お知らせ
採用情報
熊本県熊本市中央区の大人と子どもの診療室-ひかる歯科ちえこども歯科へのお問い合わせ電話番号
お知らせ
HOME >  舌小帯

NEWS&BLOG 一覧

舌小帯


舌小帯というのはどこを指すかわかりますか?

舌と口腔底をつなげる ひものような部分のことです。

舌小帯の伸びが悪いと ベロの動きが悪くなります。

ベロ自体の動きも大事ですが、舌小帯の伸びというのはベロの動きの良さを左右するポイントになります。

 

うちの歯科医院では、 この小帯が短いおこさんのために、伸ばすための切除術を行うことがあります。

それは発音がうまく身についてないから、ということで 言語の先生にいわれた、ということで患者さんのほうから 切ってくださいといわれることもあります。

この場合は年長くらいで行うことが多いです。

 

また、MRC矯正において、舌の動きや機能が未発達なお子さんについて、一緒にトレーニングしていくのですが、年単位でトレーニングしても伸びや動きが悪い場合に

舌小帯を切ることがあります。

必要になるのは50人に1人くらいです。

切った後は舌の動きがよくなります。

この小帯の切除の前後に必ず 舌の機能トレーニングとしての運動が必要になります。

 

小帯を切除する前後に 機能トレーニングを行わないと、切った後に、また動きの悪い状態で治癒してしまうことがあるからです。

 

 

 

こどもに 口の中の感覚に慣れてもらうには ①

年長さんのときに どこの歯科医院でもむし歯の治療ができなかったと紹介されてきたお子さんがいます

その子は、口腔に過敏があり、歯科治療で、器具を口に入れられることが受け入れられないお子さんでした。

自分の唾液も器具が入っている状態では、ためることも、飲み込むことも難しいため、こまめに吸引しているのですが、すぐに、ペッと外に唾を吐きだすような状態でした。

私たちは、全身麻酔を勧めましたが、お母さんの希望で最初は普通通りの治療で、時に、手足を抑制しながら診療室で治していました。

しかし、途中でやはり全身麻酔での治療を希望され、味噌天神の宇治歯科医院さん(今はグランパレッタの中に移転されています)で 全身麻酔での歯科治療をすることになりました。

私も以前宇治歯科医院に非常勤で勤務させていただいていたこともあり、宇治歯科医院さんのはからいで、全身麻酔は、宇治歯科医院さんでかけてもらい、虫歯治療は私が、させてもらえることになりました。

治療はとても良い結果となり、数年間問題は出ませんでした。

その後、予防で通っていてくれたのですが、6歳臼歯が生えてきて、歯の溝が初期むし歯になってきたので、予防もかねて、治療をしようということになりました。

その治療を、先日行いましたが、通常の診療室で、通常の診療で、治療することができました。

まだお口の中に少し過敏がありますが、今までの関係でお互いに信頼関係もできてましたし、その子もこの歯科治療が自分に必要だとわかってくれたこともあり

上手に治療することができました。

この、うまくできた!という体験が今後もその子の自信になり 歯科治療の苦手意識を取り除く助けになっていきます。

 

この子のように歯科治療が難しいおこさんに 口腔内の過敏、という問題があることがあります。

まずは口腔過敏がおこらないように お口の感覚を育てるには

赤ちゃんのときに、自分の手、おもちゃで口の中を触ってみる、という体験が大切です。

このことについては 離乳食準備 のところにも書きました。

また、熊本市中央区の歯科医師 吉良直子先生が推奨されている ベロタッチ、もこの過敏をとるのに非常にいいと思います。

ほかにも 受診時にはお母さんが赤ちゃんのときからできる 口腔内マッサージを紹介していますので、興味のある方はきいてみてくださいね。

歯並びの良いお子さんを育てるには・・・①

最近 こどもたちの 口腔機能が低下している・・・

こういうと、昔からじゃないか と思われるかもしれないが、実際に口腔機能の低下はみられる

たとえば、何の変哲もない風船を膨らませる・・・今の30代40代の保護者世代には 簡単にできたことではないだろうか?

 

しかし、現在は違う

たとえば うちの歯科医院の患者さんに風船を膨らましてもらうと(小学生)

結構な割合で風船を膨らますことができない

風船を膨らましたこともない という子供も 一定の割合でいるのだ そうだいたい3-4割はいる。

あなたの お子さんは 風船を膨らませることができるだろうか?

