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院長からの発信 一覧

歯磨き粉を使うと、歯磨きする時間が短くなる❓

今回はよくいわれる歯磨きについての話題について検証していきます。今回は、『歯磨き粉を使うと歯磨きする時間が短くなる❓』についてです。おそらく聞いたことあるのではないでしょうか。結構患者さんにも聞かれます。

「歯磨き粉を使うと爽快感がでやすいため、すぐに磨いた気になってしまうから。」、「歯磨き粉に入っている発泡剤のせいで、お口の中がすぐに泡でいっぱいになってしまうから。」など、一見もっともらしい理由まで添えられています。納得してしまいそうですね😞。

では実際どうなのでしょうか。これに関しては論文がきちんとでています。どんな論文か簡単にみてみましょう👍。

🌟ある集団に対して以下3通りの歯磨きをしてもらい、その時間を計測した。

  • 歯磨き粉を使わない。
  • 歯磨き粉を使う。(発泡剤無し。)
  • 歯磨き粉を使う。(発泡剤あり。)

ただし2と3の歯磨き粉の成分は、発泡剤の有無以外同一とする。

さて結果はどうだったのでしょうか❓

結果は3つのやり方とも歯磨きの時間に差はでませんでした😲。歯磨き粉の使用の有無、そして発泡剤配合の有無に歯磨きの時間は関係がないことがわかったんです。ですから歯磨き粉を使うと、歯磨きをする時間が短くなるというのは完全にデマなんです。

逆に歯磨き粉を使わない方では、ブラッシング時間が短くなってしまうとういう報告があります😲。やってみるとわかるのですが、歯磨き粉を使わないと、歯ぐきに痛みがでやすくなるため、とても磨きにくくなります。歯磨き粉が歯ブラシの滑りを良くしてくれているんですね(緩衝作用とよんでいます。)。また、爽快感や心地よさも激減です。人間だれしも嫌なこと、面倒くさいこと、楽しくないことはしたくないものです😞。歯磨きを使った方が、気持ちよくしっかり歯磨きできるんです👍。

ただ歯磨き粉を使うとお口の中が泡でいっぱいになり磨きにくい方もいるかもしれません。そういった方は発泡剤の少ないタイプの歯磨きを選んでください。もしくは水分が多いと発砲しやすくなるため、歯磨き前に唾液を吐き出したり、水をつけずに磨くようにしてください👍。これだけで結構変わりますよ。

歯磨き粉を使って歯磨きの時間が短くなることはありません。むしろ歯磨きしやすくなりますし、気持ちよさも与えてくれます。また、歯磨き粉に含まれる様々な薬効成分も見逃せません。自分に合った歯磨き粉を是非みつけてくだあい。はっきりいって歯磨き粉を使わないという選択肢はありませんよ。

シーラントの下に虫歯菌が 残っていたら どうなりますか?

今回は時々ある質問から😊。それは、『シーラントをする前にばい菌を全部取りきっているのかどうか?』というものです。うん、シーラントに関して調べている方の質問ですね。歯科関係者かな?しかも若干答えづらい質問です💧。何故なら残っている可能性がかなりの確率であるからです💦。エーって思いますよね😱。

シーラントは歯の溝が虫歯にならないように予防的に埋めてしまう処置です。シーラントを行う前にブラシや超音波で機械的に清掃したり、薬液で化学的にきれいにします。もちろん徹底的にやります。しかし深い溝の底にはどんなにがんばってもばい菌が残ることわかっています😲。もう一度いいます。残っているんですよ(m´・ω・`)m ゴメン…。大事なことなので2回、、、、、。では、これら残ってしまったばい菌の上にシーラントをすると、どうなってしまうのでしょうか?悪くなってしまうのでしょうか?

虫歯は歯の表面に付着した虫歯菌によって引き起こされるダイナミックな変化といえます。普段は虫歯菌とお口の中の環境や歯との力のバランスが保たれていますが、歯ブラシの不良や不適切な食生活により、虫歯菌の活性が勝ってそのバランスが崩れると、虫歯菌が産生した酸によってしだいに歯の硬組織が崩壊し、病変が進行します😞。

逆手にとれば、虫歯菌の活性を押さえることができたら、虫歯の進行は止められるということです。シーラントをすると、シーラントに覆われた虫歯菌と外界が遮断され、虫歯菌への栄養供給が断たれます。栄養が届かなくなった虫歯菌は活性が抑えられるのと同時に、その数を減らしていきます。結果として、歯の溝における虫歯の進行は止まります。まさに兵糧攻め😊。虫歯菌がシーラントの下に残っていたとしても、基本的には大丈夫です。

