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こどもの歯が早く抜ける病気があります

お子さんの歯の生え変わり楽しみですよね😊。お子さんにより若干の差はありますが、早ければ4才後半から、平均では6才頃から生え変わりが始まります。最初に生え変わるのは下の1番前の歯になります。少しずつこどもの歯の根っこが無くなり、ぐらぐらしてきます。そして、ポロっと抜けてしまいますね。その後、大人の歯がでてきます🦷。

他にこども歯が抜ける要因として多いのは外傷でしょうか。こればっかりは注意していても起こるときは起こりますね😞。

そして今回ご紹介するのは、こどもの歯が早く抜ける病気です。病気といっても歯周病や虫歯ではありません。遺伝性で全身的な病気となります😲。その病名は『低ホスファターゼ症。』ですΣ(・ω・ノ)ノ!。聞いたことある方は少ないかと思いますが、歯科関係者には比較的良く知られた病気です。特にお子さんを多くみている歯医者さんは絶対に知っていますよ。

低フォスファターゼ症は全身に代謝異常を起こす、進行性の疾患です。原因は硬組織(骨など。)の石灰化や神経伝達物質の合成に重要な働きをする、“組織非特異的アルカリフォスファターゼ”を司る遺伝子の突然変異で、それによって酵素の機能が欠損し、様々な障害がでます(。´・ω・)?。できるだけ早期発見したい疾患です。

しかし、発症割合が10万人に1人と極めてまれなため情報が少なく、早期に発見できる機会が限られています。様々な症状は出るのですが、なかなか気づかれない病気なのです。お医者さんに相談して、第1に疑われる病気ではないのです😞。

そのような中、こどもの歯が早期に抜けてしまうという症状は、一般の方にも比較的わかりやい特徴的な所見となっています。歯医者さんなら言わずもがなです。そのためこの病気は、歯医者さんで疑われて、お医者さんで精密検査、確定するといったことが多い病気となっていますΣ(・ω・ノ)ノ!。

具体的にこどもの歯がどれぐらいで抜けるかといいますと、最初に抜ける時期としては1才~2才が多いとされています😲。通常ですと早くても4才後半(これでもかなり早いです。)ですから、圧倒的に早いです。最初に抜けるのは下の前歯が多いですね。そして上の前歯と続きます。複数歯に及ぶことがほとんどですが、前歯だけに限局した症例が多いようです。ただ、重篤な場合や奥歯や、大人の歯にまで影響がでることもあります🥶。

最近は低フォスファターゼ症に対する治療薬も出てきており、成果も上がっているようです。早く病気に気付くことができれば、それだけ治療の効果が期待できます😊。何か気になることがあればご気軽にご相談くださいね。

 

なにげに10周年です😊

5月15日はひかる歯科ちえこども歯科の開業記念日です🎉。幸いなことに優秀なスタッフや素敵な患者さんにも恵まれ、順調に経過しています。ありがたいことです🙇。
 開業した当初はやっぱりドキドキでしたね。額はさすがに言えませんが、それなりに借金をしていますし💰、今思えば若干心に余裕が無かったようにも思います。そもそも開業というスタートに立つまでも、大変なのです。銀行さんや様々な業者さんとの交渉、取引、こちらも相当な準備が必要です。開業するまでで、結構体力使いきっています💦。
 この10年でひかる歯科ちえこども歯科の経営を揺るがす出来事もいくつかありました。ちょっと振り返ると、、、、、
◎熊本地震。◎
 開業して2年目を目前に起こりましたね😞。1発目はほぼ影響なかったのですが、2発目は、、、、、。建物の損傷はそこまでありませんでしたが、電気も水も止まって営業ができない日々がしばらく続きました。電気が来ないので機械類の動作確認もできず、大丈夫か不安でしたね。高いんですよ😢。本気でやばいと思っていました💦。いまも建物の随所に地震の跡が残っていますよ。
◎新型コロナ。◎
 開業して6年目に起こりましたね。まさか、パンデミックを経験することになるとは、、、、、。歯医者さんも感染しやすい環境としてずいぶん叩かれていましたね😢。ただこの時は、ひかる歯科ちえこども歯科の存続よりも、まず家族全員生き残れるのかの方が心配でしたね。熊本地震もありましたし、災害に備えるために備蓄をしているのですが、その備蓄を3倍増して籠城できる体制を整えましたね👍。ちなみに、新型コロナに伴う品不足も深刻でした。診療で必要な様々なものが自由に手に入らなくなり、苦労しました。
 この2つは大きな出来事ですね。経営分析表でもこの2つが起こった月だけ異常な動きをしています。ただ、その後はきちんと持ち直しています。ありがたい🙇。現在は経営的にも安定しており、私も心の余裕が十分です。本当にみなさんに感謝しなければならないと感じています。
 10周年を迎えましたが、ひかる歯科ちえこども歯科の目標はかわりません😊。当院が開業して一貫している1番の目標は、
「現在診療しているお子さんが大きくなって、お口の中で困らない状態にすること、そしてそのお子さんに子供が生まれたあと、その子供を当院に連れてきてくれること。
です。
そのための治療方法や方針が変わることがあるかもしれませんが、根本にあるゴールに変化は無いでしょう。私はもちろん、副院長、スタッフ一同、研鑽しご期待の沿えるよう尽力していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

