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ばい菌の増える速度はすごいんです😲

さて皆さん、ばい菌をみたことありますか❓。直接見るのは難しいですよね。顕微鏡で拡大しないとみえません。でもお口の中の汚れ、歯垢(プラーク。)を顕微鏡でみると気持ち悪いぐらいウネウネしていますよ🦠。

 

この、ばい菌ですが恐ろしい速さで増殖します。例えば虫歯菌の代表であるミュータンス菌、栄養となる砂糖をしっかり与えて、37℃という条件で培養すると、40分で1回という速さで分裂します。大したことないと思いましたね😊。でも、ネズミ算式に増えていくんですよ🐭。

 

具体的にみてみましょう。ミュータンス菌の大きさは約1μm(1μmは0.001mmです。)です。これが分裂して数珠のように繋げていくとどんな長さになるでしょうか。もちろんミュータンス菌1匹から始めますよ🦠。計算上では20時間ほどで東京スカイツリー(634m。)となります。この調子で分裂させると、29時間でイギリスのロンドン(9580km。)、33時間で月🌕(38万4400km。)、38時間で太陽🌞(1億5000万km。)まで達します。恐るべしネズミ算、、、、、🐁。

 

次は重さでみてみましょうか。ミュータンス菌の重さは約10-11gです。わかりにくいですね😞。1gのなかに1011匹いるといった方が、まだわかりやすいしょうか。さて、こちらも1匹から分裂させていきます。果たしてどうなるのでしょうか❓。

 

計算すると1gになるのに24時間40分、1kgになるのに31時間20分となります。先程の長さに比べると大したことないですね。しかし、48時間で豪華客船タイタニック号🚢(46328t。)と同じ重さになり、すぐに地球の重さも超えていきますよ。やっぱりネズミ算っておそろしい🥶。

 

この話で思い出すのはドラえもんのバイバインですね。こちらは5分で倍々に増えていきます。それでも大変なことになっていました。増えてしまった、増殖する栗饅頭をロケットで宇宙に捨てることでどうにか事なきを得ています。いつか宇宙が栗饅頭で埋め尽くされる日がくるかもしれません💦。でも、宇宙は光の速さよりはやく広がっているらしいです。どっちが速いんでしょうね。宇宙とネズミの戦いです😅。

 

こんなに早く増殖してしまうと、お口の中はミュータンス菌で溢れかえってしまいますね。💧でも、実際にミュータンス菌がここまで増殖することはありません。なぜかというと、エサの砂糖が圧倒的に足りなくなるからです。それに、お口の抗菌作用や唾液を飲み込むことで常に減っているからです。安心してください。それでも心配な方はしっかり歯磨きしましょう。

歯を全部抜いたらいいのでは❓

とんでもない題名ですね。お前は本当に歯医者さんかと思われそうです💦。でも、歯があるから虫歯になります。虫歯ができるとしみたり、痛んだり、そのうえ大変な治療が必要になります💧。歯周病にもなりますね。歯がぐらぐらしてきて、腫れて痛んだりします。やっぱり大変な治療が必要になります💧。

 

そして最近では、お口の中の病気と、全身の病気との関連も指摘されています。糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、認知症、誤嚥性肺炎、早産に低体重児出生などなど、、、、、🥶。歯があるから起こりやすくなるとするなら、早めに歯を全部抜くのも1つの治療といえるかもしれません。

 

そこで、実験をデザインしてみましょう。1つのグループでは歯をしっかり治療しながら残します😊。そして、もう1つのグループでは歯を全部抜いてしまいました🥶。そして、両グループとも死ぬまでにどんな人生を歩んだかを観察するのです👍。これで歯を全部抜いた方がいいかがわかるはず😊、、、、、。うん、倫理的に無理だね、、、、、。

 

しかしこれに近い研究はあったりします。重度の歯周炎を伴う糖尿病の患者さんに対して、1つのグループは全部の歯を抜きました🥶。もう1つのグループは歯を抜かず歯周病治療を行いました。重度の歯周病とあるので、きっと全部の歯がぐらぐらだったのでしょう。そうだよね❓。結果は全部の歯を抜いたグループの方は糖尿病の悪さを示す数値(HbA1c)が有意に改善したそうです😲。こういった報告を聞くと歯を全部抜くのもありなのかと思いますよね。ちなみに、この研究論文は2010年に発表されています。割と最近です。よくやりましたね、、、、、😞。

 

