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なんでもお口に入れちゃいます👶

今回は赤ちゃんのお話です。赤ちゃんかわいいですよね👶。みるだけで癒されます。そんな、赤ちゃんですがなんでもお口の中に入れます。まだ動けないときは自分の手や足・お洋服などですが、動けるようになってくると苦労します。周囲のものは片っ端からお口の中に入れていきます💦。注意しないと大変ですよ。でもかわいい👶。

 

とても大変なのですが、赤ちゃんもなんの意味も無くこんなことをしているわけではありません。『食べる。』という、生きるのに不可欠な行為の訓練をしています。いうなれば自然の本能といってもいいかもしれません😲。

 

赤ちゃんは産まれてすぐに固形食を食べることはできません。まずは、母乳やミルクを飲んで栄養を摂取していきます🥛。この時点でも、吸って飲み込むということはできます。赤ちゃんはお腹の中にいるときから、指しゃぶりをしたりして、生まれてからすぐに吸って飲み込めるよう準備をしているのです、考えてみたらすごいことですね👏。

 

しかしこのままというわけにはいきません。吸って飲み込むだけでなく、咬んで飲み込むという液体から固形の食物へと食べるものを変えていかないといけません。吸って飲み込むと咬んで飲み込むはまったく違います😲。おっぱいやミルクはそのまま飲み込めばいいのですが、固形食はきちんと咬んである程度の大きさにすること、そして唾液としっかり混ぜ合わせることが必要となります。そして飲み込むのですが、これも液体と固形食ではまったくお口の周りの使い方が異なっています。これをしっかり練習、学んでいくのです👏。

 

そして、咬んで飲み込む前にさらに大事なことがあります。それが、『捕食獲得。』といわれる行為です。簡単に言えば、食べる物をしっかり捕まえて、お口の中にまで運ぶ行為のことです🎣。私達は簡単にやっていますが、「目で見て。」、「手でつかんで。」、「口に運ぶ。」という動作は、目と手と口の3次元的な協調運動です。とても複雑な運動となります。この、「捕食獲得。」ができなければ、咬んで飲み込むができても意味がありません。そのため、赤ちゃんはなんでもお口の中に入れちゃうのです。生きるために必死なんです🔥。

 

他にも、いろいろなものをさわって、お口に入れて、それがどんなものかを学習していったりもしています。好きなものはずっとお口でハグハグしていますよね。かわいい👶。

 

危ないものでなければ、赤ちゃんがお口の中に入れたりなめたりするのを止める必要はないですよ。赤ちゃんも生きるために頑張っているのです。もちろん、遊び楽しんでいるのもあるでしょう。それなら、なおさら止める必要は無いですよね。温かい眼差しで見守ってあげてくださいね。