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2016年9月

その離乳食 赤ちゃんは 食べられますか?

赤ちゃんの離乳食

健康でバランスのいいものを食べさせたいですよね。

自分の子の離乳食がどんどん進むと安心しますよね。。。

 

 

でもちょっと待ってください。

 

その離乳食、お子さんは本当に食べられますか?
今、お子さんの歯はどのくらい生えてますか?

奥歯が上下ともに生えて、噛めるようになっていなければ、ベロと上あごで押しつぶせる硬さのものしか食べられないんです。

もしくは歯ぐきでつぶしています。

お子さんがつぶせる堅さかどうかは、お母さんの親指とお兄さん指でつぶせるかどうか、で判断してください。

(親指とひとさし指の組み合わせは力があるので向いていません)

 

お子さんの顎の動きは、前後運動 上下運動 左右運動の 順で 動けるようになっていきます。

今お子さんの顎の動きはどの段階までできるようになってますか?

 

左右運動ができなければ、歯ぐきでもなかなかつぶせないで困っているかもしれません。

 

このポイントがまだ獲得できていない状態で

から揚げを食べさせたりしてませんか?

 

うまく食べられないですよ・・・。

食べているなら、丸のみしている可能性方会です。

 

この丸のみ癖がつくと、お口の機能もおかしくなりますし、歯並びも悪くなります。

消化も悪いと思います。

(丸呑み癖→口を開けて、食べるようになるというわけではありません。これにはもっといろんな要素が関わっていると思います)

 

発達には順序があり、こどものペースがあります。

 

這えば立て 立てば歩めの 親心・・・

とはよくいったもので、親はいつもこどもの成長が楽しみで、

できることが増えると嬉しいんですね。

 

ですが、

早くできるようになるのがいいわけじゃないんですね。

 

お子さんが順序良く、

(例えば 寝返り、ずりバイ、はいはい、たっちというような)

発達を獲得していくのがやはりすごく大切です。

 

何か月で、というのは目安であって、離乳食も、こどものペースで進めていいんですよ。

赤ちゃんの発達を勉強すると、赤ちゃんってすごく頑張っているんだなーと思います。

 

哺乳をみると、全身のエネルギーを使ってますよね。

その一番の応援者はやっぱりお父さん、お母さんだと思います。

 

お子さんの歯の生え方や、顎の状態をみて、ゆっくりとその子のペースで離乳食をすすめていきましょう。
私たちもその応援団としてお手伝いできると嬉しいです。

授乳姿勢が 大切

breast-feeding-1582978_640赤ちゃんが生まれて・・・

おっぱいをあげたり、ミルクをあげたり、すると思うんですけど、

このときの授乳が、お口の発達、歯並びの これからを決めます。

赤ちゃんが生まれて・・・

授乳から・・・口唇と舌の 機能の獲得がはじまっていくんですね。

 

 

 

先日 助産師の渡部信子先生のお話をお聴きする機会があり、そのときに、赤ちゃんの舌のうごきは、お母さんの子宮の状態から決まってくるんだ・・・ということを学びました。

他にも、鉗子分娩だと上顎の成長が阻害されるという話を 九大歯学部の同期卒の先生から教えてもらったり、

妊娠出産って、とにかくまず生まれてきれくれるだけで本当に嬉しい・・・と思っていましたが、妊婦さんの子宮を整えることってすごく大事なんだな、と再認識しました。

ここのところ、妊婦の子宮を整える・・・ということに関しては、詳しく知りたい方は、ぜひ助産師さんにお聞きになるといいと思います。また、渡部信子先生のご著書を読むのもすごく勉強になると思います。

 

 

で、今日のテーマですが、

 

