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歯を長持ちさせるには 一覧

本当に怖い受動喫煙・・・・・・

今回はタバコのお話、特に受動喫煙についてです。タバコが出す煙には喫煙者本人が吸う主流煙と、タバコの先から出てきて本人と周りの人が吸うことになる副流煙があります🚬。喫煙者本人が吸う主流煙には発がん性物質など様々な悪い物質が含まれていますね😢。依存性の高い物質もあり、有名なのはニコチンでしょうか。タバコをやめにくくさせたり、やめる時に離脱症状を引き起こしたりします💧。

タバコの問題が主流煙だけにあるのなら、ここまで問題にはなっていないと思います。喫煙者の方は最近肩身がどんどん狭くなっていますが、これは副流煙の害が強いためです💦。副流煙にも発がん性物質やニコチン、一酸化炭素、アンモニアなど様々な悪い物質が含まれています。しかも主流煙よりも副流煙の方に多く含まれている物質も少なくありません😲。

この副流煙を吸い込むことを受動喫煙と呼んでいますが、この害が結構強いのです。受動喫煙が成人の健康に及ぼす影響で確実なものとしては、肺がんや虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など。)、脳卒中(脳出血や脳梗塞など。)があります。日本では受動喫煙を原因とするこれらの病気で、1年間に15000人が無くなっているという推計があります(´・ω・`)ショボーン。

お子さんへの影響も深刻です。有名なものでは乳幼児突然死症候群(SIDS)やぜんそくなどでしょうか😞。急性の過敏症や受動喫煙が続くことで、精神的にも肉体的にも刺激に対して過敏になるという報告もあります。

お口の中にも受動喫煙の影響がでます。成人では歯周病や歯の喪失リスクを30%高めることがわかっています💦。お子さんの虫歯にも関連があることが確実となっており、受動喫煙のあるお子さんは2倍近く虫歯のリスクが増えることがわかっています💦。原因は現在も研究が進んでいますが、ニコチンが虫歯菌に作用し、歯にくっつきやすくなったり、歯を溶かす酸をたくさん作ったり、さらに作った酸が薄まらないようにバリアを作ったりするようです。受動喫煙でですよ💧。びっくりしませんか。

タバコはまさに100害あって1利なしです🚬。吸っている本人はまだ仕方がないでしょうが、周りの方々にとっては完全に損しかありません。さらに最近では、喫煙者の服や髪の毛に付いている有害物質や吐く息に含まれる有害物質を吸ってしまう、3次喫煙にも注意が必要とまでいわれています。大切な周りの方々への健康のためにもタバコを吸わない、やめることを考えていきましょうね。

摂食障害とお口の中!

お口は食べ物の入口です。食べ方に問題があったり、食べる物が偏っていると、お口の中にはそれに応じた問題がでてきます😞。今回は摂食障害といわれる状態の場合に、お口の中にでてくる問題についてみてみましょう。

代表的な摂食障害は神経性食欲不振症(拒食症。)や神経性過食症(過食症。)が挙げられます。拒食症は思春期や若い女性に多く、間違ったボディーイメージや過度の食事制限の結果引き起こされる過大な体重減少が特徴です💧。食事を制限するタイプとこれに過食と排出行動(嘔吐など。)を伴うタイプに分類されます💦。過食症は過食と排出行動が特徴ですが、拒食症と違ってやせには至りません💧。

こういった摂食障害の方のお口の中に、最も多くみられる疾患は酸蝕症です😲。酸蝕症とは酸性のものをお口の中に含むことが多い方に起こる疾患で、以前は酸を扱う工場などに務める方の職業病として認知されていました。ガス化した酸が歯に作用するんですね🥶。しかし最近では、炭酸飲料水の頻回摂取や健康増進のため酢やワインなどを頻繁に摂取することで、一般の方にもよくみられる疾患となってきています😞。歯の表面が酸により溶けていくため、症状としては歯が透き通ったり、歯が丸みを帯びたり、しみたりしてきます。