私が言っているだけでは心配ですよね。実はきちんと論文でも報告されているんです😊。簡単にまとめさせていただきますが、まずシーラントを行った後にばい菌が増殖したという報告はありません。むしろ減少しており、シーラント処置歯はシーラント未処置に比べて平均総ばい菌数が100分の1になっていたと報告されています。さらに、約50%においてはシーラント処置後に生きているばい菌がいなくなっていたとのことです👍。

いかがだったでしょうか。シーラントをして虫歯が進みやすくなることはまずありません。虫歯のリスクが高い方にとってはとても有益な処置となります。

不安なことがあったらなんでも聞いてくださいね。

発音障害とは❓

今回は発音障害についてです。近年増えている障害の1つです。言語聴覚士さんが1番得意としている分野ですが、歯医者さんも結構関係あったりします😊。

 

私たちは生まれてから少しずつ発音を獲得していきます。母音(あ、い、う、え、お。)から始まり、比較的簡単な子音からだんだん発音できるようになります。発達に遅れが無い場合、大体6才から7才頃までにすべての音が発音できるようになりますが、個人差もありますね😅。

 

発音障害とは、話し言葉の中の、ある決まった音が正しく発音ができず、それが習慣化した状態をいいます。発音障害があると、言いたいことがうまく伝わらず、周囲とのコミュニケーションに支障をきたしてしまいます💦。何度も聞き返されることでイライラして周囲の人にあたったり、自信を無くして話さなくなったりするなど、発音障害が心理的なストレスになることも少なくありません💧。お子さんで多い障害となりますが、大人の方でも脳卒中などの後遺症やお口の中の状態によっては起こることがあります。

 

発音障害はその原因によって大きく3つに分けられます。それぞれをみていきましょう👍。

 

  • 器質性構音障害。●

発音をするときに使う構音器官の形の異常によるものです。

(例)悪い歯並び、咬み合わせ。

【特に反対咬合(下の歯が上の歯より前にでている。)や前歯部開咬(奥歯で咬むと前歯が咬まず開いている。)で問題になることが多く、1番影響を受けるのがサ行音です。】

 

舌小帯短縮症。

【舌の下にあるすじ(舌小帯。)が太く短くなっているのが舌小帯短縮症です。舌の動きが制限され発音に問題がでます。特に影響をうけるのがラ行音やサ行音です。】

 

口唇口蓋裂。

【上唇や上顎に亀裂が入った状態で生まれてくる疾患です。頻度は500人から600人に1人で少なくありません。】

歯が無い、入れ歯が無い、入れ歯が合ってない。

などなどです。他にもありますが、この分野は歯医者さんが大きく関わるこ

とが多いです。言語聴覚士さんから依頼が多いのは、舌小帯短縮症の切除ですかね😊。

 

  • 運動障害性構音障害。●

発音に関わる神経や筋肉の異常によるものです。

(例)脳卒中(脳梗塞や脳出血。)の後遺症。

脳性マヒ。

神経マヒなど。

 

  • 機能性構音障害。●

構音器官の形や機能に問題がなく原因が明らかでないものです。ようするに、「ようわからん。」です。実はお子さんの発音障害で最も多いのはこの機能性構音障害です😞。言語聴覚士さーーーーーん( ノД`)シクシク…。

 

発音の問題は様々な要因が絡み、お互いに負の連鎖に陥っていることも多いです🥶。そのため1つの業種だけでは対応できないことも多くなります。言語聴覚士さんはもちろん、私達歯医者さん、他にも協力が必要なことがあります。ひかる歯科ちえこども歯科はお子さんが多く通われており、発音に関する相談も多いです。ご気軽にご相談ください。

アルカリ性食品なのに酸性❓

さて、みなさんはアルカリ性食品、酸性食品とういうのを聞いたことありますか(。´・ω・)?。健康食品などでよくみかけますね。「アルカリ性食品だから体にいいですよー。」、「酸性食品だからこんな効果がありますよー。」とかいろいろといわれています。結構根強く残っているこの分類、実はちょっと注意が必要な分類なんです😅。

 

