お役立ち記事
お知らせ
採用情報
熊本県熊本市中央区の大人と子どもの診療室-ひかる歯科ちえこども歯科へのお問い合わせ電話番号
お知らせ
HOME >  転ばぬ先のお口の中!

新着情報 一覧

転ばぬ先のお口の中!

今回はお口の中と転倒との関係についてです。

転倒は高齢者の3人に1人に起こり、そのうち約6%は骨折、約24%は重度の受傷に至ると報告されています。転倒は要介護になる、また介護状態を悪化させる原因として大きな割合を占めています。転倒には様々原因や対策がありますが、お口の中との関係についてしらべた研究・調査をみてみましょう。

☆歯の数が19本以下で入れ歯を使用していない方の転倒リスクは、歯の数 

 が20本以上の方の2.5倍であった。

☆入れ歯を使うことで上記の転倒リスクを半分に減らせる。

                      (調査対象65才以上の方。)

☆ある時点より0本から14本歯を失った方を基準として、大腿骨頸部骨折のリスクが、、、(大腿骨頸部骨折は起こるとほぼ歩けなくなります。手術や長期のリハビリが必要となり、要介護になる可能性が非常に高い骨折です。)

15本から27本歯を失った方で  4.1倍

すべて失った場合で        4.5倍     に増加した。

☆上記の結果から歯を1本失うごとに大腿骨頸部骨折のリスクが1.06倍に高まることがわかった。

(調査対象50才以上の方。)

などなど他にもたくさんの報告があります。

ではなぜこのようなことが起こるのか?考えられる経路をみてみましょう。

★虫歯や歯周病

歯の喪失、入れ歯の未使用(咬まない、咬めない。)

お口の周りの筋肉の機能低下、顎位の不安定

頭部の平衡性の低下、バランス機能の低下

転 倒

★虫歯や歯周病

歯の喪失、入れ歯の未使用

咬むところが無い

踏ん張りがきかない

転 倒

みなさん踏ん張る時はみなさん咬み締めますよね。咬み締められないと踏ん張りがきかないんです。これはスポーツ選手が歯並びを治療したり、スポーツ用のマウスピースをすることからもわかるのではないかと思います。咬まない、咬めないことによるバランス機能の低下、そしていざという時に咬む所がないため踏ん張りがきかない、、、。これが転倒に至る原因になっているんです。

 

実はこの話、高齢者だけの話ではありません。お子さんでも同じです。転倒などで受診されるお子さんは多いのですが、歯並びが悪かったり、顎が細い(普段よく咬んでないので顎やお口のまわりの筋肉が発達していない。)子がほとんどです。お口ぽかんのお子さんも多いですね。特に何度も転倒で受診されるお子さんでは、その傾向が顕著です。

 

そう考えると転倒、それに続く要介護を予防するための対策はこどもの時から始まっているといえるかもしれません。虫歯や歯周病予防はもちろん、歯並びを含めてしっかり咬めるようにしておく。今からでもできることはたくさんあります。さあ、歯医者さんへ相談だ。

ドライマウス(口腔乾燥)って何?

今回はドライマウス(口腔乾燥)についてです。

症状としては、

  • 唾液の分泌量の減少(口がやたらと乾く。飲み込みにくい。)
  • 唾液の粘性の亢進(お口の中がねばねばする。飲み込みにくい)
  • 歯や粘膜の保湿度の低下(お口の中がヒリヒリする。入れ歯で痛みがでやすい。虫歯や歯周病が進行しやすい。)

(重度のドライマウスですとびっくりするほど虫歯の進行が速いです。治療が追い付きません💦。

などがあります。

一般に高齢者に多いため、加齢による症状として認識されてきました。実際ドライマウスを常時自覚している高齢者は27.6%に上っています。しかしドライマウスの原因は多岐にわたっており、原因に応じた対応が必要になります。

☆原因① 加齢?

最近は、加齢だけで唾液分泌低下はほとんど起こらないとする報告も多いです。歯を失うなどして、あまり咬まなくなった、しゃべらなくなることによる、お口の周り全体の機能低下に伴うものともいわれています。

☆原因② ストレス

ストレスが多いとねばねばした唾液ばかりでてきます。

☆原因③ 薬剤

特に高齢者で多く、代表的な薬剤は降圧剤や安定剤、睡眠剤などです。服用し始めてすぐに症状が出る時もあります。この場合診断は容易です。しかし長期に服用することで徐々に症状が強くなっていく場合もあります。

☆原因④ 全身疾患

シェーグレン症候群、糖尿病、鉄欠乏性貧血、脱水などです。

☆原因⑤ 唾液腺への外科手術や放射線治療

☆原因⑥ 口呼吸 

唾液量などが正常でもお口の中が乾燥しやすくなります。鼻が悪い場合は

耳鼻科の受診も要検討です。

それでは次に対応法をみていきましょう。

◎対応法①

お口の中や周りをしっかり動かして、機能低下を防ぎましょう。毎日の努力が大事です。

・食事はゆっくりよく咬んで食べましょう。ガムもいいですね。

・唾液がでやすい食べ物を積極的に食べましょう。梅干し、レモン、酢の物なんかがいいですね。私は梅干し苦手なんですよね、、、💧。

・唾液腺マッサージ。耳の前や顎の下をマッサージしましょう。やりかたはインターネットで検索してみてくださいね。

・口腔機能訓練。むずかしく書きましたが舌や唇、頬などの体操です。有名なものはあいうべ体操でしょうか。いろいろな体操がありますので、こちらもググってみてくださいね。鼻が悪くない口呼吸にも効果がありますよ。

