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歯ブラシ・歯磨き粉 でどれだけ 綺麗にできますか?

今回はお口の中の清掃力についてです。清掃力とは歯垢(プラーク。)を除去する能力をいいます。これは大変重要で、歯医者さんで定期的な検診を受けることより大事といっていいです😲。なぜなら歯医者さんで受けるプロフェッショナルケアより、自分で行うセルフケアの方が占める時間や頻度がはるかに多いためです😅。このセルフケアの中で重要となる清掃力、これをうまく利用しない手はありません😊。

清掃力は大きく分けると歯ブラシの清掃力、歯磨き粉の清掃力に分けられます。それぞれをみていきましょう!

🌟歯ブラシの清掃力。🌟

まずは歯ブラシの清掃力です。歯ブラシの清掃力はプラークを「こすって落とす力」、「はじいて落とす力」ですね。これもいくつかに分けられます。

○歯ブラシの種類。

歯ブラシの種類と一口でいいましたが、結構種類があります。歯ブラシのヘッドの大きさや毛の長さ、毛の硬さ、毛先の形状、植毛の状態などです。ヘッドの大きさや毛の長さは個々人のお口の大きさで決まります。使いやすい大きさですみずみまで磨ければ問題ありません👍。毛の硬さ、毛先の形状、植毛の状態は一般に売られている歯ブラシならほぼ条件は満たしていますが、毛の硬さは普通を選んでいただければと思います😊。

○ブラッシング圧。

歯ブラシをあてる力ですね。弱すぎるとプラークが落ちませんし、強すぎるとプラークは落ちても歯や歯ぐきを痛めてしまいます。適切な力で磨くことが大事です😊。

○歯磨きのテクニック。

プラークが溜まっている場所、溜まりやすい場所を的確に磨く力ですね。結構難しいんです😞。

○歯磨きする時間、頻度。

どちらも多い方がいいですね。ただ多すぎるのも考えもの。虫歯や歯周病予防の観点からいうと1日1回はじっくり時間をかけて磨いていただければと思います。中途半端にたくさんやっても効果はうすいです💦。

○清掃補助器具。

フロス、歯間ブラシ、タフトブラシ、洗口剤などですね。是非うまく使ってください😊。

🌟歯磨き粉の清掃力。🌟

歯磨き粉自体に清掃力を高める成分が含まれています。有名なものは清掃剤(以前は研磨剤と言われていました。)です。「かきとる力」によって清掃力を発揮してくれます👍。また歯ブラシの、「こすって落とす力」、「はじいて落とす力」を補助的に助ける浸透剤や清掃助剤を含んでいるものもあります。これらはプラークを、「浮かせる力」により除去しやすくしてくれます👍。最近の歯磨き粉は低研磨や無研磨のものが増えていますが、清掃がうまくできない方や歯ブラシをあてる力が弱い方は、しっかりとした清掃剤が入ったものを使った方がよいこともあります。逆に歯ブラシをあてる力が強い方は、現在主流となっている低研磨や無研磨のものを用いた方が歯や歯ぐきを傷つけずに済みますね。歯磨き粉の清掃力は歯ブラシの清掃力を補完するものが望ましいです😊。

お口の清掃力はこれらの要素の掛け算で決まります。どれか1つがゼロだとまったく効果はありません( ノД`)シクシク…。お口の中の状態や使っている歯ブラシに歯磨き粉、歯ブラシの当て方、汚れの残り方などをみればアドバイスできることはあります😊。面倒ですがセルフケアはとっても大事です。少しずつでも良くしていきましょう。