ての機械や材料なんかをしっかりみることができてご満悦、様々な新商品の資料や試供品もいただくことができました。4時間ほど滞在させていただきましたが、とても有意義な時間を過ごせました。日曜日なのに仕事ですよね、これって😞。
 
 気になっているのは以前(私が福岡にいた頃。20年程前。)に比べると規模が小さくなっており、勢いも無くなってきていることでしょうか💧。現在は土日の2日間の開催ですが、前は金土日の3日間あったんですよ。試供品もばらまくように配っていました。それはもう花咲かじいさんのようにです🌸。最近はきちんと名前や医院名を書かないともらえなかったりします。まあ、医療法の問題もあるらしいですけどね。うーん、どうなんでしょう。歯医者さんの世界はやっぱり衰退していっているのかな❓一応不況業種らしいですよ。

睡眠時無呼吸症候群って怖いんです🥶

皆さんは睡眠時無呼吸症候群を聞いたことはありますか❓。テレビや雑誌で取り上げられることも多いので、もう知らない方はいないかもしれませんね。でもその怖さまではあまり広がっていないように思います。今回はそんな恐いお話です🥶。
 現在日本では5人に1人が不眠やいびき、日中の過度の眠気など何らかの睡眠障害を自覚しているといわれています。睡眠障害にもいろいろあるのですが、睡眠時無呼吸症候群はその中で最も多くを占めています😲。
 睡眠時無呼吸症候群は寝ている時に、『呼吸が止まり、目が覚める。』、を繰り返す病気です。そのため深い睡眠がとれず、日中に非常に強い眠気に襲われます。これだけでも問題なのですが、他にもたくさんの問題がでるのです🥶。
★高血圧。
 呼吸が止まるため、身体が慢性的な酸素不足に陥ります。その酸素不足を補うために心拍数を上げて酸素を送ろうとします。その結果、高血圧になってしまうのです。睡眠時無呼吸症候群の方の高血圧の割合は健常者の2倍です🥶。
★虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など。)。
 高血圧に伴い動脈硬化もすすみます。心臓を酷使するのも相まって、虚血性心疾患になりやすくなります。睡眠時無呼吸症候群の方の虚血性心疾患の割合は健常者の3倍です🥶。
★脳血管障害(脳梗塞や脳出血など。)。
 高血圧に伴う動脈硬化や脳の酸素不足などから脳血管障害が起こりやすくなります。睡眠時無呼吸症候群の方の脳血管障害の割合は健常者の4倍です🥶。
★糖尿病。
 睡眠不足によるストレスにより糖尿病になりやすくなります。睡眠時無呼吸症候群の方の糖尿病の割合は健常者の1.5倍です🥶。
 その他にも高コレステロール血症など、いわゆる生活習慣病といわれる病気は、のきなみかかりやすくなります。逆流性食道炎やうつ病、認知症なども併発しやすく、お子さんですと発育障害、注意欠如、多動性障害も起こします😅。
 特に中等度以上の睡眠時無呼吸症候群ですと将来の生存率に直結します💦。中等度以上の睡眠時無呼吸症候群を放置した場合、8年後の生存率は、治療を受けた方と比較して約63%まで低下したと報告されています😲。生存していても、生活機能を著しく損ない、ひいては要介護状態に陥る可能性が高まっています。恐い🥶。
 どうでしょう。思っていたより怖くないですか。データを見る限り治療をきちんとした方がよさそうです。そしてその治療の中には、歯医者さんで作る装置を使うこともあります😲。ただ、保険診療では耳鼻科とのタイアップが必要で装置に制限があります。そのため保険外診療でよりよい装置を作製する歯医者さんもありますね👍。
 睡眠障害と歯医者さん、一見するとあまり関係なさそうですよね。私達歯医者さんもまだまだ勉強、研鑽しないといけないところでもあります。何か不安があればいつでもご相談くださいね。

0歳からどうぞ 😊

今回はよく聞かれる質問からです。その質問は、『こどもはいつから歯医者さんに連れてきたらいいですか❓。』、というものです。みなさんはいつからだと思われますか❓。正解は「0才から。」、「歯がでてきたらすぐ。」となります。早すぎると思われますかね。
 現在、お子さんの虫歯は減少傾向にあります。そんな状況においても、わざわざ0才から歯医者さんに行く必要があるのか❓、という声もあります。しかし、虫歯は病変を除去し人工物に置き換えるという、いわば“引き算”的な病気であるため、確実に将来虫歯になるかならないかを見極める方法や検査ができない限り、虫歯になる前に、虫歯にならないよう、歯医者さんでみていくことがベストな選択です👍。

