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進化するメンテナンス、パウダーメンテナンスΣ(・ω・ノ)ノ!

みなさんは歯医者さんでメンテナンス(定期健診。)を受けていますか❓。ひかる歯科ちえこども歯科にもたくさんの方が来られていますよ。歯医者さんの役割は近年どんどん変わっています。一昔前(私の親の時代。)は虫歯の洪水とよばれる時代がありました😢。この頃の歯医者さんの役割は、『痛みからの解放。』、『機能の回復。』が中心でした。もちろんそれらは、現在においても歯医者さんの重要な役割です。しかし近年では、『審美性の回復。』も大事な要素となっています。そしてなによりも、『悪くならないようにする事。』に最も重点を置いています。虫歯や歯周病はもちろん、歯並びやお口のまわりの機能も含めてです👍。そのために大事なのがメンテナンスとなっています。ひかる歯科ちえこども歯科では、このメンテナンス希望の来院が8割を占めていますΣ(・ω・ノ)ノ!。

メンテナンスの際にはただ悪くなっていないか確認するだけでなく、クリーニングも行いますね✨。歯がつるつるになった、すっきりしたと、とても好評です。そして、このメンテナンスもどんどん進化しています。昔は歯石を取った後、回転器具にブラシなどを付け、磨き粉で磨いていくだけでした。もちろん、それは今でもあります。昔に比べて格段にブラシも良くなっていますし、磨き粉もいろいろな効果を持ったものがでています。他にも、特殊な消毒水で洗浄していくシステムもあったりしますね。私が歯医者さんになって20年以上経過していますが、少し流行ったけれど消えていった器具やシステムも結構あるんですよ😞。そんな中、最近主役になってきているのが、パウダーを使ったメンテナンスです😊。ひかる歯科ちえこども歯科でもこれを使ったメンテナンスが中心となっています。

私達歯医者さんの中では、パウダーメンテナンスとかエアフローメンテナンス、エアーアブレ―ジョン言われています。簡単に言うと空気と水とパウダーを噴射して歯に付いている汚れを取っていくシステムです😲。技術自体は新しいものではなく、古くは1945年に虫歯を取るのに使われていたこともあるぐらいです。ちなみにこの時のパウダーは酸化アルミニウム、金属です。パウダーとはいえ痛そうですよね( ノД`)シクシク…。

汚れや着色、ヤニ取りなどに対し積極的に使われるようになったのは1980年代に入ってからとなります。だんだんと広がり、私が業者さんからレクチャーを受けたのは18年ぐらい前、歯医者さんになって少したってからですね。ただ、その時の印象はあまり良くなかったですね💧。なんというか、気持ち悪かった💧。してもらって気持ちいいという感じは無かったです💧。

しかし、現在ではパウダーを噴射する機械、そしてパウダーともずいぶんよくなっています。以前みたいな不快感は無くなりました👍。メンテナンスで重要なのは、医学的にはきちんときれいにしてあげることです。しかし、もっと大事なことがあり、それが気持ちいい、すっきりした気持ちになることです。メンテナンスで痛みがあったり、不快なことはご法度です🙅。マッサージなんかに来ている感覚で受けていただくのが理想になります。でもここが、なかなか難しいところなんです。医学的にはきちんとやるべきことはしないといけないですからね😞。さらに、早く終わって、来る回数も少ない、簡単であればなお良いですね。昔宣伝であった、『すごい、かんたん、気持ちいい。』が理想です😊。日立でしたかね。さすがです🎉。

パウダーメンテナンスは以前のメンテナンスの方法に比べて、こういった点でずいぶん良くなりました。ちょっとその特徴をみてみましょうか👍。

🌟とっても快適ですよ。🌟

従来のブラシや磨き粉を使ったメンテナンスと違って、振動や歯への圧接感が少ないです😊。そもそも歯に接触させる必要がありません。うがいをするときに、磨き粉を使っているとザラザラ感がでるのですが、パウダーではそれもありませんね。また、パウダーは甘みを感じられるものになっているため、歯医者さんで使う材料特有の苦みなんかもありません👍。とても快適です。

🌟早く汚れが取れます。🌟

パウダーメンテナンスは前述した通り、従来のメンテナンス方法より快適です。しかし、汚れをとる効果は高いです😲。しかも噴射したパウダーで汚れを狙い撃ちできます。汚れを染色液で染め出して使うとすごく効果的です。

