歯周病を悪化させる 糖尿病 糖尿病を悪化させる 歯周病
こんばんは。
熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。
2018年に アメリカ歯周病学会と 欧州歯周病学会が 発表した 歯周病に 関する 分類においても
糖尿病と 喫煙 が歯周病を 悪化させると はっきりと 定義されています。
そのメカニズムは、歯肉炎症により 炎症性サイトカイン(TNP-α)増加 することによって インスリンの働きが妨げられる
炎症性サイトカインが増加することで、CRP値があがり、肝機能が低下します。
肝機能が低下することで、糖代謝が低下するので、ヘモグロビンA1Cが 上昇してしまう。
ということが起こります。
糖尿病を 進行させないように 歯周病をコントロールし、メンテナンスを継続していく必要があります。
糖尿病の 合併症は、沢山あります。
えのき、と しめじ と覚えるといいそうです。
え 壊死
の 脳血管障害
き 狭心症
し 神経障害
め 網膜症
じ 腎症
糖尿病は、歯周病を悪化させ、歯周病は糖尿病を悪化させるという 関係性をもっています。
歯周病をコントロールし、糖尿病の悪化も防ぐことが大切です。
2020年9月14日 | カテゴリー:新着情報, 歯科の豆知識 Q&A, 歯周病予防 |