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歯周病検査(歯茎の検査)の違和感

今回は歯ぐきの検査についてです。歯ぐきの検査は、歯と歯ぐきの間の溝の深さ(歯周ポケットの深さ。)、歯ぐきからの出血、歯の揺れ、歯ブラシの状態などを見る検査で、歯ぐきの状態を把握する大事な検査です👍。保険診療では歯周病治療(歯石を取るなども含まれます。)の前やその節目、定期健診時にも適切な時期に行わなければならない検査となっています。歯石を取ったことがある方は、受けたことあるはずの検査です。でもなぜか、受けたことがないという方が多い不思議な検査でもあります❓。説明してないのかな❓。

この検査ですが、歯ぐきを実際にさわって測定していきます。その際のさわり方や加える力は決まっているのですが、人によっては結構痛みを感じることがあります。特に最初に行う検査のときですね。原因としては大きく2つです。

  • 歯ぐきの荒れが強い。

歯ぐきの荒れが強いと、歯ぐき表面が傷ついた状態になっているため痛みを感じやすいです。出血もしやすいですね。特に歯周病治療を行う前の、最初の検査のときが1番痛みを感じやすい傾向があります。

  • 痛がりさん。

人それぞれですね。この検査が嫌いな方は結構いらっしゃいます😢。

対応方法もありますよ😊。

◎表面麻酔を行う。

塗るしびれ薬ですね。これを歯ぐき全体に塗った後に検査進めます👍。痛がりさんには効果は抜群です。

◎先の細くない検査器具を使う。

検査器具の先は丸めてあり、尖ってはいません。それでも細い方が痛みはでやすいです。

◎先に歯周病治療を進める。

本来は検査が先です。歯周病の状態をしっかり把握し治療を進め、よくなっているかを再度検査で判断します。しかし痛みを訴えられると、正確な検査ができません💦。私達歯医者さんも人の子です。痛がる患者さんにしっかりと検査器具をつっこんでさわるのは気が引けます💧。

そこで先に歯周病治療を進めます。もちろん検査で痛みが強いわけですから、歯周病治療も痛みを感じやすい状態です。その中でもできる治療(歯磨きの指導や除去できる歯石から少しずつ取っていくなど。)を先にしてしまいます。そうすると歯ぐきの荒れが減っていき痛みを感じにくくなるので、改めて検査をさせていただきます。

歯ぐきの検査は歯周病の状態把握や、歯周病治療で改善しているかの判断、そして定期健診時に歯ぐきの状態が安定しているかを判断する大事な検査です。きちんとした方がいい検査になります😊。しかし、痛みを感じやすいのも事実。不安がある、前回の歯ぐきの検査で痛みがあった場合はご気軽にご相談ください。

お口の乾燥と味覚障害!

さて今回は味覚障害のお話です。新型コロナでも話題になりましたね😅。体調が悪いときなど、一時的に味を感じなくなった方もいるかもしれませんが、味覚障害は結構つらいです。

 

おいしく食べることは人生の大きな喜びです😊。バランスのよい食事をよく咬んで味わって食べることは、身体だけでなく、精神的な健康を維持するための基本となります。そのためには丈夫な歯や歯ぐきだけでなく🦷、健全な味覚が必要不可欠です。御高齢の方のデータとなりますが、味覚障害が無い方とある方を比較すると、「体調が良い、」「毎日が充実している」と答えた方の割合は味覚障害が無い方の方がはるかに高くなりました😲。味覚障害があると食欲不振や食べる物の偏り、味の濃い物を好む傾向がでるため、いわゆる生活習慣病(高血圧や糖尿病など。)にかかりやすい傾向もあります。

 

一口に味覚障害といっても症状はいろいろです。『味が薄く感じる。』、『味がまったくわからない。』、『特定の味だけわからない。』、『甘い物が苦く感じる。』、『食べるといつも嫌な味を感じる。』、『お口の中に何もなくても常に苦みや渋味を感じる。』などなど、、、、、。なかなか難しい💦。しかしこの味覚障害、ずっと増加傾向なのです。実際、味覚障害を主訴に歯医者さんやお医者さんを受診した患者さんの数は増加の一途を辿っています。