摂食障害の方で頻繁に嘔吐をするタイプの方は、お口の中に胃酸を含む嘔吐物がしょっちゅう通る状態となってしまいます。胃酸は結構強い酸となります。そのため酸蝕症になりやすくなってしまうのです😞。ただ通常とは逆方向から酸がやってくるため、一般にみられる酸蝕症とは区別がつくことが多いです。やはりというか歯のベロ側、口蓋側から溶けていくことが多いですね💧。

摂食障害とは少し違うのですが、ダイエットのためにフルーツばかり、特に柑橘系のフルーツをたくさん摂取されている方もいらっしゃいます。こういった方も酸蝕症になっていることがあります😅。

その他にも摂食障害による嘔吐や食事制限によって唾液の分泌が少なくなり、虫歯や歯周病のリスク増大や唇の乾燥、舌の痛みなどが起こることが報告されています。嘔吐の頻度が高い方は顎関節に負担がかかりやすく、顎関節症になることも報告されていますね💦。

最初に述べたようにお口は食べ物の入口です。食べ方に問題があったり、食べる物が偏っていると、お口の中にはそれに応じた問題がでてきます。ましてや出口にしてしまえば、より問題がでてくるのは当たり前です。なんでも通常通り、バランスが1番ですね。

進化するメンテナンス、パウダーメンテナンスΣ(・ω・ノ)ノ!

みなさんは歯医者さんでメンテナンス(定期健診。)を受けていますか❓。ひかる歯科ちえこども歯科にもたくさんの方が来られていますよ。歯医者さんの役割は近年どんどん変わっています。一昔前(私の親の時代。)は虫歯の洪水とよばれる時代がありました😢。この頃の歯医者さんの役割は、『痛みからの解放。』、『機能の回復。』が中心でした。もちろんそれらは、現在においても歯医者さんの重要な役割です。しかし近年では、『審美性の回復。』も大事な要素となっています。そしてなによりも、『悪くならないようにする事。』に最も重点を置いています。虫歯や歯周病はもちろん、歯並びやお口のまわりの機能も含めてです👍。そのために大事なのがメンテナンスとなっています。ひかる歯科ちえこども歯科では、このメンテナンス希望の来院が8割を占めていますΣ(・ω・ノ)ノ!。

メンテナンスの際にはただ悪くなっていないか確認するだけでなく、クリーニングも行いますね✨。歯がつるつるになった、すっきりしたと、とても好評です。そして、このメンテナンスもどんどん進化しています。昔は歯石を取った後、回転器具にブラシなどを付け、磨き粉で磨いていくだけでした。もちろん、それは今でもあります。昔に比べて格段にブラシも良くなっていますし、磨き粉もいろいろな効果を持ったものがでています。他にも、特殊な消毒水で洗浄していくシステムもあったりしますね。私が歯医者さんになって20年以上経過していますが、少し流行ったけれど消えていった器具やシステムも結構あるんですよ😞。そんな中、最近主役になってきているのが、パウダーを使ったメンテナンスです😊。ひかる歯科ちえこども歯科でもこれを使ったメンテナンスが中心となっています。

私達歯医者さんの中では、パウダーメンテナンスとかエアフローメンテナンス、エアーアブレ―ジョン言われています。簡単に言うと空気と水とパウダーを噴射して歯に付いている汚れを取っていくシステムです😲。技術自体は新しいものではなく、古くは1945年に虫歯を取るのに使われていたこともあるぐらいです。ちなみにこの時のパウダーは酸化アルミニウム、金属です。パウダーとはいえ痛そうですよね( ノД`)シクシク…。

汚れや着色、ヤニ取りなどに対し積極的に使われるようになったのは1980年代に入ってからとなります。だんだんと広がり、私が業者さんからレクチャーを受けたのは18年ぐらい前、歯医者さんになって少したってからですね。ただ、その時の印象はあまり良くなかったですね💧。なんというか、気持ち悪かった💧。してもらって気持ちいいという感じは無かったです💧。

しかし、現在ではパウダーを噴射する機械、そしてパウダーともずいぶんよくなっています。以前みたいな不快感は無くなりました👍。メンテナンスで重要なのは、医学的にはきちんときれいにしてあげることです。しかし、もっと大事なことがあり、それが気持ちいい、すっきりした気持ちになることです。メンテナンスで痛みがあったり、不快なことはご法度です🙅。マッサージなんかに来ている感覚で受けていただくのが理想になります。でもここが、なかなか難しいところなんです。医学的にはきちんとやるべきことはしないといけないですからね😞。さらに、早く終わって、来る回数も少ない、簡単であればなお良いですね。昔宣伝であった、『すごい、かんたん、気持ちいい。』が理想です😊。日立でしたかね。さすがです🎉。