◎対応法②

水分補給、保湿剤の使用

・軽度のドライマウスでは水分をしっかりするだけで改善することも多いです。

・保湿剤は大きく2種類です。粘膜の保湿を行う液体状の保湿剤(スプレー状が多いですね。)、粘膜からの蒸散を防止するゲル状の保湿剤です。症状にあわせて使い分けます。

◎対応法③

ストレスフリーな生活を、、、難しいですね。とりあえずスマホを投げ捨てますか。

◎対応法④

薬剤の中止・減量・変更。原因全身疾患の治療。

◎対応法⑤

唾液の分泌を促進する薬剤があり極めて有効なのですが、シェーグレン症候群や放射線治療を患者さんにしか保険適応がありません。

人によっては漢方薬が有効な場合もあります。

ドライマウスは重度になると日常生活にかなりの支障をきたします。防ぐには対応法①、機能低下を防ぐことが一番大事です。お口の周りの機能低下を防ぐことは、他の疾患を防ぐことにも繋がります。是非、毎日取り入れて歯医者さん知らずの生活を目指しましょう。

こどもの外傷を予防しよう!

さて今回はこどもの外傷の予防法についてです。

もちろんゼロにはできないのですが、外傷の起こりやすい時期を知っていただくこと、また前もって対策することで被害を最小限に防ぐことができます。外傷は不幸な事故ととらえがちですか、そうではなく、病気の1つと考えることも大切になります。

まずは外傷が起こりやすい時期と受傷原因です。

年齢としてはまず1才~3才頃。歩けるようになり動きはどんどん活発になります。さらに幼稚園・保育園にも行き始める時期です。かわいいさかりですよね。受傷原因としては転倒が多く、特に屋内、家庭内での受傷が多くなります。この時期が第1のピークです。

第2のピークは7才~9才ごろ。小学校にあがり生活の自由度、行動範囲がどんどん広がっていく時期です💧。だんだん目が届かなくなりますね💦。受傷原因としては転倒も多いですが、物や友達との衝突も多くなります。屋内よりも屋外での受傷が多くなり、特に学校での受傷が半数を占めます。

季節としては入園や入学、進級し生活環境の変化がある4月~5月、そして夏休み明けの9月~10月に多いです。また性差ですが、これは男の子が女の子より多くなります。特に7才~9才、第2のピークではその傾向が顕著です。やっぱりやんちゃなんですかね。

第2のピークを過ぎると外傷は少なくなります。

次にこどもの外傷予防のためにできることについてです。

☆生活環境への配慮

・部屋をきれいにすっきりと!電気コードや小物、洗濯物、すべりやすい紙などに注意!

・テーブルや階段の角にカバーをつける!

・段差を少なくする!

・部屋を明るくする!

☆こども目線で安全をチェック

・大人が這って、こどもと同じ目線でチェック!立っていると意外に気がつきません!

☆こどもに危険な状況やその対応を理解してもらう

・車通りの多い所や高い場所に注意すること、歯ブラシをくわえて歩かないなど、こども成長にあわせて危険な状況と対応を理解させる!

☆しっかり運動し、体幹を鍛える。普段の姿勢も大事。いざというときはまず頭

部を守る(手を出す。)ことを教える

・1度だけでなく何度も外傷を起こしてくるこどもが結構います!そういったこどもは体幹が弱く、姿勢が悪いこどもが多いです!また、いざという時に、手がでないようです!

最後に万が一受傷してしまったらです、、、😞

★まずは意識がはっきりしているかどうかです。特に頭部を受傷した時。意識に

問題があればまず救急車、もしくは救急外来です。

★意識がはっきりしていれば体全体をチェックしてください。優先度の高い部位(例えば目。)や怪我(怪我の大きさや深さ。)からの対応が基本となりますので、それに対応した診療科への受診を行います。

★お口の中をみて欠けている歯がないか、抜けてしまった歯がないかをチェックします。歯以外の唇や舌などに損傷がないかもチェックしてください。

★欠けたり抜けている歯があれば、落ち着いて欠片や歯を探す。歯牙保存液や牛乳に入れて保存します。

★速やかに歯科医院を受診しましょう。

いかがでしたでしょうか。外傷は受傷しやすい時期を知っていただくこと、事前に準備することで防げるものもあります。また、いざというときの対応を知っておくことも大事な予防です。大事なお子さんが安心安全に過ごせるよう、また受診することが無いことをお祈りいたしております。

妊娠すると歯が悪くなる?カルシウム減っちゃうから?