 

原因もいろいろで、新型コロナのような病気の後遺症や薬剤の副作用、ストレス、栄養不足、加齢などが考えられています。

 

その中でもまず疑ってほしいのがお口の乾燥です😲。味覚障害に限らずですが、舌になにか症状があり、特に見た目が問題無い場合に、最初に疑うものの1つがお口の乾燥です。味覚障害も例外ではありません。特に味は唾液によって運ばれますから、お口が乾燥していると味覚障害が起きやすくなります。

 

実際、味覚障害がある方では唾液の分泌量が下がっているという報告があります。味覚が正常な方の唾液分泌量は基準値を満たしているのに対して、味覚障害がある方の唾液分泌量は全員が基準値を満たせず、味覚が正常な方に比べて唾液分泌量は半分以下であったとされています💧。

 

お口の乾燥も味覚障害と同じで原因が多岐にわたるため難しいのですが、お口が乾燥しやすい口呼吸になっていないか、水分は足りているか、服用しているお薬なにかなどを調べます。また、唾液を出やすくするために唾液腺マッサージや食生活の指導も行います。

 

味覚障害は自覚症状が乏しいのも特徴です。だんだん悪くなるので気づきにくいのです。しかし身体の健康や精神の安定に強く関わります。味覚に異常を感じたら早めにご相談ください。

歯周病菌は駆逐できる❓

多くの方を悩ませる歯周病。歯を失う原因として、虫歯と共に常にトップ2に君臨しています😞。歯周病は感染症であることが明らかになっていますね。科学の進んだ現在では、たくさんのばい菌が歯周病に絡んでいることが細菌検査などで明らかになっています。また、歯周病に対して病原性の高いばい菌も特定されており、1番の大ボスはPorphyromonas Gingivalis(ポリフィロモナス・ジンジバリス)と呼ばれています🦠。

ここまでわかっているのなら治療することで完全に駆逐できないのか❓と思いますよね。しかし、1度お口の中に棲みつくと、なかなか追い出せないことがわかっています。歯周病治療前後のばい菌の量や種類・組成を調べた研究は数多くあり、その結果もまとめられているのですが、、、、、😞、

まとめ①

歯周病治療によって歯周病菌やその他のばい菌の量は減る。特に歯周病治療直後は大幅に減る。しかし、半年以内にまた増えてくる。たとえ歯周病治療の専門医でも、歯周病菌を完全に追い出すのは不可能である。

まとめ②

歯周病治療によってばい菌の量は減るが、ばい菌の種類・組成はほとんど変わらない。いったん完成してしまったばい菌のコミュニティは現在の歯周病治療で変えることはできず、特定のばい菌の根絶も不可能である

と、まあこんな感じです。絶望しか無いですね😢。ようは歯周病菌を駆逐することは不可能、量を減らして対応しましょうということですね💦。

歯周病菌を根絶できない理由は他にもあります。実は歯周病菌、歯ぐきの細胞内まで入り込んでいるのですΣ(・ω・ノ)ノ!。とくに、先程でてきた歯周病菌の大ボスPorphyromonas Gingivalisは歯ぐきの細胞内に大量に入り込んでいることがわかっています😲。歯ぐきの中に侵入した歯周病菌は、薬も効きませんし、器具で取り除くこともできません。そのため歯周病治療をきっちり行っても生き残りがでてしまうのです😢。

現在のところ歯周病菌を完全に駆逐することは不可能です。対策としては、ばい菌の量を減らした状態を維持し、発病しないようにすること。これには日々のプラークコントロールや歯医者さんでの定期的なクリーニングが重要となります😊。また、歯周病菌は幼少期より時間をかけて感染していくことがわかっています。感染をしない、もしくは遅らせるためには、幼少期よりお口の中のプラークコントロールに注意することも大事になりますね😊。ご家族や親しい方のお口の中もきれいにするようにしましょう。感染しちゃいますよ🙅。ちなみに、ペットから感染することもあります。