パウダーメンテナンスは以前のメンテナンスの方法に比べて、こういった点でずいぶん良くなりました。ちょっとその特徴をみてみましょうか👍。

🌟とっても快適ですよ。🌟

従来のブラシや磨き粉を使ったメンテナンスと違って、振動や歯への圧接感が少ないです😊。そもそも歯に接触させる必要がありません。うがいをするときに、磨き粉を使っているとザラザラ感がでるのですが、パウダーではそれもありませんね。また、パウダーは甘みを感じられるものになっているため、歯医者さんで使う材料特有の苦みなんかもありません👍。とても快適です。

🌟早く汚れが取れます。🌟

パウダーメンテナンスは前述した通り、従来のメンテナンス方法より快適です。しかし、汚れをとる効果は高いです😲。しかも噴射したパウダーで汚れを狙い撃ちできます。汚れを染色液で染め出して使うとすごく効果的です。

🌟どんな形態にも対応できます。🌟

ブラシや磨き粉による従来のメンテナンスではブラシをきれいにしたいところに確実にあてないといけません。これが難しいことが多々あります。歯と歯の間や歯の溝の深いところ、歯と歯が重なり合っている部位(歯並びが悪い方。)、歯と歯ぐきの間の溝の中(歯周ポケットの中。)などなどたくさんです😢。パウダーメンテナンスでは、器具が直接接触する必要はありません。空気と水とパウダーがスプレー状に噴射されるので、それをしっかりあてれば大丈夫👌。従来の方法と比べると、びっくりするぐらいきれいになりますよ😊。

これまでは患者さんにとってのメリットをみてみました。今度は歯医者さん側、特にパウダーメンテナンスをしてくれるのは主に歯科衛生士さんですね。歯科衛生士さんにとってのメリットをみてみましょうか🎇。

🌟疲労感が少ない。🌟

前述したことの、裏を返すとパウダーメンテナンスを行う歯科衛生士さんも楽なんです😊。機械の振動が無い、歯に接触させる力も必要が無い、汚れを取る効果が高く処置が短時間で終わる、どんな形態にも考えなくても対応できる。これらはすべて、患者さんだけでなく、メンテナンスを行う歯科衛生士さんにとっても良いことなんですよ。1日中メンテナンスをしている歯科衛生士さん、結構大変なんです🎉。

🌟選ぶのはパウダーだけ。🌟

お口の中はみんな違います。同じようにメンテナンスをしてもうまくいきません。どうやったら効率よく、しかも負担なくきれいにできるかを考えるんです。どんな器具で、どんなブラシを使って、どの磨き粉を使うか❓。大変なんですよ😢。ブラシも毛でできたものやラバーでできたものとありますし、その形態もかなりの種類があります。磨き粉もいろいろです。歯科衛生士さんごとの好みもあったりします💖。ひかる歯科ちえこども歯科にもたくさんの種類が置いてありますよ。しかし、パウダーメンテナンスで決めるのは噴射するパウダーだけです。パウダーにいくつか種類があるのですが、これをお口の中の汚れの種類や程度によって変えるだけなのです。これも楽でいいですね😊。

メンテナンスを行うのは主に歯科衛生士さん達です。ですから、パウダーメンテナンスの素晴らしさは彼女たちが1番わかっています🎇。パウダーメンテナンスは彼女たちにとっても手放せないものとなっています。機械が壊れたら、即修理、もしくは買い替えないとご機嫌を損ねそうです💦。

ちなみに導入費用はちょっとお高めです😢。ランニングコストもまずまずお高め、、、、、😢。歯医者さん側からするちょっとつらかったりします。でもそれ以上の貢献をしてくれていますし、何よりスタッフの方々が気に入ってくれているのは大きいですね。壊れないで頑張って😊。

