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お母さん達からよくいただく質問 一覧

扁桃肥大

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の甲斐田です。

 

ずっと 口が開いていて 口呼吸のお子さんの なかには

アデノイドや 口蓋扁桃肥大のお子さんがいらっしゃいます。

 

当院の歯科矯正でも アデノイド肥大が 疑われる患者さんがいらっしゃり、

耳鼻科に紹介したところ、

手術適応 ということになった患者さんも何人もいらっしゃいます。

 

手術後

「全然違う。息がしやすくなった。」

「食べ物が飲み込みやすい。牛乳もスーッと飲める」

と手術してよかった、ということをお子さん自身が言います。

 

またお母さんたちは、

「食べるとき くちゃくちゃ食べていたのが、くちゃくちゃ いわなくなった。」

食べながら口呼吸しているため、くちゃくちゃ音がするようです。

「寝ているとき、いびきがなくなった。口も閉じて眠れるようになった」

「おねしょが治った(睡眠時無呼吸のおこさんは おねしょになることがあります。)

 

親御さんも お子さん自身も

手術してよかった、と一様にいわれます。

 

わたしたちは、口腔機能や、歯並び、舌の動きなどから、口呼吸を鼻呼吸に、というアプローチをしていますが、

やはり耳鼻科の先生と連携することができると非常にスムーズにいきます。

歯並びの治療、お顔の成長方向も 良い方向に向かっています。

 

唾液と虫歯菌 のたたかいです

こんにちは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の甲斐田です。

 

虫歯はどうしてできるか?

虫歯菌がお砂糖をエサにお口の中を酸性にする⇒歯が解ける (歯からミネラル分が溶け出す) = 積み重なると初期虫歯のはじまり・・・

唾液が酸性を中性に戻す⇒ 溶け出したミネラル分が戻ってくる(再石灰化)

 

口の中では

お砂糖がお口に入るたびに

唾液と 虫歯菌の戦いが行われています。

 

唾液が勝つように

お口の中が酸性になる時間と回数を減らしましょう!

 

乳歯の詰め物を 外れにくく 詰めるには

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。

 

新患で来られた患者さんの親御さんに

「こどもの虫歯の治療を今までしてもらっていたところでは、とにかくすぐ詰め物がとれる。

すぐにとれるから、こどもの詰め物とはもうそういうものだとおもっていた」

といわれたのですが、当院で治療が終わった後、

「ここの詰め物はフロスをしても違う。外れる感じがしない」

と言っていただきました。

良かったです。

当院の 乳歯の詰め物は 長持ちするように工夫をしています。

暫く間があいて、久しぶりに来た患者さんを検診したときでも、詰め物は外れてなくて、問題ないことが殆どです。

 

乳歯の詰め物というのは、コツをつかんで治療しないと、一般的に 永久歯よりは 外れやすいです。

 

その理由は

①お子さんは唾液が多い。唾液で歯の接着面が汚染されると、詰め物は外れやすい

ということと

②乳歯のエナメル質は薄い。(エナメル質はほとんどが無機質でつくられているため、

象牙質より接着しやすい。そのエナメル質が薄い乳歯は詰め物がひっつける面積が小さいということ)

ということにあります。

 

わたしたちは

①のために 小さいお子さんの治療には 必ずラバーダム防湿を使用しています。

これを使用することで、お子さんのお口の中に薬液やお水が流れることがなく、お子さんが急に動いても、口を傷つけることがなく、

さらに、唾液が接着面につかないので、詰め物が長持ちします。

 

また、

②のために、歯を削るときの削る形で外れにくいような工夫をしています。

 

以前、ディーラーさんに

「なぜ、こちらでした乳歯の詰め物は外れにくいのか?コツを教えてほしいと 他院の先生から 質問が出ているので教えてほしい」

と質問されたのですが、

 

やっぱり

ポイントとしては

唾液の排除ができているか、ということにあると思います。

 

ラバーダムは、治療者が 手順に慣れるまでは 時間がかかると思いますが、

慣れるとすぐに装着できます。

慣れてしまえば、安全で綺麗に正確に 処置できるので お子さんの治療のときは必ず

ラバーダムをするのが一番長持ちするコツなのではないかと 思っています。

 

 

フッ素ってどういう効果があるの?