科学が進めばもっといい方法がでてくるかもしれません。今のところはみんなで頑張って耐えましょうね。

今年も完走🎉。2025熊本城マラソン🏯

さて、今年も参加させていただきました。年に1度のお祭り、熊本城マラソンです。今年もひかる歯科ちえこども歯科からは私とスタッフ1名が参加しました。2人とも無事に完走しましたが、6時間を超えるタイムです。後ろには関門の風船をつけたペースランナーや選手収容のバスが迫る中、関門との熱い戦いを繰り広げていました🥵。熊本城マラソンのもう1つの見どころです😢。みたことあります❓。

まあ、聞いての通り私はまったく速くありません。これまでのマラソンでの最高タイムは5時間7分で、5時間すら切れない💦。それでも、熊本城マラソンは皆勤賞で、これまですべて完走しています。

もともとやっていたスポーツは卓球🏓、長距離走は昔から遅く、短距離走の方が得意です。短距離走なら陸上部と張りあえるぐらいの実力がありました。大学生の頃に筋肉の質を調べてくれるプログラムがあったのですが、それでも短距離・瞬発力タイプといわれています。長距離を走るのは正直嫌いでしたね💧。

そんな私が熊本城マラソンに参加したきっかけです。当時私は、福岡から熊本に帰ってきて大江の宇治歯科医院に勤務していたのですが、その同僚に「せっかくだから参加しよう。」、と誘われたことでした😲。ちなみにその同僚も別にマラソンが好きなわけではありませんΣ(・ω・ノ)ノ!。完全にノリです(笑)。熊本城マラソンが第1回だったというのも大きいですね。第1回じゃなければそんな話になってないと思います💧。

エントリーしたのですが、正直マジかと思ったものです。練習で走ろうとしてもやっぱり走れない😢。すぐ息切れしてしまいます_| ̄|○。絶対に関門を突破できる気がしない。でも、出るからには完走したい🥵。そんな思いからいろいろ調べて、作戦を立て、練習もそこそこ頑張りました。そのおかげで、現在はタイムさえ気にしなければ、完走は確実にできるぐらいにはなりました😊。

もし、出てみたいけど躊躇している方がいたら是非思い切ってエントリーしてみてください。どうにかなるものです👍。そもそも私のように完走に5、6時間かかる方々は、中盤から終盤はほぼ歩いています。最後まで走れないのです。最後の方はゴールに向かう亡者の群れの行進みたいになっていますよ((´∀`*))。みたことありますか❓。

第1回から今回まですべて完走していますので、今後も続けていきたいものです。でも、やっぱり長距離走るのはやっぱり憂鬱だったりします。特に練習はですね、、、、、。走り終えると気持ちいいんですけどね、、、、、。来年も当たるといいな。でも、外れてもちょっとホッとするかもです。

スポンジブラシはどうですか❓

今回はよくある質問からですね。今回の質問は、『スポンジブラシはどうですか❓』というものです。小さなお子さんを持つ保護者の方や御高齢の方、要介護の方を御家族に持つ方からの質問が多いですね。

みなさんはスポンジブラシをご存じでしょうか。薬局やドラッグストアに売っているのですが、持ち手が細いプラスチックで先にスポンジがついています。スポンジの形態や色は様々ですが、お口に無理なくはいるサイズとなっています😲。普段買うことはあまり無いと思いますので、意識しないとみつけられないでしょう。結構いろいろなメーカーからでていたりしますよ😊。先についているスポンジでお口の中をきれいにします。

お口の奥にまで簡単に入れることができ、吸水性が高いため、大まかに汚れや食渣などを取るのに便利です。水や洗口液、保湿液と併用することで、乾燥してこびりついた痰や汚れなども除去しやすくなります😊。ただし、歯垢(プラーク。)の除去効果は低いことがわかっています。歯ブラシの代わりとするには、かなり力不足であることが報告されています💦。

