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お子さんへの おやつ教育

先日、ある歯医者さんが書いた本を読みました。

基本的に 歯科治療はしなくてよい、という内容のものです

虫歯は生活習慣病ですから、食生活をただせばよくなる、というのはその通りだと思います。

 

患者さんに食生活についてのお話はしていますが、実際にはそれ程簡単ではないようです

 

虫歯の治療をする→その後しばらく来院されず→1年後また新しい虫歯ができて来院 というサイクルに入る子どもたちが一定数いるので

そのサイクルに入らないようにしてあげたいと思っていました

 

乳歯は 真ん中から ABCDEとよぶ歯で 5本 それが上下左右で20本あるのですが、

2歳でDを大きい虫歯にしてくる→治療する→3歳で2歳の時には生えてなかったEを虫歯にしてくる というサイクルのお子さんがいるのです。

これが一番予防したいパターンです。

 

それで 初診のとき、定期健診のときには、虫歯はどうしてなるのか?

予防するにはどうしたらよいか?

ということについてお話しています。

できることから 簡単に 取り入れてもらえればいいと思います。

歯が丈夫で長持ちすることは、健康に生きることにつながりますよ。

 

こどもに 虫歯をつくらない 5つのポイント

お子さんをできれば 虫歯で苦労しないようにしてあげたいと思いませんか?

それは難しいことだと思っていませんか。

でも・・・実は、そんなことないんですよ。

これだけ気をつけてくれれば 虫歯ゼロに育つ!という5つのポイントを紹介します。

 

ポイント1 3歳までできるだけ 砂糖の入った おやつを避ける!

歯が生えてから3歳までの間に 口の中に虫歯菌が住み着きます。

この期間に住み着いた虫歯菌の数が少なければ、虫歯になりにくい子供になります。

3歳まではできるだけ砂糖の入ったお菓子を与えるのを避けましょう。

当院では こどもたちを むし歯ゼロに育てることを目標とする歯科医院です。

もうすでに4歳になっているという方、まだ大丈夫です。

次から読んでみてください。

 

ポイント2
小学3年生まで 寝る前に1回、仕上げ磨きをする!

大人の歯の要、6歳臼歯は生えた直後から2年間が一番虫歯になりやすい時期です。

(だいたい年長から2年生までの間に生えます)

その時期までは必ず仕上げ磨きをしましょう。

ポイント3おやつの種類を選ぶ

ジュース(乳酸飲料、ポカリ等も含む)、飴、ひっつくおやつ(ハイチュー、キャラメル、ガム)は避けましょう。

果物やおにぎりなど、何日も保存がきかない食べ物のほうが虫歯になりにくいおやつです。

 

ポイント4 3度の食事以外に おやつは2回まで

ここでいうおやつには、ジュースを飲む、牛乳を飲む、ということも含みます。

だらだらと食べていると、お口の中のPHが下がった状態が続き、歯が溶け続けます。

規則正しい食生活で 歯を守りましょう。

ポイント5フッ素入りジェルを使用する

赤ちゃんのときから、うがいしなくても大丈夫な フッ素入りジェルを少し歯ブラシにつけて、仕上げ磨きをしてあげましょう。

歯質が強化されて、虫歯になりにくくなります。

 

上の5つで取り入れられるものがあったらぜひ1個でも2個でも取り入れてみてくださいね。

こどもに 口の中の感覚になれてもらうには ②

 

 

この動画のように

歯が生える前から、おとうさん、おかあさんが 口の中を マッサージしてあげるのもよい効果があります。

発音治療

先日 きた患者さんの お母さんに 嬉しい報告をいただきました。

年長さんのとき 発音が気になったため ウェルパルへの相談をお薦めした ところ 1年生のときに

小学校のことばの教室に通い 発音がすごく上手になって もう ことばの教室が 卒業といわれた、ということでした。

 

熊本市では、小学校のことばの教室は 何校かあり、まずは ウェルパルに相談に行き、そこで言語聴覚士さんに診ていただいて

ことばの治療が必要、となったら、年に2-3回しかないという 会議で それを承認してもらい、そこでやっと ことばの教室に行けることが

決まります。

また、ことばの教室は、すべての学校にあるわけではないこともあり、人気で、何ヶ月か待つことになることも多いそうです。

思い立ったら、すぐに、行ける、というわけではないので、小学1年生になったら 行きたい、という場合は 半年ほど前には相談にいかれたほうが

よいかもしれません。

私は 出水小の発音の先生を知っていますが、とてもよい先生で、発音の教室をこどもたちは楽しみにしています。

気になる方はまずは ウェルパルに相談されるとよいのではないでしょうか。

歯並びの良いお子さんを育てるには・・・①

最近 こどもたちの 口腔機能が低下している・・・

こういうと、昔からじゃないか と思われるかもしれないが、実際に口腔機能の低下はみられる

たとえば、何の変哲もない風船を膨らませる・・・今の30代40代の保護者世代には 簡単にできたことではないだろうか?