入れ歯の限界!入れ歯で苦労する方とは!②

さて①では入れ歯に対しての考え方や、その方の性格などで入れ歯に苦労したりしなかったりするお話をさせていただきました。②ではお口の中の状態によって入れ歯の難易度が変わるお話です。こんなお口の中は入れ歯で苦労することが多くなります。

☆ご自身の歯が少ない方💧

やっぱり大きい入れ歯の方が小さい入れ歯より難しくなることが多いです。

☆歯並びが悪い方💧

部分入れ歯ではご自身の歯にバネをかけます。歯並びが悪いとこのバネの向きに制限がかかり、うまくかけるのが難しいときがあります。人工の歯をどうやって並べるかでも悩むことが多いですね。

☆ご自身の歯で咬むとすれ違っている方💧

すれ違い咬合と呼んでいます。例えば下は前歯だけ、上は奥歯だけしか残っておらず、咬んでもご自身の歯では咬めない方です。入れ歯に強い力がかかりやすく、痛みがでやすい、また入れ歯の破損も多い咬み合わせです。ご自身の歯と歯で咬む所があると、そこがストッパーになってくれるんですよ。

すれ違い咬合とは少し異なりますが、上下どちらかしか歯が残っていない場合も難しくなります。多いのは下の前歯だけ残っているパターン。上は総入れ歯となりますが、どうしても前で咬んでしまい痛みがでやすく、かつはずれやすいです😅。

☆咬む力がもともと強い方💧

入れ歯になる前に咬む力が強い方も、痛みがでやすくなります。そう簡単にもともとの癖は抜けません。特に下の舌側の骨がでっぱった方はいらしゃいませんか?これは下顎隆起といって、咬み合わせが強い方にみられます。これがあると、咬み合わせが強いうえ、この下顎隆起自体も入れ歯の邪魔になることがあり苦労します💦。

☆顎の骨の吸収が激しい方💧

顎の骨は入れ歯を支えてくれています。その骨が少ないと痛みが出やすく、安定しにくいです( ノД`)シクシク…。

☆お口が乾燥している方💧

お口が乾燥している方は本当に難しいです。唾液はお口の中の潤滑油、入れ歯にとっても重要です。痛みがでにくくなるだけではなく、ひっつきもよくしてくれます。唾液が少ないのは本当に、、、、、ああー_| ̄|○。

☆嘔吐反射の強い方💧

上顎の奥をさわるとオエッとなりませんか。これを嘔吐反射と呼んでいます。正常な反射なのですが、これが強すぎると入れ歯の設計に制限がでます。そもそも型取りから難しくなります。

さていかがだったでしょうか。1人1人考え方や性格は違いますし、お口の中の状態も異なります。入れ歯はそういったものを加味して、作っていかなければなりません。個人的にはインプラントより難しいと思っています💦。

もちろんまずは入れ歯にしなくてすむようにしていただきたいと思いますが、どんな歯の無くなり方にも対応できる最後の砦でもあります。私自身、入れ歯の知識・技術をより深めていきたいと思いますし、みなさんも知っていただければ幸いです。

