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歯を長持ちさせるには 一覧

歯槽膿漏とは・・・?

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科 の 甲斐田です。

 

歯槽膿漏って単語は聞いたことがありますか?

今は、歯ブラシや 歯磨き粉の CMで 「歯周病は・・・」 といったりしていますが、

私が子供のころは、CMでは 「歯槽膿漏の予防は・・・」

という感じで、「歯槽膿漏」 という単語を連呼していました。

 

しかし、歯槽膿漏が どんな病気か ということは CMをみていても あまりよくわかりませんでした。

歯槽膿漏ってなんなんだ?と不思議に思いながらCMをみていたものです。

 

若い人たちには びっくりかもしれませんが、そもそもインターネットがない時代なので、

すぐに調べようにも調べられなかったんです。

 

 

歯槽膿漏= 歯周病のことで

歯周病とは、歯を支える歯茎や 骨が病気にかかり、

歯を支える歯茎や骨がどんどん少なくなっていって 歯が抜ける病気

ということをしったのは、大学生になってからでした。

 

みなさんは歯周病がどんな病気かご存知ですか?

歯が抜けるのは 歯の寿命だと思っていませんか?(つまり年をとればだれでも抜けると思ってませんか?)

 

歯周病は個人個人でリスクが違い、若くても歯周病のリスクが高い人もいれば

お年を召していても 歯周ポケットが浅い方もいらっしゃいます。

 

自分のリスクをきちんと把握して リスクにあった期間で 定期的に

歯科医院に通院されるのが一番です。

詳しく知るためには、日本臨床歯周病学会の 歯周病とは・・・ のページをぜひ読んでみてくださいね。

認知症と歯周病の関係

歯周病菌(Pジンジバリス)が 認知症のリスクを高めることが 九州大 の研究で わかりました。

歯の残存数と認知症との関係

歯が残っていない人ほど 認知症にかかりやすい。

歯を大切に!

もうすでに歯が少ない人は 入れ歯を使いましょう。

噛めるって重要です。

最近 歯茎が下がってるような気がする という場合

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の甲斐田です。

 

歯茎のラインが、以前より下がっている、という方いませんか?

それは、歯周病によるものです。

歯茎が下がるのは、加齢変化の一つともいわれていますが

歯槽骨(歯を支える周りの骨)より3.0ミリの距離までしか

健康な歯茎はありません。

 

ですので、

歯茎が下がった⇒歯槽骨のラインが下がっている ということになります。

以前より歯茎が下がっているという方は、

歯を支える骨も減っていますので 注意が必要です。

 

歯周病が進まないようにするためには、

適切なホームケアと 定期的なプロケアが 必要になります。

唾液と虫歯菌 のたたかいです

こんにちは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の甲斐田です。

 

虫歯はどうしてできるか?

虫歯菌がお砂糖をエサにお口の中を酸性にする⇒歯が解ける (歯からミネラル分が溶け出す) = 積み重なると初期虫歯のはじまり・・・

唾液が酸性を中性に戻す⇒ 溶け出したミネラル分が戻ってくる(再石灰化)

 

口の中では

お砂糖がお口に入るたびに

唾液と 虫歯菌の戦いが行われています。

 

唾液が勝つように

お口の中が酸性になる時間と回数を減らしましょう!

 

乳歯の詰め物を 外れにくく 詰めるには

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。

 

新患で来られた患者さんの親御さんに

「こどもの虫歯の治療を今までしてもらっていたところでは、とにかくすぐ詰め物がとれる。

すぐにとれるから、こどもの詰め物とはもうそういうものだとおもっていた」

といわれたのですが、当院で治療が終わった後、

「ここの詰め物はフロスをしても違う。外れる感じがしない」

と言っていただきました。

良かったです。

当院の 乳歯の詰め物は 長持ちするように工夫をしています。

暫く間があいて、久しぶりに来た患者さんを検診したときでも、詰め物は外れてなくて、問題ないことが殆どです。

 

乳歯の詰め物というのは、コツをつかんで治療しないと、一般的に 永久歯よりは 外れやすいです。

 

その理由は

①お子さんは唾液が多い。唾液で歯の接着面が汚染されると、詰め物は外れやすい

ということと

②乳歯のエナメル質は薄い。(エナメル質はほとんどが無機質でつくられているため、

象牙質より接着しやすい。そのエナメル質が薄い乳歯は詰め物がひっつける面積が小さいということ)

ということにあります。

 

わたしたちは

①のために 小さいお子さんの治療には 必ずラバーダム防湿を使用しています。

これを使用することで、お子さんのお口の中に薬液やお水が流れることがなく、お子さんが急に動いても、口を傷つけることがなく、

さらに、唾液が接着面につかないので、詰め物が長持ちします。

 