歯医者さんでの治療や処置をガラッと変えた機械や手法はいくつかありますが、パウダーメンテナンスはその中の1つです👍。今後もまた新しい機械や手法がでてくるでしょう。定着するものもあれば、いつのまにか消えていくものもあると思いますが、メンテナンスについては、『すごい、かんたん、気持ちいい。』がテーマです。それは今後もかわらないと思います。さらに、安いも入ってくるといいですね💰。患者さんにとっても、歯医者さんにとってもですよ。

咬みごたえのある食べ物とは❓

さて今回は『咬みごたえ。』についてです。みなさんも「よく咬んで食べよう。」というのはよく聞くのではないかと思います。よく咬んで食べることは、お口の中やお口の周りに良い影響を与えるだけでなく、全身的にも良い影響があることがわかっています😲。

さて、『咬みごたえ。』のある食べ物ほどよく咬む必要があるのですが、咬みごたえのある食べ物とはいったいどんなものでしょうか❓。一般的には硬いものというイメージが強いようです。しかし必ずしも、硬いものほど『咬みごたえ。』が大きいわけではありません😲。食べ物の『咬みごたえ。』は、硬さ・弾力性・付着性・凝集性(脆さ)などテクスチャーと呼ばれる性質で決まり、飲み込むまでに咬む回数が多いものほど『咬みごたえ。』があると考えます。

例えば、リンゴとかまぼこを比べます。どちらが『咬みごたえ。』があるでしょうか❓。多くの方はリンゴと思われたのではないでしょうか。確かに最初の咬み始めはリンゴの方が硬そうですよね。しかし、かまぼこの弾力性が圧倒的に大きいため、飲み込むまでに必要とする咬む回数は、かまぼこの方がはるかに多くなるんです。つまり、かまぼこの方が、『咬みごたえ。』があるということです😅。意外ですよね😲。

また、同じ食材でも加熱時間や水分量、切り方で『咬みごたえ。』は変わります。例えば大根は、大根おろし(生)・おでん(加熱)・千切り(生)・切り干し大根(乾燥)・たくあん(乾燥と漬け込み)の順に『咬みごたえ。』が大きくなります。野菜は加熱時間が短く、水分が少なくなる(乾燥する。)ほど『咬みごたえ。』が強くなる傾向がありますね🥬。逆に、魚や肉などは加熱によってたんぱく質が変性し、水分も少なくなるため『咬みごたえ。』が大きくなる傾向があります。魚や肉の『咬みごたえ。』が1番小さくなるのは生のときです🐓🐖🐄。切り口については、大きく切るほど『食べごたえ。』が大きくなります。

また、食べる環境も大事です。食事中に飲み物をたくさん飲んでいませんか❓。こういった方は、食べ物をある程度咬むと、後は流し込んでいる可能性が高いです。これでは『食べごたえ。』をいくら考えても無駄です。流し込む習慣はやめましょう。集中して咬めるよう、姿勢よく足裏を床にしっかり固定した状態で食事をすることも大事です😊。

『食べごたえ。』を判断するときには食べ物の硬さ以外の性質も考える必要があります。また、調理方法も大事になりますし、食べる環境も影響します。結構難しいです。いろいろと工夫してみましょうね。

歯を支える骨が無くなる病気!

歯は骨に支えられています。自分の体重と同じくらいの力がかかる咬む力を、骨がしっかり支えてくれています😲。しかし、この大事な骨を溶かしてしまう病気があります。骨が溶けて無くなるとどうなるか❓。咬む力に耐えきれなくなり、咬むと痛んだり、歯がぐらぐらしてきます😢。今回はこの大事な骨に影響を与える病気をみていきましょう。

歯周病。

皆さんも最初に考えたのでないでしょうか❓。歯周病は歯を支える骨が無くなる代表的な病気です。歯周病の名の通り、歯の周りにある骨や歯ぐきが悪くなります。歯周病で無くなった骨を元に戻すことは難しいです💦。再生療法もあるのですが、適応範囲は限られます💧。悪くならないようにするのが1番です。