 

 

 

入れ歯の限界!入れ歯で苦労する方とは!①

今回は入れ歯で苦労しやすい方についてです。まず入れ歯ってどれくらい咬めると思われますか?ご自分の歯の咬む力を100%とすると、どれぐらいでしょう?80%ぐらい?60%ぐらい?さあ、考えてみてください。

正解は20%から30%とされています。思ったより咬めないと思われませんでしたか。そうなんです。咬めないんですよ。私も初めてこの数値を聞いた時、本当にこんなもんなのか?と思いました。思っているより難しんですね(´・ω・`)ショボーン。まず入れ歯の限界が考えているより低いということを知っていただければと思います😅。

でも世の中には、入れ歯で全然問題無いという方もいらっしゃれば、入れ歯で苦労している方もいらっしゃいます。その違いはどこにあるのでしょうか。入れ歯で苦労する代表的なケースをみていきましょう。

☆入れ歯で自分の歯と同じように咬めると思っている方💧。
まずはこれです。どんなにがんばっても無理です。自分の歯と同じようには咬めませんし、しゃべれない。痛みや違和感、取り外しのわずらわしさもあります。入れ歯に対して期待を持っていただくことは好ましいことなのですが、過度な期待はかえって逆効果となります。私達もそれはわかっているので、入れ歯を作製している段階から、「いろいろありますよ。」、「慣れも必要ですよ。」、「なかなか難しいですよ。」ってそれとなく伝えるようにしています。適度な期待をお願い致します🙇。もちろん私も頑張ります。

☆細かい所が気になる方。神経質な方💧。

それを言っちゃあ、、、と思われるかもしれませんが、やっぱりあります。まあ、入れ歯に限らずですが、おおらかな方や許容範囲が広い方は治療全般順調に進みやすいですよね。

☆いきなり大きな入れ歯からスタートする方💧


ほとんどの方は小さな入れ歯から始まり、だんだん大きな入れ歯になることが多いです。この場合、あまり問題無くなじんでいくことが多いです。しかし、入れ歯が嫌でずっと何もしていなかったり(まあ、嫌ですよね、、、)、歯が無くなってもそのまま咬める所で咬んでしのいでいた方(結構おおらかな人が多いです。ただおおらかさもここまでいくと、、、)など、初めての入れ歯が総入れ歯がという方もいらっしゃいます。さすがに歯を作らねばと思い立って来院されるのですが、このケースも難しいことが多い。

なにが難しいかというと、お口の周りにある唇、頬、舌などの筋肉が、歯が無い状態に慣れてしまっているんです。唇や頬は内側に入り込んでいますし、舌は肥大化しています。入れ歯を許容してくれるスペースが無いんです。さらに咬み方や顎の動きも大きくずれていることが多い。時間をかけて唇や頬、舌、咬み方、顎の動きなどを補整していかねばなりません😞。
②へ続く

ネットで予約できるところ 増えてますね

ネット予約増えていますよね😊。業種にもよりますが、ネット予約がほとんどになりつつ業種もあります。医療業界、歯医者さんの業界は遅れている方に属すると思いますが、それでも少しずつ増えています。

そんな中、ひかる歯科ちえこども歯科はどうでしょう❓。実はまだネット予約をまったく導入していません😅。予約自体はクラウド型の予約管理システムを導入しています。ひかる歯科ちえこども歯科に来られている方はスタッフがiPadを用いて予約を取るのを見ているかと思います。実はこのシステム、ネット予約を始めようと思えばいつでも開始できるんです。ちゃんと準備してはいるんですよ。

しかし、そこまでの機能を備えているのに始めていません。なかなかふんぎりがつかない。何故かというとやはりメリットデメリットがあるからです。今回はそれをちょっとみてみましょう。ひかる歯科ちえこども歯科側、患者さん側どちらにもメリットデメリットがありますよ😲。

 

🌟ネット予約のメリット。🌟

〇いつでも予約が取れるんです。

ネット予約ですと24時間、いつでも予約がとれますし、変更も可能です。電話ですと診療時間の間しか繋がりませんからね。忙しい方にとっては本当にありがたいことです😊。自宅のパソコンやスマホで簡単にできるようになります。

 

