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先日来てくれた R君

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の甲斐田です。

 

先日来てくれたRくん。

R君は、年長の時来てくれて、どの歯科医院でも治療できなかったということで

乳歯の奥歯はすべて 根っこがちょっと残ってるだけ という状態で

ほぼ、前歯のみ、になっていました。

 

そういう状態だとお肉とか本当に食べられなくて、

おせんべいをふやかして食べたりしている と言っていました。

 

治療できる歯は治療して、ちょっと残った根っこは抜歯して、

それから、6歳臼歯という大人の歯がでてきたので、

なんでも食べられるようになってきて、ほっと一安心しました。

 

そんなR君ももう2年生。

定期的に来てくれます。

治療も上手ですし、楽しくお話してくれます。

永久歯は虫歯にならないように大切にしてほしいなーと思います。

アメリカ 歯科医師のコロナ感染率は1パーセント未満

このブログを書かれた先生のご投稿によると

【FOXニュース アメリカの歯科医師のコロナ感染率 1 %未満】
ADA が実施し、JADA に掲載された論文の結果について、FOX ニュースから報道がありました。

・歯科医師のコロナ感染率は 1 %未満であった
・パンデミック後に強化した感染対策が奏功していると考えられる…

ということでした。

今後 日本でも継続的に 感染対策を続けられたら と思います。

最近 歯茎が下がってるような気がする という場合

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の甲斐田です。

 

歯茎のラインが、以前より下がっている、という方いませんか?

それは、歯周病によるものです。

歯茎が下がるのは、加齢変化の一つともいわれていますが

歯槽骨(歯を支える周りの骨)より3.0ミリの距離までしか

健康な歯茎はありません。

 

ですので、

歯茎が下がった⇒歯槽骨のラインが下がっている ということになります。

以前より歯茎が下がっているという方は、

歯を支える骨も減っていますので 注意が必要です。

 

歯周病が進まないようにするためには、

適切なホームケアと 定期的なプロケアが 必要になります。

唾液と虫歯菌 のたたかいです

こんにちは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の甲斐田です。

 

虫歯はどうしてできるか?

虫歯菌がお砂糖をエサにお口の中を酸性にする⇒歯が解ける (歯からミネラル分が溶け出す) = 積み重なると初期虫歯のはじまり・・・

唾液が酸性を中性に戻す⇒ 溶け出したミネラル分が戻ってくる(再石灰化)

 

口の中では

お砂糖がお口に入るたびに

唾液と 虫歯菌の戦いが行われています。

 

唾液が勝つように

お口の中が酸性になる時間と回数を減らしましょう!

 

年長になった!

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。

 

先日来た患者さんが来年 小学生と言っていて、びっくりしました。

出会ったときは2歳で、虫歯があって、進行止めを塗る治療をしました。

それから3歳後半で治療ができるようになって、治療して、その後 現在まで定期健診にきっちり来てくれています。

神経を取る治療をした歯もあるんですけど、今回もまったく問題がでていませんでした。

 

来年は小学生なんてびっくりです。

こどもたちをみていると、大きくなるのがあっという間に感じますね!

常時マスク着用による お口の健康の変化は?

 

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。

マスクをつける時間が長くなりましたね。

マスクを長くつけると 口呼吸になりやすく結果として お口の中が 乾燥しやすいそうです。

お口の中が乾燥して、お口の中を守ってくれる唾液が乾いてしまうと 口臭や歯周病、虫歯が起こりやすくなってしまいます。

マスクをつけることで、自分の口臭に気づくことが増えている、という記事もよく目にします。

口呼吸は口臭の原因にもなります。

できるだけ、口呼吸ではなく 鼻呼吸できるように 家族全員での あいうべ体操をお勧めします。

また、鼻で息するように心がけましょう。

耳鼻科的疾患があって、鼻呼吸できない方は耳鼻科の受診がお薦めです。

また、口臭には、バイオペーストという歯磨き粉も効果が高いのでお勧めです。当院でも販売中です。

 

 

最後に、マスクが清潔でないと、雑菌の繁殖の原因となりますので、マスクは毎日交換しましょう。

 

ミャンマーで 地域貢献されている先生

この記事にでてくる 松本先生は、
九州大学小児歯科の 大先輩で 研修医のときには、授業をしていただいたり、
検診に連れて行っていただいたり お世話になりました。

海外で 地域医療に貢献されている ことに 本当に頭が下がります。

乳歯の詰め物を 外れにくく 詰めるには

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。

 

