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噛んで食べることが・・・こんなに差になります!

eat-722387_640どう食べるか は  どう消化吸収するか・・・につながります。

よく咀嚼したほうが、消化吸収がいいです。

それは・・・どういうことにつながるでしょうか?

 

小児歯科界の大先輩 尊敬する岡崎好秀先生 (先生の著書は沢山あり愉快で勉強になる本です)が以前書かれていたことですが、

その昔戦後すぐくらいに

小学4年生のお子さんを体格や歯の状態など均一になるように 2クラスに分けて、

1クラスには、30回以上咀嚼しましょう、といい、

1クラスには何もいわずいつも通りの噛み方で食べる・・・という実験をされた学校があるそうです。

戦後すぐなので、食糧事情はよくなかったと思われます。

どうなったと思いますか?

食べているものは同じですし、食糧事情も悪い、大きな差が出るでしょうか?

 

 

 

こどもたちは1年後にはあまり変化がなかったそうなんです。

しかーし!

6年生になると、体格に大きな差がでて、30回以上咀嚼したクラスの子供たちが、明らかに身長も伸びて、体格差があったそうです。

 

そして・・・それだけではないんです!!!

なんと!30回以上噛むようにしたクラスはIQが軒並み高くなり、平均してかなりの秀才クラスになったというのです!!!

 

まあ、そうはいっても、30回以上噛んで食べるというのは、なかなか毎日の生活でできるものではありませんよね。

できるだけ噛む回数が増えるように、料理や食材の選び方、切り方などで一工夫するというのも一つの手だと思います。

 

また、食事中に水分をとると、噛む回数は減ってしまい、流し込み食べ、ということが増えてしまいます。

最近のお子さんは流し込み食べ、が非常に増えています。

お茶は食事中ではなく食後に飲みましょう。

このことについてはまた詳しく、別の投稿で書きたいと思います。