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2024年12月

入れ歯の清掃○✕クイズ🎉 入れ歯のお手入れでしていいことダメなこと

今回は入れ歯の清掃についてのお話をクイズ形式でみていきましょう🎉。普段質問が多かったり、いつのまにか面倒になっておろそかになっている内容がほとんどです。是非参考にしてください😊。

ではさっそく1問目です。

入れ歯には、歯に着くような汚れは付かない

正解は✕。付いてしまいます😞。

歯に付く汚れは歯垢やプラークと呼ばれていますね。これは1gあたり1000億匹ものばい菌からできています🦠。入れ歯にもばい菌の組成は変わるのですが、このプラークが付きます。入れ歯に付くプラークをデンチャープラークと呼んでいますね。このデンチャープラークは入れ歯の着色や臭い、材料の劣化などに関わるだけでなく、虫歯や歯周病、入れ歯による口内炎、舌炎、カンジダ症などの原因にもなります💦。

入れ歯の形態は結構複雑です。材質で言えばレジンといわれるプラスチックみたいなものと金属からできていることが多いです。レジンも人口の歯となる白い部分と、粘膜と接するピンクの部分に分けられますし、金属も歯をつかむ部分や繋げるための部分、補強の部分とあります。その方の歯の無くなり方によって様々な形態で作られています😊。

そのため使われている材質や形態に沿ってきちんとした管理や清掃が必要となります。ばい菌は小さいですからねー。どこからでも入り込んで増殖しますよ😅。歯と同じ気持ちで清掃してもらえればと思います。

入れ歯の清掃はブラシで磨くだけで大丈夫

正解は✕。できれば入れ歯洗浄剤を使ってください。

入れ歯の清掃はブラシによる機械的清掃が基本です。ですからブラシを使って磨くのは正しいです。必ずやっていただければと思います👍。

でもばい菌は小さくてみえません🦠。入れ歯の形態も複雑です。きちんと磨いたつもりでも必ず残っていると思ってください。その残ったところをきちんときれいにしてくれるのが入れ歯洗浄剤です。是非活用しましょう😊。

入れ歯洗浄剤を使えば磨かなくても大丈夫

先程と逆ですね。正解はもちろん✕です。しかも先程よりより悪い✕です🥶。

繰り返しになりますが、入れ歯の清掃の基本はブラシによる機械的清掃です。入れ歯洗浄剤は機械的清掃をした入れ歯に使うことが前提となっています。汚れがたくさん残っている状態で入れ歯洗浄剤を使っても効果はほとんどありません。これについては誤解している方が多いので注意してくださいね😅。

義歯洗浄剤はどれを使っても大丈夫

正解は✕です。最低限押さえていただきたい項目があります。

入れ歯洗浄剤で1番気を付けてほしいのはやっぱり金属の部分があるかないかです。入れ歯洗浄剤によっては金属を腐食させる成分が入っているものがあるんです。金属が大丈夫な入れ歯洗浄剤はパッケージに『部分入れ歯用』と書かれていることがほとんどです。これだけはよくみていただければと思います🙇。

他にも保険外の入れ歯を使っている方は注意してください。一般に販売されている入れ歯洗浄剤は保険の入れ歯を対象としたものがほとんどです。保険外の入れ歯は保険と歯違った材質となっているため注意が必要です。わからなければ入れ歯を作った歯医者さんに聞くのが安全です😊。

入れ歯にも歯石が付くことがある

正解は○です。歯石付くんですよ😲。

入れ歯にも歯と同じでプラークが付きます。プラークが石灰化したものが歯石ですから、当然入れ歯にも歯石が付くことがあります。歯に歯石が付きやすい方ほど、入れ歯にも付きやすくなりますね。人によって付きやすさは変わってきます😞。

歯石はブラシではとれません。入れ歯洗浄剤の中には歯石除去効果があるものもあるのですが、あまり期待しない方がいいです。基本的には歯医者さんで取ってもらった方が確実かと思います👍。