新患で来られた患者さんの親御さんに

「こどもの虫歯の治療を今までしてもらっていたところでは、とにかくすぐ詰め物がとれる。

すぐにとれるから、こどもの詰め物とはもうそういうものだとおもっていた」

といわれたのですが、当院で治療が終わった後、

「ここの詰め物はフロスをしても違う。外れる感じがしない」

と言っていただきました。

良かったです。

当院の 乳歯の詰め物は 長持ちするように工夫をしています。

暫く間があいて、久しぶりに来た患者さんを検診したときでも、詰め物は外れてなくて、問題ないことが殆どです。

 

乳歯の詰め物というのは、コツをつかんで治療しないと、一般的に 永久歯よりは 外れやすいです。

 

その理由は

①お子さんは唾液が多い。唾液で歯の接着面が汚染されると、詰め物は外れやすい

ということと

②乳歯のエナメル質は薄い。(エナメル質はほとんどが無機質でつくられているため、

象牙質より接着しやすい。そのエナメル質が薄い乳歯は詰め物がひっつける面積が小さいということ)

ということにあります。

 

わたしたちは

①のために 小さいお子さんの治療には 必ずラバーダム防湿を使用しています。

これを使用することで、お子さんのお口の中に薬液やお水が流れることがなく、お子さんが急に動いても、口を傷つけることがなく、

さらに、唾液が接着面につかないので、詰め物が長持ちします。

 

また、

②のために、歯を削るときの削る形で外れにくいような工夫をしています。

 

以前、ディーラーさんに

「なぜ、こちらでした乳歯の詰め物は外れにくいのか?コツを教えてほしいと 他院の先生から 質問が出ているので教えてほしい」

と質問されたのですが、

 

やっぱり

ポイントとしては

唾液の排除ができているか、ということにあると思います。

 

ラバーダムは、治療者が 手順に慣れるまでは 時間がかかると思いますが、

慣れるとすぐに装着できます。

慣れてしまえば、安全で綺麗に正確に 処置できるので お子さんの治療のときは必ず

ラバーダムをするのが一番長持ちするコツなのではないかと 思っています。

 

 

フッ素ってどういう効果があるの?

 

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科の 甲斐田です。

 

フッ素ってどういう効果があると思いますか?

歯を強くするってどういうこと?って思いませんか?

 

砂糖が入ったものを食べると

虫歯菌が 砂糖をエサに 酸を つくります。

すると お口の中が 酸性になります。

酸性になると 歯のエナメル質から ミネラルが溶け出します。

エナメル質がちょっとスカスカになると思ってください。

 

このままだと初期虫歯一直線ですよね。

このままじゃないです。

 

唾液が中性に戻していきます。

そうすると

ミネラルはまた、歯に戻ります。

これを砂糖が口に入るたびに 繰り返しているんです。

 

この酸性になって ミネラルが溶け出してスカスカのところに

(目に見えないレベルですよ)

フッ素が入り込み、歯を強くします。

フッ素が入り込んだ エナメル質は それまでより 酸に強い構造になっています。

 

フッ素の効果は、こうして歯のスカスカのところに入り込み、歯質を強くしていく

という効果です。

毎日適切な濃度を使用するとよいということが わかっていただけたでしょうか?

歯が長持ちするように お手伝いがしたい

こんにちは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科 の甲斐田です。

 

当院では、虫歯になった歯を削ってうめる、といった今、問題が起きている歯の対処だけでなく(もちろんこの処置も大事な処置です)

歯が長持ちするように お手伝いをしていきたいと 思っています。

 

というのも

 

虫歯も歯周病も感染症です。

しかも、口の中に常にいる菌ですので、感染して以降、菌がいなくなることはありません。

いかにその活動を 静かにさせておけるか、という戦いになります。

そのためには、菌数を減らしていくことが大事になります。

菌数を減らすためには、おうちでの適切なホームケアと、定期的なプロケア(衛生士によるケア)で

食べかすやプラークバイオフィルム(菌の塊)、歯石(菌の足場となります)を減らしていくことが重要です。

 

その方によって、菌の種類は違いますので、レッドコンプレックス(歯周病菌の中で兇悪な菌で、この3種の菌がいると歯周病が重症化しやすくなります)

がいるような方は、リスクが高いので、短い周期で、あまり悪い菌が住み着いていない方は、長い周期での定期的なケアが必要となります。

 

当院では、患者さんの 歯を長持ちさせることに貢献できるように 今後とも取り組んでいきたいと考えています。