今日は昔からいわれている伝承についてです。昔からの伝承は大事ですよね。参考にすることがたくさんあります。
妊娠すると歯が悪くなるといわれていますよね!お腹にいる赤ちゃんを育てるためカルシウムがたくさん必要、歯のカルシウムが吸収し、歯が弱くなる、聞いたことあるんじゃないかと思います。1人目、2人目、3人目と産むにつれて悪くなっていくなんて話も聞きますよね。さて、この伝承本当なのでしょうか?

結論からいうと、歯からカルシウムが吸収され、おなかの赤ちゃんのために使われることはありません。従って妊娠するだけで歯が弱くなるのは誤りです!私たちの細胞は、常に古い細胞が壊され、新しい細胞に置き換わっています。骨にもこのサイクルがあり、これをリモデリングと呼んでいます。しかし歯にはこういったサイクルがないんです。つまり歯は一度作られると、吸収されませんし、新しくなることもありません(内側から若干添加されたり、病的な吸収はあります。)。歯のカルシウムを別のことに利用することは、そもそもできないんです!

しかし、妊娠中に歯や歯ぐきが悪くなりやすいのは事実です。何故なんでしょうか。原因をみてみましょう、、、、、

☆お口のケアがしにくくなります
つわりなどのため、お口の中のケアが難しくなります。歯ブラシを口の中にいれるのもつらくなりますからね。虫歯、歯周病とも進みやすくなります。

☆お口の中の環境が悪くなりやすいです
つわりやお腹が圧迫されることで、食事をちょこっとずつ数回に分けて食べることが多くなります。結果的にお口のばい菌にしょっちゅうエサを与えることになってしまうんです。さらに唾液による、お口の中の洗浄、中和作用も薄まってしまいます。虫歯、歯周病とも注意が必要な環境になってしまいます。
また、酸っぱいものが好きになることも多いですよね。嘔吐などがあるとなおさらですが、お口の中が酸性になりやすくなってしまいます。酸は歯にとって天敵、歯の表面が溶けてしまいます。ひどくなると酸蝕症と呼ばれています。

☆歯ぐきが悪くなりやすくなります
妊娠すると増える女性ホルモンが大好きな歯周病菌がいます。歯周病になりやすい、悪化しやすい状態になります。
妊娠すると歯が悪くなるという伝承、正しいところもあれば間違っているところもあります。しかし、重要なのは歯や歯ぐきが悪くなりやすいのは事実であるということ!これに対しては対策もあります。困ったことがあればなんでもご相談ください😊。

歯科医師国家試験合格発表!

入試シーズン、みなさんはもう終わりましたか?受験者本人はもちろん、ご家族の方も心配ですよね。私も娘が高校受験でしたのでやきもきしていましたが、何とか合格してくれました。とりあえず一安心。まあ、まだ続くんですけどね( ノД`)シクシク…。

さて、この時期になると私達歯医者さんに嫌でも耳に入ってくるのが、歯科医師国家試験合格発表です。毎年2月に試験が行われ、3月に合格発表となっており、合格発表では大学別、新卒、既卒ごとに受験者数、合格者数、合格率まで発表されます。すでに合格しており、そんなに興味も無い(笑)ため、試験日や合格発表日も調べませんし、知りません。しかし、毎年ですが、合格発表日当日、遅くとも次の日には不思議と情報が入ってきます。そんな感じなのですが、母校の合格率はちょっと気になったりします。

歯科医師国家試験は近年難度が上がっています。通常医療系の国家試験はある一定レベル(基準点)に到達していれば合格という選抜試験がほとんどで、合格率も割と高めです。例えば医師国家試験や看護師国家試験は90%程度の合格率、歯科衛生士国家試験や歯科技工士国家試験は95%程度の合格率で推移しています。普通にやっていればまず落ちません。昔は歯科医師国家試験も合格率90%前後だったようです。

しかし最近の歯科医師国家試験は、合格率60~65%で推移しています。合格者数が毎年2000人前後で固定化しており、選抜試験というよりは競争試験となっています。私の時の合格率が83.3%でしたので、この20年程でだいぶ下がっていますね。もし、今受けたら、、、、、いや、受かる受かる、きっと大丈夫。それでは気を取り直して、私の母校の合格率をみてみましょう(笑)。

九州大学歯学部     62.7%

全     体     63.5%

うーん どうした。疲れてるのかな?

ちなみに合格率ナンバーワンは東京歯科大学の92.7%です。東京歯科大学は毎年合格率が高いんですよ。きっちり対策してるんだと思います。大したものです。ちなみに合格率最低は40パーセントを切っています。6年通ってこれはちょっときつい、、、、、。

歯医者さんになるためには、この歯科医師国家試験に必ず受からないといけません!総合大学の歯学部もあれば、歯科のみの単科大学もありますが、どちらも歯医者さんになるための専門学校といって差し支えありません。もし、歯医者さんを目指す方がいらっしゃったら、この大学別の合格率も参考にしてくださいね。結構差がありますよ。

1 59 60 61 62 63 64 65 66 67 105