入れ歯にも着色が付くことがある

正解は○です。着色も付いてくるんですよ。

入れ歯にもお茶や紅茶、コーヒー、タバコなどの着色がついてきます。これもブラシだけではなかなか取れない😞。こちらも入れ歯洗浄剤で着色除去効果のあるものもあるのですが、あまり期待しない方がいいですね。歯医者さんで取ってもらったほうが賢明です👍。

入れ歯の清掃に歯ブラシを使ってもいい

正解は✕です。入れ歯用のブラシを使いましょう。

歯を磨く歯ブラシでは入れ歯を磨くに毛先が柔らかすぎます。また力もいれにくいため、入れ歯の清掃効率がぐっと下がってしまうんです。入れ歯用のブラシは太く硬く長い毛質になっており、グリップも持ちやすくなっています。是非、入れ歯清掃用のブラシを使ってくださいね😊。

入れ歯の清掃に歯磨き粉を使ってもいい

正解は✕です。駄目なんですよ。

なにが駄目なのかといいますと、歯磨き粉にはいっている清掃剤(研磨剤。)が駄目なんです。清掃剤が入っている歯磨き粉で入れ歯を磨くと、入れ歯の表面(特にレジンと呼ばれるプラスチックみたいな部分)が傷つき、デンチャープラークが内部に侵入・増殖しやすくなります。結果としてばい菌の温床となってしまうんです🦠。できれば入れ歯専用のものを使っていただければと思います。もし無ければ石鹸やハンドソープ、食器用液体洗剤でも大丈夫ですよ。磨くときは滑りやすくなりますから、落としても大丈夫なように、水を張ったボウルの上なんかで磨いてくださいね👍。

すべての入れ歯はブラシでしっかり磨いた方がいい

正解は✕です。なんでって思った方もいるかもしれませんね😲。

まず気をつけないといけないのは保険外の入れ歯です。歯にかける金属が目立たないようにしたノンクラスプデンチャー、入れ歯の内面を軟らかい材質で覆ってあるコンフォートデンチャーなどですね。こういった特別な入れ歯は特殊な材質で作られており、保険内で作られた通常の入れ歯と比べると傷付きやすかったりします😞。

また保険内の入れ歯でも特別な処置がしてある場合は注意が必要です。こういった入れ歯も状況によっては柔らかい材質で入れ歯の内面を覆ってある時があります。やはり傷付きやすいです😞。

こういった入れ歯に対しては柔らかい毛質を持つ専用のブラシを用いることが推奨されています。わからなければ歯医者さんに相談しましょう

入れ歯を入れたまま歯磨きしたら大丈夫

正解は✕。必ず外して清掃してくださいね。

入れ歯を入れたまま歯磨きをしている方は結構多いです😅。特に小さい入れ歯を使われている方ですね。仕事の合間など時間が無いときや、人前で入れ歯をはずしたくないときもあるでしょう。そういった時はまあ仕方が無いかなと思います。でも特に事情が無ければ入れ歯は外して清掃をしてください。

理由の1つ目は入れ歯をしっかりみがけないからですね。入れ歯の形態は複雑です。外して清掃しても、きちんと磨くのが難しいほどです。ましてや入れ歯の内面や歯と接する部分はまったく磨けません💦。

理由の2つ目はご自身の歯や歯ぐきもきれいに磨けなくなります。入れ歯を入れていると、歯や歯ぐきも入れ歯に隠れる部分ができてきます。そういった部分が磨けないんです。入れ歯に接する歯は虫歯・歯周病ともなりやすいため注意が必要なんですよ💦。

入れ歯は基本的に外してきっちり清掃してあげてください。そして歯磨きもしっかりすることが大事です😊。

いかがだったでしょうか。入れ歯の清掃については質問も多いですし、長く使っている方はだんだん我流になっていたりして注意が必要です🙅。とにかく基本は外して清掃をする、入れ歯専用のブラシや磨き粉を用いる、入れ歯洗浄剤を使用するのが基本となります。面倒かもしれません。でも歯や歯ぐきと同じでとても大事なものです。是非大事にしていただければと思います。

