お役立ち記事
お知らせ
採用情報
熊本県熊本市中央区の大人と子どもの診療室-ひかる歯科ちえこども歯科へのお問い合わせ電話番号
お知らせ
HOME >  咬む力と歯周病Σ(・ω・ノ)ノ!

歯科の豆知識 Q&A 一覧

咬む力と歯周病Σ(・ω・ノ)ノ!

歯周病で咬むと痛い😢。そんな症状が出ている方はいませんか。かなり歯周病が進んでいますよ🥶。咬む力に、歯を支える力が負けている状態です。

咬む力は人によって異なるのですが、歯周病で歯を支える歯ぐきや骨が弱ると、普通に咬む力であっても痛みがでてきます💦。こういった状態を二次性『咬合性外傷』と呼んでいます。咬む力によって起こる外傷ですね。二次性ということは一次性『咬合性外傷』もあります。こちらは歯を支える歯ぐきや骨は正常にもかかわらず、咬む力が強すぎて起こる咬合性外傷となります💧。

咬む力は結構強いです。自分の体重ぐらいの力がかかっていると思っていただいてかまいません。歯が真っ二つに割れてくることもあるんですよ🥶。

 

歯周病で歯を抜かなくてはいけない状態になることは多いのです。理由は、「ぐらぐらして気になる。」、「頻繁に腫れて痛んでくる。」など様々ですが、その中に、「咬むといつも痛い。」というのがあります💦。これは強く咬まなくても痛みがでるほど、歯を支える力が無くなっている状態です。ここまでくると多くの方は抜くことを選択されます😢。まずまず多い理由ですよ🥶。

 

前述した通り、咬む力は人によって異なります。咬む力が弱すぎると別の問題がでてきますが、咬む力が強い方は、間違いなく歯周病による症状がでやすくなります。その他にも、硬い物を咬むのが好きな方、歯ぎしり・食いしばりをしている方も要注意ですね🙅。歯や歯ぐきに強い力がかかっているという点では同じです。歯周病で歯ぐきが弱ると、いろいろな症状がでやすくなりますよ🥶。

 

では、咬む力が強い方は歯周病になりやすかったり進みやすかったりするのでしょうか❓。みなさんはどう思われますか❓。なりやすそうですし、進みやすそうですよね。しかし、咬む力が歯周病を引き起こすことはないとわれています。また、歯周病の進行にも影響がないとされています。咬む力が歯周病を引き起こす、進行させる根拠はほとんどみつかっておらず、国際的に、咬む力と歯周病の発症・進行には影響がないことで一致しています😲。

 

私は歯医者さんなのですが、このことについてはいまだに本当かと思っています。私と同じで、これに疑問を持っている歯医者さんは多いんですよ😊。

 

現在のところ咬む力は歯周病の発症や進行には影響しないとされています。ただし、症状は間違いなくでやすくなるため注意が必要です。歯周病にならないようにするのはもちろん、咬む力にも気をつけましょう。気になることがありましたらご気軽にご相談ください。

風味って人だけしか感じないんです😲

動物にとって食べることは生きるために必須です。もちろん人にとってもそれは同じです。食べないと生きていけません🍖🐟🥬🍚。しかし、人は食べるだけでなく、楽しむことにも重点を置いています。様々な食材を加工・工夫し、きれいでおいしい食事を作ります。目で楽しみ、鼻で楽しみ、味を楽しみ、お腹を満たしています。これは人だけの特権といってもいいかもしれません😊。

 

ドイツ語には食事をする行為にあたる単語が2つあります。1つは『essen(エッセン。)』、そしてもう1つが『fressen(フレッセン。)』です。『fressen』は動物が食べること、あるいは生命保持のために食べることを意味します💦。一方、『essen』はというと、人間が食べることを意味します。生命保持の点から捉えた、『fressen』とは大きく異なり、『essen』はそこに心の要素、おいしく、楽しんで食べるという意味合いがあるのです。食事の見た目や匂い、味はもちろん、食べる環境(みんなで楽しんで食べる。家族と楽しんで食べるなど。)なども含めて幸せであることが大事であるという考え方です😊。おもしろいですよね。

 

そして人だけが楽しめる食事中の特権として、風味があります。風味とは味覚と嗅覚が合わさったもので、お口やのどの臭いが鼻の方に入ることによって感じます👍。そのため風味を感じるのは息を吐く時です。息を吸う時はお口や鼻に入った空気はそのまま気道へと入るため風味は感じません。息を吐くときにお口やのどの臭いが鼻にもはいることで風味を感じています。疑問に思った方は試してみてくださいね。ちなみにこのような空気の動きをレトロネイザル経路と呼んでいます。正式名称があるんですよ✨。

