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入れ歯に使われる人工歯!

今回は入れ歯に使われる人工歯について少し学んでみましょうか。みなさんは入れ歯をみたことはありますか❓。人工歯とは入れ歯についているまさに歯の部分です。あまりまじまじとみることはないですよね😊。

この人工歯ですが、かなりの種類があります。前歯や糸切り歯、奥歯などはもちろんですが、歯の大きさ、歯の形態(丸みをもたせたり、角ばっていたり。)、歯の色など多くのラインナップがあるんです。どんなお口の中でもちゃんと対応できるようになっています😲。

素材も大きく分けると4つあります。それぞれみてみますと、

◎レジン歯◎

入れ歯の床と呼ばれる部分(ピンク色の部分。)と1番似ている素材のため、ひっつきやすくはずれにくいです。着色も付きにくいため前歯で使われることが多いです✨。奥歯で使用すると硬度が弱めのため咬耗や摩耗しやすいのが欠点ですが、入れ歯の咬む時の音(カチカチなど。)が気になる方には音が出にくくなりますし、咬み合わせが不安定な方は逆になじみやすかったりします😊。ちなみに保険診療で使用可能です。

◎硬質レジン歯◎

レジン歯より高度が高いため奥歯でよく使われています。見た目もいいですね👍。レジン歯に比べると若干はずれやすく、着色が付きやすいのが欠点ですが、バランスがとれた人工歯といえます。これも保険診療で使用可能であり、1番よく使われています😊。

◎陶材◎

見た目もよく、着色もつきにくい、硬度も高く咬耗や摩耗もしにくいです。長期に安定しているのですが、調整しにくく、入れ歯の床の材料であるレジンとの接着性が無いためはずれやすいですね。また破折を起こすことがあり、修理は他の人工歯より難度が高くなります💦。入れ歯特有のカチカチ音もでやすいですね。これも保険診療で使用可能なのですが、あまりみることはありません💧。

◎金属歯◎

奥歯のみに使用されます。弱い力でも咬み切れるように設計されています。保険診療で使えないこともあってか、私はみたことないです( ノД`)シクシク…。

人工歯の素材はお口の中の状態で私たちが決めることが多いです。歯の大きさ・形態・色についてはある程度ご要望に沿えますのでいっていただければと思います😊。人工歯を1番使うのは入れ歯を作るときになりますが、入れ歯の修理でもよく使います。また、歯と歯の間の隙間に、人工歯を接着剤で歯にくっつけて治してしまったりすることもありますし、仮歯として使うこともあります。ひかる歯科ちえこども歯科では歯医者さん体験の虫歯治療のコーナーでも大活躍していますね😲。結構入れ歯以外でも使えるところがあって重宝しますよ。一家に1つはあっていいかもです。