また、

②のために、歯を削るときの削る形で外れにくいような工夫をしています。

 

以前、ディーラーさんに

「なぜ、こちらでした乳歯の詰め物は外れにくいのか?コツを教えてほしいと 他院の先生から 質問が出ているので教えてほしい」

と質問されたのですが、

 

やっぱり

ポイントとしては

唾液の排除ができているか、ということにあると思います。

 

ラバーダムは、治療者が 手順に慣れるまでは 時間がかかると思いますが、

慣れるとすぐに装着できます。

慣れてしまえば、安全で綺麗に正確に 処置できるので お子さんの治療のときは必ず

ラバーダムをするのが一番長持ちするコツなのではないかと 思っています。

 

 

歯が長持ちするように お手伝いがしたい

こんにちは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科 の甲斐田です。

 

当院では、虫歯になった歯を削ってうめる、といった今、問題が起きている歯の対処だけでなく(もちろんこの処置も大事な処置です)

歯が長持ちするように お手伝いをしていきたいと 思っています。

 

というのも

 

虫歯も歯周病も感染症です。

しかも、口の中に常にいる菌ですので、感染して以降、菌がいなくなることはありません。

いかにその活動を 静かにさせておけるか、という戦いになります。

そのためには、菌数を減らしていくことが大事になります。

菌数を減らすためには、おうちでの適切なホームケアと、定期的なプロケア(衛生士によるケア)で

食べかすやプラークバイオフィルム(菌の塊)、歯石(菌の足場となります)を減らしていくことが重要です。

 

その方によって、菌の種類は違いますので、レッドコンプレックス(歯周病菌の中で兇悪な菌で、この3種の菌がいると歯周病が重症化しやすくなります)

がいるような方は、リスクが高いので、短い周期で、あまり悪い菌が住み着いていない方は、長い周期での定期的なケアが必要となります。

 

当院では、患者さんの 歯を長持ちさせることに貢献できるように 今後とも取り組んでいきたいと考えています。

 

 

黒い歯石は 危険な歯石です

もし、あなたのお口の中に 黒い歯石があるとしたら・・・

 

黒い歯石というのは PG菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス)なんです。

レッドコンプレックスという 悪質な 歯周病菌3つの中でも

最強の 歯周病菌が PG菌です。

PG菌は黒い色素を産生する歯周病菌なので

歯石が黒くなっているというのは、口腔内 歯周ポケットの中にPG菌が沢山あるということなんです。

 

PG菌というのは、非常にパワーアップしていく歯周病菌です。

PG菌は 繁殖する力が強く、2か月くらいで繁殖してしまいます。

ですので、PG菌の多い方の口の中で歯周病を進行させないようにするためには

2か月くらいで来院される必要があるってことなんですね。

 

こういう、レッドコンプレックスやPG菌のある方は、

非常に歯周病菌のリスクが高い方で

気を付けていても歯周病が進行して行ってしまうので非常に注意が必要な方になります。

 

煙草で歯茎はどう変わりますか?

お口の中は煙草でどう変化するか。

歯にヤニ汚れがつきやすくなる・・・というのは

良く知られていることだと思いますが、

歯茎はどうなるでしょうか?

 

歯茎は毛細血管で成り立っているので、

煙草のニコチンの作用で

細くなってしまったり、切れてしまったりします。

 

炎症が起きやすくなります。

起きた炎症もなかなか改善しません。

 

炎症が起こっても

歯茎がぶよぶよするのではなく

ポケットが深くなったり

歯茎が固くなってしまう。(柔軟性を失ってしまうそうです)

これは外科処置のときなどに影響が大きいそうで

インプラントの手術など、外科処置の 経過が悪くなってしまうこともあるそうですよ。

 

健康のためには 禁煙をお勧めしたいですね。

(参考 土屋和子先生 セミナーより)

 

歯周病の治療をした後 歯茎が下がったように感じる

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の甲斐田です。

 

歯周病の治療を行うと

腫れていた歯茎が引き締まることで

歯茎が下がって、歯の根っこが一部見え始めることがあります。

その場合、患者さんとして、

これは良くなっているのか?

見栄えが悪くなったぞ。

と思われるかもしれません。

 

しかし、それは、良くなっているんです。

歯槽骨から3㎜の高さまでしか健康な歯茎は存在しません。

ですから、歯周病が進み、歯槽骨が減ってしまっているので

炎症を取り除いても、その高さまでしか 歯茎が存在しない、ということなのです。

 

炎症を放置しておくと、どんどん歯槽骨が減ってしまいますので

炎症をおさまらせないといけません。

 

健康な歯茎とは

引き締まった健康な ピンク色の薄い色の歯茎になります。

歯周治療をして、その状態までもっていきましょう。

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