歯科医師国家試験合格発表!
入試シーズン、みなさんはもう終わりましたか?受験者本人はもちろん、ご家族の方も心配ですよね。私も娘が高校受験でしたのでやきもきしていましたが、何とか合格してくれました。とりあえず一安心。まあ、まだ続くんですけどね( ノД`)シクシク…。
さて、この時期になると私達歯医者さんに嫌でも耳に入ってくるのが、歯科医師国家試験合格発表です。毎年2月に試験が行われ、3月に合格発表となっており、合格発表では大学別、新卒、既卒ごとに受験者数、合格者数、合格率まで発表されます。すでに合格しており、そんなに興味も無い(笑)ため、試験日や合格発表日も調べませんし、知りません。しかし、毎年ですが、合格発表日当日、遅くとも次の日には不思議と情報が入ってきます。そんな感じなのですが、母校の合格率はちょっと気になったりします。
歯科医師国家試験は近年難度が上がっています。通常医療系の国家試験はある一定レベル(基準点)に到達していれば合格という選抜試験がほとんどで、合格率も割と高めです。例えば医師国家試験や看護師国家試験は90%程度の合格率、歯科衛生士国家試験や歯科技工士国家試験は95%程度の合格率で推移しています。普通にやっていればまず落ちません。昔は歯科医師国家試験も合格率90%前後だったようです。
しかし最近の歯科医師国家試験は、合格率60~65%で推移しています。合格者数が毎年2000人前後で固定化しており、選抜試験というよりは競争試験となっています。私の時の合格率が83.3%でしたので、この20年程でだいぶ下がっていますね。もし、今受けたら、、、、、いや、受かる受かる、きっと大丈夫。それでは気を取り直して、私の母校の合格率をみてみましょう(笑)。
九州大学歯学部 62.7%
全 体 63.5%
うーん どうした。疲れてるのかな?
ちなみに合格率ナンバーワンは東京歯科大学の92.7%です。東京歯科大学は毎年合格率が高いんですよ。きっちり対策してるんだと思います。大したものです。ちなみに合格率最低は40パーセントを切っています。6年通ってこれはちょっときつい、、、、、。
歯医者さんになるためには、この歯科医師国家試験に必ず受からないといけません!総合大学の歯学部もあれば、歯科のみの単科大学もありますが、どちらも歯医者さんになるための専門学校といって差し支えありません。もし、歯医者さんを目指す方がいらっしゃったら、この大学別の合格率も参考にしてくださいね。結構差がありますよ。