 

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。

 

フッ素ってどういう効果があると思いますか?

歯を強くするってどういうこと?って思いませんか?

 

砂糖が入ったものを食べると

虫歯菌が 砂糖をエサに 酸を つくります。

すると お口の中が 酸性になります。

酸性になると 歯のエナメル質から ミネラルが溶け出します。

エナメル質がちょっとスカスカになると思ってください。

 

このままだと初期虫歯一直線ですよね。

このままじゃないです。

 

唾液が中性に戻していきます。

そうすると

ミネラルはまた、歯に戻ります。

これを砂糖が口に入るたびに 繰り返しているんです。

 

この酸性になって ミネラルが溶け出してスカスカのところに

(目に見えないレベルですよ)

フッ素が入り込み、歯を強くします。

フッ素が入り込んだ エナメル質は それまでより 酸に強い構造になっています。

 

フッ素の効果は、こうして歯のスカスカのところに入り込み、歯質を強くしていく

という効果です。

毎日適切な濃度を使用するとよいということが わかっていただけたでしょうか?

永久歯が 不足している 場合

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。

 

永久歯が もともと少ないお子さんがいます。

特に なくなりやすい永久歯があって、真ん中の歯を1番と数えると 2番目と 5番目 の歯は

先天的に ないことの多い歯です。

 

今日も受診されたお子さんで、5番目の歯が4本ないお子さんがいらっしゃいました。

どういうときに みつかるかというと、虫歯の大きさを確認するために 撮影した 小さいレントゲン写真で

乳歯の下の永久歯ができていないことが見つかることが多いです。

この5番目の歯は、4-5歳のときに 石灰化して 白く、硬くできてきますので、この年齢で

レントゲンに写っていなければ、もうできてこない 可能性が高くなります。

 

その場合、将来的には、矯正や、インプラント、ブリッジ、入れ歯、等、いろんな方法があり、

お子さんが大きくなってから、選んでもらうことになります。

 

それまでの間は、 できるだけ その乳歯を残しておきたいので、

虫歯にしないように 虫歯がある歯は 治療して 長持ちさせるように

ということが 大切になってきます。

 

このような 先天的にない歯があるお子さんは 定期的な 経過観察が重要になってきますので

ぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

虫歯も 歯周病も 感染症

虫歯菌も 歯周病菌も 感染症で

症状がでると、虫歯になったり

歯の周りを支える骨がとけたり ということが起こります。

菌が口の中からいなくなることはない・・・ということからすると

虫歯や歯周病といった 感染症は 一生治らない といえますね。

この先生のおっしゃっている

長く通い続けられる歯科をみつけて、定期健診にいくのが 一番 というのは 本当にその通りで

私達も 患者さんの歯を長持ちさせるためには

定期健診にきてもらう・・・という要素は 外せない と思っています。

定期的に 細菌や 細菌の塊、もしくは細菌のつくりあげる歯石を 取り除く といった

クリーニングが大切です。

6歳臼歯は 歯の王様

 

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。

 

皆さんは 6歳臼歯ってご存じでしょうか?

なぜ、6歳臼歯という名前かというと、6歳前後で 乳歯の一番奥の歯の後ろに生えてくる 永久歯だから です。

 

6歳臼歯は 歯の王様だといわれています。

一番 大きくて 噛む力も大きく  咬み合わせの要になる ためです。

つまり、とっても重要な歯なんです。

 

しかし

 

① 溝が深い

② 一番奥の乳歯の後ろに生えてくる

③ 上下の6歳臼歯がかみ合うまでの時間がかかる

 

という 理由のために、虫歯になりやすい 永久歯なんです。

 

6歳臼歯が 生えてきたら、

念入りに 仕上げ磨きをしていただくことが

重要です!