歯科の立場からのおはなしなんですが、赤ちゃんのお口の機能の発達の第一歩として、

授乳姿勢が 大切 です。

何がポイントかというと

赤ちゃんのお口にまっすぐ乳首を入れてあげることが大切なんですね。

それが、赤ちゃんが上唇と下唇を合わせる、練習になりますし、まっすぐお口に入れた乳首を舌で上あごにつけて

おっぱいを飲むことで、舌のすいあげ機能も発達します。そして赤ちゃんの上あごを広げる成長につながります。

もし、赤ちゃんのお口に対して、斜め上から乳首を含ませると、赤ちゃんが舌で吸い上げなくても母乳がでてくるため、

赤ちゃんは舌の吸い上げの訓練をすることができなくなります。

また、吸い上げの訓練のためには、赤ちゃんに乳首を深く含ませることが大切です。

赤ちゃんは乳首を深く含むことで、舌、唇、頬の筋肉を使いながら、母乳をしぼりだしていくのです。

 

赤ちゃんの上あごは生後3ヵ月までの間にものすごく成長するんですね。

この時期以降は、成長はなだらかになります。

なので、3ヵ月までの赤ちゃんの上あごの成長はとても大切なことなんですね。

 

この成長をきちんと獲得するためには、何度も言いますが、まっすぐ乳首を入れて授乳する、ということが重要なポイントなんです。

子供の口が乳首に対して、上になったり、下になったりするのは、よくない、ということです。

 

これは歯並びや顎の成長、舌の機能の獲得にも関わります。

授乳については、乳首と赤ちゃんのお口の高さを合せるのが大切と、育母道の辻直美先生も、専門職向けの講座で、高さを合せて授乳するようにおっしゃっています。赤ちゃんにとってよい授乳姿勢ということです。

 

さらっと書いていますが、毎回きちんとこれができているお母さんは少ないと思います。

 

子育てって大変ですよね。

でもちょっとしたコツで、こどもの成長がうまくいくなら・・・

それは嬉しいなーと思います。

これは、哺乳瓶でも同じことで、哺乳瓶も乳首をまっすぐ入れる必要があります。

ですから、赤ちゃんが自分で持って飲む、というのは乳首をまっすぐに入れることが難しいので推奨できません。

母乳より、哺乳瓶のほうが、舌や、ほっぺた、唇の筋肉を使わずに飲むことができますので、

顎を広げたり、お口の機能の発達には不利になります。

この場合、母乳相談室、や、ヌークといった乳首がお薦めです。

どの哺乳瓶の乳首が、一番こどものお口の発達によいか・・・ということについては、結論がでていません。

もっとはっきりしたことがわかったら、またお知らせしたいと思います。

 

ちょっとしたコツを取り入れていくことで、(これが結構難しいことではあるんですが)おこさんに歯科矯正の治療が今後

必要なくなるとしたら・・・

やっぱり嬉しいことだなーと思います。

今後も私の学んだ ちょっとしたコツをお話していきたいと思います。

 

先日ショッピングモールでまだ1才になってないと思われる赤ちゃんがベビーカーに乗っていて、口に哺乳瓶を突っ込まれていました。赤ちゃんはまだ、手でその哺乳瓶を支えることもできないようです。時々みる光景ではないでしょうか?しかしそれを自分に置き換えてみたら・・・?

自分が何かで寝たきりのときに、口に哺乳瓶のようなものをただ、突っ込まれていたとしたら・・・?

飲みにくいでしょうし、悲しいのではないでしょうか。赤ちゃんは生まれてきたときから一人の人間です。

自分の身に置き換えて考えてみるとよいのではないでしょうか。

噛んで食べることが・・・こんなに差になります!

eat-722387_640どう食べるか は  どう消化吸収するか・・・につながります。

よく咀嚼したほうが、消化吸収がいいです。

それは・・・どういうことにつながるでしょうか?

 

小児歯科界の大先輩 尊敬する岡崎好秀先生 (先生の著書は沢山あり愉快で勉強になる本です)が以前書かれていたことですが、

その昔戦後すぐくらいに

小学4年生のお子さんを体格や歯の状態など均一になるように 2クラスに分けて、

1クラスには、30回以上咀嚼しましょう、といい、

1クラスには何もいわずいつも通りの噛み方で食べる・・・という実験をされた学校があるそうです。

戦後すぐなので、食糧事情はよくなかったと思われます。

どうなったと思いますか?

