義歯ブラシの替えどきは ❓
さて今回はよくある質問からです。今回の質問は、『義歯ブラシの替えどきは❓』です。みなさんは義歯ブラシって知っていますかね。入れ歯を磨くためのブラシで、歯ブラシとはまったく異なります。持つところの長さや太さ、毛の部分の形態、長さ、太さ、硬さなどすべてにおいてです。1度みてみるといいですよ。ひかる歯科ちえこども歯科にもありますが、薬局やドラッグストアなどにも売っています👍。
歯ブラシの替えどきは聞いたことあるのではないでしょうか。適切な磨き方で用いれば、大体1ヶ月ぐらいでの交換が推奨されています。これは様々な研究から導きだされものです。歯ブラシの清掃能力があまり落ちないうちに変えていきます😊。
他にも歯磨きの毛先がヘッドの部分より開いたらなんて話を聞いたことあるのではないでしょうか。ただこれについてはあまり推奨しません😲。そもそもそこまで毛先が開くまでの間に、歯ブラシの清掃能力はかなり落ちてしまっています。すでに手遅れです( ノД`)シクシク…。
では義歯ブラシの替えどきはどうでしょう。これに関しては、明確な交換時期を示す報告や文献はありません😞。ただ目安としてよくいわれているのは、『ブラシの毛にコシが無くなったと感じたとき。』です👍。これは歯ブラシと同じ理由になります。磨くときのイメージはゴシゴシ磨くというよりは、毛先で汚れをはじくイメージとなります。ブラシの毛のコシが無くなるとはじくことができません。汚れを除去する力が一気に落ちます。そうなる前に変えましょうということですね😊。
その他に衛生面でもずっと使い続けるのはよくありません。入れ歯についている汚れには、ばい菌がたくさんいます🦠。義歯ブラシにもたくさんのばい菌がくっついてしまいます。使用後は、毛の部分などに汚れなどが残らないように十分に洗浄し、乾燥状態で保存するようにしてください。湿潤状態で保存するとばい菌だけでなく、カビも繁殖する可能性があります💦。できるだけきれいに管理しながら、『ブラシの毛にコシが無くなったと感じたとき。』がきたら交換しましょう。
歯ブラシを定期的に変えている方でも、義歯ブラシは変えたことが無い方は結構いらっしゃいます。みせてもらうと毛は開いてしまって茶色くなっていることも少なくありません💧。歯ブラシと違って、義歯ブラシは直接口に入れる物ではありませんし、ばい菌は目にみえないのであまり気にならないのかもしれませんね😢。でも確実に汚れを除去する力は無くなっていますし、細菌学的には不潔な状態です。義歯ブラシも変えるようにしてくださいね。
2024年3月23日 | カテゴリー:新着情報, これがお薦め ホームケア, 院長からの発信, よくある質問 |