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侵襲性歯周炎というのがあります!

今回は少し珍しい歯周炎についてです。それは侵襲性歯周炎というものです。名前からちょっとすごそうですよね🥶。一般的な歯周炎は慢性歯周炎といわれており、主原因は歯垢(プラーク。)、進行速度は比較的ゆっくりで高齢になるほどかかりやすいイメージではないでしょうか。

しかしこの侵襲性歯周炎はちょっと違います。10代や20代など若い時期に発症することがほとんどで、急速に進行します💦。プラークの蓄積量と疾患重症度が無関係であることが多く、歯ぐきの赤みや腫れ、歯ぐきからの出血などの炎症所見も少なく見た目はそんなに悪くありません。遺伝的な要素があるようで、特定の家族内や家系内に多いことがあります💧。どういうわけか前歯と奥から2番目(親知らずは除いて。)の第1大臼歯で特に進行しやすい特徴があります。発症率は0.05%~0.1%と低いのですが、レントゲンを撮ると「若いのにどうしてこんなに悪いの❓。」ってびっくりするぐらいです。

日本人での発症率は低いのですが、海外では結構高く、人種によりますが5%や10%だったりします。正直こんな歯周病が10%の確率で起こると思うと恐怖しかありません🥶。そのため海外のほうがこの侵襲性歯周病の研究が進んでいます。ある特定の細菌(アクチノバチラス・アクチノミセテムコミタンス、略してAa菌。)が強く関わっているといわれており、特にその細菌の中でも明らかに侵襲性歯周炎への影響が強いタイプが発見されています🦠。

しかし、Aa菌自体は日本人からも検出されるのですが、侵襲性歯周炎への影響が明らかに強いタイプは日本人では検出されません。そのため日本人では侵襲性歯周炎の発症率が低いと考えられています👍。

日本人での侵襲性歯周炎の発症は細菌学的な要素よりも、宿主の要素の方が大きいといわれています。新たに注目を浴びている細菌もいますが、宿主の代謝や免疫に関わる遺伝子による要因の方が強そうです。現在も国内外で活発に研究が行われていますが、まだ明確な結論は得られていないのが現状です😞。

遺伝的な要因があるということであれば注意はできます、家庭内や家系内で歯を早期に失っている方がいないかを調べてみてください。もしそういった方がいれば早めに歯医者さんを受診し、早期発見・早期治療を心がけます。もちろん定期検診は必須です。間隔は短めが無難ですね。遺伝的な要素があるといっても、細菌がいなければ侵襲性歯周病も進みません。通常の歯周炎より注意は必要ですが、十分に歯と歯ぐきを守っていくことはできますよ。

九州デンタルショーに行ってきたよ!!

6月1日(日)、今年も九州デンタルショーに行ってきました✌。ほぼ毎年行っているのですが、月の最後の日と最初の日は忙しいので時期をずらして欲しい。月締め業務やスタッフの給与計算などたくさんやることがあるの、、、、、😢。ちょっと行くかどうかまよったじゃない💦。 
 
まあそれは置いといて、一般の方にはあまりなじみはないイベントですよね。でも、歯医者さんや歯科衛生士さん、そして歯科技工士さんにとっては結構大きなイベントです👍。毎年この時期に福岡で行われており、今回は去年と同じくマリンメッセ福岡での開催となりました。グランメッセ熊本の海、福岡バージョンです😊。実は結構楽しみにしているイベントだったりします😊。

 九州デンタルショーでは歯医者さんで使う機械や材料、システムなどを開発・作製している主だったメーカーが一堂に会します😲。実際に機械や材料に触れながらメーカーの方から説明をうけることができますし、試供品をもらったり、機械の貸し出しの約束をしたりできます。もちろん一気に購入までしてしまってもかまいません。やはりというか歯科において話題になっている治療に関する展示が多くなり、歯科界の潮流を肌で感じることができますよ👍。

どのメーカーも『推しの商品』があり、すごく推してきますね((´∀`*))。人気のブースは並ばないと担当者と話もできません。
 その他にも、様々なセミナーが開催されます。有名な歯医者さんもたくさんみえられますね。また、普段なかなか会えない知り合いの歯医者さん(同期など。)に出会えたりするのも楽しみの1つですね。当院がお世話になっている出入り業者さんきていて、取引のある歯医者さんへの挨拶に余念がないようでした。相変わらず大変そう😞。休日労働だな。給与出ているといいのですが、、、、、💦。