 

風船を膨らます

その前に ふうーっと ロウソクの火を吹き消すこともできない

 

もっといえば、

うーの口で 息を吹き出すこともできないのだ

 

お子さんに「ふーっ」と息を吹き出させてほしい

それはもしかしたら

「う」ではなく「え」の口で ふうーっとしていないだろか?

 

「え」の口では、 息を集めて フーっと吹くことができない、 息の力は分散されてとても弱くなってしまう

その口では風船を膨らますことができないのだ

 

実は障害のあるお子さんは 「う」の口ができないことが多い

しかし最近は健常なお子さんにも「う」の口ができないお子さんが増えている

 

最近は発達障害のお子さんと グレーソーンのお子さんと 定型発達のお子さんの 境がはっきりしない といわれるが 実にこういうところでも そういう兆しがみられるのだ。

 

草笛や口笛、紙風船 などは過去の遊びになってしまったのだろうか

「う」の口にする遊び

ぜひ それを小さい頃から 取り入れて 口腔機能を 育ててほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

ビシャの 脂肪床

 

(上の画像は、鳥取県歯科医師会さんの画像から転載しています。)

先日の 投稿で 小学生の 口蓋(上あごの天井)に 吸綴か(おっぱいの乳首が入るためのへこみ) が 残っていることがある

というお話を書きましたが、

赤ちゃんのお口の特徴として ビシャの 脂肪床 というものがあります。

ビシャの脂肪床、とは、赤ちゃんのほっぺたの内側に の粘膜下にある 脂肪のふくらみのことです。

おっぱいを吸うためには、吸てつか、舌、ビシャの脂肪床 の3つ が吸綴圧を作り出しますので

大事なふくらみなんです。

このふくらみが、 早産児や 低出生体重児では 薄いことがあり、それがおっぱいを吸うのを難しくすることもあるようです。

 

今回は では このビシャの脂肪床 が 卒乳しても残っていることがあるのか・・・ということなんですが、

これが 残っていると感じられることがあるんです。

特に噛まずに丸のみ、というお子さんには この脂肪床が 残っているような頬っぺた のことがあります。

この場合、外側から見ると 頬っぺたが しもぶくれのような感じの印象です。

赤ちゃんのほっぺがふっくらしているのは可愛いですよね。

咬筋が使われて 鍛えられることによって この脂肪床は 消失していくのか・・・

 

以前、この脂肪床 が残っているようなお子さん(その子は障害があって、やはり丸のみのことが多いんですけど)のお母さんが

うちの子の頬っぺたの内側が膨らんでいるような気がする、ということで受診、ご相談があったんですが、

この子には上にご兄弟がいたので、その子と比べて、頬っぺたが膨らんでいるのではないか、ということでお母さんは気になったんですね。

このビシャの脂肪床が 残っているような状態でした。

 

ですので、噛めてないんじゃないか、普段、丸のみしているのではないかな、と考える指標の一つではあります。

お子さんのビシャの脂肪床は 消失しているでしょうか?

2-3歳のお子さんには残っていることがあります。

ちょっと仕上げ磨きのときにでも頬っぺの内側を触ってみてくださいね。

 

 

 

 

 

食べることができるようになってきた お子さん

夏頃、経管栄養が長く 口からは ほとんど 食べていない 食べることに興味も薄い というお子さんを

本州の先生ですが、 食べる機能に関する 専門のA先生に紹介しました。

この先生のような専門家は 日本に何人もはいらっしゃらず、こういった専門家が増えるといいなーと思っています。

そもそも このお子さんは 総合病院の小児科と 小児リハビリの専門の病院に通院していて

私がこの子の食べる機能を診ていたわけではないため(私が見ていたのは むし歯予防の管理です)

そこを飛び越して 県外の先生に紹介するのは 迷いもありました。

それで、こういう専門の先生が県外にいらっしゃって 診ていただいたら何かヒントをいただけるのでは と思いますが、今通院している先生に紹介してもいいか聞いてみてもらえますか ?ということを聞いてみたのですが

保護者の方が、今のままでは変化がないので、行ってみたいです、今通院している病院には自分でいうので大丈夫です ということでしたので、元の検査データを元の病院からもらってくださいね、ということで

