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院長からの発信 一覧

夜な夜な研いでいます🔪

今回はひかる歯科ちえこども歯科に務める歯科衛生士さん達のお話です。彼女たちが毎日のように研いでいるものがあります🔪。夜な夜なは嘘ですが、時間が空いた時に研ぎまくっています🔪。

歯科治療は外科処置が多いので刃物も多く使います。代表的なのは『メス』ですね。ただこのメスについては、現在は使い捨てのものがほとんどです😲。メスの先、刃の部分だけ替えられるようになっており、当然患者さん毎に替えています。昔はきちんと研いでいたのでしょう。漫画「ブラックジャック」の中でも、メスを研ぎ師に研いでもらうシーンがあります。その時は1千万支払っていましたね💦。良い仕事には良い道具が必要であり、それだけの投資も必要ということでしょうか。ちなみにこの回で、この研ぎ師は心停止で亡くなるのですが、遺言のような手紙が残されています。その内容は、「天地神明にさからうことなかれ、おごるべからず、生き死にはものの常也、医道はよそにありと知るべし。」となっています。実は医療とはなんなのかに踏み込んだ神回だったりします(/・ω・)/。医療従事者の中では結構人気のある回となっています😊。

すごい勢いで脱線しましたが🙇、ひかる歯科ちえこども歯科の歯科衛生士さんが研いでいるのは『ハンドスケーラー』といわれるものです。何をする器具かといいますと、歯石を除去する器具です。

歯石を除去する器具というと最近はピーっという音と振動、しかも水を出しながら使う超音波スケーラーが主流となっています。歯石を取ったことある方は必ず使われていると思います。これとは違って完全手用で用いる『ハンドスケーラー』と呼ばれるものがあるのです。超音波スケーラーではきちんととれない歯石や中等度の歯周炎以上の方に行う麻酔を使っての歯周病治療の際には大活躍します。まだまだ必要不可欠な器具です😲。

この『ハンドスケーラー』は複雑な歯の形態に対応するため、前歯用・奥歯用があったり、歯の面によって使い分けがされていたり、刃の大きさも様々となっています。種類が豊富で、結構研ぐのが大変です。今のところ『メス』のように先だけ替えるようなことはできません( ノД`)シクシク…。

しかし、研いである『ハンドスケーラー』と研いでいない『ハンドスケーラー』ではその差は歴然ですΣ(・ω・ノ)ノ!。まったく切れ味が違いますΣ(・ω・ノ)ノ!。患者さんに対して最小限の侵襲で最大限の結果を出すためには必要なことです。

この『ハンドスケーラー』を研ぐことをシャープニングと呼んでいます。ひかる歯科ちえこども歯科の歯科衛生士さんたちが真心こめてシャープニングした『ハンドスケーラー』を是非試してみてくださいね。お待ちしていますよ🔪。

 

歯科医師国家試験合格発表!2025年!

入試シーズン、みなさんはもう終わりましたか❓。受験者本人はもちろん、ご家族の方も心配ですよね。私達家族の中では、今年長男が高校受験でした。心配していたのですが、やってくれましたね。結構ぎりぎりの戦いだったのですが、本番に強いのか❓。次は大学受験、もう少しやる気がでるいいんですけどね💦。誰かやる気スイッチの場所を教えてください。そもそもあるのかな❓。

 

さて、この時期になると私達歯医者さんに嫌でも耳に入ってくるのが、歯科医師国家試験合格発表です😊。毎年1・2月頃に試験が行われ、3月に合格発表となっており、合格発表では大学別、新卒、既卒ごとに受験者数、合格者数、合格率まで発表されます😊。すでに合格しており、そんなに興味も無い(笑)ため、試験日や合格発表日も調べませんし、知りません。しかし、毎年ですが、合格発表日当日、遅くとも次の日には不思議と情報が入ってきます。そんな感じなのですが、母校の合格率はちょっと気になったりします。

 

歯科医師国家試験は近年難度が上がっています💦。通常医療系の国家試験はある一定レベル(基準点)に到達していれば合格という選抜試験がほとんどで、合格率も割と高めです😊。例えば医師国家試験や看護師国家試験は90%程度の合格率、歯科衛生士国家試験や歯科技工士国家試験は90~95%ぐらいの合格率で推移しています。普通にやっていればまず落ちません。昔は歯科医師国家試験も合格率90%前後だったようです。

 

しかし最近の歯科医師国家試験は、合格率65%前後で推移しています。合格者数が毎年2000人前後で固定化しており、選抜試験というよりは競争試験となっています。私の時の合格率が83.3%でしたので、この20年程でだいぶ下がっていますね。もし、今受けたら、、、、、いや、受かる受かる、きっと大丈夫。優秀だったよ💦。それでは気を取り直して、私の母校の合格率をみてみましょう(笑)。