〇予約を取る時間が無くなる。

ひかる歯科ちえこども歯科の受付業務で1番大変な業務は、予約を取ることです😅。特に混みやすい時間帯、平日の夕方や土曜日などの予約はなかなか患者さんと折り合いがあわず、決まるまで時間がかかることも珍しくありません💧。予約を取るという受付業務は結構な時間を占めているのです。これがなくなるのは正直大きいですね。その他の受付業務がスムーズに進むことになり、患者さんの待ち時間も少なくなります😊。

 

〇電話対応が減る。

ひかる歯科ちえこども歯科の受付業務で2番目に大変な業務が、電話対応です☎。電話の内容はいろいろです。予約を取りたい、予約を変更したい、質問をしたいなどなど、、、、、結構な時間を占めています。ネット予約を導入すると減らせるものがほとんどです。ちなみに迷惑電話、というより営業電話も多いですね。しかも同じところから手を変え品を変えしょっちゅうかかってくるんですよ(# ゚Д゚)。しつこい電話も多いんですよね(# ゚Д゚) (# ゚Д゚) (# ゚Д゚) (# ゚Д゚) (# ゚Д゚)。

 

また最近では、若い方ほど電話対応が苦手、電話に出たがらない傾向があります。そういったことを気にしないでいいのもいいですよね😊。まあ、私も電話対応はあまり好きではありません💧。

 

〇スタッフの負担軽減、スタッフ教育時間の削減。

人出不足が叫ばれる中、今後この理由によるネット予約を導入する歯医者さんが増えるでしょう🥶。というより今現在、どの業種でも言えることですね。ネット予約だけでなく、配膳ロボや自動釣銭機なども同じ理由です🤖。

前述した予約を取る、電話対応は受付業務の大部分を占めます。それがなくなるのは正直大きいです。ネット予約により業務が減れば、より仕事がしやすい環境になりますし、みんな喜んでくれるでしょう😊。

また、予約を取る、電話対応にもルールがきちんとあります。これは各々の歯医者さんによっても変わります。これが細かいところまで含めるとかなり多くなります。その教育も少なくて済みますし、個人差もなくなります👍。

 

〇予約ミスが無くなります。

あまり無いのですが、ごくまれに予約ミスが発生することがあります。予約を取ったが予約システムに入れ忘れていたり、予約時間を診察券の裏に記入する際に間違えたりすることによって起こります。こういったミスをネット予約では確実に無くせます😊。

どうでしょうか❓。メリットいっぱいですよね。それなのに何故開始しないのか(# ゚Д゚)と思われませんか。理由は単純で、現在のところデメリットが大きいと考えているからです。ではデメリットをみていきましょうか。

 

✖ネット予約のデメリット。✖

✕キャンセルしやすくなるのです。

予約しやすいのはとてもいいことなのですが、逆にキャンセルもしやすくなってしまいます。ネット予約にしたほとんどの歯医者さんで、当日のキャンセルが増えたと報告されています。無断キャンセル(いわゆるノーショーです。)も含めてです😞。歯医者さんでキャンセル料が発生することはあまり無いのも理由なのでしょう。やはり対面や電話で予約を取った方が、申し訳ないという感覚がでるようで、キャンセルは少なくなります。ちなみに、患者さんの層が悪くなったとおっしゃる歯医者さんも多いですね🥶。

 

ひかる歯科ちえこども歯科は基本的に完全予約制です。そのため、当日のキャンセル率はできるだけ低くしたいのが本音です。お金の話はあまり言いたくはないのですが、キャンセル率が高いとかなりの売り上げ減となります。現在のところ患者さんにも恵まれ、当日のキャンセル率は歯医者さんの平均よりかなり低くなっています。皆様、ありがとうございます🙇。

 

✕予約時間を管理できないのです。

ネット予約が医療に向いていない理由にもなります😲。ネット予約では予約時間がほぼ一様に設定されています。治療内容などによって予約時間を変えることができません。治療内容によって必要な時間は変わるのにです。もっと言えば、同じ治療でも変わります。虫歯治療を例にしましょう。一口に虫歯治療と言っても、虫歯の本数や大きさ・位置によって必要な時間は変わります。特に歯医者さんはすべての処置が手術といっても過言ではありません🔪。その方の手術にどれぐらいの時間がかかるかを知っているのは歯医者さん側だけなのです。それなのに患者さん主導で、一様の予約時間で予約を取られても困ってしまうのです😢。結果的に患者さんへの治療に悪影響がでかねません🥶。

