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歯並び 一覧

患者さんが来院される前に

熊本市中央区のひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。

当院のこどもの矯正治療はとても多くの患者さんが来院してくださっています。

多くの患者さんが来院されるようになり一遍にたくさんの人数の把握は難しいのではないかと思われるかもしれません。

現在 必ず来院される数日前から前日までの間に

来院される患者さんのカルテ、今までの模型、レントゲン、写真などをみて、

進行具合をみて、治療計画を見直しています。

そのうえで、担当するスタッフとの打ち合わせをしています。

多くの患者さんが来てくださっていますが、ひとりひとりを丁寧に拝見していますので

どうぞ安心してご来院ください。

わたしたちを信頼して通院してくださる患者さんの信頼にこたえたいと思い、

日々、何ができるのか、どうすることが一番よいのか、考えています。

インビザライン

 

当院では成人の患者様はインビザラインで治療しています。

インビザラインとは 取り外し式の透明の装置です。

インビザラインは抜歯しての治療にはあまり適していないので抜歯してふつうにブラケットで矯正したほうがいいな、という方は信頼できる矯正専門医の先生にご紹介もさせていただいています。

うちでインビザラインの治療をされている方の画像をご紹介させていただきます。

とてもまじめに装置をつけてくださる方で、計画どおりに並んできました。

これは終了の写真ではありませんが、開始から2年くらいで終了しました。

右下の1番だけ抜歯して矯正しています。

ブラケット矯正はしたくない、という方にはこういう方法もあります。

 

インビザラインは奥深いなーと思うので、まだまだ勉強していきたいなーと思っています。

興味のある方はご相談ください。

 

MRC矯正 歯並びの変化以外に 保護者のお声

現在、患者さんの機能の再評価をきっちりやっていくということで 歯並び 口腔機能から 睡眠の状態等をきっちり問診をとることを再度おこなっています。

そのなかで、

・いびきがなくなった 前はいびきがうるさくて起こすほどだったがぱったりいびきがなくなった まだMRC矯正をしていない弟のいびきがひどいので心配

・以前はおねしょがあったが、なくなった

・以前は口を開けて寝ていたので喉が渇くのかしょっちゅう夜起きてきて水を飲んでいたが熟睡するようになった。一度も起きなくなった

・姿勢がよくなった。

等のご報告をいただいており、スタッフ一同、そんなにいいことが沢山おこっていたんだ、と再確認できて嬉しく思っています。

呼吸がよくなって、睡眠がよくなって、歯並びも 上下の顎の成長バランスもよくなってくれると とっても嬉しいなと思います。

ちなみに私自身、この矯正の指導をこどもたちにするようになってから、昔はよくあった、朝起きると喉が痛い→そのまま風邪をひく、ということが起きなくなりました。

もう大人なので、子供たちほど劇的な変化は望めませんが、自分の健康にも良いな、と思います。

うちの患者さんが将来ここで矯正して良かったな、と思ってもらえるように こどもたちの成長と健康に貢献できる治療をしたいと 常々思っています。

MRC矯正での変化 

口呼吸をしているお子さんの場合、上唇と下唇が接する面積が小さいことがあります。

常に口は開いていて、唇がめくれあがったような形態になっているからです。

しかし、呼吸が変わってくると、きちんと閉じられるようになってきて、唇の状態が変わってきます。

MRC矯正では、呼吸が変わり、歯並びより先に軟組織の変化がおこることがあります。

我が子の 歯並び と 虫歯ゼロ について

 

今日は、我が子の 口腔内写真を撮影してみました。

我が子にやる場合はちょっと適当になってしまい、きちんと資料をとっておらず、トレーナー治療前の口腔内写真がありませんでした。

もともとの歯に形成不全はあるのですが、今のところ虫歯ゼロ、歯並びもトレーナー治療のおかげで、よくなっているのではないかと思います。

歯並びに関しては、患者さんへの指導のように熱心にはできていませんが、まじめに装置使用等してくれたので良かったなと思っています。

自分の子供にこのトレーナー治療をできたことは 本当によかったです。

 

 

こどものいびき と おねしょ

こどものいびきが気になる、というお母さんが時々いらっしゃいます.