🌟どんな形態にも対応できます。🌟

ブラシや磨き粉による従来のメンテナンスではブラシをきれいにしたいところに確実にあてないといけません。これが難しいことが多々あります。歯と歯の間や歯の溝の深いところ、歯と歯が重なり合っている部位(歯並びが悪い方。)、歯と歯ぐきの間の溝の中(歯周ポケットの中。)などなどたくさんです😢。パウダーメンテナンスでは、器具が直接接触する必要はありません。空気と水とパウダーがスプレー状に噴射されるので、それをしっかりあてれば大丈夫👌。従来の方法と比べると、びっくりするぐらいきれいになりますよ😊。

これまでは患者さんにとってのメリットをみてみました。今度は歯医者さん側、特にパウダーメンテナンスをしてくれるのは主に歯科衛生士さんですね。歯科衛生士さんにとってのメリットをみてみましょうか🎇。

🌟疲労感が少ない。🌟

前述したことの、裏を返すとパウダーメンテナンスを行う歯科衛生士さんも楽なんです😊。機械の振動が無い、歯に接触させる力も必要が無い、汚れを取る効果が高く処置が短時間で終わる、どんな形態にも考えなくても対応できる。これらはすべて、患者さんだけでなく、メンテナンスを行う歯科衛生士さんにとっても良いことなんですよ。1日中メンテナンスをしている歯科衛生士さん、結構大変なんです🎉。

🌟選ぶのはパウダーだけ。🌟

お口の中はみんな違います。同じようにメンテナンスをしてもうまくいきません。どうやったら効率よく、しかも負担なくきれいにできるかを考えるんです。どんな器具で、どんなブラシを使って、どの磨き粉を使うか❓。大変なんですよ😢。ブラシも毛でできたものやラバーでできたものとありますし、その形態もかなりの種類があります。磨き粉もいろいろです。歯科衛生士さんごとの好みもあったりします💖。ひかる歯科ちえこども歯科にもたくさんの種類が置いてありますよ。しかし、パウダーメンテナンスで決めるのは噴射するパウダーだけです。パウダーにいくつか種類があるのですが、これをお口の中の汚れの種類や程度によって変えるだけなのです。これも楽でいいですね😊。

メンテナンスを行うのは主に歯科衛生士さん達です。ですから、パウダーメンテナンスの素晴らしさは彼女たちが1番わかっています🎇。パウダーメンテナンスは彼女たちにとっても手放せないものとなっています。機械が壊れたら、即修理、もしくは買い替えないとご機嫌を損ねそうです💦。

ちなみに導入費用はちょっとお高めです😢。ランニングコストもまずまずお高め、、、、、😢。歯医者さん側からするちょっとつらかったりします。でもそれ以上の貢献をしてくれていますし、何よりスタッフの方々が気に入ってくれているのは大きいですね。壊れないで頑張って😊。

歯医者さんでの治療や処置をガラッと変えた機械や手法はいくつかありますが、パウダーメンテナンスはその中の1つです👍。今後もまた新しい機械や手法がでてくるでしょう。定着するものもあれば、いつのまにか消えていくものもあると思いますが、メンテナンスについては、『すごい、かんたん、気持ちいい。』がテーマです。それは今後もかわらないと思います。さらに、安いも入ってくるといいですね💰。患者さんにとっても、歯医者さんにとってもですよ。

歯ブラシ・歯磨き粉 でどれだけ 綺麗にできますか?

今回はお口の中の清掃力についてです。清掃力とは歯垢(プラーク。)を除去する能力をいいます。これは大変重要で、歯医者さんで定期的な検診を受けることより大事といっていいです😲。なぜなら歯医者さんで受けるプロフェッショナルケアより、自分で行うセルフケアの方が占める時間や頻度がはるかに多いためです😅。このセルフケアの中で重要となる清掃力、これをうまく利用しない手はありません😊。

清掃力は大きく分けると歯ブラシの清掃力、歯磨き粉の清掃力に分けられます。それぞれをみていきましょう!

