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オープン、半個室、個室、どれがいい❓

さて今回は歯医者さんの設計のお話です。設計で1番大事なのは、その歯医者さんがどんな歯科医院にしたいのか、どんな診療スタイルなのかです。しかし、設計にも時代の流れやブーム、患者さんのニーズもあります。これらも大事な要素になります。

そんな設計の中で結構大きいのが歯医者さんの診療用チェアーをどのような形式で配置するかです。大きく分けるとオープン、半個室、個室と3つのスタイルがあります。どんなスタイルかわかりますかね❓。ちょっとみてみましょう。

🌟オープンスタイル。🌟

大きな空間に診療用チェアーが複数台そのまま置いてあるスタイルです。昔の歯医者さんはほとんどがこのスタイルでしたね。歯医者さん、スタッフ、患者さんともに動きやすいのが特徴です。また、診療室内で起こっていることを、歯医者さんやスタッフ全員で把握・共有できるのが強みです。経営的にも診療用チェアーを多く自由に配置しやすいため、有利となります。一方で、患者さんからみると周りから丸見え、プライバシーの点から問題があります。医療という、相談しにくいこともある業種であることを考えるとこれは問題です。お医者さんではこのスタイルはみたことありません。

🌟半個室スタイル。🌟

診療用チェアーと診療用チェアーとの間を完全に分けるのではなく、パーテーションやカーテンで区切るスタイルですね。カーテンですとその場に応じて閉めたり開いたりと便利です。オープンスタイルと個室スタイルの良いとこ取りなのですが、ちょっと中途半端なところもあります。まあ、割と多いスタイルです。

🌟個室スタイル。🌟

近年増えているスタイルです。診療用チェアー1台ごとに1部屋となり、完全に区切られています。プライバシー保護の観点からすると最も優れていますし、患者さんも周りを気にすることなくゆっくり診療を受けられます👍。一方で、密室となるため様々な問題がでることも。個室スタイルを採用している歯医者さんでは各部屋に防犯カメラを設置しているところも多いです📹。また、設計も苦慮することが多くなります。

最近ではどれか1つのスタイルではなく、診療用チェアー1台を個室スタイルにして、残りを半個室スタイルにするなど混合型の歯科医院も多いですね。様々なニーズに答えることができます😊。

ひかる歯科ちえこども歯科では半個室スタイルを採用しています。パーテーションやカーテンで区切っていますね。理由としては、私自身が狭い場所があまり好きではないので、個室にはしませんでした。あと、私の身体も大きいので。そのため私が中心に使う診療室は天井も高いです。あとはお子さんをみることが多いため、私自身、そしてスタッフにも診療室全体を把握していてほしいというのも大きいです。お子さんは状態が変わりやすいです。治療中泣きだすなど何か変化があった場合、周りがすぐにフォローに入れるようにですね👍。

今後は個室スタイルがさらに増えていくと考えられています。みなさんも好きな環境があると思います。ご自身に合ったスタイルの歯医者さんを選んでくださいね。