 

しかし、現在は違う

たとえば うちの歯科医院の患者さんに風船を膨らましてもらうと(小学生)

結構な割合で風船を膨らますことができない

風船を膨らましたこともない という子供も 一定の割合でいるのだ そうだいたい3-4割はいる。

あなたの お子さんは 風船を膨らませることができるだろうか?

 

風船を膨らます

その前に ふうーっと ロウソクの火を吹き消すこともできない

 

もっといえば、

うーの口で 息を吹き出すこともできないのだ

 

お子さんに「ふーっ」と息を吹き出させてほしい

それはもしかしたら

「う」ではなく「え」の口で ふうーっとしていないだろか?

 

「え」の口では、 息を集めて フーっと吹くことができない、 息の力は分散されてとても弱くなってしまう

その口では風船を膨らますことができないのだ

 

実は障害のあるお子さんは 「う」の口ができないことが多い

しかし最近は健常なお子さんにも「う」の口ができないお子さんが増えている

 

最近は発達障害のお子さんと グレーソーンのお子さんと 定型発達のお子さんの 境がはっきりしない といわれるが 実にこういうところでも そういう兆しがみられるのだ。

 

草笛や口笛、紙風船 などは過去の遊びになってしまったのだろうか

「う」の口にする遊び

ぜひ それを小さい頃から 取り入れて 口腔機能を 育ててほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

ビシャの 脂肪床

 

(上の画像は、鳥取県歯科医師会さんの画像から転載しています。)

先日の 投稿で 小学生の 口蓋(上あごの天井)に 吸綴か(おっぱいの乳首が入るためのへこみ) が 残っていることがある

というお話を書きましたが、

赤ちゃんのお口の特徴として ビシャの 脂肪床 というものがあります。

ビシャの脂肪床、とは、赤ちゃんのほっぺたの内側に の粘膜下にある 脂肪のふくらみのことです。

おっぱいを吸うためには、吸てつか、舌、ビシャの脂肪床 の3つ が吸綴圧を作り出しますので

大事なふくらみなんです。

このふくらみが、 早産児や 低出生体重児では 薄いことがあり、それがおっぱいを吸うのを難しくすることもあるようです。

 

今回は では このビシャの脂肪床 が 卒乳しても残っていることがあるのか・・・ということなんですが、

これが 残っていると感じられることがあるんです。

特に噛まずに丸のみ、というお子さんには この脂肪床が 残っているような頬っぺた のことがあります。

この場合、外側から見ると 頬っぺたが しもぶくれのような感じの印象です。

赤ちゃんのほっぺがふっくらしているのは可愛いですよね。

咬筋が使われて 鍛えられることによって この脂肪床は 消失していくのか・・・

 

以前、この脂肪床 が残っているようなお子さん(その子は障害があって、やはり丸のみのことが多いんですけど)のお母さんが

うちの子の頬っぺたの内側が膨らんでいるような気がする、ということで受診、ご相談があったんですが、

この子には上にご兄弟がいたので、その子と比べて、頬っぺたが膨らんでいるのではないか、ということでお母さんは気になったんですね。

このビシャの脂肪床が 残っているような状態でした。

 

ですので、噛めてないんじゃないか、普段、丸のみしているのではないかな、と考える指標の一つではあります。

お子さんのビシャの脂肪床は 消失しているでしょうか?