虫歯。

虫歯で歯を支える骨が無くなるの❓って思われたかもしれません。小さな虫歯では起こりませんが、神経を取った歯や神経が悪くなった歯では骨まで影響を出してくることがあります😞。歯の根っこの先の骨が無くなることが多いので、根尖性歯周炎と呼ばれます。まさに根の先の歯の周りの病気ですね。ただし原因は歯の中にあり、その症状として骨が悪くなっている状態です。これも珍しい病気ではなく、歯医者さんの治療ではある一定の頻度を常に占めています。根気よく治療することで大体治癒しますが、病気が大きくなり過ぎていたり、治りが悪い場合は歯を抜くこともあります🥶。治っても再発の可能性もあったりします😞。やっぱり虫歯予防が1番大事ですね。

ちなみ歯周病と根尖性歯周炎が合体した病気もあったりします。歯内-歯周疾患と呼ばれていますが、診断がなかなか難しく難治性ですね。

歯の根っこにヒビや破折がある。穴が開いている。

歯の根っこって割れるんですよ。穴が開くこともあります🥶。主に咬む力で起こることが多いですが、外傷などで起こることもあります。ただこれも、虫歯などで歯の根っこが薄くなっている歯に起こりやすいです。完全に割れているとレントゲンではっきりわかるのですが、ひびや小さな穴だと上記した歯周病や根尖性歯周炎と見分けがつかないことも多いです。治療しても改善がみられないときには真っ先に疑います。ちなみにそんなに珍しい事では無い上、治療は困難です。抜歯に至ることが多いですね😞。

腫瘍や嚢胞など他たくさん。

特殊なものとしては骨や骨まで進んだ腫瘍(良性と悪性あり。)や嚢胞といわれる骨の中にできる袋みたいなものもあります。顎に症状があって受診されることもあれば、虫歯や歯周病のためのレントゲン検査でたまたま見つかることもありますね。いずれにしても町歯医者で対応はまずできないため、大きな病院の口腔外科への受診となります💦。

歯を支える骨が無くなる病気は意外にたくさんありますが、元を辿ると歯周病と虫歯が原因となっているものがほとんどです。やっぱり基本的な歯磨きや歯医者さんへの定期的な受診が1番効果的です。しっかり骨を守りましょう。

忙しい時期を乗り越えて

ひかる歯科ちえこども歯科には現在たくさんのお子さんに来ていただいています🙇。その中には虫歯ゼロ、歯磨きOK、歯並びもきれいというお子さんがたくさんいらっしゃいます。将来に向けていい準備ができていますね😊。

しかし、実はここからが大事です。具体的には中学生、高校生になるぐらいからですね。ここから、お口の状態を維持できるかどうか❓、これが結構難しいです。どうしても歯医者さんに来る頻度が減りがちなんです。そうするとお口の中に対する関心も減ってくるため、歯磨きもおろそかになったりします。虫歯などの予防処置や早期発見も困難となり、痛くなったら来るという良くない状態になります。なぜなら、みなさん忙しくなるからです😢。

中学生、高校生になると授業時間も長くなります。部活や習い事、塾なんかも行くことが多くなりますね。交友関係や行動範囲もどんどん広がります。そうすると時間が無くなり、歯医者さんに来るのが後回しになっていくのです。しかも反抗期のおまけ付き、歯医者さんに行けって言っても行きません💦。どんどん、歯医者さんから足が遠ざかっていきます。

一旦、歯医者さんから遠ざかると、立て直すのはなかなか難しいです。そのまま、大学生になれば遊びほうけています🎉。遊びで忙しいのです。私は勉強で忙しかったですね😊。歯医者さんになんか行きません。親元を離れればなおさらです💦。

そして就職すると新人は忙しいですよね。こき使われて、毎日ぐったり、歯医者さんになんか行っている体力は残っていません💦。そうこうしているうちに仕事でも先輩に、上司となり働き盛りに入ります。それなりの立場となればそうそう休めません。忙しさが続きます( ノД`)シクシク…。その間に結婚して、お子さんも産まれるかもしれないですね。仕事に子育てにと、フルで頑張らなくてはなりません。歯医者さん❓、後回しって感じです。

一昔前ですとお子さんがある程度の年齢になると、少し余裕ができることが多かったのですが最近は違います😲。今度は親の介護が入ってくるケースが増えてきます。忙しさ継続です。なかなか忙しさから解放されなくなってきているのです💧。

忙しい時期が終わってからという考えは危険です。それで後悔をしている方は大変多いです。御高齢の方の後悔していることランキングでは、“歯医者さんにきちんと行っとけば良かった”、“お口にもっと気をつかえばよかった”、などが必ず上位に来ます😲。

忙しい時期をどう乗り切るか❓、これもお口の中の将来を左右する大事な要素です。どうか少しでもお口の中のために時間を作っていただければと思います。後悔しないようにしましょうね。

定期健診は1時間!

