舌の位置を変えると 顔の成長方向が 変わることもあります
舌の置き場所はどこか知っていますか?
「ナ」といってみてください。
そのとき、舌が当たる、上あごの天井の前方、少し皺皺したところ、そこをスポットといいます。
スポットに舌を置いているか、それとも間違った場所に置いているか、で顔の成長方向がかわることがあります。
特に下顎の前歯の後ろあたりに舌を置き、圧力をかけていると、顔は前下方に成長しやすくなります。
以下の写真は小学生の治療前、治療4ヶ月後の写真です。
最初の写真では前下方への成長力がつよかったですが、4ヶ月後の写真では、前下方への成長が前方への成長へ、もしくは
前下方への成長は弱められています。
上下の前歯の位置関係の変化をみてください。
画像がみにくくてすみません。
まずは、スポットに舌を置くようにしましょう。
そのトレーニングの初めの1歩は、あいうべ体操を毎日30回することです。
この患者さんは、他に舌の位置の改善につながる装置も使っています。
この変化は大人になっては得られません。小学生だからこそ、得られた変化です。
当院では、口呼吸を鼻呼吸に治すためのあいうべ体操(みらいクリニック今井先生考案)に、当院の考えたコツ、も加えて、やってもらっています。