🌟歯ブラシの清掃力。🌟

まずは歯ブラシの清掃力です。歯ブラシの清掃力はプラークを「こすって落とす力」、「はじいて落とす力」ですね。これもいくつかに分けられます。

○歯ブラシの種類。

歯ブラシの種類と一口でいいましたが、結構種類があります。歯ブラシのヘッドの大きさや毛の長さ、毛の硬さ、毛先の形状、植毛の状態などです。ヘッドの大きさや毛の長さは個々人のお口の大きさで決まります。使いやすい大きさですみずみまで磨ければ問題ありません👍。毛の硬さ、毛先の形状、植毛の状態は一般に売られている歯ブラシならほぼ条件は満たしていますが、毛の硬さは普通を選んでいただければと思います😊。

○ブラッシング圧。

歯ブラシをあてる力ですね。弱すぎるとプラークが落ちませんし、強すぎるとプラークは落ちても歯や歯ぐきを痛めてしまいます。適切な力で磨くことが大事です😊。

○歯磨きのテクニック。

プラークが溜まっている場所、溜まりやすい場所を的確に磨く力ですね。結構難しいんです😞。

○歯磨きする時間、頻度。

どちらも多い方がいいですね。ただ多すぎるのも考えもの。虫歯や歯周病予防の観点からいうと1日1回はじっくり時間をかけて磨いていただければと思います。中途半端にたくさんやっても効果はうすいです💦。

○清掃補助器具。

フロス、歯間ブラシ、タフトブラシ、洗口剤などですね。是非うまく使ってください😊。

🌟歯磨き粉の清掃力。🌟

歯磨き粉自体に清掃力を高める成分が含まれています。有名なものは清掃剤(以前は研磨剤と言われていました。)です。「かきとる力」によって清掃力を発揮してくれます👍。また歯ブラシの、「こすって落とす力」、「はじいて落とす力」を補助的に助ける浸透剤や清掃助剤を含んでいるものもあります。これらはプラークを、「浮かせる力」により除去しやすくしてくれます👍。最近の歯磨き粉は低研磨や無研磨のものが増えていますが、清掃がうまくできない方や歯ブラシをあてる力が弱い方は、しっかりとした清掃剤が入ったものを使った方がよいこともあります。逆に歯ブラシをあてる力が強い方は、現在主流となっている低研磨や無研磨のものを用いた方が歯や歯ぐきを傷つけずに済みますね。歯磨き粉の清掃力は歯ブラシの清掃力を補完するものが望ましいです😊。

お口の清掃力はこれらの要素の掛け算で決まります。どれか1つがゼロだとまったく効果はありません( ノД`)シクシク…。お口の中の状態や使っている歯ブラシに歯磨き粉、歯ブラシの当て方、汚れの残り方などをみればアドバイスできることはあります😊。面倒ですがセルフケアはとっても大事です。少しずつでも良くしていきましょう。

 

歯周病は抗菌薬で治せますか?

今回のテーマは歯周病を抗菌薬で治せるかです。薬で治せるならこんなに楽なことはないですよね。歯周病はばい菌による感染症ですから🦠、抗菌薬で治療しようという発想は極めてまっとうです。うまくいきそうですよね😊。

実際、世界的にも結構前から研究されています。歯周内科療法なんていわれていますね。日本ではアジスロマイシンという抗菌薬が、海外ではアモキシシリンとメトロニダゾールという抗菌薬による併用療法がよく報告されています😲。データもきちんとでていて、きちんと効果があるという結果がでています👍。ではどれぐらい効果があるか見ていきましょう。

抗菌薬を服用してもらい歯周病が改善するかを調べました。数値としてみたのは歯周ポケットの深さと付着の獲得です。それぞれ説明していきます。

◎歯周ポケットの深さ。

歯と歯ぐきの間にある溝の深さです。正常な歯ぐきにも存在し、正常値は2~3mmとなります。基本的に歯周病が進むほど深くなります🥶。歯周病を評価するうえで最も重要な指標の1つです。

◎付着の獲得。

歯の根っこの部分と歯ぐきはしっかりくっついている部分があります。これを付着と言います。歯周病が進むとこの付着が壊れてしまい、ばい菌が侵入しやすくなります💦。

この2つが抗菌薬を服用することでどれぐらい改善したかというと、どちらも平均で0.6mm程改善しました👏。これは、ちゃんと統計学的に有意差のある結果です。つまり効果はあったということです😊。