 

ただこれについてはネット予約を導入している歯医者さんでは工夫をしています。ネット予約ができるのは、初めての患者さんだけを対象にしたり、定期健診の患者さんだけにしたりするのです。これならかかる時間は大体一定していますし、導入しやすいですね👍。

 

✕細かい配慮ができません。

さきほどの予約時間を管理できないことともかぶるところがあります。やはりネット予約の弱い所でしょう。患者さんによっては予約が詰まっていても対応できることもあるのです(・∀・)イイネ!!。

 

いつも定期健診で来られている患者さんに何かあったとしましょう。いつも来られている患者さんなら、症状を聞けば何が起こっているかが大体わかります😊。かかる時間も予測しやすいです。そのため、少し時間を作れそうな時間帯に来てもらうことができます。電話ですとそういった判断ができるのです。場合によってはお薬を出すだけでいいときもあるわけです。ところがネット予約では、こういった判断ができません。患者さんに急に何か起こった場合に細かい配慮が難しい、、、、、、温かみがある対応が難しいといってもいいかもしれません。

 

デメリットはこんな感じでしょうか。現在のところ、ひかる歯科ちえこども歯科ではデメリットがメリット上回ると考えているのです😅。まあ、現在1番いいのは、ネット予約の部分的導入と電話との併用かもしれませんね。ただそれはそれで管理が大変そうです💧。中小企業は大変なのです。

 

前述した通りネット予約については患者さん側より歯医者さん側のメリットデメリットの方が大きいのが実情です💦。導入して良かったという先生もいれば、導入したけどいまいちという先生もいますね。なかなか難しい😢。

 

とはいっても時代の流れには逆らえません。いろいろな面でデジタル化は避けては通れなくなってきています。ひかる歯科ちえこども歯科でもいつかは導入していくことになるでしょう。そのときに、対応できるよういまからきちんと準備しないといけないですね。そのうち電話なんか無くなって、すべてネット予約、質問はメールでのやり取りになるんでしょうかね、、、、、。

超音波スケーラー好きですか❓

私は好きです、、、、、。うん、えっと、超音波スケーラーって何かわかりますでしょうか❓。歯石取りによく使われている奴です。他の治療でも使うのですが、歯石取りがメインですね。歯石取りをするときに、水を出しながらピーっていう音がなっている奴です。歯にあたっているときは少し振動がありますね。これが超音波スケーラーです👍。

歯医者さんの治療を変えた技術や材料はいくつかあるのですが、この超音波スケーラーはその1つといっていいと思います。超音波スケーラー無しでの歯石取り、というより歯周病治療は今や考えられませんし、これを置いていない歯医者さんは今や無いといっていいでしょう😊。

超音波スケーラーはパワーがあり短時間で歯石を除去することができます。パワーがあるからといって歯が削れることはありません。しかも手用のスケーラーのようにとがっていないため歯ぐきを傷つけることもありません。さらに歯垢も破壊してくれて、歯の根っこに入り込んでいる毒素まで減少させてくれます。本当にすぐれものです👍。

ただやっぱり欠点もあります。あのピーっていう音と振動が嫌だという方が結構いらっしゃいますね😞。まあ、あの音は私もあまり好きではありません😅。ピーっていう音は器具の先に力が加わったときにでる音です。器具の先が歯石や歯の表面にあたり、負荷がかかると音がなります。これには器具の当て方もあるのですが、歯石が多かったり硬かったりすると、どうしてもでやすくなってしまいます。振動に関しては装置の方で調整ができます。振動を強くした方が当然パワーも上がり、歯石などを除去しやすくなります。でも不快感は強くなってしまいます。振動に関しては強すぎる場合は言っていただければと思います😊。

他にもパワーがある分しみやすい傾向がありますね💧。これも超音波スケーラーが嫌だと言われる方の多い理由になります。特に知覚過敏が強い方には使いにくいです💦。私達もしみたときはその部位を記録して、次使うときはその部位はあまり強くあてないよう工夫はしています。ただ患者さんからすれば、いつしみるかわからないというのは不安ですよね😢。なかなか難しい😞。

