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院長からの発信 一覧

歯医者さんでキャッシュレス!

さて今回はキャッシュレスのお話です。だんだんキャッシレスの時代になってきています✕💰✕。みなさんはどれくらいキャッシュレスしていますか❓。私はといいますと、5000円ぐらいまでの買い物なら現金で払うことがまだまだ多いですね。それ以上になるとクレジットカードでしょうか。あと交通系のカードとなるSUGOCAはJRや市電でよく使いますね。○○payなどスマホを使っての決済はまだしたこと無いです(そもそもスマホにしたのがこの1年ぐらいの間です。それまでガラケーでした😢。)。便利なのはいいのですが、決済の手段が多くなりすぎている感がありませんか❓。もう少し統一して欲しいといつも思っています😞。

さて歯医者さんにおけるキャッシュレス事情はといいますと、やはりだんだん広がっています。東京や大阪などの大都市に比べるとまだまだですが、確実に増えてはいますね。とはいっても熊本では、まだ半数以下のようです。

ひかる歯科ちえこども歯科ではクレジットカード決済を導入しています。保険診療、保険外診療、物品などすべてにおいて大丈夫ですよ👍。決済の人数でいうとまだ現金払いの方が多いのですが、決済額でいうとクレジットカード払いの方がはるかに多くなっています😲。これは高額となる保険外診療の支払いでクレジットカードを利用することが多いためです。年々クレジット決済を利用する人数、利用額とも増えています😊。

実はひかる歯科ちえこども歯科のキャッシュレス端末は大変優秀でクレジットカードだけでなく、交通系のカードや○○payなどほとんどすべてのキャッシュレス決済に対応しています😲。しかし現在はクレジットカードのみの取り扱いとさせていただいています。本当は全面開放したいと思っているのですが、何故しないのか❓。1番の理由は診療終了後の日計を締めるのが大変になるからです😅。だれがどの決済でいくら払ってとまとめるのが正直しんどい、、、、、。大手コンビニなどが導入しているセルフレジなんかですと、そこまでまとめてくれるのでしょう。ひかる歯科ちえこども歯科のような零細企業ではなかなかですね、、、、、。正直診療が終わった後にそんなことに時間を使いたくない😅。1秒でも早く終わらせたい、、、、、😢。ちなみに振り込み日も決算手段によってばらばらで面倒くさいのです(# ゚Д゚)。前述した決済の手段をもう少し統一して欲しい理由はここにもあったりするんです。

とはいってもこれからもキャッシュレスは増えていくでしょう✕💰✕。ひかる歯科ちえこども歯科では現在クレジットカードのみの取り扱いとしていますが、そのうち全面開放になるかと思います。時代についていけるようがんばります。

 

 

教えてその薬!② ~ビスフォスフォネート製剤・歯ぐきを腫らすお薬編~

~ビスフォスフォネート製剤・歯ぐきを腫らすお薬編~

さあ、①の続きです。次のお薬はこいつだ!

☆骨を強くするお薬💧。ビスフォスフォネート製剤!

代表例・・・フォッサマック、ボナロン、アレンドロン、ボンビバ

アクトネル、ベネット、リセドロンなど

 

骨粗鬆症の治療や予防をしている方、骨折の既往がある方が飲まれていることが多いです。他にも、骨ベージェット病や多発性骨髄腫、悪性腫瘍の骨転移の治療のために使われています。骨の吸収を抑え、骨密度と骨強度を高める作用があります😊。

 

私たちの体の中では、常に古い骨が吸収されて新しい骨が作られています。このお薬は、骨を吸収する細胞(破骨細胞)の働きを低下させることで、骨が吸収するのを抑制します😊。結果として骨密度、骨強度が上がります。非常に効果が高い薬なので、爆発的に普及しました。

 

そんな中私達歯医者さんの領域で、ある重大や副作用がでてきます。それが、「顎骨壊死」です🙅。名前からして怖くないですか🥶。このビスフォスフォネート製剤を飲まれている方で、骨に影響のある治療(歯を抜く、歯の根っこの治療、インプラント手術や歯ぐきの手術など、結構いろいろあります😞。)を行うと、この顎骨壊死が起こるリスクが跳ね上がります😞。跳ね上がると言っても、もともとの起こる可能性自体がかなり低いため、そう簡単に発症するものではありません。しかし一度起こるとかなり厄介、なかなか治りにくく、最悪顎骨の切除までありえます。結構怖いんです🥶。

 

最近は、ビスフォスフォネート製剤を処方するお医者さんや薬剤師さんも、このことはよくわかってくれており、歯医者さんで治療を受ける前に必ず飲んでいることを伝えるよう言ってくれます。また、処方を開始する前に歯医者さんでの治療を終わらせるよう言ってくれる時もあります。非常に助かります🙇。