 また虫歯以外にも大事な要素があります。歯周病もそうですし、歯並びもそうです。こういった要素も早め早めに先手を打つことで、適切かつ的確な治療ができますし、うまくすれば小さな手を加えることで、大きな治療をすることなく済む可能性もあります👍。成長過程でしかわからないことや、できない治療があるのです。
 ひかる歯科ちえこども歯科が開業して一貫して目標にしているのが、
「現在診療しているお子さんが大きくなって、お口の中で困らない状態にすること、そしてそのお子さんに子供が生まれたあと、その子供を当院に連れてきてくれること。

というものがあります。この目標を達成するためには、できるだけ早くからみせていただいた方が有利になります😊。ひかる歯科ちえこども歯科では、単にお子さんの治療をするだけでなく、お子さんがその後の長い人生を健康かつ充実したものにするための礎を作ることを目標にしています。
 それでは0才からお子さんをみていくことでどのような利点があるのでしょうか❓。実はたくさんの利点があります、少しずつみていきましょう😊。
🌟何も病気が無い所からのスタートできることが多いです。🌟
どういうことと思われるかもしれませんね。意味がよくわからないと思います。でもこれってすごいことなのです😲。通常歯医者さん(お医者さんもそうですが。)何の病気を持たずにくることは珍しいのです。定期的な受診をしている方も何かしら問題があるから受診しているわけです。何も病気が無い所に悪い所を気にすることなく、予防のためのアプローチだけを集中してできます。予防の真髄といってもいいかもしれません。うん、やっぱり何言っているかよくわかりませんね😢。でも、相当に有利な状態なのですよ💖。
🌟こどもの頃にしかできないことがある。🌟
⓵、虫歯菌の感染予防に大事な時期になります。
虫歯は感染症です。歯が出てきた頃から感染が起こります🦠。この感染が早いか遅いが出で、将来の虫歯の数に大きな差がでるのです。実際にそれを裏付ける研究データがあります。
スウェーデン、イエテボリ大学の研究です。
 2才前に虫歯菌に感染したこども → 4才時における虫歯の数 5.0
 2才後に虫歯菌に感染したこども → 4才時における虫歯の数 0.3
おわかりでしょうか。2才を境に16倍近い差がでています。悪くなることを遅くすること、すなわち虫歯菌への感染をできるだけ遅くする、少なくとも2才以降にすることが大事となります😊。
この段階ではこどもお世話をする方々の協力が不可欠です。こども本人のお口の中をきれいにすることはもちろんですが、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんのお口の中の清潔に保つようにしましょう。虫歯菌の栄養となる糖類はできるだけ避け、食器なども共用しない方がいいです。併せて定期的な検診やフッ素塗布を行うといいですね。特におじいちゃん子、おばあちゃん子は虫歯が多い子が多いので要注意です。まあ甘くなるんでしょうね(笑)。でも大事な時期ですから全力で感染を阻止しましょう😊。こどもの頃しかできないことですよ。
⓶、出てきたばかりの歯は弱いのです。
こどもの歯、大人の歯とも出てきたばかりは弱く、虫歯になりやすいです。そのため悪くならないよう、きちんとしたプラークコントロールやフッ化物による歯質強化、シーラントなどの予防処置が必要となります。特にフッ素は出てきたばかりの歯ほど、取り込みがよく歯質の強化に有利です😊。この虫歯になりやすい時期をどう乗り切るかが重要です。将来大きな差がでます。
⓷、成長を利用しての歯並び治療ができる。
 お子さんはこどもの歯から始まり、少しずつ大人の歯にはえ変わっていきます。それに伴い顎も成長します。歯並びも大きく変わっていきますし、この時期にしかできない、歯並びの治療があるのです👍。成長に合わせた適切な時期に、歯並びの治療へ介入できるのも強みです😊。
🌟はえ変わりでリセット。🌟
 こどもの歯に虫歯があっても抜けてしまうため、リセットできます。大人の歯で虫歯が無い状態へ向けて再スタートできますよ🎆。こどもの歯で虫歯がたくさんあっても、あきらめる必要はありません。でも、この再スタートはこの1回だけですよ。
🌟素直です。🌟
 歯医者さんに対する先入観がありません。お口の健康観の育成がしやすいですし、歯医者さんに定期的に行くのが当然という感覚が根付きます😊。
 いかがでしょう。お子さんを早くから歯医者さんへ連れてくると良いことがいっぱいです🎉。0才からでもどんどんきてくださいね。
 でも、実はこども歯科にも難しいところはいっぱいあります💦。次は大人の治療と違って難しい所をみてみましょう💦。これらをいかに克服するかが、こども歯科の腕の見せ所です。基本的にたくさんお子さんをみている歯医者さんの方が得意です。
★虫歯になりやすいです。★
先程もでてきましたが、出てきたばかりの歯は弱く、虫歯になりやすいです😢。フッ素を取り込みやすいという利点はありますが、油断するとすぐに虫歯になってしまいます。唾液量も大人に比べて少ないため、虫歯のリスクを上がります。
さらに歯のはえ変わりなどにより、お口の中がどんどん変化していきます。単純に磨きにくい。その反面、歯磨きの技術はまだ拙かったり、できなかったりですから仕上げ磨きは必須です。なかなか難しいのです。

