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2018年1月

こどもに 虫歯をつくらない 5つのポイント

お子さんをできれば 虫歯で苦労しないようにしてあげたいと思いませんか?

それは難しいことだと思っていませんか。

でも・・・実は、そんなことないんですよ。

これだけ気をつけてくれれば 虫歯ゼロに育つ!という5つのポイントを紹介します。

 

ポイント1 3歳までできるだけ 砂糖の入った おやつを避ける!

歯が生えてから3歳までの間に 口の中に虫歯菌が住み着きます。

この期間に住み着いた虫歯菌の数が少なければ、虫歯になりにくい子供になります。

3歳まではできるだけ砂糖の入ったお菓子を与えるのを避けましょう。

当院では こどもたちを むし歯ゼロに育てることを目標とする歯科医院です。

もうすでに4歳になっているという方、まだ大丈夫です。

次から読んでみてください。

 

ポイント2
小学3年生まで 寝る前に1回、仕上げ磨きをする!

大人の歯の要、6歳臼歯は生えた直後から2年間が一番虫歯になりやすい時期です。

(だいたい年長から2年生までの間に生えます)

その時期までは必ず仕上げ磨きをしましょう。

ポイント3おやつの種類を選ぶ

ジュース(乳酸飲料、ポカリ等も含む)、飴、ひっつくおやつ(ハイチュー、キャラメル、ガム)は避けましょう。

果物やおにぎりなど、何日も保存がきかない食べ物のほうが虫歯になりにくいおやつです。

 

ポイント4 3度の食事以外に おやつは2回まで

ここでいうおやつには、ジュースを飲む、牛乳を飲む、ということも含みます。

だらだらと食べていると、お口の中のPHが下がった状態が続き、歯が溶け続けます。

規則正しい食生活で 歯を守りましょう。

ポイント5フッ素入りジェルを使用する

赤ちゃんのときから、うがいしなくても大丈夫な フッ素入りジェルを少し歯ブラシにつけて、仕上げ磨きをしてあげましょう。

歯質が強化されて、虫歯になりにくくなります。

 

上の5つで取り入れられるものがあったらぜひ1個でも2個でも取り入れてみてくださいね。

こどものいびき と おねしょ

こどものいびきが気になる、というお母さんが時々いらっしゃいます.

よくいびきをかいているお子さんや小学生になってもおねしょをするお子さんには睡眠時無呼吸の可能性もあります。

 

そんな中、当院のMRC矯正の患者さんAくんのお母さんが、

「この子、この治療はじめてすぐ いびきを全くしなくなったんですよ。

でも 今度は下の子が1人で大きないびきをかいているので凄く気になってます。」

Aくん

「Bくんのいびき、すっごいうるさいよね。」

ということでした。

 

MRC矯正を開始して、いびきがなくなった、睡眠がよくなった というお子さんは何に人もいます。

別の患者さんも 小児科のクリニックで、睡眠時無呼吸じゃないかということで検査が決まっていた、ということなんですが、

このMRC矯正を開始して、睡眠時無呼吸症候群の検査はしないでいいことになったそうです。

 

ほかにも、私からみて、このお子さんって睡眠時無呼吸 がでてたんじゃないかな、というMRC矯正の患者さん(お子さん)がいるのですが、

「いびきはかいていませんでしたか?」

「いびきをかいていたかどうかはわかりません」

「おねしょはどうでしたか?」

「そういえば、以前はありましたね。そうですか。睡眠時無呼吸症候群の1症状に おねしょがあるんですね。しりませんでした」

 

とのことでした。

 

MRC矯正では 口呼吸→鼻呼吸への トレーニングをしますし、気道も広くなってきます。

呼吸を変えるのは難しいですが、よい呼吸を獲得することができ、そのため お口の筋肉のバランス、顎の成長、歯並びも変化してきます。

 

当院のMRC矯正で 患者さんの睡眠時無呼吸の症状がよくなっているならとても嬉しいなと思いました。

 

 

 

できるだけ 削らない 治療 を行っています

 

当院では できるだけ 削らない治療を行っています。(小児歯科もおとなの歯科も)

 

歯は削ってしまうともう元には戻りません

削って詰めた物も できるだけ長持ちするように工夫して治療していますが、

それでも詰め物の部分は自分の歯ではないので、永久ではありません。

その後、また、詰めるときに少し削る必要がでてきたり、

詰め物の不具合をそのままにしていて そこから新たな虫歯ができたり

と、削ってしまうと ずっと 歯科で定期管理していくことが必要です。

 