しかしみなさんの感覚ではどうでしょう。0.6mmです。改善したと実感できるでしょうか❓。問題はここなのです。私達、歯医者さんもこの結果をみて、『抗菌薬で歯周病が治るからどんどん使おう。』とはならないのです😢。実際広まっていませんよね。エビデンスとしてはちゃんとしているのですが、「統計学的に有意差がある。」ことと、「臨床的に意味がある。」ことは異なることが結構あるのです。困りものですね😞。

他にも問題はあります。どれくらい飲み続けるのか、そして抗菌薬への耐性への問題です💦。改善するのは0.6mm程ですが、歯周病が進むと歯周ポケットは5mm6mm、下手すれば10mm超えてきます💦。抗菌薬だけで治すのは難しそうですし、同じ抗菌薬をずっと使っているとだんだん効かなくなるのです💦。

そもそも通常行う歯周病治療(歯ブラシの改善や歯石取りなど。)だけで歯周ポケットの深さ・付着ともきちんと改善してきます。それをせずして抗菌薬による治療を優先する理由がありません😞。そのため現在のところ、抗菌薬が歯周病治療の中心にはなっていないのです。もちろん今後、新たな抗菌薬の発見や、ワクチンの開発など、大きく歯周病治療を変える出来事があるかもしれません😊。それはとても楽しみなのですが、今のところは歯磨きをしっかりして、定期的に歯石をとって、そのときを迎えましょう。

患者さんからの質問 歯石をとるとき 歯も削れませんか?

さて今回は歯石を取った後におこりやすいことについてです。特に歯石が多く付いている方や、歯周病が進んでいる方にでやすいです💦。

ただ1つ知っておいていただきたいのは、いわゆる歯石取りで歯が削れることはないということ😊。歯石取りは金属製のハンドスケーラーといわれる歯石取り専用の器具や、超音波スケーラーやエアスケーラーといわれる機械を使って行います。ガリガリしたり響く感じがありますし、場所によってはしみたりすることもありますよね😞。しかし歯はそんなにやわではありません。歯石取りに使う器具や機械では到底削れない。心配はいりません。

とはいっても歯石を取ると、いろんな症状がでてきたり、変化が起こります。1つ1つみていきましょう。

☆しみやすくなった💧

歯石が多い方や歯周病が進んでいる方に多いです。歯石取りによる刺激がまったくないわけではありませんが、多くは歯石を取って今まで歯石に覆われていた歯の表面がでてくることに起因します。歯石自体は悪い物とはいえ、覆っていたものが無くなるのです。人でいえば服を脱がされるようなものです😊。多くは一時的で、時間が経つと治まってきますが、必要ならしみ止めのお薬を塗る時もあります。

☆歯の形が変わった💧。歯と歯の間が空いた💧。物が挟まりやすくなった💧

これも歯石が多い方や歯周病が進んでいる方に多いです。特に歯石が付きやすい下の前歯で感じることが多いです。表現は異なりますが、すべて原因は同じ。歯と歯の間を埋めるように付いていた歯石を取ってしまったからです。散らかっていた部屋を片付けて、窓を開けたような状態です。一番きれいで自然な状態になっているのですが、ひさしぶりだと変に感じてしまうんですね😊。

☆歯ぐきが下がった💧。歯ぐきがやせてきた💧。歯が長くなった💧

歯石取りを行って、しばらくしてから起こってきます。いろいろな表現の仕方がありますが、原因は同じです。実は歯周病の治療がうまくいっている、歯ぐきが治ってきている証拠です。歯石が付いていると歯ぐきが炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしています。その原因が無くなり、歯ぐきの腫れが落ち着いてきているのです😊。いいことなんですが、やっぱり嫌ですよね😞。

歯石取りの後、歯が削られたといって怒鳴り込まれたなんて話も時々聞きます。そこまでなくてもせっかくお口の中をきれいにしたのに、悪くなったと思われるのも困りますし、なにより歯石取りをしたくなくなったら大変です😞。当院でも歯石を取る際に、上記のようなことが起こる可能性があると説明するようにしていますし、歯石をした後の来院時にはしみたりしなかったかを確認しています😊。なにか気になることがありましたら何でもご相談ください。

タバコを止めると歯周病はどれぐらいでよくなりますか?

