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0歳からどうぞ 😊

今回はよく聞かれる質問からです。その質問は、『こどもはいつから歯医者さんに連れてきたらいいですか❓。』、というものです。みなさんはいつからだと思われますか❓。正解は「0才から。」、「歯がでてきたらすぐ。」となります。早すぎると思われますかね。
 現在、お子さんの虫歯は減少傾向にあります。そんな状況においても、わざわざ0才から歯医者さんに行く必要があるのか❓、という声もあります。しかし、虫歯は病変を除去し人工物に置き換えるという、いわば“引き算”的な病気であるため、確実に将来虫歯になるかならないかを見極める方法や検査ができない限り、虫歯になる前に、虫歯にならないよう、歯医者さんでみていくことがベストな選択です👍。

 また虫歯以外にも大事な要素があります。歯周病もそうですし、歯並びもそうです。こういった要素も早め早めに先手を打つことで、適切かつ的確な治療ができますし、うまくすれば小さな手を加えることで、大きな治療をすることなく済む可能性もあります👍。成長過程でしかわからないことや、できない治療があるのです。
 ひかる歯科ちえこども歯科が開業して一貫して目標にしているのが、
「現在診療しているお子さんが大きくなって、お口の中で困らない状態にすること、そしてそのお子さんに子供が生まれたあと、その子供を当院に連れてきてくれること。

というものがあります。この目標を達成するためには、できるだけ早くからみせていただいた方が有利になります😊。ひかる歯科ちえこども歯科では、単にお子さんの治療をするだけでなく、お子さんがその後の長い人生を健康かつ充実したものにするための礎を作ることを目標にしています。
 それでは0才からお子さんをみていくことでどのような利点があるのでしょうか❓。実はたくさんの利点があります、少しずつみていきましょう😊。
🌟何も病気が無い所からのスタートできることが多いです。🌟
どういうことと思われるかもしれませんね。意味がよくわからないと思います。でもこれってすごいことなのです😲。通常歯医者さん(お医者さんもそうですが。)何の病気を持たずにくることは珍しいのです。定期的な受診をしている方も何かしら問題があるから受診しているわけです。何も病気が無い所に悪い所を気にすることなく、予防のためのアプローチだけを集中してできます。予防の真髄といってもいいかもしれません。うん、やっぱり何言っているかよくわかりませんね😢。でも、相当に有利な状態なのですよ💖。
🌟こどもの頃にしかできないことがある。🌟
⓵、虫歯菌の感染予防に大事な時期になります。
虫歯は感染症です。歯が出てきた頃から感染が起こります🦠。この感染が早いか遅いが出で、将来の虫歯の数に大きな差がでるのです。実際にそれを裏付ける研究データがあります。
スウェーデン、イエテボリ大学の研究です。
 2才前に虫歯菌に感染したこども → 4才時における虫歯の数 5.0
 2才後に虫歯菌に感染したこども → 4才時における虫歯の数 0.3
おわかりでしょうか。2才を境に16倍近い差がでています。悪くなることを遅くすること、すなわち虫歯菌への感染をできるだけ遅くする、少なくとも2才以降にすることが大事となります😊。
この段階ではこどもお世話をする方々の協力が不可欠です。こども本人のお口の中をきれいにすることはもちろんですが、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんのお口の中の清潔に保つようにしましょう。虫歯菌の栄養となる糖類はできるだけ避け、食器なども共用しない方がいいです。併せて定期的な検診やフッ素塗布を行うといいですね。特におじいちゃん子、おばあちゃん子は虫歯が多い子が多いので要注意です。まあ甘くなるんでしょうね(笑)。でも大事な時期ですから全力で感染を阻止しましょう😊。こどもの頃しかできないことですよ。
⓶、出てきたばかりの歯は弱いのです。
こどもの歯、大人の歯とも出てきたばかりは弱く、虫歯になりやすいです。そのため悪くならないよう、きちんとしたプラークコントロールやフッ化物による歯質強化、シーラントなどの予防処置が必要となります。特にフッ素は出てきたばかりの歯ほど、取り込みがよく歯質の強化に有利です😊。この虫歯になりやすい時期をどう乗り切るかが重要です。将来大きな差がでます。
⓷、成長を利用しての歯並び治療ができる。
 お子さんはこどもの歯から始まり、少しずつ大人の歯にはえ変わっていきます。それに伴い顎も成長します。歯並びも大きく変わっていきますし、この時期にしかできない、歯並びの治療があるのです👍。成長に合わせた適切な時期に、歯並びの治療へ介入できるのも強みです😊。
🌟はえ変わりでリセット。🌟
 こどもの歯に虫歯があっても抜けてしまうため、リセットできます。大人の歯で虫歯が無い状態へ向けて再スタートできますよ🎆。こどもの歯で虫歯がたくさんあっても、あきらめる必要はありません。でも、この再スタートはこの1回だけですよ。
🌟素直です。🌟
 歯医者さんに対する先入観がありません。お口の健康観の育成がしやすいですし、歯医者さんに定期的に行くのが当然という感覚が根付きます😊。
 いかがでしょう。お子さんを早くから歯医者さんへ連れてくると良いことがいっぱいです🎉。0才からでもどんどんきてくださいね。
 でも、実はこども歯科にも難しいところはいっぱいあります💦。次は大人の治療と違って難しい所をみてみましょう💦。これらをいかに克服するかが、こども歯科の腕の見せ所です。基本的にたくさんお子さんをみている歯医者さんの方が得意です。
★虫歯になりやすいです。★
先程もでてきましたが、出てきたばかりの歯は弱く、虫歯になりやすいです😢。フッ素を取り込みやすいという利点はありますが、油断するとすぐに虫歯になってしまいます。唾液量も大人に比べて少ないため、虫歯のリスクを上がります。
さらに歯のはえ変わりなどにより、お口の中がどんどん変化していきます。単純に磨きにくい。その反面、歯磨きの技術はまだ拙かったり、できなかったりですから仕上げ磨きは必須です。なかなか難しいのです。

★どんどん成長していきます。★
 大人とお子さんでは当然コミュニケーションの取り方は変わってきます。しかも年齢によってさらに変わってきますし、お子さんお子さんで成長の個人差があるため、一様に対応できるものではありません😲。こればっかりは経験を積んでいくしかありません。私も副院長も、そしてスタッフも常にどんなお子さんなのかを観察しながら診療をしています。
 生活環境もすごい勢いで変わっていきます。ずっと家にいたのが、幼稚園・保育園へ。そして小学校、中学校、高校。部活や塾、受験。友達関係も変わっていきますし、行動範囲はどんどん広くなります。それにより歯医者さんへの受診状況や歯磨きの状態、食生活も変わっていきます。こういったことがお口の中の状態にも如実に表れてくるんです💦。しばらく歯医者さんに来ない間に、お口の中が大変大変になっていることも少なくないです。特に中学校以上、注意がひつようですよ。来なくなるんですよね、、、、、。

★危機感がないです。★
 あまり大きな治療をしたことが無いためあまり危機感がありません。私達歯医者さんとしては、将来を見据えて今がんばって欲しいのですが、なかなか伝わらない( ノД`)シクシク…。まあ、他のこともそうですよね、、、、、😢。勉強とか❓。
 うーん、こども歯科ならではの難しさもあるんです。でもそれも含めてこども歯科はとっても楽しいですよ。ひかる歯科ちえこども歯科にはこどもが好きで、その成長をたのしんでいるスタッフもたくさんいます(というよりこども嫌いな方はひかる歯科ちえこども歯科に面接に来ません。)。安心して0才からご来院ください。なんでもご相談くださいね。