歯の第一の死は 削る必要がある虫歯ができること

第二の死は 神経をとる必要のある状態になること

第三の死は 歯が抜けたとき

 

ですから、まず、第一の死、第二の死、を食い止めなければいけません。

当院では、すぐに削るのではなく、まずはそのほかの方法で虫歯の進行を止めようとしています。

その前に、定期的な通院で虫歯の予防を行っています。

 

 

当院ではMRC矯正をしていることもあり、矯正の患者さんも多いこともありますし、定期的に予防処置を行っているため、虫歯のお子さんも少なく、小児歯科室のほうでは

今日は1人の患者さんの歯も削らなかったな、という日もあります。

昔だったら 削って治療していただろう、と思われる歯も、削らずに、生活習慣を変えてもらい、こちらで予防処置をすることで

できるだけ削らない歯科治療を行っています。

 

1-2歳のお子さんの初診も増えていますが、この子たちの乳歯を1本も虫歯にせずに 永久歯にしたい、と考えています。

できるだけ、お薬を塗ったり、予防剤を詰めたり

ということを行っています。

 

また、お口の機能を育て、できるだけ お子さんの呼吸が鼻呼吸になり、健康を獲得し、自然に歯並びが綺麗になるような アドバイスもしています。

その年齢でその子が大切とおもわれることを おうちで簡単にしてもらえることをしてもらえたらとおもっています。

 

 

 

私自身の矯正治療 と MRC

自分自身の矯正治療について  ですが

私は歯科とは無関係の一般的な家に生まれました。

(主人(院長)は父が歯科医師です。)

 

しかし、ほとんど虫歯がありません。

実は奥歯に2本治療痕がありますが、今となっては、これってたぶん、削らなくてよかったのに治療されたんだろうな、と思います。

まあその話はいつかまた書きます。

親に感謝しているのは、虫歯がほとんどない子に育ててくれたことです。

ちなみにうちの子供も(小学生2人)1本もむし歯はありません。むし歯は食生活さえ気を付ければ できません。

 

小さい頃は 下唇をかむ癖があり、それをよく親に指摘されていました。

実際そういう写真も実家に残っています。

 

かみ合わせは悪かったのですが、出っ歯ではあったものの、歯がガタガタしていなかったので 自分の歯並びが悪いということに 気づいていませんでした。

そういう方、患者さんにもたくさんいらっしゃいます。かみ合わせが悪くても、ガタガタしてなければ、OK!みたいな。

実際専門的なことを学ばないと歯並びって難しいですよね。

 

しかし、大学に入って、1年生のとき、すべての科(歯科のなかでもいろんな専門科にわかれています)を回る授業がありました。

そこで訪れる科で、必ず、あなたは歯並びを治した方がいいね、と指摘されるんです。

小さい頃、下唇をかむ癖があったね、とも指摘されました。

自分の小さい頃の癖まで当てられて、すごいなーと思いました。

私の歯並び、治した方がいいんだ、ということに気づきました。

 

しかし、当時学生でお金もなかったですし、何よりあの装置をつけるのが嫌で、結局学生時代6年間矯正しませんでした。

(歯学部の半数以上は学生の間に矯正します。やはり自分の歯並びについてしり、気になりだすからです)

でもずっと治したいと思っていたところ、ある日、歯並びが悪いせいもあり、顎関節症になりました。

口が開かなくなったり、顎がすごく痛くなったり、そういうことです。

 

それで観念して 研修医のときに、矯正治療を開始しました。

そのときの主治医は 現在小倉で 開業されている 五百井先生です。

五百井先生は技術はすばらしいうえに、仏のように優しい先生で、矯正科を回った時に

この先生にぜひ主治医になってもらいたい、と思ったので、実習で担当してもらった後、お願いに行きました。

その後2年して、治療が終わり、顎関節症がよくなりました。

 

私は 歯科とは無縁の 一般家庭で育ち、 歯並びのこともよくわからず、矯正も高額と感じていました。

ブラケットの装置もとても嫌でした。

ですから、一般的な感覚もよくわかっているつもりです。

しかし、歯並びを治したことは、非常に良かったです。

それは、審美的に、というのもありますが、かみ合わせがかわったことで、顎関節症もなおり、口も閉じやすくなり、風邪もひきにくくなりました。

 