食べているものは同じですし、食糧事情も悪い、大きな差が出るでしょうか?

 

 

 

こどもたちは1年後にはあまり変化がなかったそうなんです。

しかーし!

6年生になると、体格に大きな差がでて、30回以上咀嚼したクラスの子供たちが、明らかに身長も伸びて、体格差があったそうです。

 

そして・・・それだけではないんです!!!

なんと!30回以上噛むようにしたクラスはIQが軒並み高くなり、平均してかなりの秀才クラスになったというのです!!!

 

まあ、そうはいっても、30回以上噛んで食べるというのは、なかなか毎日の生活でできるものではありませんよね。

できるだけ噛む回数が増えるように、料理や食材の選び方、切り方などで一工夫するというのも一つの手だと思います。

 

また、食事中に水分をとると、噛む回数は減ってしまい、流し込み食べ、ということが増えてしまいます。

最近のお子さんは流し込み食べ、が非常に増えています。

お茶は食事中ではなく食後に飲みましょう。

このことについてはまた詳しく、別の投稿で書きたいと思います。

 

 

トコちゃんベルト 渡部信子先生のお話をきいて

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渡部信子先生

なかなかご本人にお会いする機会はないのですが、今回渡部先生にお会いすることができましたー^-^

熊本地震のあとに お母さんたちを支援したいと 九州の助産師さんとともに 講演会を開催してくださったんですねー。

沢山のお母さんが参加されてました。

このお母さんたち、とても素晴らしい体験だったと思うんですね。

妊婦さん、赤ちゃんのいらっしゃる時期に先生のお話をきけるなんて本当にうらやましいです。

渡部先生の福岡のサロン、娘を妊娠中に通っていたこともあったんですが、ご本人には京都のサロンにいかないと滅多にあえないと思います。

 

赤ちゃんのお口

生後すぐの頃から、おっぱいを飲むのが上手とか、なかなか上手に飲めないとか ありますよね。

赤ちゃんの舌の状態もいろいろあるんですよね。

泣いても 薄皿型 ふんわりした ベロは 良いベロです。

深皿型、お椀型、コップ型のベロは、おっぱいの吸いにくい、声も出しにくい ベロです。

そのベロの状態はいつから決まっていると思いますか?

お腹の中から決まっているんですね。

 

トコちゃんベルトの 渡部先生は、

「舌の動きの悪い赤ちゃんが急増している」

といわれています。

渡部先生が感じているのは、押し出し分娩で生まれた赤ちゃんの舌の動きが悪い・・・ということです。

押し出し分娩のときに、頸椎(首の骨)同志がめり込むことがあり、それが舌の付け根、舌骨のあたりに関係しているのではないかと思われるそうです。

 

そもそもなぜ、押し出し分娩になってしまうのか?→子宮がふんわり しているお母さんが減ってしまったから

子宮は赤ちゃんのお部屋、妊婦の体は胎児のおうち、と渡部先生はいわれています。

 

胎内で赤ちゃんがあぐらを組んでいて、ふんわり 子宮で育つことができると、 顎をひいて生まれてくるので安産になりやすい

 

最近のお母さんは細ナス型の子宮になっているので、赤ちゃんは胎内で体操座りをしていることが多く、膝を開くことができません。そういう姿勢になると、顎を引くことができず顎が上がった状態で生まれてくるため、骨盤に引っかかることがあり、押し出し分娩になります。

 

妊娠10-15週の頃から、子宮を丸くするのが大切です。

 

また、赤ちゃんは体操座りだと、自然に手をお口に持っていける形ではないので、胎内でお口を触っていないことがあります。

その場合、吸啜反射(口元に近づいたものに、自然に 吸い付く反射です)のでない赤ちゃんになってしまうことがあります。

最近、吸啜反射のでない赤ちゃんも増えているそうです。

 

