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咬み合わせの高さ❓

今回は咬み合わせをみるときの大事な要素を少しだけみてみましょう。物を見るときは3次元で縦、横、高さをみていきますが、この高さについてです。この咬み合わせの高さのことを、私達歯医者さんは咬合高径と呼んでいます😲。

 

定義としては上下の歯を咬み合わせたときの、上下の顎の間の垂直的な距離となりますでしょうか。計測点をどこにするかで値は変わります。

 

この咬み合わせの高さですが、歯が咬み合っているときはいいんです。咬み合ったところなのでわかりやすい😊。でも歯が無くなって、咬み合うところが無くなると、途端にどこかわからなくなります。例えば総入れ歯を作製するときなんかは、こちらで適切な咬み合わせの高さを決めなければなりません。結構、大変なんですよ😢。

 

さてこの咬み合わせの高さですが、基本的にだんだんと低く(小さく。)なっていく傾向があります💦。なぜなら歯がすり減っていくからです。歯はすごく硬いのですが、食べ物を咬んでいるうちに、歯ぎしりや食いしばりをしているうちにすり減っています💧。逆に高く(大きく。)なることは通常、自然ではありません。

 

人間の身体は遊びがかなりあるので、少しぐらい咬み合わせの高さが低くなっても大丈夫です。しかし、あまりにも低くなるとさすがにいろいろな症状がでてきます。どんな症状がでるかといいますと、、、、、

  • 頬や舌を咬みやすくなります😢。

(相対的に頬や舌がたるんだ状態になります。)

  • 老人様顔貌😢。

(下顔面が短くなり、しわがよりやすい。相対的に頬や唇がたるんだ状態になります。)

  • 顎の関節の痛みや不快症状(顎関節症。)😢。

(基本的に咬み込めば咬み込むほど顎に負担がかかかります。)

  • 咬む力の低下😢。
  • 口角炎ができやすい😢。
  • 耳鳴り、聴覚障害😢。
  • 歯が欠けやすい。銀歯や詰め物がとれやすい。

(歯がすり減っているためです。すべての治療が難しくなります)

などですかね。

 

ではこういったときにどうするか❓。咬み合わせを高くすることを考えます。咬合挙上と呼ばれていますが、これが大仕事になります😢。

 

まずは部分的な治療では終わりません💧。全体的に歯がすり減って、咬み合わせの高さが低くなっているので、全体的に高くする必要があります。要はすべての歯に対してアプローチが必要なのです😲。取り外し式の装置を使うこともあれば、すべての歯をかぶせたり、詰めたりとなかなか大変です。

 

そして高くするならどれぐらい高くするかも大事な要素です。低くなるときは時間をかけて少しずつ低くなっていますが、高くするときは一気に行いますΣ(・ω・ノ)ノ!。どれぐらい高くするのが適切か、仮歯で探りながら治療を進めることが多く、時間もかかります。

 

ねえ、大変でしょう。できれば私もしたくない🥶。そのため歯のすり減りが強い方は、すり減らないよう予防するのをお勧めします。代表的な方法がマウスピースですね。ナイトガードとも呼ばれます。歯のすり減りが強いかどうかは見せていただければわかります。

 

また、咬み合わせの高さが低くなっていることが多い、将来的に低くなりやすい咬み合わせも注意が必要です😢。どんな咬み合わせかといいますと、上下の歯を咬み合わせた時に、上の前歯が下の前歯を完全に隠してしまう咬み合わせです。私達歯医者さんは、咬み合わせが深いと表現しています。過蓋咬合と呼ばれています。

 

咬み合わせが低くなりすぎると様々な症状がでる上、治療もやりにくくなります💧。できればそうならないようにしたいところです。気になる方はいつでもご相談ください。