皆さんはお口の定期健診は受けられていますか❓。お口の健康を守るために是非とも受けていただければと思います。

さて、この定期健診についてよく聞かれる質問の中に、『1回あたりの時間はどれぐらいみておけばいいですか❓。』というものがあります。次の予定もあるかもしれませんので気になりますよね。ひかる歯科ちえこども歯科では基本的に大人の方で1時間、小学生・中学生の方は45分、小さなお子さんは30分で予約を取らせていただいています⏱。大人の方は歯の数が多くなり歯石も硬いことが多いため時間が長くなります。小さなお子さんは歯の数が少なく、集中力もそんなにもたないため短くなりますね。もちろん大人の方でも歯の数が少ない方はいらっしゃいますので、その場合は少し短めになったりはします。

実はこの定期健診に費やす時間は、歯医者さんによって様々です😲。大人の方でも30分、45分で終わらせる歯医者さんもありますし、ひかる歯科ちえこども歯科と同じ60分の歯医者さんもあります。もっと長くて90分以上という歯医者さんもあります。それぞれ特徴がありますので、少しみてみましょうか😊。

◎時間が短い歯医者さん。◎

良い所   患者さんの予約がたくさん入れられます。

(予約を取りやすいです。)

早く終わります。

お手軽です。

悪い所   きちんときれいにできるのか❓。

あまりお話はできません

短い時間で行うにはスタッフが大変💦。

保険診療だと特に安くなるわけではないです。

◎時間が長い歯医者さん。

ちなみに90分以上の歯医者さんだと保険外診療の歯医者さんもあります。その場合、歯肉マッサージなど一味違ったサービスも

あったりしますよ👍。◎

良い所   きちんときれいにできます。

ゆっくり話せます。

スタッフもゆとりがあります。

悪い所   患者さんの予約が取りにくくなります😞。

時間がかかります。お口開けておくのが結構大変です😅。

こんなところでしょうか。正直な話、経営的には時間を短くした方がいいですね。きちんときれいにしたい、スタッフの負担を考えると時間が長い方が良いとなります。

定期健診や予防に力を入れている歯医者さんでは、大人の方で60分が多いように思います。話を聞いて、お口の中を診査して、きちんとクリーニングなどを行うとなると、私としてもやっぱり1時間は必要と考えています。これは歯医者さんによっても、患者さんよっても変わると思います。ちなみに私は髪を切るのは、39カットです👍。美容院には行ったことありません。あまり髪型にこだわりが無いので早く終わりたいですし、特に話をしたいわけでもないからです😊。こんな奴が60分の定期健診を語っています👍。

ひかる歯科ちえこども歯科で定期健診を受けられる方は、60分時間が必要と思っていてください。そのかわり、ひかる歯科ちえこども歯科のやさしくて優秀な歯科衛衛生士さん達ががんばってくれます。受診価値は十分ありますよ

思春期における歯医者さんの目標!

今回は思春期における歯医者さんの目標についてです。とくに中学生、高校生が対象となります。この時期は当院の目標である、

「現在診療しているお子さんが大きくなって、お口の中で困らないようにすること、そしてそのお子さんに子供が生まれたあと、その子供を当院に連れてきてくれること。」

の最大の鬼門となります😞。

なぜか❓。中高生になると来なくなるんですよーーーーー( ノД`)シクシク…。小学生まではきちんと来てくれていたのに中学生、高校生になると急に受診率が低下するんです。痛くなったり、何か日常生活に支障をきたさない限り、なかなか来てくれなくなります😢。