紹介状を書きました。

 

紹介先のA先生にみてもらって 数か月

先日、久しぶりにいらっしゃった 患者さんは 口から少しづつ食べられるようになっていました。

嬉しいご報告でした。

 

もともとは 哺乳量が十分とれていない ということで 経管栄養になったというお子さんでした

口から食べると 逆流嘔吐することもあるということで

経管栄養が長いため、消化器官が 萎縮しているのではないか という見解ももたれていたそうです。

 

しかし、紹介先のA先生が、食べる機能もみて、今の経管栄養の量が多いのではないか、ということで、経管栄養の量を適切にした結果、それから1か月半後、徐々に 食欲がわき、

口からも食べることができるようになったということでした。

さらに、経管栄養の量を減らしてから、逆流嘔吐することがなくなったそうです。

 

(ここまでの経緯は お母さんからの話がもとになっていますので、実際診ていた先生たちや紹介先のA先生が読むと、細かいところでは違いがあるかもしれません。)

 

ここまで経緯を読むと、経管栄養の量を変えること というのはシンプルなことだったのではないか、と思われるかと思いますが、この結論を得るのは、

今までのこの子の 経緯や検査を 含めて 診ると先入観が入ってしまいがちなので とても難しいことだと思います。

やはり紹介先のA先生の 知識や経験によるものだと思います。

また、熊本では 経管栄養の量をみる先生と 食べる機能を獲得させるためにリハビリする先生は違う病院の先生ですから、そこが つながりにくい という難点もあったと思います。

 

今、この子が食べられるようになっているのは、現在 診てくれている 熊本の総合病院の小児科の先生や 小児リハビリの先生のおかげでもあると思います。

決して今 熊本で診ている先生たちを否定するような意図で書いているわけではありません。

この子の経緯がほかのお子さんの参考になることがあれば、ということでの 報告です。

 

さらに このお子さんのケースについて、 小児科の看護師 原さんと 助産師 林田さんと お話したのですが、

助産師の 林田さん(林田さんには メルティングタッチ で診てもらえます)からは

もともと哺乳に問題があって、というケースは多い。

哺乳に問題がある時点で、助産師に相談されるのも いいのではないか

実際そういうご相談がたくさんある、 ということでした。

 

また、小児科の看護師 原さんからは

町村先生の 身体調和研修でも

器質的に異常はないけれど 母乳が飲めず、体重が増えす、経管栄養から胃ろうになり、いざ、入園(幼稚園?保育園?)の時に、胃ろうだと入園できるところがみつからず、

困って町村先生のところにいらして、食べることができるようになった、というお話があった。

すごく特別なケース、という 受け止めだったと思うが、このケースも 同じようなケースなのではないか、(食べる能力を実は持っているかもしれないのに、能力を引き出すことができず、経管栄養になってしまっているという点で)

 

という意見をもらいました。

 

私が みていた 視点と また違う意見をもらえました。

多職種で 話し合ったり連携したり すると 自分とは違う視点でいろんな 示唆がもらえます。

これからも こどもにかかわる専門職で 連携できれば と思います。

 

 

 

 

 

2018年

新年 あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年は1月4日から 通常通りの診療体制です。

口蓋の形について(上あごの天井の形について)

 

 

赤ちゃんのときには、口蓋(上あごの天井部分の名前)に吸綴か という おっぱいを吸うとき、乳首が入るための くぼみがあるのですが、

これが、離乳食が始まり、舌を口蓋につけて、成人嚥下、をするようになると、徐々に消えていきます。

上の画像のお子さんも あかちゃんのときは、吸綴か がありますが、 5歳6か月のときは、きれいなUの字型の口蓋になり、吸綴か が消えていますね。

しかし、小学生になっても まるでこの吸綴か が残っているような上あごのお子さんがいるのです。

そういうお子さんは まず 普段から 舌を 正しい位置に置いていません。

 

みなさんは舌の位置をどこに置いているか 普段 意識していないかもしれませんが

普段は、「な」を発音するときにあたる 上あごの位置(そこをスポットと呼びます) に置いているものなんです。

たまに、「な」の発音のときの 舌の位置が スポットにない子もいるのですが、大体のお子さんは、「な」のときに正しく発音していますので

チェックしてみてくださいね。

 

口蓋に 吸綴か が残っているお子さんは 舌をほとんど 上あごにつけられていませんので、 上あごの形は Uの字型になっていません。

(口蓋の形は 舌を吸いつけることによって、Uの字にきれいに成長していきます。)

吸綴か が残っているようなお子さんは上あごの形が Vの字です。ですので、歯並びというか、歯の並ぶ土台から 問題があります。

お子さんの上あごは どういう形ですか?