では、実際問題どうなのでしょうか❓。先程示したような直接的な比較はできないのですが、様々な報告をまとめることで一応の結果はでています。その結果はというと、『歯が少ない人ほど寿命が短い。』となっています😲。また、死因別でも、歯の数と関係が深いものがいくつかわかっています。心臓や血管の疾患、糖尿病、癌、認知症などは特に関係がありそうだといわれていますね。

 

この理由として最も有力なのは、食べる機能の低下による食事内容の変化です。歯が少ない方はしっかり咬めないため、肉や魚🍖🐟、野菜🥬などの摂取が減り、炭水化物🍚の摂取が増える傾向があります。栄養が偏るのです。また、歯が無いと踏ん張りが利かない、力が入らなくなります。身体が弱りやすくなるのです。これも一因といわれていますね🥶。

 

現在のところは、歯を全部抜いてしまう治療は止めた方がよさそうですね。健康な歯を残すことが1番大事なことのようです。そのためには普段のプラークコントロールや定期的な健診が1番大事です。何かあればご気軽にご相談くださいね。

道具が無くても確認できる、バイタルサイン👍

今回はバイタルサインについてです😊。日本語では生命徴候と呼んでいます。バイタルサインとは、人間が生きている状態を示す重要な兆候です。意識レベル、呼吸、脈拍、血圧、体温の5項目から成り立ち、身体に問題が生じれば必ず異常が生じてきます。場合によってはすぐに救急車を呼ばないといけない場合もあります🚑。もしものため、特にお子さんがいる方は知っておいていただきたいものです。医療施設ではモニターなどで測定しますが、何も道具が無くてもある程度の判断はできるんですよ👍。

 

◎意識レベル。◎

まずは意識があるかどうかです。確認方法としては、呼びかけに反応するかどうか、肩などを叩いて反応するかどうか、痛みを与えて反応するかどうか、反応するとしたらどの段階で反応するか、どんな反応をするかなどですね。意識が無ければ次に呼吸や脈拍などの確認へと移ります😞。

 

◎呼吸。◎

確認方法は胸部の上がり下がりをみるのが1番です。他にも耳を近づけて呼吸音を確認したり👂、手を近づけて呼吸を感じ取る方法もあります✋。成人の呼吸数は1分間に12~20回、小学生は20~25回、乳児は25~35回と小さなお子さんほど増えます。他にも呼吸が規則的か、変な音がしてないかも大事ですね。私も子供が熱を出して寝ているときに、息をしているかよく確認したものです👶。

 

◎脈拍。◎

確認方法は手のひら親指側の根本より少し腕より(橈骨動脈。)や顎の根本あたりの首(総頚動脈。)に指をあてて行います。自分で脈を触れる所を探してみてください。すぐにみつかると思います。見つからない場合は、早めに病院へいってください🏥。成人の脈拍数は1分間に70~80回、小学生は80~100回、乳児は120~140回と、こちらも小さなお子さんほど増えます。多過ぎても少な過ぎてもよくありません🥶。

 

◎血圧。◎

確認方法はさきほどでてきた総頚動脈に指をあてて行います。脈を触れなければかなり血圧が下がっています。危機的状態です🥶。

 

◎体温。◎

体表面に手のひらを触れて行います。これはやったことある方、してもらったある方は多いかと思います。熱があるとびっくりするほど熱いことありますよね🥵。冷たくなったことはあまり経験ないです🥶。

 

このようにバイタルサインは道具が無くてもある程度の判断はできます。お子さんがいる方は、時々でもこのバイタルサインを確認してみてください。いつもの状態を把握しておくことも大事です👍。そして、まずいと思ったらまずは救急車、救急蘇生(気道確保・人工呼吸・心臓マッサージなど)も必要かもしれませんがやっぱり急には難しいです😞。こういったことは無い方がいいに決まっているのですが、もしものとき、少しでも早くそういった判断ができるようにしておきたいものですね。

8020が達成できなくても、、、、、

80才で20本の歯を保とうという『8020運動』のスタートは平成元年でした。すでに令和となり、35年以上経過しています😲。結果を見てみると、良い方向へと向かっています。開始当時の達成率は8%程度だったのですが、現在では51.6%(令和4年発表。)となっています。結構がんばっていますね。みなさんの、お口の健康に対する意識の高まりと、それを保とうとする努力の賜物です🎁。

 

しかし、達成率51.6%ということは、残りの半数弱の方々の歯の数は19本以下ということです。ひかる歯科ちえこども歯科に通われている患者さんにも8020を達成できていないことを残念がる方がいらっしゃいますし、8020を達成できるかを気にされている方は多いです。達成できなかった方は、この運動をどう感じているのでしょうか💧。ひょっとすると、お口を健康に保つのは難しい、長生きはできないと思っているかもしれません😢。