理由を聞いてみると、「時間が無い。」、「困っていない。」が多いです😞。中学生、高校生になると、生活環境は一変します。授業や部活など学校生活に費やす時間やテスト勉強、塾なども増えることから、自分の自由時間は思っていたより少なくなります。友人関係や行動範囲も広がりますので、その少ない自分の自由時間を歯医者さんへの通院ではなく、他のことに使いたいのは当たり前かもしれません😅。そして何より、親の言うことを素直に聞かなくなりますよね。時は第2次反抗期、なかなか難しい。私はとてもいい子だったんですけどね、、、、、。

とはいってもこの時期、虫歯にはかなり注意が必要な時期です🙅。年齢あたりの虫歯の本数や虫歯を治療した本数の平均をグラフ化したものをみてみると、小学生(12才まで。)は非常に少ない状態を維持しているのですが、中学生(13才以上。)以降は急激に増えていきます。昔に比べて虫歯の総数は減っているのですが、この傾向はあまり変わっていないのが現状です😲。

そこで当院では中学生、高校生のお子さんには特別な目標を設けています。せめてこれだけはといった感じで、ハードルは低く見守る感じですかね。ではその内容です😊。

🌟来てくれただけで御の字。🌟

本当にそれぐらい受診率が下がる傾向がみられます。来てくれてありがとうですよ、本当に😊。受診理由にかかわらず、『予防できるチャンス!』と思ってやっていきます。

🌟ハードル低め。🌟

いろいろと説明はしますが、ここだけは頼むというところだけやってもらえれば良しとします。3日坊主でもかまいません。まったくしないよりいいですし、少しでも印象に残ってくれればいいのです😊。小学生までに虫歯のリスクが低い状態が出来上がっていれば、中学生、高校生になってもその状態はある程度維持されると感じています。いろいろ言って来なくなるのが、1番リスクが高いですからね。まあ、貯金を切り崩している感じになりますが( ノД`)シクシク…。

とにかく、この思春期をうまいこと乗り越えたい、乗り越えて欲しいと思っています。様々な面で将来に向けての分岐点となる大事な時期ですが、お口の中にとってもとても重要な時期です👍。ちょっとでも気にかけてもらえればありがたい、御の字です。

2次虫歯って❓

今回のテーマは2次虫歯、聞いたことはありますか❓。2次虫歯とは一度治療した部分にできる虫歯のことです。結構多い質問に、「1度治療したのにまた虫歯になるのですか❓。」というのがあります。私達からすれば当たり前、『なることあるに決まっているでしょう。』です。むしろ何故ならないと思えるのかが不思議なくらいだったりします( ノД`)シクシク…。認識が結構違うのだなと、感じるところです😞。

誤解しないでいただきたいのは、治療に使った詰め物や銀歯自体が虫歯になるわけではありません。詰め物や銀歯が歯と接している部分から、残っている歯が虫歯になっていきます。その理由をみていきましょう🥶。

★虫歯菌は小さいのです。★

まずは虫歯菌が小さいということです🦠。私達歯医者さんがどんなにきれいに詰め物をしたり、適合の良い銀歯を入れたとしても、それは私達人間からみた世界の話です。虫歯菌からみれば隙間や段差があるのと一緒だと考えておいた方がいいでしょう🥶。もともと1番虫歯になりにくいきれいな歯が虫歯になっているのです。歯を再生させたのならともかく、歯医者さんができるのは修理になります。もとの状態より絶対に弱いのです。同じようにしていれば必ず悪くなるのは明らかです😢。

★だんだんノリが崩れていくのです。★

詰め物も銀歯もそうですがすべてノリでくっつけています。人類の科学の結晶といってもいいほどすごいノリなのですが、永遠にくっつけられるわけではありません💦。人が作ったものは必ず壊れます💧。歯には自分と同じくらいの体重がいつもかかっていますし、熱いもの冷たいものなど様々なものと触れています。常に台風や地震にさらされている状態です。虫歯と関係なく少しずつですが崩れてしまいます😢。そうすると隙間ができてきて、ばい菌が入り込みやすくなりますし、追い出しにくくなります🦠。そこから虫歯が広がってしまうのです。

