甘酒は身体にいい❓
甘酒について聞かれることがありました🍶。甘酒が健康にいいのかどうか、お口の中が悪くならないかについてです。まったく甘酒を飲まない方にとっては、そんな質問されるの❓って思いますよね。私も何か行事で出されでもしないかぎり、まず飲むことはないですね。毎年、初詣で加藤神社に行くと入口のところで売られているのでそれを飲むぐらいでしょうか。
初詣のルーティンワークとなっています💖。でも、実は結構愛飲家はいるようですΣ(・ω・ノ)ノ!。
というのも、甘酒は『飲む点滴』と呼ばれており体に良いイメージがあるからです😲。たびたびテレビや雑誌でも取り上げられていますね。古くは奈良時代から日本人に飲まれてきた嗜好飲料です。原料の違いによって、⓵酒粕に砂糖などの甘味料を入れて製造するものと、⓶米麹と米を原料としデンプンを糖化することで甘味を得るものと2種類あります。酒とついていますがいずれもソフトドリンク(清涼飲料水。)に分類されています。しかし、⓵の工程で作られた甘酒には微量のアルコールを含むことがあります🍺。
甘酒のエネルギーは100mlあたり約81キロカロリーです。同量のコーラが45キロカロリー、牛乳が65キロカロリーなので、飲料としてはかなり高カロリーとなっています😲。さらに、ビタミンB類やナイアシン、葉酸なども豊富に含まれています。これが、食糧難の時代の日本において、『飲む点滴』と呼ばれた所以の1つなのでしょう。
それでは健康にいいかをみていきましょう。甘酒には麹菌がたくさん含まれています。コレステロールや血圧が高めの方に効果的であったという報告がありますね。うん、話題になった紅麹ですね、、、、、🥶。
甘酒のエネルギーのほとんどは糖分で占められています。その量は清涼飲料水より多いぐらいです。そのため常用するものではありません。糖尿病へ一直線ですね、、、、、🥶。基本的に甘酒そのものを飲んで、健康に効果があったという報告は無いようです。
また、糖分が多いということは虫歯にも注意が必要です。糖分の摂取回数と虫歯には強い相関関係があります。この点からも常飲するものではありません😞。
間食の目安が1日あたり200キロカロリーと言われていますので、他の完食を食べないのであれば、甘酒を1日200mlぐらいならいいのかなといった感じでしょうか👍。ただし、御高齢の方や食の細い方など、少ない量でエネルギーを確保したい方には適した飲み物です。この場合、たんぱく質も一緒に取りたいですから、きな粉なんかを混ぜるとより良いでしょう。いずれにしても、『飲む点滴』といわれるほどの効果は期待しない方がよさそうですね。
2025年7月14日 | カテゴリー:お役立ち記事, 新着情報, 歯科の豆知識 Q&A, 歯を長持ちさせるには, 院長からの発信 |