今回はタバコと歯周病についてです🚬。タバコと歯周病は密接な関係があります。喫煙をされている方の歯周病の改善には禁煙が大前提といわれるほどです。喫煙をされている方は、歯周病に「かかりやすい💧」、「気がつきにくい💧」、「治りにくい💧」状態になっています。まずはそれぞれの項目について簡単にまとめました。

★「かかりやすい💧」

タバコに含まれる有害物質によって免疫機能が妨げられます。喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病罹患率が2.7倍高く、重度に進行した人の割合も高いことが知られています。

★「気がつきにくい💧」

タバコに含まれるニコチンなどの有害物質により、血管が収縮、腫れや出血がなどの自覚症状が出にくくなります。見た目より歯周病の状態が悪いことが多く、こちらがびっくりすることもあります💦。

★「治りにくい💧」

いざ治療を始めても、喫煙者の歯ぐきや歯石は固くて治療が大変です。また前述した血流の悪さから治りも悪く、治療効果が思うようにあがりません( ノД`)シクシク…。

いかがでしょうか。はっきりいって悪いことしかないんです。歯の喪失が10

年早まるともいわれています。怖いですよね🥶。数年間喫煙をすると、歯ぐき

の表面は釉薬(ゆうやく。)を塗ったような光沢は放ちます。歯ぐきが線維性に

厚くなり硬くなってしまいます。では禁煙して歯周病の治療をすると、この歯ぐ

きの状態は改善するのでしょうか?治るにしてもどれくらい時間がかかるので

しょうか?

禁煙を開始してから数週間すると、歯ぐきからの出血が起こりやすくなりま

す😅。みなさん不安になりますが、これは正常な反応です。喫煙によって血管

が収縮し出血しにくくなっていたのに加えて、免疫機能も落ちていたためです。

禁煙により歯ぐきに正常な反応が起こる様になったんです。いままで隠れてい

た悪い物がみえてきたといってもいいかもしれません。これは論文でもはっき

り証明されています。

こういった反応を経ながら歯周病治療を進めますが、繊維性に厚く硬くなっ

た歯ぐきが元通りになるのはかなりの時間がかかります。なんとその期間は大

体1年と言われていますΣ(・ω・ノ)ノ!。いかにタバコが歯ぐきに悪影響を与えて

いるかがわかりますね😢。

タバコは歯周病にとって大敵です。かといってやめるのもなかなか難しい。そ

れでも少しずつ本数を減らしたり、電子タバコや加熱式タバコなどを利用する

などストレスにならない程度でかまわないので禁煙の方向に進んでみてくださ

い。必ずいい方向で帰ってきますよ。

歯が無くても 歯周病菌はいるのでしょうか?

歯周病と全身疾患との関係がいわれるようになって久しいです。歯周病は糖尿病を筆頭に骨粗鬆症、動脈硬化、腎臓病、関節リュウマチ、認知症、早産など様々な疾患と関係していることがわかっていますΣ(・ω・ノ)ノ!。現在もこのテーマで国内外様々な研究や調査が行われています😲。

 

歯周病菌がどのように全身に影響を与えるかも研究が進んでいます。現在考えられている大きな経路としては、

 

★歯ぐきから歯周病菌が直接体内に侵入する😅。

侵入した歯周病菌は血液などを通して全身を巡ります💦。血中の白血球や動脈硬化の血栓の中、さらに羊水や胎盤の中でも歯周病原因菌が見つかっています( ノД`)シクシク…。

特に歯周病の進んでいる方は要注意。歯周病が進んでいる方は、体表面に手のひら以上の潰瘍やびらんがあるのと同じ状態といわれています。そういった場所からは歯周病菌が侵入しやすそうですよね🥶。

 

さて、今回のテーマである、歯の無い方ではどうでしょう。歯がないので歯周

病はありません。では歯周病菌はどうでしょうか?