また、スポンジブラシの役割としてはお口の中のマッサージや機能訓練に使いやすいという利点があります。お子さんの舌をつついて遊んだりできますし、お口の機能が低下した方の訓練によく使われていますね。特に介護の現場でよく使われています👍。

スポンジブラシについてまとめると、、、、、

🌟良い所。🌟

○。お口の奥まで入れやすい。

○、簡単におおまかな汚れや食渣を除去できる。

○、吸収性が高い。

(唾液が多い方はそれを吸ってくれる。唾液が少ない方などお口の中が乾燥している方は、スポンジに水分を含ませることで清掃効果が高まる。)

○、柔らかいので粘膜を傷つけない。

○、粘膜のマッサージ効果がある。

○、お口の機能訓練に使いやすい。

😞悪い所。😞

✕、プラークの除去効果が低い。

✕、細かい所はきれいにできない。

✕、スポンジが取れることがある。

(咬まれると取れやすい。飲み込まないよう注意が必要です。)

✕、基本使い捨て。

などなどです。

良い所もたくさんあるのですが、プラークの除去効果が低いのはいただけない😢。歯ブラシの変わりは難しいです。しかし、お口のマッサージや機能訓練など、目的をもって使うのはいいかと思います。

やはりお口の中の清掃の基本となるのは歯ブラシです。特に理由が無ければスポンジブラシを使う必要はないでしょう。ただ、介護の現場ではよく使われています。一度どんなものかみてみるのはいいかもしれませんね。

マイオブレース矯正の治療事例紹介に症例11を追加しました

マイオブレイス矯正の治療事例紹介に 症例11を追加しました。

兄弟で矯正を頑張ってくれた受け口の患者さんの治療事例です。

2年しっかり取り組んでくれてきれいになりました。

 

歯磨き粉で歯は削れません!

さて今回はよくある質問からです。昔からよく聞かれる質問で、もはや迷信といってもいいぐらい有名です💧。みなさんも1度は聞いたことがあるのではないかと思います。その質問は、「歯磨き粉で歯が削れるんですか❓。」というものです。これを信じて歯磨き粉を使っていない方もいらっしゃいますね😞。

歯磨き粉にはプラークなどをしっかり除去するため清掃剤が入っています。この清掃剤が歯を痛めるのではという疑問です。昔からよくいわれていますね😅。今は清掃剤と言われていますが、以前は研磨剤といわれていました。それが悪かったのもあると思われます💦。

しかしこの清掃剤、歯の頭を覆うエナメル質よりはるかにやわらかいため、エナメル質を痛めることはまったくないことがわかっています👍。問題はエナメル質の無い歯の根っこの部分、象牙質といわれる部分です。歯ぐきが減ってくると露出してくる部分です。こちらはエナメル質よりやわらかいため、微量の摩耗が認められることがわかっています。ただこれも、硬めの清掃剤を用いて100年分の歯磨きを行うことで0.3mmぐらいの摩耗がある程度と報告されています。この摩耗量では歯の健康には影響しないことがはっきりわかっており、歯磨き粉を使わないことによる害のほうが大きいとされています😲。

そもそも歯の摩耗については、歯ブラシをあてる強さや毛先の硬さの方が、より影響が大きいこともはっきりしています。不等号で表すと、、、

歯ブラシをあてる強さ>毛先の硬さ>>超えられない壁>>清掃剤

です。間に超えられない壁が入っています。それぐらい清掃剤の影響は小さいです。歯を磨く際には歯ブラシをあてる強さに注意しましょう。また、歯ブラシのヘッドの部分が小さく、毛先が硬い歯ブラシほど大きな力がかかりやすいため注意が必要です🙅。

とはいってもずいぶん根強く残っている迷信です😅。なかなかすぐには切り替えられない方もいらっしゃると思います。歯磨き粉の中には清掃剤の配合が少ない物もありますし、なんなら清掃剤無配合(ジェルタイプのものは清掃剤無配合の歯磨き粉が多いです。)の歯磨き粉もあります。歯磨き粉には歯や歯ぐきにとって良い効果のある成分もたくさん含まれています。味や臭いを楽しんだりもできますし、これは歯磨きを気持ちよく続けるためにも重要です👍。歯磨き粉をつかわないのは本当にもったいない。騙されたと思って(騙してないです。)、是非歯磨き粉を使ってくださいね。お気に入りの歯磨き粉がみつかりますように。