 

ではここで、このお薬を飲んでいるとどんな問題があるかをまとめます😊。

 

・顎骨壊死のリスクが上がる💧。

 

飲み薬より注射で投与されている時の方がリスクは上がります💦。また注射で投与されている方は、基本休薬はできません。注射により投薬されている方は、その原因疾患や全身状態が悪いことが多いです。そのため歯科治療より、注射による投薬の継続が優先となります。

・治療に制限がでることがある💧。

このお薬を処方されている期間の長さ、骨折のリスク、糖尿病やステロイド療養の有無などに左右されますが、歯医者さんでの治療のために休薬が必要となります。休薬できたとしても、薬の影響が無くなるまで少なくとも3か月以上はかかり、その間は治療が進みません💦。休薬できない場合、「さてどうしますか」、となります😞。なかなか悩ましいです。

次に対応策です。

〇飲み始める前に歯医者さんの治療を終わらせておく!

〇お口の中を清潔にしておく!

〇悪くならないように定期的な検診を!

この「顎骨壊死」、お口の中の細菌が多い方が起こりやすくなります。そのため、お口の中を清潔に保つことは大事です😊。また、歯医

者さんの治療も終わらせておくといいですね。そしてできるだけ悪くならないように、悪くなったとしても大きな治療にならないよう定期

的な検診をおすすめします。もちろん、後から治療が必要なこともあるでしょう。その場合、様々な要因を考慮し、休薬せず治療を行う

か、休薬するかを考えます。

うーん、効果が高い反面、なかなか悩ましいお薬なんですよね💧。飲まれる予定がある方やすでに飲まれている方、不安なことがあれば

是非ご相談ください😊。

 

さあ、次のお薬にいきましょう。次は歯ぐきを腫らすお薬です。

☆歯ぐきを腫らすお薬💧有名なのは3種類!

⑴、降圧剤、特にカルシウム拮抗薬に分類されるもの💦

代表例・・・アダラート、アムロジン、ノルバスクなど

高血圧の治療や狭心症、心筋梗塞の予防のために飲まれている方が多いお薬です。血管壁の収縮を抑え血管を広げることで、血圧を下げてくれます😊。非常に効きやすく効果も安定、しかも安全性も高いので、治療の第一選択薬に分類されています。ちなみに私も血圧高めなので、そのうちお世話になるかもしれないお薬です(笑)。飲みたくなーい( ノД`)シクシク…。

 

このお薬を長期で飲まれていると、約20%の方で歯ぐきの腫れが起こってくるといわれています。結構高くないですか!特に御高齢の方で多くなります。この理由は降圧剤を飲んでいる方の年齢層がそもそも高いこと、そしてこの年齢層が、歯周病の症状がでやすい時期と重なるためです😞。

 

⑵、抗てんかん剤💦特にフェニトインを含んでいるお薬!

代表例・・・アレンビアチン、ヒダントールなど

てんかんの治療をしている方が飲まれています。てんかんとは、大脳皮質の神経細胞の過剰興奮によって、けいれんや意識消失などの発作を繰り返す中枢神経疾患です💦。人口百人あたり1人、乳幼児から思春期のお子さんや高齢者に多く、治療はお薬での治療が中心となります。

このお薬は脳の興奮を抑えて、てんかんの発作を防いでくれます。しかし長期服用の副作用として、50パーセント以上の方に歯ぐきの腫れがみられるとされています。かなり高確率ですね。びっくりです😲。

 

⑶、免疫抑制剤💧特にシクロスポリンを含んでいるお薬!

代表例・・・サンティミュン、ネオラール、シクロスポリンカプセルなど

このお薬は、免疫を司るリンパ球の働きを強力に抑制する作用があります。腎移植など臓器移植後の拒絶反応の予防に用いるほか、ネフローゼ症候群、乾癬、ベーチェット病、再生不良性貧血、重症筋無力症、さらにはアトピー性皮膚炎や川崎病など、免疫系がかかわる病気にも有用です。

このお薬も長期服用で歯ぐきが腫れることが多く、頻度は25%から30パーセントといわれています。やっぱり高めですね😞。

この3つのお薬、いずれもそれぞれの疾患に対して効果が高いため、よく使用されます。当院においてもこれらのお薬が原因で歯ぐきが

腫れている方の治療を多くみてきました。歯ぐきが腫れるといってもどれぐらい腫れるの?と思われますよね😊。重度だと歯が見えなく

なるぐらい腫れるんですよ😲。結構すごい状態です💧。興味ある方は、『歯肉増殖症 画像』などで検索してみてください。きっと驚か

れると思います。

さて、対応策です😊。

〇お口の中を清潔にしておく!