 

実は歯周病菌は歯が1本も無くても、お口の中に生息していることがわかっ

ています😲。歯肉や舌、頬、唇などいわゆるお口の中の粘膜といわれる場所の

表面はすべてといっていいでしょう。さらに粘膜の組織内や細胞の中にも入り

込み生息できることが知られています。特に多いのは舌苔です。舌の表面にある

白いやつですね👅。この舌苔が増えると歯周病菌も増えることがわかっていま

す。これは直接粘膜を調べなくても、唾液の中の細菌を調べると検出できるレベ

ルです。

 

さらには入れ歯からも見つかっています😲。入れ歯にも歯垢(プラーク、特

に入れ歯に付着しているものをデンチャープラークといいます。)が付着しますがその中に含まれますし、入れ歯の内部にも入り込んでいるとの報告もあります。清掃が不十分な入れ歯では、手入れがよい入れ歯に比べて歯周病菌の検出率が高くなります。

 

このように歯周病菌は歯が無くなってもいなくなりません。しかし歯周病は無いため、上記のように歯周病菌が直接体内に侵入する可能性は低くなります。しかし、お口の中は傷が付きやすいため油断はしない方がいいでしょう( ノД`)シクシク…。

 

その他の問題としては誤嚥性肺炎の問題もあります。また、歯周病菌について

は腸内細菌の組成に影響するという報告もあります💦。その結果、腸の壁がも

ろくなる、腸の壁を透過しやすくなることで、本来通り抜けられない悪い物質が

体内に入り込みやすくなってしまうんです。そしてこの悪い物質は全身を巡り

ます( ノД`)シクシク…。細菌流行りの腸活にも関わるかもですね。いかがでしょ

うか😞。歯周病が無くても結構怖くなりませんか🥶。

 

お口はすべての入口です。その入口が悪くなれば、その先も悪くなるのは当た

り前です😊。歯のあるなしに関わらずきれいにしましょうね。

進化する歯周病の病因論!

歯周病は長く人類を苦しめています🥶。歯周病がどうして起こるのか、どうやったら治るのかは、昔から研究されています。もちろん今も続いていますね。現在行われている歯周病治療はこれまでのわかっていることの集大成です😊。もちろん、これから変わっていく可能性はありますが。

歯周病が細菌によって起こるとわかった19世紀後半から歯周病菌の探索が行われてきました。当時は一種類の歯周病菌が歯周病を起こしているに違いないと研究がされていました💦。こういった特定の細菌やウイルスが、何か1つの特徴的な病気を起こす例は多いです。有名どころで結核や天然痘、ペストなどでしょうか。世界の脅威となった病気はこのタイプが多いです😅。しかし、当時の顕微鏡や培養技術では難しかったようですね。お口の中には無数の細菌がいますから😞。

その後、特定の細菌ではなく、お口の中の細菌の総量が増えることで歯周病の発症が起こると考えられるようになります。単純にお口の中の清掃状態が悪いほど歯周病が進んでいることが多いこと、また、歯磨きをしっかり行い歯石取りなどを行うことで歯周病が改善するためです。これらは特に特定の細菌のために起こる、行っている治療ではないと考えられるためですね😅。

さらに時代が進んで顕微鏡や細菌の分離技術・培養技術が進化すると、やはり特定の細菌が歯周病を起こすという考えが主流になってきます。しかしそう簡単にはいかない😞。歯周病に関与すると思われる細菌がたくさんみつかります。さらにこれらの菌がいれば必ず発症するわけではないこともわかってきます。このことから細菌と宿主である人間とのバランス関係が発症には重要と考えられるようになりました。

現在では宿主である人間の要因としては遺伝的要因や歯ぐきの形態、ストレス、食生活、嗜好品なども含めて多岐にわたります💦。細菌側の要因も棲みついている歯周病菌の数や種類に型、歯周病菌以外の細菌との兼ね合いなど様々です💦。本当に広い範囲で研究が進められています。

歯周病が1つの細菌から発症していればすでにワクチンなどで根絶されていたかもしれません。しかし現在の所そういったことは難しそうです😞。あまりにも多くの要因が関わっています。まだまだわかっていないことも多いでしょう。今後すごい発見があり、歯周病治療が大きく変わる可能性もありますが、今のところ歯磨きをしっかりしながら定期健診でそれを補うのが1番得策のようです。歴史が変わるその日まで、ぼちぼちがんばりましょう。

 

飲酒 と 歯について

皆さん、お酒は好きですか?私は晩酌はしませんが、飲み会の時は飲みます。以前はビールからの焼酎でしたが、最近はウイスキーが好きですね。ただ、20代の頃よりだいぶ弱くなった😞。悲しい・・・・・