歯周病を防ぐサプリメントって❓

今回はみんなが気になるサプリメントのお話です😊。みなさんは何か決まったサプリメントを継続して飲まれていますか❓。実は私も5年以上飲み続けているサプリメントがあります。私の場合はサントリーウェルネスから販売されているマルチビタミン&ミネラルです。やっぱり不足しがちだなと思いまして、40才になった頃から飲んでいます。セサミンもちょっと引かれたんですけどね(-ω-;)。やっぱりバランスが大事かと思いマルチビタミン&ミネラルにしてみました。まあ、体調が良くなっているのかどうかはわかりません( ノД`)シクシク…。

さて、時折ですが患者さんから次のような質問を受けます。それは、「歯周病を防ぐのにいいサプリメントはありませんか❓。」というもの。まずは歯磨きをしっかりすることが1番大事になりますが、さらに良くしたい、できるだけ悪くしたくない方からよく聞かれます。

しかし残念ながら、歯周病に特化したサプリメントは今のところ見当たりません😞。歯ぐきをサポートしますよっていう製品はありますが、あくまで作用の1つといった感じです。でも歯周病と栄養素の関連については、結構研究されていますのでそれを少しみてみましょう👍。

 

まずは主要栄養素であるたんぱく質から。牛乳などに含まれるガゼインや乳清の摂取量が多い方ほど、歯周病のリスクが低いとの報告があります🥛。次に脂肪についてです。体脂肪率が高い方ほど歯ぐきからの出血が多くみられる傾向があるのですが、オメガ3脂肪酸は歯周病における歯ぐきの赤みや腫れなどの炎症反応を抑えることが報告されていますΣ(・ω・ノ)ノ!。

 

次に微量栄養素についてです。やっぱりかと思うかもしれませんが、皮膚とおなじでビタミンⅭは効果があるようです😊。ビタミンⅭは粘膜の成分であるコラーゲンの生成に必要ですし、老化に対する抑制機能も持っています。ビタミンCの摂取量が少ない方は、多い方に比べて歯周病のリスクが1.3倍高かったと報告されています😲。またカルシウムとビタミンDの摂取が歯周病の治療にいい影響を与えるといった報告や、マグネシウムの摂取が歯周病や歯の喪失を予防するといった報告もされています👍。

 

他にも様々な報告があるのですが、栄養素単体で見た場合、歯周病予防のために1つの栄養素を集中して摂取するべきかというとそこまではないかなーといった感じです😞。たぶん他の効能を表に出した方が売れるでしょう。そのうちいろいろな栄養素をブレンドした歯周病のためのサプリメントができるといいですけどね。

 

まあ、現状はしっかり歯磨きすることが1番です。あと栄養についてはやっぱりバランスが大事かなと思います。摂取しすぎても駄目ですからね💦。サプリメントは足りないところを補うぐらいが丁度いいのかなと思います。

抗菌薬は最低限に!

さて今回は抗菌薬のお話です。抗菌薬は歯医者さんでよく使うお薬の1つですね。虫歯も歯周病もばい菌が原因ですから当然と言えば当然です🦠。原因となるばい菌を直接叩いてくれるお薬になります👍。

ただどんなお薬でも基本飲まずに済めばそれにこしたことはありません。最近は抗菌薬に対する耐性菌(抗菌薬が効きにくい、もしくは効かないばい菌のことです😢。)の出現リスクも相まって、歯医者さんでも出す抗菌薬の種類や出し方が変わってきています😲。私も処置が同じでも、それに応じて一律に同じお薬を出したりせず、大丈夫そうなら出しません。私自身お薬はあまり好きではなく、いまでも継続して服用しているお薬は無いですね。二日酔いの頭痛防止で痛み止めを飲むくらいです。よく、効きますよ😊。ん、何か変な事言いました❓。