よくいびきをかいているお子さんや小学生になってもおねしょをするお子さんには睡眠時無呼吸の可能性もあります。

 

そんな中、当院のMRC矯正の患者さんAくんのお母さんが、

「この子、この治療はじめてすぐ いびきを全くしなくなったんですよ。

でも 今度は下の子が1人で大きないびきをかいているので凄く気になってます。」

Aくん

「Bくんのいびき、すっごいうるさいよね。」

ということでした。

 

MRC矯正を開始して、いびきがなくなった、睡眠がよくなった というお子さんは何に人もいます。

別の患者さんも 小児科のクリニックで、睡眠時無呼吸じゃないかということで検査が決まっていた、ということなんですが、

このMRC矯正を開始して、睡眠時無呼吸症候群の検査はしないでいいことになったそうです。

 

ほかにも、私からみて、このお子さんって睡眠時無呼吸 がでてたんじゃないかな、というMRC矯正の患者さん(お子さん)がいるのですが、

「いびきはかいていませんでしたか?」

「いびきをかいていたかどうかはわかりません」

「おねしょはどうでしたか?」

「そういえば、以前はありましたね。そうですか。睡眠時無呼吸症候群の1症状に おねしょがあるんですね。しりませんでした」

 

とのことでした。

 

MRC矯正では 口呼吸→鼻呼吸への トレーニングをしますし、気道も広くなってきます。

呼吸を変えるのは難しいですが、よい呼吸を獲得することができ、そのため お口の筋肉のバランス、顎の成長、歯並びも変化してきます。

 

当院のMRC矯正で 患者さんの睡眠時無呼吸の症状がよくなっているならとても嬉しいなと思いました。

 

 

 

私自身の矯正治療 と MRC

自分自身の矯正治療について  ですが

私は歯科とは無関係の一般的な家に生まれました。

(主人(院長)は父が歯科医師です。)

 

しかし、ほとんど虫歯がありません。

実は奥歯に2本治療痕がありますが、今となっては、これってたぶん、削らなくてよかったのに治療されたんだろうな、と思います。

まあその話はいつかまた書きます。

親に感謝しているのは、虫歯がほとんどない子に育ててくれたことです。

ちなみにうちの子供も(小学生2人)1本もむし歯はありません。むし歯は食生活さえ気を付ければ できません。

 

小さい頃は 下唇をかむ癖があり、それをよく親に指摘されていました。

実際そういう写真も実家に残っています。

 

かみ合わせは悪かったのですが、出っ歯ではあったものの、歯がガタガタしていなかったので 自分の歯並びが悪いということに 気づいていませんでした。

そういう方、患者さんにもたくさんいらっしゃいます。かみ合わせが悪くても、ガタガタしてなければ、OK!みたいな。

実際専門的なことを学ばないと歯並びって難しいですよね。

 

しかし、大学に入って、1年生のとき、すべての科(歯科のなかでもいろんな専門科にわかれています)を回る授業がありました。

そこで訪れる科で、必ず、あなたは歯並びを治した方がいいね、と指摘されるんです。

小さい頃、下唇をかむ癖があったね、とも指摘されました。

自分の小さい頃の癖まで当てられて、すごいなーと思いました。

私の歯並び、治した方がいいんだ、ということに気づきました。

 

しかし、当時学生でお金もなかったですし、何よりあの装置をつけるのが嫌で、結局学生時代6年間矯正しませんでした。

(歯学部の半数以上は学生の間に矯正します。やはり自分の歯並びについてしり、気になりだすからです)

でもずっと治したいと思っていたところ、ある日、歯並びが悪いせいもあり、顎関節症になりました。

口が開かなくなったり、顎がすごく痛くなったり、そういうことです。

 

それで観念して 研修医のときに、矯正治療を開始しました。

そのときの主治医は 現在小倉で 開業されている 五百井先生です。

五百井先生は技術はすばらしいうえに、仏のように優しい先生で、矯正科を回った時に

この先生にぜひ主治医になってもらいたい、と思ったので、実習で担当してもらった後、お願いに行きました。

その後2年して、治療が終わり、顎関節症がよくなりました。

 

私は 歯科とは無縁の 一般家庭で育ち、 歯並びのこともよくわからず、矯正も高額と感じていました。

ブラケットの装置もとても嫌でした。

ですから、一般的な感覚もよくわかっているつもりです。

しかし、歯並びを治したことは、非常に良かったです。

それは、審美的に、というのもありますが、かみ合わせがかわったことで、顎関節症もなおり、口も閉じやすくなり、風邪もひきにくくなりました。

 

さらに、当院でやっているMRC矯正はというと、 ブラケット装置もつけずにできますし、大人になってブラケット治療をするよりも成長を味方につけて

よい発達を得ることができます。気道も広くなり、よい睡眠が獲得できて、健康になります。

治療のゴールのレベルも高いと思います。

健康を獲得すること、呼吸が変わることによる顔貌の変化もふくめると、素晴らしい価値があります。

(そういえば、呼吸と睡眠がよくなった結果、成績があがった子もいます。勉強に集中できるようになったそうです。

これは患者さんの自己申告によるものなので、確かめようはないのですが)

 

私がこどものときにこの治療があったら、ぜひ受けたかったと本当に心から思っています。

タイムマシンがあったら、トレーナー(マイオブレイス)を子供のころの自分に渡したいです。

もしそういうことができていたら、今より健康で風邪をひきにくいでしょうし、今より顔のバランスもいいはずです。

 