さてお酒は歯や歯ぐきにとって悪いのでしょうか?それぞれについてみていきましょう。

 

☆お酒と歯💧

お酒と虫歯に直接の関係はあまりありません。しかし歯に悪い影響がないかといえば、あるとなります。

まず、お酒自体の問題ですが酸性のものがほとんどです。酸は歯にとって大敵、溶けてしまいます。頻繁に酸性のものを食べたり飲んだり、嘔吐を繰り返す方などにみられる酸蝕症という疾患があります。一度、『酸蝕症 写真』などで検索してみてください。でてくる写真などのようにひどくはなくても、影響がまったくないとはいえません。

 

そして、もう1つの問題はだらだら食べたり飲んだりすることです。お酒の飲み始めると、1杯飲んで終わることはまずありませんよね。飲んではつまんで時間をかけて味わうと思います。飲み会になると1次会、2次会、3次会となる方もいるでしょうし、シメまであったりしますよね。お口の中の環境は食事の後に酸性に傾きやすくなるのですが、唾液などの作用でもとの状態に戻ります。しかしだらだら食べたり飲んだりしているとこの作用が働かず、ずっとお口の中が酸性の状態になってしまうんです。これも歯が悪くなる原因となります。

 

さらにお酒を飲んだ後、歯磨きはどうしてますか?しなかったりしてませんか?したとしても、いつもより簡単にすませていませんか?私も、「もういいかな」となってしまう時があります。これもよくありません。

 

☆お酒と歯ぐき💧

お酒と歯周病についても直接の関係はあまりありません。しかし悪い影響はやっぱりあります。

まずは先ほどと同じですが、歯磨きが疎かになってしまうこと。気をつけましょう。私もですが、、、、、

 

そしてもう1つはお酒の持つ血管拡張作用から。歯周病が重度の方は、歯ぐきが腫れたり痛んだりしやすくなります。特に抜歯など外科的な処置を行った後は要注意!腫れが強くなったり、痛みが出やすくなったり、出血しやすくなったりといいことがありません。

 

時々聞くのがアルコール殺菌をしているのでいくら飲んでも大丈夫というものです。たぶん冗談で言っているだけだと思うのですが、これは間違いです。まずアルコールで殺菌作用を持たせるためには高濃度である必要があります。70%ぐらいで1番殺菌作用が強くなるのですが、こんな高濃度のアルコールを飲むと粘膜を直接傷めてしまいます。また、細菌の塊である歯垢(プラーク)はバリアに守られています。アルコールもこの中にまでなかなか浸透できないのです。

とはいってもお酒は楽しいもの。なんでもそうですが、節度をもって楽しむ、これが1番大事かもしれませんね。歯磨きをしっかりできるぐらいの、余力は残して飲みましょう。

タバコと お口の健康・・・タバコって悪いの?

タバコって悪いの?

今回はタバコがお口の健康に与える影響についてです。

まあ言わずもがな、、、はっきり言って悪い影響しかない。全身的にもいい影響は皆無ですが、お口の中もしかりです。強いて言えばストレス発散の効果があること、そして税収に貢献していることぐらいでしょうか。まあ、それはそれで大事ですけどね。

一般の方からみると目にみえる変化は、ヤニがついて見た目が悪くなることぐらいかもしれません。しかし私達歯科医師からみると喫煙者と非喫煙者のお口の中の状態はまったく違います。

さてお口の中でどんな悪さをするかみてみましょう。

★歯周病に「かかりやすい💧」、「気がつきにくい💧」、「治りにくい💧」。歯の喪失が10年早まるといわれています。

・「かかりやすい」

タバコに含まれる有害物質によって免疫機能が妨げられます。喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病罹患率が2.7倍高く、重度に進行した人の割合も高いことが知られています。

「気がつきにくい

タバコに含まれるニコチンなどの有害物質により、血管が収縮、腫れや出血がなどの自覚症状が出にくくなります。見た目より歯周病の状態が悪いことが多く、こちらがびっくりすることもあります。

・「治りにくい」

いざ治療を始めても、喫煙者の歯ぐきや歯石は固くて治療が大変です。また前述した血流の悪さから治りも悪く、治療効果が思うようにあがりません( ノД`)シクシク…。

 

