歯ぎしり、食いしばりは治せる❓
みなさんは歯ぎしりや食いしばりをしていますか❓。まあ。自分ではわからないことが多いですよね。しかし、訴えとしては結構多いです。やっぱり、音が気になりますし(うるさい。)、あんなに音がでて本当に大丈夫か心配ですよね😢。ちなみに私もしていることがあるようです、、、、、。
歯ぎしり、食いしばりについてよくある質問として、『歯ぎしり、食いしばりは治せるのか❓。』、というものがあります。結果から言いますと、決定的な、また体系化された治療法はありません。歯ぎしり、食いしばりを治す、しないようにするのはなかなか難しいのです😞。
そもそも歯ぎしりや食いしばりは、お子さんから大人まで幅広い年齢で認められ、まったくしない方はいないとまで言われています😲。原因も虫歯や歯周病など歯や歯ぐきの問題、歯並びや咬み合わせの問題、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害、心理社会的なストレス、本人の性格、お子さんですと歯の生え変わりなどあらゆることが原因となりえます。もちろん、それらを治すことで軽減したという報告はたくさんあるのですが、個人差も大きいです💧。歯ぎしり、食いしばりがある方は、心配性で緊張しやすく、より高いレベルのストレスを感じていて、それにうまく対処できていないという報告もあったりします。
歯ぎしりや食いしばりの対処法としてよくマウスピースを作ることがあります。よく誤解されるのですが、マウスピースは歯ぎしり、食いしばりを治す装置ではありません😲。歯ぎしりや食いしばりによって歯や歯ぐきに無理な力がかかるのを防ぐ装置であり、それによって起こる不具合を無くしてはくれます。しかし、歯ぎしりや食いしばり自体はほとんど変わりません。
心理的ストレスが原因の場合は催眠療法や暗示療法などで、歯ぎしりや食いしばりが軽減したとの報告もあります。また、カウンセリングなどで心理社会的なストレスを明らかにし、それへの対処法を示すことで歯ぎしりや食いしばりが軽減したという報告もあります。歯ぎしりや食いしばりを治すためには、歯医者さんだけではなく、他の業種との連携が必要なのかもしれません💦。
なかなか治すとなると難しい歯ぎしりや食いしばり。前述した通りまったくしない方はいないとまで言われていますので、程度の問題で少しなら問題はないのでしょう。しかし、重度の方の場合は対応が必要となります💧。現在のところはまずマウスピースとなっているのが現状で、それ以上となるとなかなか手がでない状態です。少しずつ治療法が確立するといいですね。
2025年12月28日 | カテゴリー:新着情報, お母さん達からよくいただく質問, これがお薦め ホームケア, 歯科の豆知識 Q&A, 歯を長持ちさせるには, 院長からの発信, よくある質問 |