実際にお母さんたちにも、大人はできないんですか?とか、私も子供のころにこの治療を受けたかったといわれます。

もちろん、自分のこどもにもやっています。

自分のこどもにこの治療をやることができたことが、歯科医師になっての一番の収穫のようにも感じています。

本当は、知っている子供たちみんなに薦めたいですが、自費なので、聞かれた時だけお話しています。

 

 

でも、本当にお薦めなんです。

どうしたら、この価値を 皆さんにわかってもらえるかなと、考えています。

 

今度、歯科の友人にMRC治療についてのセミナーをすることになりました。

当院はかなりよいレベルで患者さんが治っていっていると思います。

MRC矯正についてはもう長い間取り組んでいるのでだいぶ自分のなかでもいろんなことが整理されてきました。

セミナーをすることで患者さんにもより伝わりやすいお話ができるようになると思います。

乳歯がぬけてないのに 永久歯が生えてきたとき

乳歯の前歯が抜けていないのに、永久歯の前歯が後ろから生えてくることがあります。

よくありがちなのが下の前歯です。

 

歯ならびが悪くなると心配されて 来院される方が多いのですが

乳歯の前歯が抜けたら、永久歯の前歯は舌におされて、前方に移動してきます。

 

そもそも、歯は、生えてきたところに並ぶ、というわけではありません。

内側に生えすぎると、舌におされて外側にいきますし、

外側に生えすぎると、唇や頬の筋肉におされて、内側に移動します。

 

舌や唇、頬の筋肉のバランスのとれたところにならんでいくのです。

 

ただ、このバランスのとれたところが、ミソです。

というのが、お口の機能のバランスが崩れていると、たとえば、いつもお口を閉じずぽかーんとしている、という子なら

バランスのとれたところは 大分外側になってしまい、出っ歯になってしまいます。

歯並びが悪くなる原因はこういうところにあるんです。

(この原因となる お口の機能のバランスをよくしていくのが MRC矯正 です)

 

なかなか抜けない乳歯の話に戻ると、歯はバランスのとれたところに並びますので、

乳歯を慌てて抜く必要はありません。

ただ、永久歯が 乳歯の下から生えてこなかったために、永久歯がはえても 何ヶ月も抜けないことがありますので

その場合は 抜歯して助けてあげたほうがいいことあります。

 

 

 

 

上顎の成長と下顎の成長時期の違い

上顎骨と 下顎骨の成長時期には差があります。

上顎骨は、8-9歳ごろが成長が旺盛です。

一方下顎骨は、身長がぐんぐん伸びるのと同じ頃に 成長のピークを迎えます。

下顎骨の骨の成長は、足の骨の成長と同時期に起きるからです。

女子で15歳くらいまで、男子は18歳くらいまで成長します。

 

成長促進をかけたり、成長に働きかけるためには、この時期がとても大切です。

 

大人になってからの矯正では、この成長を味方につけることができません。

そこで、当院でも取り組んでいるMRC矯正では、

小学1年生くらいから3年生の間の開始を推奨しています。

上顎骨の成長時期に お口の筋肉バランス、呼吸、生活習慣をかえ、上顎の成長促進したり、

成長を味方につけたいからです。

 

 

受け口は いつから治すのがよい?

受け口のお子さんは 早期に治した方がよい ということになっています。

その理由は、

上顎の成長が旺盛なのは小学校中学年くらいまでですが、その間、下顎が 上あごの前にあると、上あごの成長を押さえてしまうからです。

 

先日3歳のお子さんが来院されて、他院で

つまり早ければ早いほどよい

と説明された・・・ということでした。

 

確か ムーシールド(反対咬合を治す取り外し式装置)がでてきたとき、3歳からできる~という うたい文句だったと思います。

それで、3歳~ というお話になったと思うのですが、

小児歯科でこどもたちとの話合い等、子供たちに慣れている私たちでも、3歳のお子さんに 毎日装置を付けて寝てもらう指導をしていく、というのは ちょっと辛いです。

もちろんできる子もいると思いますので、考え方はそれぞれだと思います。

 

そのうえで、私たちとしては3歳~ではなく、早くてもやっぱり5歳くらいがのぞましいかな、と思っています。

早くしないと、受け口の横顔になってしまう、という恐れを抱いている親御さんもいらっしゃいますが、

5歳、もしくは小学1年生でも、上顎の成長を促進することは可能だと思いますので、

お子さんの心身の成長、顎の成長、をみながら、いつがよいか、一緒に考えていくのがいいのではないかと思います。

ただ、小学校高学年だと上顎の成長促進の反応が悪いことがありますので、 小学3年生までには一度相談されるといいでしょう。

 

 

 

 

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