骨粗鬆症薬と歯医者さん😊
骨粗鬆症と歯医者さんには密接な関係があります。骨粗鬆症は骨の病気ですが、歯医者さんも骨に関わる病気を扱うことは多いです。有名なのは歯周病ですね。虫歯も進行すれば骨に影響が出てきますΣ(・ω・ノ)ノ!。
そして一時期話題になったのが、骨粗鬆症のお薬を飲まれている方に起こる副作用についてです。特にビスフォスフォネートやビノスマブと呼ばれる系列のお薬を服用している方に起こります。歯を抜くなど、骨に影響を与える処置の後に顎骨の壊死が起こりやすくなることが報告されました😲。顎骨の壊死って響きだけで怖いですよね🥶。
このため、上記系列のお薬を飲まれている方で、歯を抜くなどの処置が必要な方は、しばらく休薬をしたりしていました。休薬の期間が数日とかならまだいいのですが、これらのお薬は効果の持続時間が長いため、数か月にわたって休薬が必要です。正直、治療にかなり支障がでていました😢。
しかし、現在ではずいぶん対応が変わってきています。歯を抜く処置についても対応が変わりました。それ以外の治療についても、どんな治療が良くて、どんな治療が駄目なのかはっきりしてきました😊。少しみてみましょう。
◎歯を抜く処置。◎
以前は休薬していましたが、現在、休薬は基本しないことになっています😲。ただし、お口の中の清掃状態が悪いと顎骨壊死が起こりやすいため、歯を抜く前にお口の中を十分にきれいにすることが大事です。また、必要があれば術前に抗生剤を飲んでもらったりすることもあります💊。
◎歯周病治療。◎
歯周病は骨の病気です。歯周病自体が顎骨壊死発祥原因の約5%を占めていると報告されています🥶。そのため歯周病治療はしっかり行った方が良いとされています。
通常の歯石取りは何の問題もありません。ただ、それ以上の麻酔を行って行う歯周病治療は注意が必要とされています。特に歯周外科手術と呼ばれる歯ぐきを切って開いて行う手術は注意。侵襲性が大きい場合は行うべきではないとされています。
◎虫歯治療。◎
通常の詰め物や銀歯の治療は何の問題もありません😊。虫歯が進むと神経を取る治療や、歯の根の先に溜まった膿を出す治療を行うことがありますがこれも大丈夫です👍。ただ、歯の根の先に溜まった膿を外科的に切除する手術があるのですが、それは行うべきではないとされています。
◎入れ歯治療。◎
合いの悪い入れ歯が顎骨壊死発症原因の8%を占めると報告されています。入れ歯を使用されている方は歯ぐきにきちんと合っているかをしっかり確認する必要があります。新しく入れ歯を作る場合は、慎重に経過をみていかないといけません😊。
◎インプラント治療。◎
骨の中に人口の歯の根っこを埋め込みますからね。当然あまり行うべきではないとされています😢。
◎矯正治療。◎
矯正治療については特に問題は無いとされています。ただ、歯が動かしにくいことがあるようです。
一時期はどうすればいいかはっきりしてなかったため、私達歯医者さんも困っていました😞。最近はずいぶん整理されてきましたね。今後もまた対応が変わっていくかもしれません。きちんとアンテナ張ってないといけないですね。
2026年2月20日 | カテゴリー:新着情報, 歯科の豆知識 Q&A, 院長からの発信 |