いずれのお薬においても、やっぱりこれが基本となります。基本って大事ですよね。歯磨き万能です。

 

〇お薬の減量や種類の変更をお願いします!

お薬を出されている主治医の先生と相談します。病気の状態によっては難しい場合もあります😞。勝手にやめないでね💧。

まずはお口の中を清潔に、歯ぐきの治療をしっかり行っていきます。それでも改善が乏しければ、お薬の減量、変更を考えるといった順

番です。若干時間はかかりますが、症状はほぼ落ち着いていきます😊。しかし時には歯肉切除など手

術が必要なケースもあります🥶。

しかし、大事なのはこういったお薬を飲み始めた時から、お口の中にも気を配る事😲、症状を出さないように、でても最小限に抑える

ことです。これらのお薬を飲む予定がある方、すでに飲んでいて気になる方、ご気軽にご相談ください。

 

さて、いかがだったでしょうか。2回にわたって特に教えていただきたいお薬について書かせていただきました。今回挙げさせていただ

いたお薬は、非常に効果が高いもの多く、よく使われているものばかりです。1度お薬を確認してみてください。ひょっとしたら混じって

いるかもしれませんよ。その時は是非教えていただけると助かります。よろしくお願いいたします🙇。

フロスの注意点!難しいんです!

みなさんフロスは使っていますか?私はすでに歯間ブラシが通る年齢ですのであまりフロスは使いませんが、似たようなものです😊。使っている方はわかるかと思いますが、はっきり言って面倒ですよね😞。でもそんな面倒くさい中、頑張って使っているのですから、正しく使っていただきたい。今回はフロスを使う際に、注意していただきたい点をみていきましょう👍。

☆フロスを歯と歯の間に入れる時のコツは

フロスを歯と歯の間に入れる時、無理やり押し込んでいませんか?これだと通過した際に勢い余って歯ぐきを傷つけてしまいます。フロスを咬む面に対してななめになるようにあてて、のこぎりを引くようにゆっくりと入れていきましょう。

☆磨けるのは歯と歯の間だけではありません🌟

フロスは歯ブラシの届きにくい歯と歯の間を磨くためのものという認識の方が多いかと思います。でも実はここだけではもったいない。じつはもう1ヶ所、歯と歯の間における歯と歯ぐきの間も磨いていただきたい。ここは歯周病の好発部位であり、やっぱり歯ブラシが届きにくい場所です。歯と歯ぐきの間にまでフロス入れるようにすれば効果が格段にあがりますよ。

☆押し込むのではなく、かき出すんです🌟

歯ぐきに向かってフロスを動かして磨くと歯ぐきを傷つける可能性がありますし、プラークを歯ぐきの中に押し込むことになってしまいます。フロスは歯ぐき側から歯の面に沿って、プラークをかき出すイメージで動かしましょう。

☆歯の面を意識しましょう🌟

ただ漠然と動かしてもプラークはなかなか除去できません。結構手強いんです。歯と歯の間を4面に分けて磨くイメージで磨きましょう。フロスを通した場所の手前の歯における頬っぺた側、ベロ側、そして後ろの歯における頬っぺた側、ベロ側です。歯ブラシと同じで歯の面を磨くものという意識が大事です。

☆ぼちぼちやりましょう🌟

フロスは正しく使えばきちんと結果はでます。しかしやっぱり面倒くさいですよね。フロスで得られるメリットより、皆さんが感じる負担の方が大きければ

なかなか続きません。今までフロスをまったく使用してなかった方に、毎日しっかり使用するように言ってもまず無理です。まずは週末だけでも通すようにするなど、無理のない目標を立ててみてはいかがでしょうか。

いかがでしょうか。フロスは結構使いこなすが大変ですし、面倒です。お子さんにしてあげる場合はまだやりやすいのですが、自分で通すのはなかなか難しい😞。でも、せっかく使うのでしたら最大限効果がでる使い方をしていただきたいですし、これから使おうと思っている方はまず無理のない目標からたててみてください。正しく使えばしっかり結果はでてきますよ。

歯ぐきの目にみえない老化現象とは?