 

これだけなら他の動物でも風味を感じそうですよね。でも、無理なんです。他の動物(例え人に近いチンパンジーでも。)と人では、のどの構造がまったく違います。人は発音や構音のため口腔・鼻腔と気道・食道との間に距離があります。ところが他の動物はこれらがほぼ直結しているのですΣ(・ω・ノ)ノ!。お口やのどの臭いが鼻に抜ける隙間がありません。そのため風味を感じることができません😢。

 

臭いは食事を楽しむのに大事な要素です。試しに鼻をつまんで食事をしてみてください。すごく味を感じなくなります😅。臭いを普通にかぐのと違って、あまり意識することはないと思いますが、風味も食事を楽しむのにとても大事な要素なんですよ。ただ、悪い所もあって、こういった人ののどの構造は、他の動物に比べて、窒息しやすい構造になっています💦。しかし、発音や構音、そして風味という人生を豊かにする要素のために、そのデメリットに目をつむっています。それぐらい大事なのでしょうね。

歯を全部抜いたらいいのでは❓

とんでもない題名ですね。お前は本当に歯医者さんかと思われそうです💦。でも、歯があるから虫歯になります。虫歯ができるとしみたり、痛んだり、そのうえ大変な治療が必要になります💧。歯周病にもなりますね。歯がぐらぐらしてきて、腫れて痛んだりします。やっぱり大変な治療が必要になります💧。

 

そして最近では、お口の中の病気と、全身の病気との関連も指摘されています。糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、認知症、誤嚥性肺炎、早産に低体重児出生などなど、、、、、🥶。歯があるから起こりやすくなるとするなら、早めに歯を全部抜くのも1つの治療といえるかもしれません。

 

そこで、実験をデザインしてみましょう。1つのグループでは歯をしっかり治療しながら残します😊。そして、もう1つのグループでは歯を全部抜いてしまいました🥶。そして、両グループとも死ぬまでにどんな人生を歩んだかを観察するのです👍。これで歯を全部抜いた方がいいかがわかるはず😊、、、、、。うん、倫理的に無理だね、、、、、。

 

しかしこれに近い研究はあったりします。重度の歯周炎を伴う糖尿病の患者さんに対して、1つのグループは全部の歯を抜きました🥶。もう1つのグループは歯を抜かず歯周病治療を行いました。重度の歯周病とあるので、きっと全部の歯がぐらぐらだったのでしょう。そうだよね❓。結果は全部の歯を抜いたグループの方は糖尿病の悪さを示す数値(HbA1c)が有意に改善したそうです😲。こういった報告を聞くと歯を全部抜くのもありなのかと思いますよね。ちなみに、この研究論文は2010年に発表されています。割と最近です。よくやりましたね、、、、、😞。

 

では、実際問題どうなのでしょうか❓。先程示したような直接的な比較はできないのですが、様々な報告をまとめることで一応の結果はでています。その結果はというと、『歯が少ない人ほど寿命が短い。』となっています😲。また、死因別でも、歯の数と関係が深いものがいくつかわかっています。心臓や血管の疾患、糖尿病、癌、認知症などは特に関係がありそうだといわれていますね。

 

この理由として最も有力なのは、食べる機能の低下による食事内容の変化です。歯が少ない方はしっかり咬めないため、肉や魚🍖🐟、野菜🥬などの摂取が減り、炭水化物🍚の摂取が増える傾向があります。栄養が偏るのです。また、歯が無いと踏ん張りが利かない、力が入らなくなります。身体が弱りやすくなるのです。これも一因といわれていますね🥶。

 

現在のところは、歯を全部抜いてしまう治療は止めた方がよさそうですね。健康な歯を残すことが1番大事なことのようです。そのためには普段のプラークコントロールや定期的な健診が1番大事です。何かあればご気軽にご相談くださいね。

道具が無くても確認できる、バイタルサイン👍

今回はバイタルサインについてです😊。日本語では生命徴候と呼んでいます。バイタルサインとは、人間が生きている状態を示す重要な兆候です。意識レベル、呼吸、脈拍、血圧、体温の5項目から成り立ち、身体に問題が生じれば必ず異常が生じてきます。場合によってはすぐに救急車を呼ばないといけない場合もあります🚑。もしものため、特にお子さんがいる方は知っておいていただきたいものです。医療施設ではモニターなどで測定しますが、何も道具が無くてもある程度の判断はできるんですよ👍。

 

◎意識レベル。◎

まずは意識があるかどうかです。確認方法としては、呼びかけに反応するかどうか、肩などを叩いて反応するかどうか、痛みを与えて反応するかどうか、反応するとしたらどの段階で反応するか、どんな反応をするかなどですね。意識が無ければ次に呼吸や脈拍などの確認へと移ります😞。