まず知っていただきたいのは、私達歯医者さんがやっている歯の治療は修理であることです💦。虫歯の無いもとのきれいな歯に戻せているわけではありません💦。もちろんしないよりはるかにいいのですが、虫歯の無いきれいな歯に比べれば劣ります😢。ですから同じ状態が続けば必ずまた悪くなってしまうのです。治療を重ねるほど歯は減っていき、再治療となる間隔も短くなります。そういったことを防ぐには虫歯の治療をした方ほど、これまで以上にお口の中に気をつける必要があるんです😲。

具体的にはお口の中の清掃状態の改善や食生活の見直し、定期検診などの強化でしょうか。治療をすれば終わりではない、その後が大事であることを知っていただければと思います。

歯ブラシ・歯磨き粉 でどれだけ 綺麗にできますか?

今回はお口の中の清掃力についてです。清掃力とは歯垢(プラーク。)を除去する能力をいいます。これは大変重要で、歯医者さんで定期的な検診を受けることより大事といっていいです😲。なぜなら歯医者さんで受けるプロフェッショナルケアより、自分で行うセルフケアの方が占める時間や頻度がはるかに多いためです😅。このセルフケアの中で重要となる清掃力、これをうまく利用しない手はありません😊。

清掃力は大きく分けると歯ブラシの清掃力、歯磨き粉の清掃力に分けられます。それぞれをみていきましょう!

🌟歯ブラシの清掃力。🌟

まずは歯ブラシの清掃力です。歯ブラシの清掃力はプラークを「こすって落とす力」、「はじいて落とす力」ですね。これもいくつかに分けられます。

○歯ブラシの種類。

歯ブラシの種類と一口でいいましたが、結構種類があります。歯ブラシのヘッドの大きさや毛の長さ、毛の硬さ、毛先の形状、植毛の状態などです。ヘッドの大きさや毛の長さは個々人のお口の大きさで決まります。使いやすい大きさですみずみまで磨ければ問題ありません👍。毛の硬さ、毛先の形状、植毛の状態は一般に売られている歯ブラシならほぼ条件は満たしていますが、毛の硬さは普通を選んでいただければと思います😊。

○ブラッシング圧。

歯ブラシをあてる力ですね。弱すぎるとプラークが落ちませんし、強すぎるとプラークは落ちても歯や歯ぐきを痛めてしまいます。適切な力で磨くことが大事です😊。

○歯磨きのテクニック。

プラークが溜まっている場所、溜まりやすい場所を的確に磨く力ですね。結構難しいんです😞。

○歯磨きする時間、頻度。

どちらも多い方がいいですね。ただ多すぎるのも考えもの。虫歯や歯周病予防の観点からいうと1日1回はじっくり時間をかけて磨いていただければと思います。中途半端にたくさんやっても効果はうすいです💦。

○清掃補助器具。

フロス、歯間ブラシ、タフトブラシ、洗口剤などですね。是非うまく使ってください😊。

🌟歯磨き粉の清掃力。🌟

歯磨き粉自体に清掃力を高める成分が含まれています。有名なものは清掃剤(以前は研磨剤と言われていました。)です。「かきとる力」によって清掃力を発揮してくれます👍。また歯ブラシの、「こすって落とす力」、「はじいて落とす力」を補助的に助ける浸透剤や清掃助剤を含んでいるものもあります。これらはプラークを、「浮かせる力」により除去しやすくしてくれます👍。最近の歯磨き粉は低研磨や無研磨のものが増えていますが、清掃がうまくできない方や歯ブラシをあてる力が弱い方は、しっかりとした清掃剤が入ったものを使った方がよいこともあります。逆に歯ブラシをあてる力が強い方は、現在主流となっている低研磨や無研磨のものを用いた方が歯や歯ぐきを傷つけずに済みますね。歯磨き粉の清掃力は歯ブラシの清掃力を補完するものが望ましいです😊。

お口の清掃力はこれらの要素の掛け算で決まります。どれか1つがゼロだとまったく効果はありません( ノД`)シクシク…。お口の中の状態や使っている歯ブラシに歯磨き粉、歯ブラシの当て方、汚れの残り方などをみればアドバイスできることはあります😊。面倒ですがセルフケアはとっても大事です。少しずつでも良くしていきましょう。

 

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