老化!いやおうなしに襲ってきますよね_| ̄|○。私もお酒は弱くなるし、二日酔いがでるようになるし、食べられなくなるし、、、、、イヤーーーーー🥶。

失礼しました😊。実は歯周病も例外ではありません。御高齢になればなるほど歯周病のリスクが上がります。原因はいろいろありますが、まずはこれまでの生活習慣の経年的な蓄積が1番大きいです。これには感染の機会や歯磨きの習慣に食生活(その方の周りにいる人の生活習慣も影響します。)、咬む力などがあげられます💦。次に全身疾患です。糖尿病や骨粗鬆症は歯周病にとって大きなリスクになることがわかっています💦。

ではこの2つをしっかり押さえこめば大丈夫なのでしょうか?残念ながらそういうわけにはいきません。細胞レベルで歯周病に対して体は弱くなってしまうのです。どういうことかみていきましょう😲。

  • 体を守る力の低下(免疫力の低下。)。

体を守る細胞(免疫細胞)の中で司令塔となる細胞がいます。それをT細胞と呼んでおり、リンパ球の一種です。このT細胞、実は専門の学校でしっかりとした教育を受けて現場にでてきています。その教育の場を胸腺と呼んでいます。防衛大学だと思ってもらえれば大丈夫です😊。幹部なんですよ!ちなみにT細胞のTは胸腺(Thymus)のTです。

この大事な防衛大学である胸腺ですが、年齢とともに小さくなり脂肪におきかわってしまいます。そのためT細胞の数や機能は低下する傾向があります。歯周病は感染症なのでこれは厄介です😞。

  • 血管の変化。

動脈の加齢変化に内膜の肥厚があります。この内膜が肥厚すると血行が悪くなるのですが、この変化は歯周組織においても起こります。その結果、歯ぐきにおいて免疫力の低下や自然治癒力の低下が起こります😞。血行が悪くなっていいことは何もないんです🥶。

  • 歯ぐきの細胞自体の老化。

人の体は細胞からできています。歯ぐきも例外ではありません。この細胞自体が老化していくことで不具合がでてきます💧。実験的に老化させたヒトの歯ぐきを構成する細胞を用いた研究があります。この研究では若い細胞に比べて、歯周病菌に対する反応が強く出てしまい、歯ぐきの破壊に関与する悪い物質をたくさん出してしまうことがわかっています😞。

いかがでしょうか。なかなか難しいところではありますが、御高齢になればなるほど歯周病のリスクはあがります。老化はどうしても防げないところもでてきますので、定期検診の頻度は少し増やしていくのが得策です。悪くなる徴候を逃さないようにしましょうね。

院長のおすすめ③

さあやって参りました。院長のおすすめ③です。実はおすすめを紹介するのって結構大変です💧。いろいろとおすすめはあるのですが、公の場で出せるものは限られますからね💦。

今回は書籍から、

「本当の自由を手に入れる お金の大学

両@リベ大学長」

です。

この本を知っている方は多いかもしれません。第1刷発行は2020年6月30日なのですが、いまだに本屋さんの人気上位に食い込んでます🎆。お金と人生をテーマにした本の中では、圧倒的に読みやすい😊。また、図や表も多くわかりやすいです😊。何より日本の保険制度や年金制度、税制などを踏まえたうえで、話が進んでいきます。日本人向けと言ってもいいでしょう🗾。

お金と人生をテーマにした本としては「金持ち父さん貧乏父さん」が有名ですが、どうもハードルが高い。言ってることはわかるんだけどなかなか、というところでしょうか😞。日本人だからかな?それともわかってないのかな?「金持ち父さん貧乏父さん」に書いてあることはまさにその通りで、お金と人生に対する原理原則が詰まった本になっています。お金や人生をテーマにした本はたくさんでていますが、そのすべてが「金持ち父さん貧乏父さん」に集約されるのでは、思えるほどの良書です😊。実は、この「本当の自由を手に入れる お金の大学」が言わんとすること、目指すべき方向は、「金持ち父さん貧乏父さん」とそんなに変わりません。それをよりマイルドに、わかりやすく伝えてくれている感じです😊。

さて、内容や特徴について簡単にみてみましょう。

 ☆日本人向け😊

前述した通り、日本の保険制度や年金制度、税制などを踏まえたうえで、話が進んでいきます。わかりやすいですよ💖。

☆お金にまつわる力を5つに分けて説明してくれます😊

本当の自由を手に入れる、お金にまつわる5つの力を、

・貯める   支出を減らす力💰

・稼ぐ    収入を増やす力💰💰

・増やす   資産を増やす力💰💰💰

・守る    資産を減らさない力💰💰💰💰

・使う    人生を豊かにすることにお金を使う力💰💰💰💰💰

それぞれ分野別にこの順番で説明してくれています。一般的に下に行くほど難度が上がりますが、様々な具体例も多く挙げてあります。目に付いた、興味あるところから、始めてみてもいいかもです😊。

さて、いかがでしょうか。もし良かったら読んでみてください😊。みんなで本当の自由である経済的自由(生活費<資産所得)を目指しましょう。

 

※ちなみにこの本、個人が普段の生活の中でできる内容が中心となっています💦。より様々な「モノ」、そして「ヒト」へ投資を行う経営者向けではありません😞。経営者向け、特に中小企業者向けですと、『塚超寛さん』、『堀龍市さん』あたりの書籍がわかりやすいなあと思っています。

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