2-3歳のお子さんには残っていることがあります。

ちょっと仕上げ磨きのときにでも頬っぺの内側を触ってみてくださいね。

 

 

 

 

 

食べることができるようになってきた お子さん

夏頃、経管栄養が長く 口からは ほとんど 食べていない 食べることに興味も薄い というお子さんを

本州の先生ですが、 食べる機能に関する 専門のA先生に紹介しました。

この先生のような専門家は 日本に何人もはいらっしゃらず、こういった専門家が増えるといいなーと思っています。

そもそも このお子さんは 総合病院の小児科と 小児リハビリの専門の病院に通院していて

私がこの子の食べる機能を診ていたわけではないため(私が見ていたのは むし歯予防の管理です)

そこを飛び越して 県外の先生に紹介するのは 迷いもありました。

それで、こういう専門の先生が県外にいらっしゃって 診ていただいたら何かヒントをいただけるのでは と思いますが、今通院している先生に紹介してもいいか聞いてみてもらえますか ?ということを聞いてみたのですが

保護者の方が、今のままでは変化がないので、行ってみたいです、今通院している病院には自分でいうので大丈夫です ということでしたので、元の検査データを元の病院からもらってくださいね、ということで

紹介状を書きました。

 

紹介先のA先生にみてもらって 数か月

先日、久しぶりにいらっしゃった 患者さんは 口から少しづつ食べられるようになっていました。

嬉しいご報告でした。

 

もともとは 哺乳量が十分とれていない ということで 経管栄養になったというお子さんでした

口から食べると 逆流嘔吐することもあるということで

経管栄養が長いため、消化器官が 萎縮しているのではないか という見解ももたれていたそうです。

 

しかし、紹介先のA先生が、食べる機能もみて、今の経管栄養の量が多いのではないか、ということで、経管栄養の量を適切にした結果、それから1か月半後、徐々に 食欲がわき、

口からも食べることができるようになったということでした。

さらに、経管栄養の量を減らしてから、逆流嘔吐することがなくなったそうです。

 

(ここまでの経緯は お母さんからの話がもとになっていますので、実際診ていた先生たちや紹介先のA先生が読むと、細かいところでは違いがあるかもしれません。)

 

ここまで経緯を読むと、経管栄養の量を変えること というのはシンプルなことだったのではないか、と思われるかと思いますが、この結論を得るのは、

今までのこの子の 経緯や検査を 含めて 診ると先入観が入ってしまいがちなので とても難しいことだと思います。

やはり紹介先のA先生の 知識や経験によるものだと思います。

また、熊本では 経管栄養の量をみる先生と 食べる機能を獲得させるためにリハビリする先生は違う病院の先生ですから、そこが つながりにくい という難点もあったと思います。

 

今、この子が食べられるようになっているのは、現在 診てくれている 熊本の総合病院の小児科の先生や 小児リハビリの先生のおかげでもあると思います。

決して今 熊本で診ている先生たちを否定するような意図で書いているわけではありません。

この子の経緯がほかのお子さんの参考になることがあれば、ということでの 報告です。

 

さらに このお子さんのケースについて、 小児科の看護師 原さんと 助産師 林田さんと お話したのですが、

助産師の 林田さん(林田さんには メルティングタッチ で診てもらえます)からは

もともと哺乳に問題があって、というケースは多い。

哺乳に問題がある時点で、助産師に相談されるのも いいのではないか

実際そういうご相談がたくさんある、 ということでした。

 

また、小児科の看護師 原さんからは

町村先生の 身体調和研修でも

器質的に異常はないけれど 母乳が飲めず、体重が増えす、経管栄養から胃ろうになり、いざ、入園(幼稚園?保育園?)の時に、胃ろうだと入園できるところがみつからず、

困って町村先生のところにいらして、食べることができるようになった、というお話があった。

すごく特別なケース、という 受け止めだったと思うが、このケースも 同じようなケースなのではないか、(食べる能力を実は持っているかもしれないのに、能力を引き出すことができず、経管栄養になってしまっているという点で)

 

という意見をもらいました。

 

私が みていた 視点と また違う意見をもらえました。

多職種で 話し合ったり連携したり すると 自分とは違う視点でいろんな 示唆がもらえます。

これからも こどもにかかわる専門職で 連携できれば と思います。

 

 

 

 

 

MRCクリニック→ マイオブレイスメンバー へ

オーストラリアの本部に加盟している

MRCクリニック、ですが、オーストラリアの本部から 改名しますとの 指示がきて、

マイオブレースメンバー ということになります。

海外では、○○メンバー という言い方は一般的なようですが、日本では、○○クリニック、というほうがわかりやすいと思うんですよね。

ですが、マイオブレースメンバー、という名前になったので、今後はそういう名称になります。

 

 

11月25 日は休診にさせていただきます

ひかる歯科ちえこども歯科

いつもお世話になってます。

11月25日は研修のため休診にさせていただきます。

27日月曜日から通常診療しております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

MRC 東京セミナーを 受講してきました

 

スタッフ全員で MRC の東京 セミナーを受講してきました。

歯並びの患者さんに還元できるようにしますね。

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