 午前9時に開場だったので、それにあわせて行ったのですが結構並んでいましたΣ(・ω・ノ)ノ!。超人気のラーメン屋並みに人気です。この混雑ぶりをみていると、歯医者さんの世界もまだまだ盛況だなと思います😊。

 私もお目当ての機械や材料なんかをしっかりみることができてご満悦、様々な新商品の資料や試供品もいただくことができました。5時間ほど滞在させていただきましたが、とても有意義な時間を過ごせました。

 気になっているのは以前(私が福岡にいた頃。20年程前。)に比べると規模が小さくなっていることでしょうか💧。現在は土日の2日間の開催ですが、以前は金土日の3日間あったんですよ。試供品もばらまくように配っていました。それはもう花咲かじいさんのようにです🌸。最近はきちんと名前や医院名を書かないといけませんし、もらえる量も少ない😢。まあ、医療法の問題もあるらしいですけどね。うーん、どうなんでしょう。歯科界は不況業種らしいですからね🥶。まあ、私個人としてはそんなことはないと思っています。

お口の乾燥と味覚障害!

さて今回は味覚障害のお話です。新型コロナでも話題になりましたね😅。体調が悪いときなど、一時的に味を感じなくなった方もいるかもしれませんが、味覚障害は結構つらいです。

おいしく食べることは人生の大きな喜びです😊。バランスのよい食事をよく咬んで味わって食べることは、身体だけでなく、精神的な健康を維持するための基本となります。そのためには丈夫な歯や歯ぐきだけでなく🦷、健全な味覚が必要不可欠です。御高齢の方のデータとなりますが、味覚障害が無い方とある方を比較すると、「体調が良い、」「毎日が充実している」と答えた方の割合は味覚障害が無い方の方がはるかに高くなりました😲。味覚障害があると食欲不振や食べる物の偏り、味の濃い物を好む傾向がでるため、いわゆる生活習慣病(高血圧や糖尿病など。)にかかりやすい傾向もあります。

一口に味覚障害といっても症状はいろいろです。『味が薄く感じる。』、『味がまったくわからない。』、『特定の味だけわからない。』、『甘い物が苦く感じる。』、『食べるといつも嫌な味を感じる。』、『お口の中に何もなくても常に苦みや渋味を感じる。』などなど、、、、、。なかなか難しい💦。しかしこの味覚障害、ずっと増加傾向なのです。実際、味覚障害を主訴に歯医者さんやお医者さんを受診した患者さんの数は増加の一途を辿っています。

原因もいろいろで、新型コロナのような病気の後遺症や薬剤の副作用、ストレス、栄養不足、加齢などが考えられています。

その中でもまず疑ってほしいのがお口の乾燥です😲。味覚障害に限らずですが、舌になにか症状があり、特に見た目が問題無い場合に、最初に疑うものの1つがお口の乾燥です。味覚障害も例外ではありません。特に味は唾液によって運ばれますから、お口が乾燥していると味覚障害が起きやすくなります。

実際、味覚障害がある方では唾液の分泌量が下がっているという報告があります。味覚が正常な方の唾液分泌量は基準値を満たしているのに対して、味覚障害がある方の唾液分泌量は全員が基準値を満たせず、味覚が正常な方に比べて唾液分泌量は半分以下であったとされています💧。

お口の乾燥も味覚障害と同じで原因が多岐にわたるため難しいのですが、お口が乾燥しやすい口呼吸になっていないか、水分は足りているか、服用しているお薬なにかなどを調べます。また、唾液を出やすくするために唾液腺マッサージや食生活の指導も行います。

味覚障害は自覚症状が乏しいのも特徴です。だんだん悪くなるので気づきにくいのです。しかし身体の健康や精神の安定に強く関わります。味覚に異常を感じたら早めにご相談ください。

歯に着色がつきやすい 人の 対処法

歯への着色、気にされている方多いですよね。原因としてはお茶やコーヒー、赤ワインなどの飲用🍵☕🍷や喫煙🚬、鉄の摂取などですが、お口の中に住んでいるばい菌にも左右されます🦠。付きやすさに個人差が結構あり、なかなか対処が難しいです😢。着色自体は虫歯や歯周病の原因とはならないのが救いですね。むしろ虫歯にはなりにくいという報告まであったりします。今回は、歯磨きの状態によって取るべき対処法をみてみます。