ひかる歯科ちえこども歯科では歯石取り、歯周病治療には超音波スケーラーを基本的に使います。音や振動、しみやすいなどのデメリットはあるのですが、それをはるかに上回るメリットがあります😊。でも、苦手な方はおっしゃっていただければ、使えるところだけ使ったり、使わないようにといった対応もしています。そのあたりはご気軽にご相談ください。

咬みごたえのある食べ物とは❓

さて今回は『咬みごたえ。』についてです。みなさんも「よく咬んで食べよう。」というのはよく聞くのではないかと思います。よく咬んで食べることは、お口の中やお口の周りに良い影響を与えるだけでなく、全身的にも良い影響があることがわかっています😲。

さて、『咬みごたえ。』のある食べ物ほどよく咬む必要があるのですが、咬みごたえのある食べ物とはいったいどんなものでしょうか❓。一般的には硬いものというイメージが強いようです。しかし必ずしも、硬いものほど『咬みごたえ。』が大きいわけではありません😲。食べ物の『咬みごたえ。』は、硬さ・弾力性・付着性・凝集性(脆さ)などテクスチャーと呼ばれる性質で決まり、飲み込むまでに咬む回数が多いものほど『咬みごたえ。』があると考えます。

例えば、リンゴとかまぼこを比べます。どちらが『咬みごたえ。』があるでしょうか❓。多くの方はリンゴと思われたのではないでしょうか。確かに最初の咬み始めはリンゴの方が硬そうですよね。しかし、かまぼこの弾力性が圧倒的に大きいため、飲み込むまでに必要とする咬む回数は、かまぼこの方がはるかに多くなるんです。つまり、かまぼこの方が、『咬みごたえ。』があるということです😅。意外ですよね😲。

また、同じ食材でも加熱時間や水分量、切り方で『咬みごたえ。』は変わります。例えば大根は、大根おろし(生)・おでん(加熱)・千切り(生)・切り干し大根(乾燥)・たくあん(乾燥と漬け込み)の順に『咬みごたえ。』が大きくなります。野菜は加熱時間が短く、水分が少なくなる(乾燥する。)ほど『咬みごたえ。』が強くなる傾向がありますね🥬。逆に、魚や肉などは加熱によってたんぱく質が変性し、水分も少なくなるため『咬みごたえ。』が大きくなる傾向があります。魚や肉の『咬みごたえ。』が1番小さくなるのは生のときです🐓🐖🐄。切り口については、大きく切るほど『食べごたえ。』が大きくなります。

また、食べる環境も大事です。食事中に飲み物をたくさん飲んでいませんか❓。こういった方は、食べ物をある程度咬むと、後は流し込んでいる可能性が高いです。これでは『食べごたえ。』をいくら考えても無駄です。流し込む習慣はやめましょう。集中して咬めるよう、姿勢よく足裏を床にしっかり固定した状態で食事をすることも大事です😊。

『食べごたえ。』を判断するときには食べ物の硬さ以外の性質も考える必要があります。また、調理方法も大事になりますし、食べる環境も影響します。結構難しいです。いろいろと工夫してみましょうね。

歯を支える骨が無くなる病気!

歯は骨に支えられています。自分の体重と同じくらいの力がかかる咬む力を、骨がしっかり支えてくれています😲。しかし、この大事な骨を溶かしてしまう病気があります。骨が溶けて無くなるとどうなるか❓。咬む力に耐えきれなくなり、咬むと痛んだり、歯がぐらぐらしてきます😢。今回はこの大事な骨に影響を与える病気をみていきましょう。

歯周病。

皆さんも最初に考えたのでないでしょうか❓。歯周病は歯を支える骨が無くなる代表的な病気です。歯周病の名の通り、歯の周りにある骨や歯ぐきが悪くなります。歯周病で無くなった骨を元に戻すことは難しいです💦。再生療法もあるのですが、適応範囲は限られます💧。悪くならないようにするのが1番です。