 

抗菌薬については耐性菌以外の問題も指摘されています。それは様々な全身疾患と相関関係がある事です😲。もちろん『相関関係がある。』ということと、『因果関係がある。』ということは別です。因果関係までは不明なところが多いのですが、相関関係でいえば、、、、、

・肥満。          ・糖尿病。

・喘息。          ・胃食道逆流炎。

・潰瘍性大腸炎。      ・クローン病

・セリアック病。

などです。

なぜ抗菌薬とこういった疾患に相関関係があるのか❓。どうも抗菌薬によって腸内ばい菌の動揺、つまりばい菌種の構成(勢力図。)が変化するためと考えられています🦠。腸内ばい菌については研究が進んでおり、抗菌薬の使用はもちろん、食べる物の変化などでもその勢力図がかわることがわかっています😲。体にとって悪いばい菌(悪玉菌。)や良いばい菌(善玉菌。)と分類されていたりしますね。こういったばい菌の勢力図が変わるのです。当然、宿主である人間の身体にも影響を出してくるでしょう💦。しかもばい菌は多種多様、まだわかっていないばい菌の役割があるでしょうし、ばい菌同士のつながりによって起こる良い影響もあるでしょう(悪い影響もあるかもです。)。

実はお口の中でも影響がでることがあります。抗菌剤の服用によってお口の中のばい菌の勢力図がかわることで、口腔カンジダ症が発症したり、舌が黒くなる黒毛舌などが起こります💧。

こういったことから抗菌薬の使用は必要最小限に留めるべきです。もちろんたまたまいい方向に進む場合もあるかもしれないのですが、そんなかけみたいなことに、何のエビデンスもなく打ってでるべきではなでしょう。

抗菌薬自体は薬の中でも直接原因であるばい菌を叩いてくれる優秀なお薬です。いざという時に利用しない手はないのですが、人間の身体にはもともと備わっている免疫力があります。それを補助する使い方が1番ですね。

小さいころから通ってくれた患者さんの就職や進学の報告をきいて

小児担当の甲斐田です。

 

当院は開業して10年になるのですが、

先日、今年大学を卒業する mちゃんが来てくれました。

彼女は3歳のころにその当時 郡部のほうの歯科医院に勤務していた時に 来院してくれた患者さんで

はじめは虫歯だらけでその当時ですので、ぐるぐる巻きにして毎回治療していました。

その後ずっと通ってくれて、開業したら、ちょうど市内に転居されたこともあり、それでも遠いんですけど、

当院に通院してきてくれました。

かれこれ19年のつきあいです。

中学生で矯正もしました。

今は虫歯もない綺麗な歯並びの素敵なお姉さんになって、年に何回か来てくれます。

最初はおかあさんが連れてきてくれましたが、今では一人で来てくれます。

来年は就職で他県に行くそうで、寂しくなります。

帰省したときには通院してくれるそうです。

mちゃんが来院されるととても嬉しいです。

忙しくなると思うけど、また、時間があるときに来院してくれると嬉しいなと思っています。

 

 

それから数日して、こちらもまた、長いこと通ってくれているnちゃんが来てくれました。

彼女も以前の勤務先からのお付き合いです。

彼女も5歳くらいから来てくれて、虫歯になりやすいので、虫歯の治療や矯正もしました。

彼女は、ずっと郡部のほうに住んでいるので、結構な時間をかけて通院してきてくれます。

いつも連れてきてくれるお母さんにも本当にありがたいです。

今度進学する大学が県外だから忙しくなってあまり通えなくなるかも、と言っていましたが

また通院してくれるそうです。

nちゃんが来てくれるといつもとても嬉しいなと思います。

彼女もまた、歯並びの綺麗な素敵なお嬢さんになりました。

 

お子さんたちがすくすくと成長されるのを見守らせてもらえることが とても嬉しいですし

連れてきてくれる保護者の方にもとても感謝しています。

この時期は、いろんなお子さんの、進学や就職や新しい旅立ちがあって毎年感慨深いです。

 

 

 

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