このアルカリ性食品、酸性食品とういう分類は19世紀末に提唱された概念です。体内での栄養素の燃焼を想定し、食品を高温で燃やして生じた灰を溶かした水溶液がアルカリ性であればアルカリ性食品、酸性であれば酸性食品としています(´ε`;)ウーン…。食品に含まれる無機陽イオン(ナトリウム、カリウム、カルシウムなど)と無機陰イオン(リン、イオウなど)のバランスで判断されるもので、無機陽イオンが多いとアルカリ性食品、無機陰イオンが多いと酸性食品と分類されます。何が注意かというと、このアルカリ性食品や酸性食品という分類と、その食品自体がもつ酸性度と異なることがあることです😲。

 

代表的な例はお酢です。お酢は無機陽イオンを多く含むためアルカリ性食品に分類されます。しかし実際の酸性度はどうでしょう。お酢のpHは2後半から3前半のものが多いのですが、これはまぎれもなく酸性です。数値を出さなくてもお酢は酸性であることはほとんどの方はご存じではないでしょうか。でもこの分類ではアルカリ性食品なってしまうのです😞。

 

歯医者さんで問題になるのは酸蝕症などの説明をするときです。酸蝕症とは酸性度の高い食べ物や飲み物、サプリメント、薬剤などを頻繁に摂取している方にみられる疾患で、歯の表面が溶けて薄くなったり、丸みをおびたり、しみてくるなどの症状がでてきます🥶。現在増えている疾患です。この場合、酸性度が高く、頻回に摂取している品物を制限する必要があります。しかし、その品物がアルカリ性食品となっていると、患者さんとしてはなぜとなってしまいます❓。

 

前述したお酢なんかはその代表例です。健康食品として定期的に取り上げられますし、日常的に摂取している方が多いですね。

 

食品中の無機イオンがお口の中で完全に溶出することはなく、その影響でお口の中のpHが大きくかわることはありません。お口の中ではその食品自体がもつ酸性度のみが問題となり、アルカリ性食品や酸性食品という分類は関係がないことを知っていただければと思います。でも、なかなか難しいですよね。

歯磨きの時間は❓どのくらいの時間磨けばいいの?

今回はよく聞かれる質問からです。

 

その質問は、「歯磨きの時間はどれくらいがいいの❓」、です。これについては様々な意見があり、完全に一致していないところもあります。まあ、私の個人的な意見も交えながらみていきましょうか😊。

 

🌟歯磨きの時間は❓🌟

 

よくいわれるのは3分以上というものでしょうか。すべての歯(28本、もしくは32本。)をきちんと磨くのに最低でも3分は必要とされており、このことが3分以上といわれる所以となっています👍。でも皆さん3分歯磨きしていますか、、、、、。結構3分って長いですよ。1回自分の歯磨きの時間を計ってみてください。3分以下の方が多いと思います。なぜなら歯磨きの時間が1分から3分の方が5割を占めるというデータがあるんです😅。

 

一方で歯を5面に分けてきちんと磨くと10分以上はかかるとの意見もあります。歯の1つの面を5秒として、歯1本で25秒、歯28本磨くと11.7分ほどかかります。長い!長すぎる!うーん、はっきりいいますが、私もこんなに歯磨きしていません🙇。

 

時間については正直決めるのは難しいです。なぜなら歯磨きの質も大きく関与してくるからです。適当に歯ブラシをくわえているだけでは、30分やっても、1時間やっても無意味ですよね😞。

 

また、残っている歯の本数によっても変わってくるでしょう。歯が28本ある方と1本しかない方、同じ時間歯磨きをする必要があるでしょうか。おそらくないと思います💧。

 

こういったことから歯ブラシの時間を最初に決めることはあまり意味がありません😞。あくまで目安程度に考えてください。しっかり磨ける自分に合った歯ブラシやその他の口腔清掃グッズをしっかりそろえ、正しく使うこと、そしてきちんときれいにできていることが大事です。そのために私達歯医者さんが協力できることはたくさんあると思います😊。そのうえで歯磨きにかかった時間が、皆さんにとって歯磨きに必要な時間です。とはいっても目安の時間より短すぎる場合は、きちんと磨けているか疑ってみる必要はあるでしょう。ある程度歯が残っている方では、3分というのが1つの基準にはなるかと思います。

 

いかがだったでしょうか。歯磨きについては時間も大事なのですが、やはり質も大事です。個人的にはかけがえのない時間を無駄にしないよう、質を高めることの方が大事と考えています👍。もちろん時間を短くするにしても限界はあります。ある程度は自分でしっかりできるようにし、時々歯医者さんできっちりきれいにするのが1番効率いいですね。

 

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