虫歯。

虫歯で歯を支える骨が無くなるの❓って思われたかもしれません。小さな虫歯では起こりませんが、神経を取った歯や神経が悪くなった歯では骨まで影響を出してくることがあります😞。歯の根っこの先の骨が無くなることが多いので、根尖性歯周炎と呼ばれます。まさに根の先の歯の周りの病気ですね。ただし原因は歯の中にあり、その症状として骨が悪くなっている状態です。これも珍しい病気ではなく、歯医者さんの治療ではある一定の頻度を常に占めています。根気よく治療することで大体治癒しますが、病気が大きくなり過ぎていたり、治りが悪い場合は歯を抜くこともあります🥶。治っても再発の可能性もあったりします😞。やっぱり虫歯予防が1番大事ですね。

ちなみ歯周病と根尖性歯周炎が合体した病気もあったりします。歯内-歯周疾患と呼ばれていますが、診断がなかなか難しく難治性ですね。

歯の根っこにヒビや破折がある。穴が開いている。

歯の根っこって割れるんですよ。穴が開くこともあります🥶。主に咬む力で起こることが多いですが、外傷などで起こることもあります。ただこれも、虫歯などで歯の根っこが薄くなっている歯に起こりやすいです。完全に割れているとレントゲンではっきりわかるのですが、ひびや小さな穴だと上記した歯周病や根尖性歯周炎と見分けがつかないことも多いです。治療しても改善がみられないときには真っ先に疑います。ちなみにそんなに珍しい事では無い上、治療は困難です。抜歯に至ることが多いですね😞。

腫瘍や嚢胞など他たくさん。

特殊なものとしては骨や骨まで進んだ腫瘍(良性と悪性あり。)や嚢胞といわれる骨の中にできる袋みたいなものもあります。顎に症状があって受診されることもあれば、虫歯や歯周病のためのレントゲン検査でたまたま見つかることもありますね。いずれにしても町歯医者で対応はまずできないため、大きな病院の口腔外科への受診となります💦。

歯を支える骨が無くなる病気は意外にたくさんありますが、元を辿ると歯周病と虫歯が原因となっているものがほとんどです。やっぱり基本的な歯磨きや歯医者さんへの定期的な受診が1番効果的です。しっかり骨を守りましょう。

歯医者さんのレントゲンの種類!

今回は歯医者さんで撮影するレントゲンについてみていきたいと思います。大体どこの歯医者さんでもあるものが2つ、そして歯医者さんによってあったりなかったりするレントゲンが2つあります。それぞれ特徴がありますよ😊。

🌟大体どこの歯医者さんでもあるレントゲン。🌟

(ひかる歯科ちえこども歯科にももちろんあります。)

◎デンタルレントゲン◎

1番よく撮影するレントゲンですね。歯3本から4本ぐらいまでを撮影する小さなレントゲンですね。撮影されたことある方は多いと思います。お口の中にレントゲンフィルムを入れて撮影します。1回で撮影できる範囲が少ないという欠点がありますが😞、画像は1番きれいです👍。そのため虫歯や歯周病の対するレントゲン検査としては1番適しています。

◎パノラマレントゲン◎

これもよく撮影するレントゲンですね。これも見たことある方は多いかと思います。1回撮影するだけで、歯の列に沿って上下の顎全体に加えて、鼻の周りの骨や空洞、舌の下にある舌骨なども調べることができます👍。歯医者さんのために作られたレントゲンといっても過言ではありません。撮影する時は顔の周りを装置が1周します。お口の中にフィルムを入れる必要はありませんが、ちょっと変な感じです🥶。広範囲を見ることができるのはいいのですが、画像は荒くなります😞。全体的な虫歯や歯周病のスクリーニング検査やデンタルレントゲンでは撮影できない場所の撮影(親知らずの検査など。)、歯の数の検査などに適しています。

🌟歯医者さんによってあったりなかったりするレントゲン。🌟

◎セファロレントゲン◎

真正面や横から頭部全体のレントゲン撮影を行います。主に矯正治療をしている歯医者さんに置いてあるレントゲンで、虫歯や歯周病などを調べるのには不向きです😞。特に重要になるのは横顔の撮影で、撮影したレントゲン上で決まった点を取り、角度などを分析することで(セファロ分析と呼んでいます。)、顎の成長具合や歯の傾きなどを把握します。それにより矯正治療をどうするかを決めていきます。矯正治療においては結構重要な指標となりますので、これが無い矯正歯科はまずありません。ひかる歯科ちえこども歯科にももちろんありますよ😊。