★どんどん成長していきます。★
 大人とお子さんでは当然コミュニケーションの取り方は変わってきます。しかも年齢によってさらに変わってきますし、お子さんお子さんで成長の個人差があるため、一様に対応できるものではありません😲。こればっかりは経験を積んでいくしかありません。私も副院長も、そしてスタッフも常にどんなお子さんなのかを観察しながら診療をしています。
 生活環境もすごい勢いで変わっていきます。ずっと家にいたのが、幼稚園・保育園へ。そして小学校、中学校、高校。部活や塾、受験。友達関係も変わっていきますし、行動範囲はどんどん広くなります。それにより歯医者さんへの受診状況や歯磨きの状態、食生活も変わっていきます。こういったことがお口の中の状態にも如実に表れてくるんです💦。しばらく歯医者さんに来ない間に、お口の中が大変大変になっていることも少なくないです。特に中学校以上、注意がひつようですよ。来なくなるんですよね、、、、、。

★危機感がないです。★
 あまり大きな治療をしたことが無いためあまり危機感がありません。私達歯医者さんとしては、将来を見据えて今がんばって欲しいのですが、なかなか伝わらない( ノД`)シクシク…。まあ、他のこともそうですよね、、、、、😢。勉強とか❓。
 うーん、こども歯科ならではの難しさもあるんです。でもそれも含めてこども歯科はとっても楽しいですよ。ひかる歯科ちえこども歯科にはこどもが好きで、その成長をたのしんでいるスタッフもたくさんいます(というよりこども嫌いな方はひかる歯科ちえこども歯科に面接に来ません。)。安心して0才からご来院ください。なんでもご相談くださいね。

歯医者さん受付あるある!

今回は歯医者さんの顔ともいうべき受付さんについてです。正直言って受付さんは忙しい💦。患者さんが来られたら保険証や診察券を確認し、カルテを出す。診療が終わったら会計をし、予約を取ります。その間に電話もかかってきますし、カルテの印刷や販売物品の確認、待合室やトイレの整理整頓などもしています💧。もちろん手の空いているスタッフも手伝いますが、結構大変なんです。そんな忙しい受付さん、やっぱりトラブルもあります。ではどんなトラブルがあるのかみてみましょう😊。

🙅保険証や診察券の返却忘れ。
 時々あります🙇。基本的に確認したらすぐにお返しするようにしています。でも、途中で電話がかかってきたりして忘れてしまうんですね。もし忘れていたら声をかけてもらえると助かります😅。
最近はマイナンバーカードによる保険証確認も増えてきました。これだと保険証を預かる必要はないのですが、別のトラブルが起こったりしてどっちがいいかわからんです( ノД`)シクシク…。頭痛い、、、、、。

🙅予約の間違い。漏れ。🙅
 当院はクライド型のデジタル予約簿を導入しています。予約の検索が簡単にできるので、おかしな予約はすぐわかります。前日に確認のショートメールが出るため、以前の紙の予約簿を使っていた頃より間違いや漏れは非常に少なくなりました。それでもやはり人のすること、本当にたまにですがあります🙇。電話での予約変更があったときに起こりやすいですね。聞き間違いなんかがおこるんでしょうね。
インターネット予約を導入すると予約の間違いや漏れは減りますし、受付さんの負担も減らせるのでしょう。ただ、デメリットも結構あるんですよね😞。なかなか悩ましいとです。

🙅お待たせする。🙅
完全に診療室側が悪いです。当院は比較的余裕を持った予約体制を引いているのですが、それでも予期せぬ出来事により予定通り進まないことがあります。申し訳ないとしかいいようがない(m´・ω・`)m ゴメン…。受付さんも早くしてほしいと思っていると思いますので、責めないであげてください、、、、、。

🙅予約が取れない。🙅

 当院はお子さんが多いです。そのため混む時間帯が決まっています。平日は夕方から、土曜日は1日中ずっと混んでおりなかなか予約が取れないことがあります。診療室と患者さんとの板挟み、、、、、それでも受付さんは隙あらば入れる気持ちでがんばってくれています。温かく見守ってあげてください🙇。
 いかがでしょうか。歯医者さんの受付さんは結構大変です。甘い気持ちで応募すると大変ですよ。私もできるだけ負担を下げたいと思い全自動精算機などの導入なんかを考えてはいます。ところが歯科用となると医院のパソコン(レセプトコンピューター、通称レセコンといいます。)との連携が必要となります。なかなかいいのが無いんですよね😢。セブンイレブンが導入しているタイプがシンプルかつ優秀でいいんですけどね。あれ、欲しいなー。
 どうか当院の受付さんをよろしくお願い致します。やさしく見守ってあげてください。