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鼻呼吸で感染対策Σ(・ω・ノ)ノ!

さて今回は鼻呼吸についてのお話です🐽。鼻呼吸と対を成す呼吸として口呼吸があります👄。基本的に口呼吸はいろいろな面で不利です。お口の中だけでみても、乾燥のため虫歯・歯周病になりやすくなりますし、歯並びや咬み合わせにも悪影響があります。ひかる歯科ちえこども歯科で歯並びや咬み合わせの治療をする場合、口呼吸の原因が鼻や喉にある場合は耳鼻科の受診をお願いするほどです😢。

そして口呼吸は鼻呼吸に比べて圧倒的に風邪を引きやすいです💦。今回はこの点について詳しく見てみましょう。実は、『鼻は天然のマスク。』とまでいわれているんですよ😊。

このことを説明するには、まず風邪の原因を知っておかないといけません。風邪の原因はウイルス感染によるものがほとんどです。インフルエンザやコロナもそうですね🦠。そして、このウイルスの特性として、低温と乾燥に強いというものがあります。逆に言えば高温と湿気に弱いということです。そのためウイルスによる風邪は冬に流行することが多くなります。

では鼻呼吸が感染に強い理由をみていきましょうΣ(・ω・ノ)ノ!。

🌟鼻はすぐれた暖房です。🌟

さて1つ問題です。外の空気を-40℃としましょう。この空気を鼻らか吸い込むと、喉の奥では何度になっていると思いますか❓。ちなみに-15℃ぐらいになるとバナナで釘が打てますし🍌、あくびで涙がでると一瞬のうちに凍って目が開きにくくなります。鼻毛も凍っていますよ🥶。

正解はというと30℃ぐらいまで上がります😲。実に70℃も上がります。逆に大丈夫なのかと思うぐらい上がりますね。たった10cmちょっとの鼻の中を通過するだけですよ。鼻の中の豊富な毛細血管が温めてくれています。ちなみにこの毛細血管は鼻血の原因でもあります。それだけ毛細血管が豊富なんですね。

🌟鼻はすぐれた加湿器です。🌟

さてまた問題です。鼻の中では1日どれぐらいの水分がでているでしょうか❓。ちなみに唾液は1日1~1.5ℓでています。

正解は約1ℓです😲。どうでしょう。思っていたより多くありませんか。これが吸った空気を湿らせるために使われています。基本的に肺の湿度は、生物が海中から発生した名残なのか、ほぼ100%になっています。吸った空気が肺に行き着く前に湿度を上げておかないといけません。寒い日に口呼吸で激しい運動をすると、肺が乾燥して痛くなるんですよ💧。

このように鼻から吸った空気は喉に到達する前に十分温められ、湿気を帯びます。ウイルスを弱らせることができるんです。お口から空気を吸うと、ほぼダイレクトに外の空気が喉にあたります。ウイルスは元気なままです。ウイルスの感染は喉や肺から起きますので、口呼吸の方が感染に不利なのは当然です😞。

その他にも鼻事態のもつ感染防御システムもあったりします。とにかく口呼吸でいいことはまずありません。感染1つとってもはるかに鼻呼吸が有利です。みなさん鼻呼吸を目指してくださいね。