🌟CT🌟

撮影したレントゲンを3D構築してくれます。3Dでみることができるため病気の広がり具合などが大変わかりやすいです。2Dである通常のレントゲンと比べると得られる情報がかなり多くなりますが👍、画像がまだ荒く細かい所は苦手なところもあります。また保険診療で撮影できるのですが、なんでもかんでも撮影していいわけではなく、デンタルレントゲンやパノラマレントゲンでは判断できない場合で、CT撮影が有益であると思われるときに撮影できます。もちろんただの虫歯で撮影することはありません。だんだん普及率上がってきています😊。

いかがでしょうか。歯医者さんにあるレントゲンは大体この4つです。それぞれの歯医者さんの診療スタイルに合わせて、必要なものを導入しています。結構大型かつ高価な装置(車なんかは軽く買える、、、、、。)ですから、レントゲン撮影する際は少し興味をもってみてみるといいですよ。

人工甘味料は 身体にいいの❓

今回は甘味料についてです🍬。甘味料と一口にいっても種類があります。その中でも最近、「体に良いのか悪いのか❓。」、がよく議論されているのは人工甘味料です😲。

甘味料は糖質由来の『糖質系甘味料』と『非糖質系甘味料』に分類されます。糖質系甘味料の代表は砂糖ですね🐜。さらに『非糖質系甘味料』は天然に存在する『天然甘味料』と人工的に作製された『人工甘味料』に分類されます。『天然甘味料』にはステビアや羅漢果(らかんか。)などが有名です。『人工甘味料』にはスクラロース、アスパルテーム、アセスルファムカリウムなどがよく知られています。コンビニなんかで売られているジュースの成分表をみてみましょう。すぐ見つかると思いますよ😊。

人工甘味料は工業的に分子の一部を別のものに置換したりすることで作られています。糖質系甘味料や天然甘味料に比べると甘味度がすごく高くなっており、その甘味度は砂糖の数百倍になるものも珍しくありません😲。しかし、身体が栄養として利用しにくいため、カロリーは低いです。生体内ではほとんど代謝されず、未変化のまま体外に排出されます。虫歯菌も利用できないため、虫歯のリスクも低めです。ちなみに歯磨き粉に含まれているものもあるんですよΣ(・ω・ノ)ノ!。

現在認可されている人工甘味料は、多くの動物実験で有害性が調査されています。通常の使用量では、身体への危険性は無いものが流通しています。太らないし、虫歯にもならないしいいことばかりですね😊。

ここまで聞くと人工甘味料は身体にいいといった感じです。しかしまだ安心はできません💦。まず、不安要素して長期の摂取による結果がでていません。人工甘味料はまだ世に出てきて日が浅いです。生まれてから何十年と摂取した場合に、大丈夫なのかがわかっていません。

また、やはり身体や精神に対しては異常に作用します。通常甘い物を摂取すると【甘味感知⇒甘味吸収⇒血糖値上昇⇒満足感⇒食欲抑制】といった生体本来の流れがあります。しかし甘味の感知はありますが甘味の吸収が無く、その後の流れが途絶えます。甘味を感知しているのに満足感がでません😞。その結果として食欲が異常に更新することがあるようです。人工甘味料による甘味を強く感じた人ほど、一定時間後に食欲の亢進が高まったとの報告があります。

また最近、人工甘味料については大きな発表がありました。2023年5月にはWHO(世界保健機関。)が“減量や生活習慣病の予防のために非糖質系甘味料をしないように。”、そして2024年7月にはIARC(国際がん研究機関)が“人工甘味料の1つであるアスパルテームの発癌性について”の報告をしたのです💧。覚えている方もいるかもしれません。結構、話題になりました。

まだまだわからないことも多いですね😢。現在のところ身体にいいとは自信を持っていえるものではないようです。ただ、砂糖自体も身体にいいともいえません。摂取し過ぎればなおさらです。もっといい甘味料できるといいですね。

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