やはり口元を自分で触ってもらうことが大事ですね。

それは、生まれてからもそうです。

赤ちゃんは産まれてからも 口元に手をやって、お口に指を入れたり、指を吸ったりしてもらうことが大切です。

こういう感覚が脳に伝わり、赤ちゃんの脳の発達も促します。

したがって ミトンをつけるなども、あかちゃんの発達を阻害します。
胎内、産道内、新生児期に、どんな姿勢ですごし、どんな運動をしてきたか・・・ということが大切

できていない子は、産まれてから丸い姿勢、(おひなまきなどで)で寝せてあげることが大切

布団は、ドーナツ布団で、

おひなまき については、 近くの助産師さんに相談してくださいねー。

 

熊本にも素晴らしい助産師さんが沢山いるということを知って、私も出産のとき、お世話になりたかったなーと思いました。

これから出産のお母さんはぜひ。

 

 

休診のお知らせ

ひかる歯科ちえこども歯科

本日9月21日(水)は休診日とさせていただいています。

明日が祭日となるため、明後日より通常診療いたしますのでどうぞよろしくお願いします。

歯科から見た 食育について

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食育について

 

何を食べるか、という栄養学的な食育 と どう食べるか、食べる機能面からの食育 の2視点から 食育を語る必要があると考えています。

西日本新聞社の

「命の入口、心の出口」 という本をご存じでしょうか?

噛むことは、生きること。

素晴らしいコピー・・・痺れますね。

そこでも

「口から入る食べ物のことだけではなく、食べる機能についても考えていかないといけないですよ」

という言葉(私が勝手に要約してます)が登場しています。

その言葉は、当院の院長 甲斐田光 が長く勤務医をさせてもらった、宗像の大林歯科医院の 院長 大林京子先生の言葉です。

口は消化器官の一部です。

食べ方によって、吸収され方も違いますし、誤って傷んだ食物を口にしたとしても、よく噛んで食べていれば、

食中毒などにかかる可能性はぐっと低くなります。

近年ではかじりとって食べる経験が少なくなり、逆に、流し込み食べをするお子さんが増えています。

こういったことが口腔機能の低下につながっていると予想されています。

どのように食べるか、どのように食べる機能を育てるか・・・

これは、食育の2本柱の1本です。

ここではおいおい、食べる機能の育て方、についても書いていきたいと思っています。

 

 

赤ちゃんからの発達を学ぶ セミナー 開催します!

 

おかげさまで定員に達しました。ありがとうございます<m(__)m>

 

 

きたる 平成28年12月4日に 現代美術館 アートロフトで

発達支援にずっと携わってこられた 町村純子先生の 講演会を行います。

10時半~17時までです。(子連れ不可)
テーマは、 こどもの自然な発達を促す支援について

こどもの発達の見方、関わり方

といったことになります。

検診や病院で、「異常なし」といわれていても、体や動作などが気になる子供たちが増えていると感じませんか?

抱くと体が反る、姿勢が悪い、上手に食べられない、 ハイハイがうまくできない、転ぶと顔にけがする

そういった兆候はありませんか?

 

歯科の立場から言えば、過蓋咬合の子が増えています。

過蓋咬合のお子さんというのは、上の前歯で舌の前歯がみえないような、こういう歯並びのお子さんです。

下顎が育っていないともいわれています。

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過蓋咬合

以前、このような歯並びのお子さんは少なかったのですが、ここ10年の間に相当増えたと思います。先日当院に受診してくれた患者さんで、過蓋咬合のお子さんを数えてみたら、8割ものお子さんが過蓋咬合でした。

どうしてこのような子供が増えているのか・・・歯科界で、いろんなことが議論されているところです。はっきりとした回答はまだでていません。ただ、この子たちも、バランスよく育っていない、ということは言えると思います。

