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洗口液で口臭予防できますか❓

洗口液、いろいろと販売されていますね🎶。虫歯予防や歯周病予防など、様々な効果を持ったものも多いです。でもみなさんが1番効果を期待しているのは、口臭予防ではなでしょうか❓。今回は洗口液の口臭予防効果が、どのようにもたらされているかを書いていきます。実際質問されることも多いんですよ😊。大きく分けると3つに分けられます。

🌟バイ菌の生育を抑制します。🌟

口臭の原因はバイ菌の産生する揮発性硫黄化合物です。特に硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドが3大揮発性硫黄化合物と言われています。これらの大部分はお口の中のバイ菌から産生されるため、バイ菌の育成を抑制すると口臭も減ります🦠。洗口液では塩化セチルピリジウムやグルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウム、ポビドンヨード、エッセンシャルオイル、トリクロサンなどが使われていますね。ただアレルギーなどの関係もあり、濃度が薄めのものもあったりします😞。

🌟揮発性硫黄化合物の産生を抑制します。🌟

例えば亜鉛などの金属イオンは、硫黄と結合することによって非揮発性の硫黄化合物を形成し、口臭の原因となる揮発性の硫黄化合物の産生を阻害する働きがあります。また、亜塩素酸ナトリウムや過酸化水素などの酸化剤も硫黄を含有するアミノ酸から、口臭の原因となる揮発性硫黄化合物が作られるのを抑えてくれます👍。

🌟口臭を隠しちゃいます。🌟

ペパーミントやスペアミントなど様々な香料が使われています。これらにバイ菌の育成や揮発性硫黄化合物の産生を抑える効果はありませんが、口臭を隠して(マスキング。)くれますよ。

現在販売されていると洗口液はこういった成分をブレンドして口臭予防効果を発揮します。さらに虫歯予防や歯周予防効果まであったりしますからたいしたもんですよね😊。

ただ覚えておいて欲しいのは、口臭予防の基本はあくまでも歯ブラシなどによる機械的な清掃です(虫歯予防や歯周病予防もですよ)。洗口液の効果は、歯磨きをしっかり行ったのちに使うことで初めて、十分に発揮できるものだと思ってください😲。そのため私としてはやっぱり歯磨きを重視しています。

ただいつでも歯磨きができるわけではないでしょう。そういったときに使うのはもちろん“あり”です。口臭は食事前(空腹時。)に強くなる傾向があるため、そういった時間帯に大事な予定があるときなどは安心ですよね。ただやっぱり洗口液だけに頼るのはNGですよ🙅。うまく使いましょう。