 

でも、歯の数だけでお口の健康や長生きでるかどうかは決まりません。様々なデータをみていると、歯の数よりも大事なことがみえてきます。それが咬む回数やしっかり咬めるかどうかです😲。

 

データで見ると歯の数に関係なく、咬む回数が多いほど、また、しっかり咬めている方ほど普段の生活もしっかりしており、病気なども少ないことがわかっています😊。要はたくさん咬んで、しっかり咬めれば自分の歯でも入れ歯でも大丈夫ということです。もちろん、ご自身の歯の方が入れ歯より咬みやすいのは確かです。しかし、それ以上にしっかりとお口を動かして食べるとういうことが、もっと大事となります👍。

 

歯が無くなると当然咬みにくくなります。入れ歯はやっぱり違和感は強いです。そのためだんだん食べることが億劫になる💦。軟らかいものばかり食べて、お口を動かすことが少なくなる💦。だんだん体力・気力とも落ちていく💧。これが、1番問題なのです。

 

逆に歯がたくさん残っていても、お口から食べられなくなると一気に弱ります😢。それぐらいお口からきちんと食べることは大事なことなのです。

 

残っている歯の数が多いほど、たくさん咬んでしっかり咬むこと、そしてお口を動かすにも有利なことは間違いないでしょう。しかし他のことでそれがカバーできていれば大丈夫Σ(・ω・ノ)ノ!。ぴったりの入れ歯を入れてもいいですし、たくさんおしゃべりしてもいいでしょう。お口の体操なんかも効果もありますよ👍。

 

上下とも総入れ歯であっても、元気な方はたくさんおられます。そういった方はよく笑われますし、よくしゃべります😊。8020だけにとらわれずお口の健康や長生きするためにがんばりましょう。

 

ベジファーストは身体にいい❓

ベジファースト、聞いたことありますか❓。食事の際に野菜を最初に食べる食べ方です。みなさんはどんな風に食事をとられますか🥢。私が小さな頃は、ご飯やおかず、汁物などを順序良く食べる三角食べなんかが推奨されていましたね△。

 

ベジファーストという考え方自体は、実は古くからあります。和食の会食料理を思い出してみてください。まず、最初に先付(野菜類が多い。食物繊維が多い。)からでてきて、刺身や焼き魚(タンパク質や脂質が多い。)などを食べ、最後にご飯ものやデザート(糖質が多い。)がでてきます😊。

 

この、食物繊維⇒タンパク質・脂質⇒糖質という食べ方の順番をベジファーストと呼んでいます。糖尿病などの食事療法の一環として指導されることもある食べ方ですし、健康やダイエットにも良いといわれています👍。

 

糖質を摂取すると、分解・吸収されて血糖値が上がります。この血糖値が異常に高くなる、高い状態が維持されるのが糖尿病です。糖尿病の恐ろしさはここで説明するまでもないでしょう🥶。糖尿病の食事療法で大事なこととして、食後の血糖値上昇をいかに抑えるかがあります。糖質を摂取する前に食物繊維を多く含む食べ物を摂取ることで、糖質の吸収の遅延できることがわかっています。血糖値の急激な上昇を抑えることができるのです😲。日本人は血糖値を下げる能力が欧米人に比べて低いため、懐石料理などでこの順番が取り入れられているのは、体質に対する本能や知恵だったのかもしれません。こういった、観点からみるとベジファーストは健康に良い食べ方といえます👏。

 

ただ、注意点もあります🙅。ベジファーストで重要なのは食物繊維を最初に食べることだけではありません。糖質を食べるのをできるだけ遅くするのが大事になります。糖質はできるだけ後です。研究では10分とかです。結構長いのです💦。そして、糖質が多い野菜類が多い事にも注意が必要です。イモやゴボウなど食物繊維と糖質が多い野菜類はたくさんあります。野菜だからといって、先に食べるのは厳禁です。難しいですよね💦。そもそも懐石料理を含む和食全般が、砂糖など糖質による味付けが濃いものが多かったりします。

 

ベジファーストは手軽で健康やダイエットにも効果があるようにいわれることもありますが、きちんとしようとするとかなり難しいのです😢。食べ物に対する知識をきちんともたないとできません。その割に効果がはっきりしていない、否定的な研究結果も割とあったりします😲。やらないよりやった方がいいぐらいで考えておいた方がいいのかもしれません。ちなみに、私は糖質を制限する糖質制限派です。体調はいいですよ。