こどもたちの発達が、なんかうまくいっていない、どうしてだろう、ということを突き詰めていくと、発達を学ぶこと、発達の支援をどうしていったらいいのか、ということにつながるんですね。

今回は、赤ちゃんからの発達をずっと診てこられて、発達の支援に携わってこられた、町村純子先生をお招きして、こどもの発達と発達を支援するための関わり方に ついて学びます。

これは、歯科だけではなく、もっと広い多職種の方にきいていただくと、たくさんの子供たちに還元されて こどもたちのためになるなーと思います。

 

基本的には子育てに関わる専門職向けとなりますが、

保健師さん、看護師さん、助産師さん、療育の先生、保育士の先生・・・沢山の子育てに関わる専門職の方、

自分のこどもの発達について学びたいお母さん方、にご参加いただけるといいなーと思っています。

大変申し訳ないのですが、託児がありませんので、子連れ不可となります。

自治医科大学内の地域社会振興財団様に共催していただくため、無料となります。

12月4日 10時開場 10時半から17時まで

水とスプーンを使用する実習もあります。

定員先着85名まで

お申込みは、お名前、連絡先、(専門職の方は職名まで)を記入の上、dentalclinic@hikarushika.info までお願いします。

 

 

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MRC t4k トレーナー治療をはじめたわけ

副院長の 甲斐田 知映です。

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私は九州大学歯学部を卒業後、九州大学小児歯科に入局しました。

そのとき、まず歯科治療の基本を1から教えてもらいました。

指導してくださった先輩方は、本当に尊敬する先生たちです。

そこで、歯並びの治療の基本を学んだのですが、まだまだ私には学ばないといけないことが多く、1本でも歯を動かしたいなら、(歯並びの治療で)もっと矯正歯科を学ぶ必要があるな、と思いました。

そこで、九大小児歯科を退局後、福岡の矯正歯科で矯正をまなびました。

そこの院長先生も素晴らしい人でした。

 

しかし、

せっかく小学生の低学年のうちから治療しても、永久歯がはえかわるための場所が足りなくて、

永久歯が生えそろったあとの中学生くらいのときに、再度歯を抜歯しての治療になることがよくある、ということが私の中でひっかかり、

歯科に小さい頃から来てくれているのだから、どうにか歯並びがよくなるように育成できないものか・・・という想いをもつようになりました。

 

そんなとき、ある患者さんと出会います。

 

彼女は私の中では象徴的な患者さんで、この彼女の治り方をみて、全体的にトレーナー矯正に切り替えたきっかけになった人です。

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初診時

 

初診時 小学4年生でした。

かなり歯が出っ歯な状態で、口が閉じ無い状態でした。

上あごと下あごの大きさに差があり、このままいくと、将来は外科手術併用の歯並びの治療になってしまう・・・と感じました。

 

今まで学んだどの治療法をしても、彼女をきれいに治すのは至難の業だと感じました。

いったいどんな方法で治療してあげたらよいのだろう・・・

悩んだ末に 一緒にトレーナー治療をすることにしました。ほかの装置も考えましたが、

形態的なものや機能的なものもあり、彼女の口には受け入れが難しい状態でした。

 

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1年半後

これは1年半後の彼女の模型です。

その間、トレーナーと、お口のトレーニングをしただけです。

拡大装置などは全く入れていません。

歯科関係者以外にはわかりづらいかと思いますが、

上の状態の歯並びの子が

トレーナーだけでこんなに変化するというのは本当にすごい効果です。

やっぱり歯並びを決めるのは機能なんだ、筋肉なんだ、ということを非常に強く感じました。

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初診時

初診時の上あごです。

狭く前に突出した形態です。

 

 

 

 

 

user comment....