また、歯科医院で シーラント という処置をしておくことも

6歳臼歯の予防になります。

 

6歳臼歯が生えてくる年齢は だいたい5-6歳ですが、

4歳で生えてくる子や、8歳でも生えていない子など、

お子さんによって差があります。

6歳くらいになったら、仕上げ磨きのときに、後ろから歯が生えていないか

チェックするようにしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

チョコレートは虫歯になりやすいですか?

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。

 

食品の虫歯のなりやすさは

基本的に

その食品に入っている砂糖の量に比例しています。

 

そのほか、砂糖以外に、その 食品が 歯に残りやすい 粘着性があるかどうか、

というのも関係していると考えられます。

 

そのなかで、例外的に、虫歯のなりやすさが砂糖の量に比例していない

砂糖の量はある程度多いんだけど 虫歯になりやすさは ちょっと低い

という存在が

チョコレートです。

 

以前お話をうかがった予防歯科の教授によると

チョコレートはポリフェノールが入っているから虫歯が少し抑制されるんだろう というお話でした。

 

ですので、チョコレートは 砂糖の割には虫歯になりにくい・・・といえます。

 

しかし、中にキャラメルや粘着性のものが入っていたり、

ぺろぺろキャンディーのような形をしていると長くなめますので

こういった チョコレートは 虫歯になりやすいです。

 

その形状や粘着性など、歯に残りやすいかどうか、そういったことを考えて

おやつを選んでもらい、楽しく虫歯予防してもらえればと思います。

なぜ 寝る前に 甘いものをとると 虫歯になりやすいのか?

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科 の甲斐田です。

 

Q.寝る前に 砂糖が入っているものを 摂取すると 虫歯になりやすいのですが、 どうしてでしょうか?

 

A.

お砂糖をとると、虫歯菌がそのお砂糖をエサに 酸をつくります。

つまり

甘いものを食べると お口の中が酸性になります。

そうすると

酸性のお口の中で 歯のエナメル質 からミネラルが 溶け出します。

このままだとこれが 初期虫歯になります。

しかし 通常はこのままではありません。

 

これを元に戻すのが 唾液です。

唾液が 口の中を 中性に戻すことで、歯のミネラルが、また 戻ってくるのです。(再石灰化)

 

しかし、寝ると 唾液の分泌が減るため

中性に戻らずに朝がくることがあります。

(中性に戻す力があるのは 唾液だけです。うがいをしたり、歯磨きをしたりして、プラークは取り除けても

中性に戻すのは 唾液だけなんです)

 

そうすると

ミネラル分の抜けた エナメル質のまま  ⇒初期虫歯の 始まりです。

これが

寝る前に甘いものをとると 虫歯になる という 流れです。

 

フッ素は、ミネラルの抜けたスカスカのエナメル質に入って、

歯質をもとより強く スカスカした歯質を強化します。

そのため、フッ素入りの歯磨き粉を使っていただくのは 歯質の強化につながります。

 

 

こどもの歯磨き粉 どのフッ素濃度がいいか

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科 の 甲斐田です。

おうちで使用する フッ素入りジェルや 歯磨き粉

どの濃度が推奨か 知っていますか?

各年齢、推奨濃度を使用していただくと 効果的です。

 

5歳以下 500PPM

5歳以上12歳以下 1000PPM

12歳以上成人   1500PPM

 

WHOは 1000PPM以上のフッ化物イオン濃度で 500PPM濃度が高くなるごとに

6%のう蝕予防効果の上昇がみられることは疑いのない事実である、としています。

 

また、使用量は 年齢×1㎜と お薦めしています。

多くなるおうちが多いので、ぜひ適量を使用してくださいね。

 

 

 

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