入れ歯が合わない時・・・入れ歯は裏打ちできるんですよ😊
みなさんのご協力により、8020(80才で20本の歯を有する。)達成者は現在50%超えています🙇。もちろん、私達歯医者さんもがんばっているんですよ😊。しかし、依然として多くの御高齢の方が入れ歯を使っている状態は続いています。80才以上ですと約70%以上の方が何らかの入れ歯を使っているというデータがあります。まだまだ、入れ歯は大事、必要なものですね。
さて、そんな入れ歯ですが、やっぱりいろんなトラブルが起こってきます💦。多いのは痛い、違和感、外れやすいですね。これらは新しく作ってすぐに出やすい症状です。1回安定すると出にくくなります👍。そして、長く使っていると起こりやすくなるのが、入れ歯の破損や入れ歯の合いが悪くなることです。どうしようも無いときは新しく作ることもありますが、基本は修理となってきます。大概はどうにか修理できますよ😊。今回は入れ歯の合いが悪くなった場合の修理についてのお話です。
入れ歯の合いが悪くなるとは、入れ歯の内面と歯ぐきとの間に隙間ができてくるということです。入れ歯はそんなに変わりませんから、この症状は歯ぐきが無くなってくることで起こります。歯ぐきは歯を支えるためにあるものですから、歯が無くなるとだんだん無くなっていくのです😲。隙間が大きくなると、入れ歯がずれやすく、外れやすくなります。入れ歯と歯ぐきの間に物が詰まりやすくなってきますね💧。
こんなときどうするか❓。それが、入れ歯の裏打ちという方法です。入れ歯の内面を現在の歯ぐきの形態に合わせてしまうことができるのです。目に見えて症状を改善できることがほとんどです👍。
基本入れ歯は硬い材質でできています。裏打ちはこの材質とほぼ同じものを用いて行うことがほとんどです。粉と液を混ぜるタイプのものが多く、混ぜるとしばらくスライム状になります。このスライム状のうちに入れ歯の内面に盛って、お口の中に入れます。ある程度固まったら余分な分を取って、またお口の中にしばらく入れておきます。そうすると完全に固まってくるので、少し調整したり磨いたりして終了となりますΣ(・ω・ノ)ノ!。
また特殊な症例では、軟らかい裏打ち材で裏打ちをすることもあります。痛みが出やすかったり、お口の中の乾燥が強かったりするケースで多いですね。特に下の入れ歯で時々あります。入れ歯は下が圧倒的に難しいですからね、、、、、😢。
軟らかいためこれまであった症状を劇的に改善できますよ😊。ただ、軟らかい裏打ち材は耐久性が弱い、不潔になりやすい、入れ歯洗浄剤が制限されるなど厄介な点も多いです。できれば、硬い方が無難かなと思っています😞。
ひかる歯科ちえこども歯科では、入れ歯に不具合がある場合、余程なことが無い限り調整や修理で対応することがほとんどです。今入っている入れ歯を改善できないと、新しく作ってもうまくいくわけがありません。入れ歯の裏打ちは有効な修理方法の1つなんです😊。入れ歯の不具合があればいつでもご相談くださいね。
2025年10月16日 | カテゴリー:新着情報, これがお薦め ホームケア, 歯科の豆知識 Q&A, 歯を長持ちさせるには, 院長からの発信 |