歯並びの良いお子さんを育てるには・・・①
最近 こどもたちの 口腔機能が低下している・・・
こういうと、昔からじゃないか と思われるかもしれないが、実際に口腔機能の低下はみられる
たとえば、何の変哲もない風船を膨らませる・・・今の30代40代の保護者世代には 簡単にできたことではないだろうか?
しかし、現在は違う
たとえば うちの歯科医院の患者さんに風船を膨らましてもらうと(小学生)
結構な割合で風船を膨らますことができない
風船を膨らましたこともない という子供も 一定の割合でいるのだ そうだいたい3-4割はいる。
あなたの お子さんは 風船を膨らませることができるだろうか?
風船を膨らます
その前に ふうーっと ロウソクの火を吹き消すこともできない
もっといえば、
うーの口で 息を吹き出すこともできないのだ
お子さんに「ふーっ」と息を吹き出させてほしい
それはもしかしたら
「う」ではなく「え」の口で ふうーっとしていないだろか?
「え」の口では、 息を集めて フーっと吹くことができない、 息の力は分散されてとても弱くなってしまう
その口では風船を膨らますことができないのだ
実は障害のあるお子さんは 「う」の口ができないことが多い
しかし最近は健常なお子さんにも「う」の口ができないお子さんが増えている
最近は発達障害のお子さんと グレーソーンのお子さんと 定型発達のお子さんの 境がはっきりしない といわれるが 実にこういうところでも そういう兆しがみられるのだ。
草笛や口笛、紙風船 などは過去の遊びになってしまったのだろうか
「う」の口にする遊び
ぜひ それを小さい頃から 取り入れて 口腔機能を 育ててほしい