知覚過敏の原因と対応法

今回は知覚過敏についてのお話です。知覚過敏は歯医者さんの受診理由として結構な割合を占めています😲。訴えとしては、『冷たいものがしみる。』や『歯ブラシをあてるとしみる』、『スース―する。』といわれることが多いので、最初は虫歯を疑うのですが、みても虫歯は見当たらない、レントゲンでも虫歯は見当たらない、となると診断は知覚過敏となってきます🦷。

知覚過敏はテレビの宣伝でもよくでてきますし、雑誌などでも特集が組まれたりしているため、知らない方はもういらっしゃらないのではないでしょうか。私達歯医者さんも説明が楽です😊。知覚過敏に対する歯磨き粉も売りにだされており、よく売れているようです。“シュミテクト。”はその代表ですね👍。もはや国民病と言ってもいいほど、訴えが多い病気となっています。

さてこの知覚過敏ですが、原因としては大きく3つに分けられます。1番多いのは歯ぐきが下がって起こる知覚過敏、2つ目は最近増加している歯の表面が溶けることによる知覚過敏、そして3つ目が力による知覚過敏です。それぞれで原因はもちろん。対応法も変わってきます。それぞれみていきましょう😊。

🌟歯ぐきが下がって起こる知覚過敏。🌟

1番多い知覚過敏のパターンです。歯ぐきが下がってくることで、歯の根っこが露出してきます。その露出した部分が知覚過敏を起こします。人に例えると、服を脱がされたようなものです。いろんな刺激に弱くなっちゃいますよね😢。あまり脱ぎすぎると視線まで痛くなります。また、露出した歯の根っこは歯の頭の部分と違って、エナメル質という固い組織で覆われていません。そもそも弱いのです🥶。これも知覚過敏がでやすい要因となっています。1番の好発部位は上の糸切り歯や下の前歯、そして上下とも真ん中あたりの歯にでやすいです。

対応は比較的簡単です。露出している歯の根っこに対してしみ止めを塗ります。場合によっては白い詰め物で塞いでしまうこともありますね。しみ止めもいろいろな種類のものが販売されています。ひかる歯科ちえこども歯科でも作用機序の違うしみ止めを常に4種類常備しており、状況によって使い分けていますよ😊。一般で市販されている知覚過敏に対する歯磨き粉も、このタイプの知覚過敏を対象にしているものがほとんどです。

予防法としては歯ぐきを下げないことが1番です。歯ぐきを下げる要因は大きく3つ、年齢に歯周病、そして力の問題です💦。年齢については仕方が無い所もあります。歯ぐきが薄い方は下がりやすいなど遺伝的な要素も若干絡んできます💧。歯周病についてはしっかり歯磨きをがんばりましょう。定期的な歯医者さんへの受診もかかせません。セルフプラークコントロールとプロフェッショナルプラークコントロールをうまく組み合わせていきましょう😊。歯ぐきをさげる力の1つは歯ブラシをあてる力です。ブラッシング圧といわれていますが、これが強すぎると歯ぐきが傷つきやすく、歯ぐきを下げる原因となります。適切なブラッシング圧で磨くことが大事です。よくわからない方は、ひかる歯科ちえこども歯科でもアドバイスできますのでいつでもご相談ください👍。歯ぐきを下げる2つ目の力は歯ぎしりや食いしばりです。歯や歯ぐきに持続的に強い力がかかることで、歯はすり減ったり欠けたりしますし、歯ぐきは下がってしまいます。必要ならマウスピースを作ったりして対応します😊。

歯ぐきが下がると、知覚過敏がでやすくなるだけでなく、見た目も悪くなりますし、物がつまりやすくなったりもします。いいことはありません。若い時から十分注意していただければと思います。