さらに、当院でやっているMRC矯正はというと、 ブラケット装置もつけずにできますし、大人になってブラケット治療をするよりも成長を味方につけて

よい発達を得ることができます。気道も広くなり、よい睡眠が獲得できて、健康になります。

治療のゴールのレベルも高いと思います。

健康を獲得すること、呼吸が変わることによる顔貌の変化もふくめると、素晴らしい価値があります。

(そういえば、呼吸と睡眠がよくなった結果、成績があがった子もいます。勉強に集中できるようになったそうです。

これは患者さんの自己申告によるものなので、確かめようはないのですが)

 

私がこどものときにこの治療があったら、ぜひ受けたかったと本当に心から思っています。

タイムマシンがあったら、トレーナー(マイオブレイス)を子供のころの自分に渡したいです。

もしそういうことができていたら、今より健康で風邪をひきにくいでしょうし、今より顔のバランスもいいはずです。

 

実際にお母さんたちにも、大人はできないんですか?とか、私も子供のころにこの治療を受けたかったといわれます。

もちろん、自分のこどもにもやっています。

自分のこどもにこの治療をやることができたことが、歯科医師になっての一番の収穫のようにも感じています。

本当は、知っている子供たちみんなに薦めたいですが、自費なので、聞かれた時だけお話しています。

 

 

でも、本当にお薦めなんです。

どうしたら、この価値を 皆さんにわかってもらえるかなと、考えています。

 

今度、歯科の友人にMRC治療についてのセミナーをすることになりました。

当院はかなりよいレベルで患者さんが治っていっていると思います。

MRC矯正についてはもう長い間取り組んでいるのでだいぶ自分のなかでもいろんなことが整理されてきました。

セミナーをすることで患者さんにもより伝わりやすいお話ができるようになると思います。

乳歯がぬけてないのに 永久歯が生えてきたとき

乳歯の前歯が抜けていないのに、永久歯の前歯が後ろから生えてくることがあります。

よくありがちなのが下の前歯です。

 

歯ならびが悪くなると心配されて 来院される方が多いのですが

乳歯の前歯が抜けたら、永久歯の前歯は舌におされて、前方に移動してきます。

 

そもそも、歯は、生えてきたところに並ぶ、というわけではありません。

内側に生えすぎると、舌におされて外側にいきますし、

外側に生えすぎると、唇や頬の筋肉におされて、内側に移動します。

 

舌や唇、頬の筋肉のバランスのとれたところにならんでいくのです。

 

ただ、このバランスのとれたところが、ミソです。

というのが、お口の機能のバランスが崩れていると、たとえば、いつもお口を閉じずぽかーんとしている、という子なら

バランスのとれたところは 大分外側になってしまい、出っ歯になってしまいます。

歯並びが悪くなる原因はこういうところにあるんです。

(この原因となる お口の機能のバランスをよくしていくのが MRC矯正 です)

 

なかなか抜けない乳歯の話に戻ると、歯はバランスのとれたところに並びますので、

乳歯を慌てて抜く必要はありません。

ただ、永久歯が 乳歯の下から生えてこなかったために、永久歯がはえても 何ヶ月も抜けないことがありますので

その場合は 抜歯して助けてあげたほうがいいことあります。

 

 

 

 

歯周病があると脳梗塞のリスクがあがります

 

 

 