 

九州大学歯学部   73.7 %(去年65.2%)

全     体   70.3 %(去年66.1%)

 

おおっΣ(・ω・ノ)ノ!。全体の平均をひさびさに上回ったーーーーー🎉。国公立大学最下位脱出🎉。頑張ったー🎉。まあ、国公立大学ブービー賞なんですけどね、、、、、。

 

ちなみに合格率ナンバーワンは今年も東京歯科大学で95.6%です。何年連続でしょうか。東京歯科大学は毎年合格率が高いんですよ。きっちり対策しているんだと思います。大したものです。ちなみに合格率最低は40%台となっています。6年通ってこれはちょっときつい、、、、、😞。

 

歯医者さんになるためには、この歯科医師国家試験に必ず受からないといけません!そのため国家試験の合格率はとても大事になります。もし、歯医者さんを目指す方がいらっしゃったら、この大学別の合格率も参考にしてくださいね。結構差がありますよ。

口から食べられなくなっても、お口のケアは必要ですか?

さて、今回は介護の現場から多い質問についてです。ケアマネージャーさんや看護師さん、ヘルパーさん、ご家族の方など様々な方からよく質問されます。その質問は、『お口から食べなくなったけれども、お口のケアは必要か❓。』というものです。みなさんはどう思われますか❓

これは歯医者さんや歯科衛生士さんでも誤解されている方が時々いらっしゃいます。正解は、『必要。』となります😲。むしろもっと注意が必要といった方がいいぐらいです。一体何故なのでしょう(。´・ω・)?。

お口から食べられなくなった方は、点滴により血管内に直接栄養を入れる方法や鼻からチューブを通して胃に栄養を入れる方法(経鼻胃管。)、胃や腸に栄養を取るための入口を作り栄養を注入する方法(胃ろう・腸ろう。)などをとっています。本当にお口から食事をする必要が無くなります。それだとお口の中は汚れないのでは❓と思いますよね。ところがお口に中の汚れは逆に溜まりやすくなってしまうのです。しかも、いかにも悪い感じの汚れが増えます😲。

何故かといいますとお口の自浄作用が大きく低下するためです。お口から食べるという行為自体がお口の中をきれいにしているのです😲。お口から食べることで、歯でしっかり咬んで飲み込みます。この際に古い汚れも取れて飲み込んでいます。もちろんすべての古い汚れが取れるわけではありませんが、ある程度古い汚れが取れて、新しい汚れに入れ替わっているのです。これにより古い汚れが溜まるのを防いでくれています😅。

唾液が少なくなることも深く関係してきます。唾液の中には、ばい菌をやっつける成分がはいっています。お口から食べなくなること、お口を動かすことが少なくなることで、唾液の分泌が減ります。お口の中を守る力が弱まってしまうのです💧。

症状としてはまず口臭が強くなります。私達歯医者さんが病室などを訪れた際、こういった患者さんがいるとすぐにわかるぐらいの強く特徴的な口臭がありますね🥶。お口の中に溜まっている汚れも、お口から食べている方とはまったく違う汚れです。本当にばい菌の塊といった感じで、虫歯や歯周病も進みやすいです😢。

そして恐いのは誤嚥性肺炎です🙅。お口から食べないといっても、唾液はでており常に飲み込みはしています。正常な方ですとこの飲み込みを1日に600回程しているとされています。お口で食べないことで、飲み込みなどの機能も弱まっていること、お口の中のばい菌の数がすごく増えていることで、この誤嚥性肺炎を引き起こしやすくなります。体力が落ちている患者さんですと生死に関わる大問題になります🥶。

意外かもしれませんが、お口から食べなくなった方の方がお口のケアに気をつかう必要がありますΣ(・ω・ノ)ノ!。歯医者さんや歯科衛生士さんでも勘違いされていることがあるので、注意してくださいね。

歯周病検査(歯茎の検査)の違和感

今回は歯ぐきの検査についてです。歯ぐきの検査は、歯と歯ぐきの間の溝の深さ(歯周ポケットの深さ。)、歯ぐきからの出血、歯の揺れ、歯ブラシの状態などを見る検査で、歯ぐきの状態を把握する大事な検査です👍。保険診療では歯周病治療(歯石を取るなども含まれます。)の前やその節目、定期健診時にも適切な時期に行わなければならない検査となっています。歯石を取ったことがある方は、受けたことあるはずの検査です。でもなぜか、受けたことがないという方が多い不思議な検査でもあります❓。説明してないのかな❓。