◎歯磨きができていない、、、、、。◎

論外です。まず歯磨きをがんばりましょう。話はそれからです、、、、、。

◎歯磨きはまずまずできている。◎

歯磨きがまずまずできていて、着色が付きやすい方は次の段階に進みます😊。まずは着色除去効果のある歯磨き粉を使ってみることです。こういった歯磨き粉には着色除去を目的とした清掃剤(以前は研磨剤と呼ばれていました。)が入っています。着色よりも硬度が高いものが含まれており、機械的に着色を除去することができます。かといって歯よりは硬度が低いため、基本的に歯面を傷つけることは無いようになっています👍。

また、最近では清掃剤で機械的に着色を除去するのではなく、吸着など別の作用機序によって着床を除去する歯磨き粉も販売されています。いろいろ試してみましょう。いい歯磨き粉を見つけてください。

もう1つお勧めするとしたら電動歯ブラシや、音波ブラシですね。通常の歯ブラシに比べると着色除去効果も強いですよー。

◎歯磨きを頑張り過ぎている。◎

最後に歯磨きを頑張り過ぎている場合があります😲。普通の歯ブラシや電動・音波ブラシなどいろいろありますが、過度に磨き過ぎているのです。強く当て過ぎていたり、長く磨き過ぎていたりするのです。そうするとどうなるか❓。歯面が傷ついてしまうのです💦。歯面が傷つくと着色が付きやすくなってしまいます。着色を付かないようにしようと頑張った結果、裏目にでているパターンですね😢。でもわかる。

こういった方は適切な歯ブラシをあてる強さと時間を守って磨く必要があります。そのあたりは歯医者さんできちんと説明を受けましょう。特に電動・音波ブラシを使っている方は注意してくださいね。取扱説明書をよく読んで、その指示に従って使ってください🙇。

食生活を変えることやタバコをやめることも検討してもいいのですが、なかなか難しいことが多いです。好きなものはそう簡単にやめられない😞。ばい菌の要因も手軽に変えることはできません。まずは歯磨きでできることはないかを考えましょう。気になることがあればご相談ください。

歯の上に入れ歯を入れる時があります!

今回は少し特殊な入れ歯のお話です。入れ歯というと通常歯が無い所に入れるものですよね。総義歯なら全部の歯がない状態で入っています💧。部分入れ歯の場合、残っている歯に対して入れ歯を支えるため“クラスプ”といわれる金具をかけたりしますが、入れ歯が入る所に歯はありません💧。

 

しかし、歯の状態などによっては歯の上に入れ歯を入れることがあるのですΣ(・ω・ノ)ノ!。もちろん歯の頭の部分が残っていたら入れ歯は入りませんので、歯の根っこだけが残っている状態で入れます。これを“オーバーデンチャー”と呼んでいます😲。入れ歯の下に歯ぐきだけでなく、歯も支えとしてあるので、痛みがでにくく、安定もしやすいですね👍。ちょっと特殊な入れ歯ではありますが、珍しいものではありません。結構やります。その場合、積極的にする場合と、仕方なくする場合とありますので少しみてみましょう。

 

🌟積極的にする場合。🌟

先ほど部分入れ歯の場合、残っている歯にクラスプをかけるという話がでてきました。入れ歯を支えてくれる大切なものなのですが、当然かける歯には強い力がかかります😢。かける歯の状態はあまり良くないと、すぐに悪くなってしまう可能性があります💦。そういった時は思い切って入れ歯の下に歯を入れてしまった方が将来長く持ち、安定しやすいことが多いです。将来悪くなりそうな歯が多い場合にもいいですね。他にも、歯並びが悪くクラスプをかけにくい時や左右でバランスがとれずうまく人工の歯が並べられない時なども検討します。結構うまくいきやすいですよ👍。

 

また、応用編として磁石を応用して入れ歯の安定を高めたりもできます。保険診療でも認められおり、一時期流行りました。ただ、あまり予後が良くないため、現在はする先生があまりいません😞。なぜ保険導入したかな、、、、、❓。

 

★仕方なくする場合。★

次に仕方なくする場合です。仕方なくってなに❓って思いますよね。これは残っている歯がぼろぼろで、本来なら歯を抜いて入れ歯を作った方が良い時にやることがあります。歯を抜いて入れ歯を作った方がいいのですが、あまりに御高齢であったり、持病がひどい場合など歯を抜くのが難しいケースがあります😢。そういった時に残っている悪い歯のとがった所だけ丸めて、入れ歯を作ることがあります。

 

このオーバーデンチャー、神経がある歯がある場合、神経をとる処置が必要となります。これは大きなデメリットとなります💦。また、入れ歯の範囲としては広くなるため、少し抵抗もあるかもしれません。ただ、ケースをうまく選んで行えば、大変有用な入れ歯です。是非知っておいていただければと思います。