以下、上のシェアしたホームページから転載させていただきます。

以下転載

これまで歯周病と脳梗塞リスクとの関連をしめす報告がいくつかなされているが歯周病の定義にあいまいなところがあり因果関係を結論づけるには至っていない。

そこで、歯周病のグレードを細かく分類して脳梗塞との関連を大規模に調査してみた。

歯科患者6736人について歯周病グレード(PPC)を A:健康、B:軽症、C:高度歯肉炎、、→G:重症、の7段階に分類した。

15年間に発生した脳梗塞患者299人との関連を解析したところ、

次のことがわかった。

・歯周病グレードがあがるにつれ脳卒中リスクは増加し、

・脳梗塞発生率は年間1000人あたり、PPC-A:1.29人、PPC-B:2.82人   →PPC-G:5.03人となった。

・歯周病は心原性と血栓性の脳梗塞とあきらかな関連をしめした。

・定期的な歯科通院によって脳卒中リスクが0.77倍になった。

歯周病と脳卒中リスクのあきらかな関連を確認できた。転載ここまで 

上記HPで論文をわかりやすく説明してくださってますね。

A健康、B軽度の歯周病ですが、軽度な歯周病でも脳卒中のリスクは2倍ということです。

定期的に歯科で歯周病検診、クリーニングを受けることが、リスク軽減につながります。

上顎の成長と下顎の成長時期の違い

上顎骨と 下顎骨の成長時期には差があります。

上顎骨は、8-9歳ごろが成長が旺盛です。

一方下顎骨は、身長がぐんぐん伸びるのと同じ頃に 成長のピークを迎えます。

下顎骨の骨の成長は、足の骨の成長と同時期に起きるからです。

女子で15歳くらいまで、男子は18歳くらいまで成長します。

 

成長促進をかけたり、成長に働きかけるためには、この時期がとても大切です。

 

大人になってからの矯正では、この成長を味方につけることができません。

そこで、当院でも取り組んでいるMRC矯正では、

小学1年生くらいから3年生の間の開始を推奨しています。

上顎骨の成長時期に お口の筋肉バランス、呼吸、生活習慣をかえ、上顎の成長促進したり、

成長を味方につけたいからです。

 

 

受け口は いつから治すのがよい?

受け口のお子さんは 早期に治した方がよい ということになっています。

その理由は、

上顎の成長が旺盛なのは小学校中学年くらいまでですが、その間、下顎が 上あごの前にあると、上あごの成長を押さえてしまうからです。

 

先日3歳のお子さんが来院されて、他院で

つまり早ければ早いほどよい

と説明された・・・ということでした。

 

確か ムーシールド(反対咬合を治す取り外し式装置)がでてきたとき、3歳からできる~という うたい文句だったと思います。

それで、3歳~ というお話になったと思うのですが、

小児歯科でこどもたちとの話合い等、子供たちに慣れている私たちでも、3歳のお子さんに 毎日装置を付けて寝てもらう指導をしていく、というのは ちょっと辛いです。

もちろんできる子もいると思いますので、考え方はそれぞれだと思います。

 

そのうえで、私たちとしては3歳~ではなく、早くてもやっぱり5歳くらいがのぞましいかな、と思っています。

早くしないと、受け口の横顔になってしまう、という恐れを抱いている親御さんもいらっしゃいますが、

5歳、もしくは小学1年生でも、上顎の成長を促進することは可能だと思いますので、

お子さんの心身の成長、顎の成長、をみながら、いつがよいか、一緒に考えていくのがいいのではないかと思います。

ただ、小学校高学年だと上顎の成長促進の反応が悪いことがありますので、 小学3年生までには一度相談されるといいでしょう。

 

 

 

 

口ふうせん

当院で、舌の機能トレーニングに使用している口ふうせんです。

すぐに 使える子もいますが、なかなかうまく使いこなせない子もいます。

 

 

口ふうせんのホームページに使い方が記載されています。

当院も購入できる歯科医院として紹介してもらってます。

ネットでも購入できますので、興味のある方はみてみてください。

1分も使うと舌が疲れてきて、舌のすいあげにどこの筋肉を使っているか感じられます。

アンチエイジングにも効果がありそうです。

上唇と 下唇のバランス

口を自然に閉じてみてください。

自分の唇を鏡で見てみて 上唇と下唇は 同じ幅でしょうか?

本来 上唇と下唇は ほぼ同じ幅、バランスで構成されています。

最近は下唇の幅が広い方が多いです。

 

上唇が、正しく降りてきていないので、下唇の力で唇を閉じているのです。

下唇がめくれて幅が広くなっています。

 

その原因は

離乳食のときから 上唇をつかって食べることを覚えてこなかったからではないかともいわれています。

また、口呼吸で、上唇が上にめくれて富士山型のような唇になってしまってるからかもしれません。

 

離乳食期なら、上唇が下りてくるような食べさせ方をする必要がありますし、

小学生以上のお子さんなら、上唇が下りてくるマッサージを毎日してもらいます。

そのほか、唇を鍛える運動をしてもらうことで上唇と下唇のバランスを整えていくことが必要です。

そうすることで、上顎と下顎のバランスも整ってきます。