🌟歯の表面が溶けることによる知覚過敏。🌟

2つ目は歯の表面が溶けることによって起こる知覚過敏です。歯が溶けるっておだやかじゃないですね。しかし、これが原因の知覚過敏は最近増加傾向にあります。代表的なのが酸蝕症です。

酸蝕症とは酸性のものをお口の中に含むことが多い方に起こる疾患で、以前は酸を扱う工場などに務める方の職業病として認知されていました。ガス化した酸が歯に作用するんですね。しかし最近では、炭酸飲料水の頻回摂取や健康増進のため酢やワインなどを頻繁に摂取することで、一般の方にもよくみられる疾患となってきています😞。中学生や高校生でも認められますね。歯の表面が酸により溶けていくため、症状としては歯が透き通ったり、歯が丸みを帯びたり、しみたりしてきます。人でいえば太っていた方がやせてしまった感じでしょうか。特殊な例では拒食症で嘔吐を何度も繰り返す方でもみられます。胃酸は強力な酸ですからね、、、、、。

対応法は酸が歯に触れないようにすることが1番です。食生活で起こっている場合はその見直しが最重要となります。それに加えて、しみ止めを塗ったり、歯の修復などを行っていきます👍。

🌟力による知覚過敏。🌟

最後に力による知覚過敏です。実は3つの知覚過敏の中で1番やっかいな知覚過敏となります😢。咬む力(歯ぎしりや食いしばり。)や噛み癖(右側でばっかり咬むなど。)、口腔悪習癖(指しゃぶりや常に唇咬んでいる、つねに舌を歯に押し付けているなど。)、全身的なストレスなど原因が多岐にわたります。歯に持続的に強い力がかかることで、歯の神経が過敏にかってしまうんですね。上記2つの知覚過敏と違って、症状の発現や消失に波があり、症状がでた場合、知覚過敏を大きく超える痛みがでることもあります。見た目と症状が一致しないため私達歯医者さんも困ってしまいます😞。上記2つの知覚過敏に対する対応では症状が完全に改善しないか、まったく効果がないことも多いですね。

力というのは直接目にみえないため診断が難しいです。力による知覚過敏を疑うのは、まず通法の知覚過敏に対する治療だけでは効果が十分にでないことが第1となります。次に歯に力がかかっていないかどうかもみていきます。患者さんが歯ぎしりや食いしばり、お口の悪い癖などを自覚していればいいのですが、自覚していることは稀です💦。ただお口の中にその兆候があることは多いです。歯のすり減りがある。歯の先が少し欠けている。詰め物や銀歯がはずれやすい。顎が痛い、開きにくい、音がする。頭痛や肩こりがある。口内炎ができやすい。頬や舌に歯の圧痕がある。舌痛があるなど、、、、、💦。結構たくさんありますね😅。そういったことを総合して判断していきます。

対応法としては、まず患者さんに、歯に対して無理な力がかかっていることを認識してもらうことが1番です。例えばいつも食いしばっている方の場合、安静時に食いしばっていないか注意するよう説明します。安静時に上下の歯が咬み合っているのは異常なんですよ😢。そしてマウスピースなど、歯に力がかかるのを防ぐ装置の使用も検討します👍。咬み合わせの調整なども1つの手段なのですが、ご自身の歯の場合、非常に慎重な診査と調整が必要となります。銀歯など人工物の調整はいくらでも替えがきくのでいいのですが、ご自身の歯の調整は元に戻せない処置となります。調整しても治らないというのは避けたいものです🥶。いずれにしても上記2つの知覚過敏に比べると対応が複雑かつ難しいですね。

今回は知覚過敏についてまとめてみました。一口に知覚過敏といっても原因が様々で、原因によって治療方法も変わります。治るまでなかなか苦労することも少なくありません😢。症状が日常生活でそんなに気にならない、強くならないようなら経過をみるのも1つの手となります。しかし症状が強くなると、神経を取らざる負えないときもあるため油断はできません。近年増えている知覚過敏、気になるならいつでもご相談くださいね。