味覚が鈍くなる。食べる楽しみがなくなりますよ。

★口臭の悪化。自分ではわからないんですよね。

★口腔・咽頭癌の発生率が3倍。

★お子さんの虫歯発生率や治療後にも影響するとの報告あり。

やめた方がいいタバコですが、これがなかなか難しい。禁煙外来などもありますが続かないことも多いようです。最近は電子タバコや加熱式タバコなど有害物質を減らしてくれるものも販売されています。少しでも害を減らすとういう意味ではいいかもしれませんね。

 

でも最後はやはりやめたいというモチベーションです。やめるためのモチベーションは何でもいいと思います、お子さんのこと、お孫さんのことを考えてでもいいでしょう。それこそタバコが高くなったから、風当たりが強くなったからでもいいと思います。タバコをやめた後の自分を妄想してもいいかもですね。

 

健康になって色々なことにチャレンジ、かっこよくなってもてまくる、きれいになってもてまくる、好きな人にいい匂いだねっていわれる、お金があまってあまって億万長者になる・・・かずみんスタイルですね。(かずみんって何?と思った方はお手数ですが「かずみん」で検索ください。)

 

私もタバコは大学生になってやめました。(おかしいことを言っているのは自分でも重々承知しております。つっこみは無しでお願いします(笑))まあもちろん重度のヘビースモーカではなかったのですが、かっこつけたいお年頃だったのでしょうね。

禁煙は是非考えてみてください。お口の中のことがやめたいというモチベーションの1つになっていただければ嬉しい限りです。

 

歯周病VS全身疾患Σ(・ω・ノ)ノ!

周病が原因で他の病気にかかりやすくなるのか、また、その逆はあるのか?

歯周病と全身疾患の関係については様々な研究・調査が行われています。ただ1つ確実に言えるのは、歯周病とからだ全体に関係があるということは、はっきりわかっている。」ということです。もちろん個々の疾患との関係でいうと、はっきりわかっていることもあれば、まだまだクエスチョン?なこともあります。また、個人個人の歯周病や全身疾患の重症度、年齢、生活習慣、体質などによっても、どれぐらい関係があるかは変わってきます。

しかしながらお口はすべての入口です。その入口が悪くなれば、その先も悪くなるのは当たり前ですよね。歯周病がどのように全身に影響を与えるか、現在考えられているその経路をみてみましょう。

★歯ぐきから歯周病の原因菌が直接、、、

歯周病の原因菌が、直接歯ぐきから体内に侵入することがわかっています。侵入した歯周病原因菌は血液などを通して全身を巡ります。血中の白血球や動脈硬化の血栓の中、さらに羊水や胎盤の中でも歯周病原因菌が見つかっています( ノД`)シクシク…。

★血液を介して炎症性物質が広がる、、、

歯周病にて産生された炎症性物質(いろいろな物質がありますがここでは省略します。)が血液中に入って全身を巡ります。これらの物質は本来悪くない場所でも、炎症反応を惹起させます。一時的ならすぐ落ち着くかもしれませんが、歯周病は自然に治るものではありません。長期間、持続的に

歯周病による炎症性物質の拡散が続くことで、全身いたるところで炎症が起こっているのと同じ状態になってしまうんです( ノД`)シクシク…。

★腸内細菌に影響する、、、

私たちは毎日お口の中の細菌を飲み込んでいます。これは歯周病原因菌も例外ではありません。この飲み込んだ歯周病原因菌が腸内細菌の組成(細菌叢といいます。)変化させることがわかっています。その結果、腸の壁がもろくなる、腸の壁を透過しやすくなることで、本来通り抜けられない悪い物質が体内に入り込みやすくなってしまうんです。そしてこの悪い物質は全身を巡ります( ノД`)シクシク…。細菌流行りの腸活にも関わるかもですね。

いかがでしょうか。結構怖くなりませんか。

でも、歯周病を改善することで全身にも良い影響があるということはとても魅力的なことだと思います。なぜなら、歯周病の予防法・治療法ともに確立しているから。歯周病は治療すれば改善する病気ですし、予防もできる病気なんです。「お口から始める全身の健康習慣」、今からでもやってみませんか。

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