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歯ぐきが黒ずんでいます💦

みなさんは歯ぐきをまじまじとみたことはありますか❓。多くの方はピンク色やうすい赤色だと思います。しかし、なかには黒ずんだ歯ぐきの方もいらっしゃったのではないでしょうか。でも、びっくりする必要はありません👍。

 

この歯ぐきの黒ずみはメラノーシスと呼ばれています。メラノーシスは歯ぐきの内面で、黒ずみのもとになる成分(メラニン色素。)の産生が高まることで起こります●。これは皮膚の色が白い方、濃ゆい方がいるように個人差があります。要は遺伝的な要素があるということです😲。

 

ですから、特に治療の必要は無いものです。それでも、黒ずみが気になる方は、脱色する治療法もありますので安心です😊。保険外ですけどね、、、、、。特殊なお薬を塗ったり、レーザーをあてたりするんですよ。

 

さてこの黒ずみですが、ある物と明らかな相関があります。それがタバコです🚬。ひかる歯科ちえこども歯科に来られている患者さんにも、歯ぐきが黒ずんでいる方はいらっしゃるのですが、そのほとんどの方がタバコを吸われています💦。そして、お子さんの中にも歯ぐきが黒ずんでいる子がいるのですが、その場合、ご家族にタバコを吸う方がいることがほとんどです💦。つまり、吸っている本人だけでなく、受動喫煙によっても歯ぐきの黒ずみは起こるということです😲。これは、ひかる歯科ちえこども歯科だけでみられるものではありません。タバコを吸う量とメラノーシスの程度には正の相関があることが、研究によって報告されています。また、タバコの成分が黒ずみの元になるメラニン色素の産生を活性化する経路も推定されています。

 

メラノーシスはタバコを吸い始めてから1年以内に、大多数の方で起こってくることがわかっています。まずまず敏感に反応していますね。では、タバコを止めた場合はどうなるでしょうか❓。大体ですが3~5年経つと、約半数の方でメラノーシスが消失したようです。起こる時と違って、治るのは遅いですね😞。ただ、タバコを止めて時間が経つにつれて、少なくなるのは確実と報告されています。ちなみにタバコを吸われている方は、黒ずみを脱色する治療を行っても、すぐに再発してしまいます。原因がそのままですから当然といえば当然か、、、、、😢。タバコを吸う方で歯ぐきの黒ずみが気になる方は、まずタバコをやめることを考えた方がよさそうですね。

 

その他にも、全身的な病気の1症状としてでているときもあります。また、部分的にできている場合は、歯ぐきの病気の可能性もあります。心配でしたら1度受診されることをおすすめします。