1年半後

 

1年半後の上あごです。

拡大装置は使用していません。

取り外し式の トレーナーONLY です。

 

 

 

ここまでくれば、口も閉じますし、横顔もいい方向に変化してきました。

この模型は治療はまだ途中の状態の模型ですが、

ここまでが非常に難しいところで、このあとはスムーズです。

この子が治ってきたころ、トレーナー治療を日本で一番熱心にしていた先生の講演会を聞く機会があったことも大きなポイントとな

り、全般的にトレーナー治療に切り替えました。

トレーナー治療をはじめて・・・すごいな、こんなに治るんだ!と思うことが沢山ありました。

将来は抜歯矯正かな?と思っていた子が、きちんと並んできます。

お顔のバランスもよくなっていきます。

無理に並べているわけではないのです。

 

装置も簡単なトレーナーで、おうちの中だけの装着なので、ほかのお友達に歯並びの治療を知られることもありません。

 

口呼吸から鼻呼吸になることで、全身の健康状態もよくなっているようで、保護者の方からそのようなご報告をききます。

よくなることが沢山・・・

ということで、当院ではトレーナー矯正に熱心に取り組んでいます。

こどもたちが、いろんな意味で良い成長をしていく、今はそれがとても嬉しいです。

我が家のこどもたちも、一緒に取り組んでいます。

 

この治療法をしている歯科医は、殆どの歯科医が、自分の子供にも、自分のスタッフの子供にもこの治療法をしているんですよ

 

ひかる歯科ちえこども歯科での歯並び治療とは・・・

いつも当院に受診してくださり、ありがとうございます。

このたび、当院の歯並びの治療に関心をもっていただき、ありがとうございます。

歯並びの治療を開始される前に、ぜひこのページをお読みいただき、理解を深めて頂くと、今後の治療の助けになるので、ぜひ お読みください。

当院の歯並び治療には特徴があります。

ひかる歯科ちえこども歯科の歯並び治療は

原因に働きかける治療です。

歯並びを悪くしている主な要因は

①お子さんの口呼吸、お口ぽかん

②唾を飲み込むとき等の 舌の使い方 顔の筋肉の使い方

③お子さんの姿勢(寝相含む)

といったことです。

この治療法は、その要因を治すことで、歯並びを治していく治療です。

この治療法ではブラケットを使用しません。ブラケットとはこのような装置です。

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この装置を使用しません。

当院のトレーナー治療での歯並び治療の患者さんは100人以上いらっしゃいます。

その患者さんたちは、ブラケットをはらず、トレーナーONLYでの治療患者さんです。

その他、噛み合わせに問題の多い患者さんには、上顎の裏側からの拡大装置などで補助しながら治療しています。

当院で使用するのは主に、トレーナーと呼ばれているトレーニング装置です。

トレーナー

このような装置で、本当に治るのか?と疑問をお持ちになるでしょう。

まずは、このHP上にある、当院の患者さんの治療経過をご覧ください。

また、矯正しようかなーというご相談の際には、実際に改善した患者さんの模型を

おみせしています。

この装置は、私が今まで知っている歯並びの治療装置のなかで、一番違和感のない装置だと思います。

この装置を 日中1時間、就寝時に、使用してもらいます。

そのほか、日中5分程度、お子さんの口腔機能にあわせた お口の筋トレを行ってもらいます。

これを、毎日やってもらいます。

1日ならば、どんなお子さんでも必ずやってくれます。

でも毎日になると、お子さんと保護者の方の協力が非常に大切になります。

期間としては2年はきっちり行う必要があります。

最低2年間、お子さんと保護者の方の 歯並びの治療、頑張るぞ!という決意が必要になります。

 

 

 

 

 

兄弟で t4k MRC トレーナー 矯正

 

 

 

 

 

今日 3兄弟で上の2人が トレーナー治療をしているおうちの 3人目のお子さんが 治療を開始されました。

保護者の方が上のお2人で、やり方や考え方をしっかり理解してくださっているので安心です。

きちんと取り組んでくれると思います。

1人開始すると、下の子も・・・ということや

○○ちゃんの歯並びの治療がいいから・・・と従妹が来てくださったり、

おうちが隣なんです!と来てくださったり

今頑張っている患者さんの近しい人から広がっています。