 

◎呼吸。◎

確認方法は胸部の上がり下がりをみるのが1番です。他にも耳を近づけて呼吸音を確認したり👂、手を近づけて呼吸を感じ取る方法もあります✋。成人の呼吸数は1分間に12~20回、小学生は20~25回、乳児は25~35回と小さなお子さんほど増えます。他にも呼吸が規則的か、変な音がしてないかも大事ですね。私も子供が熱を出して寝ているときに、息をしているかよく確認したものです👶。

 

◎脈拍。◎

確認方法は手のひら親指側の根本より少し腕より(橈骨動脈。)や顎の根本あたりの首(総頚動脈。)に指をあてて行います。自分で脈を触れる所を探してみてください。すぐにみつかると思います。見つからない場合は、早めに病院へいってください🏥。成人の脈拍数は1分間に70~80回、小学生は80~100回、乳児は120~140回と、こちらも小さなお子さんほど増えます。多過ぎても少な過ぎてもよくありません🥶。

 

◎血圧。◎

確認方法はさきほどでてきた総頚動脈に指をあてて行います。脈を触れなければかなり血圧が下がっています。危機的状態です🥶。

 

◎体温。◎

体表面に手のひらを触れて行います。これはやったことある方、してもらったある方は多いかと思います。熱があるとびっくりするほど熱いことありますよね🥵。冷たくなったことはあまり経験ないです🥶。

 

このようにバイタルサインは道具が無くてもある程度の判断はできます。お子さんがいる方は、時々でもこのバイタルサインを確認してみてください。いつもの状態を把握しておくことも大事です👍。そして、まずいと思ったらまずは救急車、救急蘇生(気道確保・人工呼吸・心臓マッサージなど)も必要かもしれませんがやっぱり急には難しいです😞。こういったことは無い方がいいに決まっているのですが、もしものとき、少しでも早くそういった判断ができるようにしておきたいものですね。

8020が達成できなくても、、、、、

80才で20本の歯を保とうという『8020運動』のスタートは平成元年でした。すでに令和となり、35年以上経過しています😲。結果を見てみると、良い方向へと向かっています。開始当時の達成率は8%程度だったのですが、現在では51.6%(令和4年発表。)となっています。結構がんばっていますね。みなさんの、お口の健康に対する意識の高まりと、それを保とうとする努力の賜物です🎁。

 

しかし、達成率51.6%ということは、残りの半数弱の方々の歯の数は19本以下ということです。ひかる歯科ちえこども歯科に通われている患者さんにも8020を達成できていないことを残念がる方がいらっしゃいますし、8020を達成できるかを気にされている方は多いです。達成できなかった方は、この運動をどう感じているのでしょうか💧。ひょっとすると、お口を健康に保つのは難しい、長生きはできないと思っているかもしれません😢。

 

でも、歯の数だけでお口の健康や長生きでるかどうかは決まりません。様々なデータをみていると、歯の数よりも大事なことがみえてきます。それが咬む回数やしっかり咬めるかどうかです😲。

 

データで見ると歯の数に関係なく、咬む回数が多いほど、また、しっかり咬めている方ほど普段の生活もしっかりしており、病気なども少ないことがわかっています😊。要はたくさん咬んで、しっかり咬めれば自分の歯でも入れ歯でも大丈夫ということです。もちろん、ご自身の歯の方が入れ歯より咬みやすいのは確かです。しかし、それ以上にしっかりとお口を動かして食べるとういうことが、もっと大事となります👍。

 

歯が無くなると当然咬みにくくなります。入れ歯はやっぱり違和感は強いです。そのためだんだん食べることが億劫になる💦。軟らかいものばかり食べて、お口を動かすことが少なくなる💦。だんだん体力・気力とも落ちていく💧。これが、1番問題なのです。

 

逆に歯がたくさん残っていても、お口から食べられなくなると一気に弱ります😢。それぐらいお口からきちんと食べることは大事なことなのです。

 

残っている歯の数が多いほど、たくさん咬んでしっかり咬むこと、そしてお口を動かすにも有利なことは間違いないでしょう。しかし他のことでそれがカバーできていれば大丈夫Σ(・ω・ノ)ノ!。ぴったりの入れ歯を入れてもいいですし、たくさんおしゃべりしてもいいでしょう。お口の体操なんかも効果もありますよ👍。

 

上下とも総入れ歯であっても、元気な方はたくさんおられます。そういった方はよく笑われますし、よくしゃべります😊。8020だけにとらわれずお口の健康や長生きするためにがんばりましょう。

 

1 2 3 4 5 50