仕上げ磨きのときにチェックしてみてくださいね。

 

 

町村純子先生の身体調和支援とは

ひかる歯科ちえこども歯科の小児歯科担当 甲斐田です。

今日は私が開催のお世話をさせてもらいつつ 勉強させてもらっている こどもの発達の勉強会について です。

私が講座開催のお世話をさせてもらっている 身体調和支援講座 ですが、講演会等ではどういう話をなされるのか・・・というご質問がありました。

もう満席になってしまいましたが、直近では、5月20日に久留米市で講演会が予定されています。

主催者の方は私の友人の看護師さんです。

一言で説明するのは大変難しいのですが、

講演でのお話の一部をお話しすると

うまれたときから、たとえば、目がうまく動かせない、向き癖があって一方向しかみれない、等、発達のバランスの悪さ、左右差、があった場合、周囲からの刺激、学びに偏りがでてきて、それが 将来の自閉傾向、こだわり等にもつながる、それが大人になっての生きにくさにつながる、」

「発達というのは、いつできるようになるか、ということより、順序をおってできるようになることのほうがより大切、発達のある段階を飛ばすと(たとえば はいはい)そこにはなにか原因がある、それが将来ほかの問題になっていく、」

講演では深くれないかもしれませんが、この動き、この発達がないと、こういう問題が起きやすい、もしくは、ココに原因があってこの動きがでてない、というのを講座では話されたりします。

そこから、生まれたときからの発達を順序よくお子さんに追わせていく助けが必要、ということで、赤ちゃんに生きやすい体作りのためのマッサージや体操をしてあげる、毎日したほうがいいので、その体操等をお母さんに指導する、

そういった、マッサージの実技も講演では行われます。

私が身体調和支援について 学びたいのは、まず こどもの発達について学びたかったからです。

口腔機能がうまくいっていないお子さんは、歯並びや顎の発達に問題が出ています。

どこで、口腔機能を身につけることができなかったのか、ということを知るためにこどもの発達の勉強をしはじめました。

食べる機能の支援、というところに行き着いたときに、身体調和支援に出会いました。

離乳食の考え方等、今もまた学んでいるところです。

身体調和支援から学んだ 口腔関係のマッサージ等、お母さんたちにお話をすると 実際毎日やってくれて、次回受診時よい方に変わっていることがあります。

詳しくは受診時におたずねください。

 

 

MRCクリニック→ マイオブレイスメンバー へ

オーストラリアの本部に加盟している

MRCクリニック、ですが、オーストラリアの本部から 改名しますとの 指示がきて、

マイオブレースメンバー ということになります。

海外では、○○メンバー という言い方は一般的なようですが、日本では、○○クリニック、というほうがわかりやすいと思うんですよね。

ですが、マイオブレースメンバー、という名前になったので、今後はそういう名称になります。

 

 

できるだけ 歯を削らない治療

学生時代の授業で 歯の3つの死について の話をききました。

 

歯の第一の死は 歯を削る必要のある虫歯ができたとき

第二の死は 神経が死んだとき 神経を取る必要が生じたとき

第三の死は 歯が抜けたとき

 

つまり、虫歯になり 歯を削る必要が生じる・・・それは歯にとって第一のダメージになるんですね。

もちろん、ある程度の大きさの虫歯になると 放っておいてよいわけではなく 治療をする必要が生じます

 

私どもの歯科医院では 虫歯が削る必要のある大きさになるまでは削らずに 予防処置を行います

定期的に通院していただき 予防処置と生活指導のお話をすることで 虫歯が大きくならないようにします

 

最近 虫歯を繰り返すお子さんには、 子供が自分で 口の健康を守れるように 虫歯のお話 をすることが大切

ということで

お子さん自身に、 おやつの選び方や 虫歯のお話をする という指導の時間を設けています。

あまり小さなお子さんにはできませんが、年長さん以上のお子さんに 楽しく聞いてもらえるようにと思っています。