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保湿剤のここに注意🙅

お口の保湿剤は需要が高まっています。お口が乾燥しやすい、乾燥している方、いわゆる口腔乾燥といわれる症状がある場合に用いることが多いのですが、売り上げは年々増えているとのこと😞。それだけ困っている方が増えているんですね😢。

お口の乾燥は結構つらいです。一見すると大した事なさそうですが、ひどくなれば人生の楽しみが激減するぐらいの症状になります🥶。いろいろと対策はあるのですが、その中の1つが保湿剤の利用となります。保湿剤の種類として洗口液タイプやスプレータイプ、ジェルタイプとあるのですが、使用する際に1番注意が必要なのがジェルタイプです。洗口液タイプやスプレータイプはそんなに問題は起きません。今回はジェルタイプの保湿剤を使用するときの注意点をみていきます👍。

✕そのまま塗らないで。✕

乾燥したお口の中に、そのままジェルタイプの保湿剤を塗ると、乾燥感がよくなるどころか、かえって乾燥感が強くなることがあります😲。お口の中を洗口液タイプやスプレータイプの保湿剤、もしくは水などで湿らせたあとに、ジェルタイプの保湿剤を塗る様にしてください。イメージとしては潤いを閉じ込める感じです。これは、よくあるミスです🙅。

✕塗り過ぎないでください。✕

保湿剤は塗れば塗るほど効果が強くなったり、長く効果が持続するものではありません。洗口液タイプやスプレータイプはやり過ぎても問題はまず起こらないのですが、ジェルタイプは注意が必要です😞。多く塗り過ぎると誤嚥してしまう可能性があります。お口の乾燥は、飲み込みの機能が落ちている御高齢の方に起こることが多いためなおさらです。特に、介護者が塗る場合などは1番気をつけていただきたいポイントですね。

基本的にジェルタイプの保湿剤を塗布するときは、お口の中に薄く一層塗るだけで十分です。推奨使用量なども製品のパッケージや取扱説明書に書いてあるので必ず確認してくださいね😊。

✕重ねて塗らないで。✕

お口の中に古い保湿剤が残っている状態で、新たに保湿剤を塗るのは好ましくありません。古い保湿剤の上に付着した汚れを閉じ込めてしまいます。これが感染源となったりしてしまうんです。前述した誤嚥や、それに伴う誤嚥性肺炎の原因ともなります🥶。古い保湿剤は歯ブラシやスポンジブラシ、うがいなどでしっかりとってしまい、きれいな状態で新しい保湿剤をぬりましょう😊。

✕万人に合うものはありません。✕

お口の中の状態によってどのタイプがいいかをある程度ご説明することはできます。しかし、製品によって味や性状などは様々ですし、人によってそれに対する反応もいろいろです😲。実際に使ってみないとわからないこともあります。

1つが駄目だからほかも駄目とは限りません。是非いくつか試してみることをお勧めします👍。

お口の乾燥には様々な対処法がありますが、保湿剤も有用な対処法の1つです。正しく使って、快適な生活を送れるようにしましょう。