この検査ですが、歯ぐきを実際にさわって測定していきます。その際のさわり方や加える力は決まっているのですが、人によっては結構痛みを感じることがあります。特に最初に行う検査のときですね。原因としては大きく2つです。

  • 歯ぐきの荒れが強い。

歯ぐきの荒れが強いと、歯ぐき表面が傷ついた状態になっているため痛みを感じやすいです。出血もしやすいですね。特に歯周病治療を行う前の、最初の検査のときが1番痛みを感じやすい傾向があります。

  • 痛がりさん。

人それぞれですね。この検査が嫌いな方は結構いらっしゃいます😢。

対応方法もありますよ😊。

◎表面麻酔を行う。

塗るしびれ薬ですね。これを歯ぐき全体に塗った後に検査進めます👍。痛がりさんには効果は抜群です。

◎先の細くない検査器具を使う。

検査器具の先は丸めてあり、尖ってはいません。それでも細い方が痛みはでやすいです。

◎先に歯周病治療を進める。

本来は検査が先です。歯周病の状態をしっかり把握し治療を進め、よくなっているかを再度検査で判断します。しかし痛みを訴えられると、正確な検査ができません💦。私達歯医者さんも人の子です。痛がる患者さんにしっかりと検査器具をつっこんでさわるのは気が引けます💧。

そこで先に歯周病治療を進めます。もちろん検査で痛みが強いわけですから、歯周病治療も痛みを感じやすい状態です。その中でもできる治療(歯磨きの指導や除去できる歯石から少しずつ取っていくなど。)を先にしてしまいます。そうすると歯ぐきの荒れが減っていき痛みを感じにくくなるので、改めて検査をさせていただきます。

歯ぐきの検査は歯周病の状態把握や、歯周病治療で改善しているかの判断、そして定期健診時に歯ぐきの状態が安定しているかを判断する大事な検査です。きちんとした方がいい検査になります😊。しかし、痛みを感じやすいのも事実。不安がある、前回の歯ぐきの検査で痛みがあった場合はご気軽にご相談ください。

お口の乾燥と味覚障害!

さて今回は味覚障害のお話です。新型コロナでも話題になりましたね😅。体調が悪いときなど、一時的に味を感じなくなった方もいるかもしれませんが、味覚障害は結構つらいです。

 

おいしく食べることは人生の大きな喜びです😊。バランスのよい食事をよく咬んで味わって食べることは、身体だけでなく、精神的な健康を維持するための基本となります。そのためには丈夫な歯や歯ぐきだけでなく🦷、健全な味覚が必要不可欠です。御高齢の方のデータとなりますが、味覚障害が無い方とある方を比較すると、「体調が良い、」「毎日が充実している」と答えた方の割合は味覚障害が無い方の方がはるかに高くなりました😲。味覚障害があると食欲不振や食べる物の偏り、味の濃い物を好む傾向がでるため、いわゆる生活習慣病(高血圧や糖尿病など。)にかかりやすい傾向もあります。

 

一口に味覚障害といっても症状はいろいろです。『味が薄く感じる。』、『味がまったくわからない。』、『特定の味だけわからない。』、『甘い物が苦く感じる。』、『食べるといつも嫌な味を感じる。』、『お口の中に何もなくても常に苦みや渋味を感じる。』などなど、、、、、。なかなか難しい💦。しかしこの味覚障害、ずっと増加傾向なのです。実際、味覚障害を主訴に歯医者さんやお医者さんを受診した患者さんの数は増加の一途を辿っています。

 

原因もいろいろで、新型コロナのような病気の後遺症や薬剤の副作用、ストレス、栄養不足、加齢などが考えられています。

 

その中でもまず疑ってほしいのがお口の乾燥です😲。味覚障害に限らずですが、舌になにか症状があり、特に見た目が問題無い場合に、最初に疑うものの1つがお口の乾燥です。味覚障害も例外ではありません。特に味は唾液によって運ばれますから、お口が乾燥していると味覚障害が起きやすくなります。

 

実際、味覚障害がある方では唾液の分泌量が下がっているという報告があります。味覚が正常な方の唾液分泌量は基準値を満たしているのに対して、味覚障害がある方の唾液分泌量は全員が基準値を満たせず、味覚が正常な方に比べて唾液分泌量は半分以下であったとされています💧。

 

お口の乾燥も味覚障害と同じで原因が多岐にわたるため難しいのですが、お口が乾燥しやすい口呼吸になっていないか、水分は足りているか、服用しているお薬なにかなどを調べます。また、唾液を出やすくするために唾液腺マッサージや食生活の指導も行います。

 

味覚障害は自覚症状が乏しいのも特徴です。だんだん悪くなるので気づきにくいのです。しかし身体の健康や精神の安定に強く関わります。味覚に異常を感じたら早めにご相談ください。

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