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治療について 一覧

咬み合わせって難しい😞

今回は咬み合わせについてです。みなさんは咬み合わせと聞くとどういったイメージでしょうか❓。やっぱり見た目が最初に気になりますかね。私達歯医者さんからすると、『咬み合わせは難しい。』の一言になります😞。

咬み合わせは歯医者さんの治療すべてに関係してきます。虫歯治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療などすべてです。そのためとても重要な学問なのですが、実は『すべての人に大丈夫な絶対的に正しい咬み合わせ。』というのは存在しません。何故でしょうか❓。

まずは咬み合わせが何で決まるかをみてみましょう。まずは、“歯”ですね🦷。歯が並んだ状態を“歯列”と呼んでおり、上下の歯列が咬み合うことで咬み合わせができます😊。これだけだったら楽なのです。歯は硬いですから、1番咬み合う所で咬ませておけば大丈夫なはずです。ところがこれだけでは決まりません。

歯は顎にくっついています。顎は顎の関節やまわりの筋肉、靭帯などの働きによって動きます。そしてそれらは神経によって支配されています。硬い組織だけでなく軟らかい組織、つまり動きのある組織も関与しているのです。これが何を意味するのかというと、『咬み合わせには幅があり、また変化するもの。』、ということなのです。だからこそ難しいのです😅。

教科書で解説される咬み合わせの定義をみてみます。よくあるのは次の2つです。

🌟理想咬合(理想的な咬み合わせ。)。🌟

「咬むことを支える周囲の組織、つまり歯だけではなく、歯肉、顎骨、顎関節、周囲の筋肉や神経系にとって快適で、咀嚼効率が優れ、生理的・形態的に異常がなく、審美的にも良好な咬み合わせ。」

🌟正常咬合(正常な咬み合わせ。)。🌟

「大多数のヒトが有する典型的で標準的な咬み合わせ。」

うーん。どう思われます❓。『がっちりこうなんですよ!』というものではないのです。補足ですが、どちらも、『適切な咬み合わせは人によって違い、すべての人に共通する咬み合わせパターンはあり得ない。』というおまけ文付きです😢。

そのため私達歯医者さんは、歯1本の咬み合わせの調整でも注意して行っています。同じ咬み合わせは存在しないわけですから、その方に合った調整が必要になるからです。特にご自身の歯を削っての調整は慎重にならざる負えません。もとに戻せない処置ですから🥶。

ただ逆に考えてみると、がっちりとしていないからこそ、治療がうまくいっているのも事実と思います。ある程度身体が許容してくれているとも考えることもできるわけです。あまりにもがっちりし過ぎていると逆に治療が大変かもしれないですね😅。

患者さんの立場からすると、『良く咬める。』、『長く使える。』、『見た目がきれい。』というのが基本的な歯医者さんに対するニーズとして多いです。私達もそれをクリアするだけで満足するのではなく、もっと奥や先を見据えた治療を個人個人レベルで行っていきたいと考えています。それが咬み合わせを理解していくことと思っています。精進しなきゃですね。

進化するメンテナンス、パウダーメンテナンスΣ(・ω・ノ)ノ!

みなさんは歯医者さんでメンテナンス(定期健診。)を受けていますか❓。ひかる歯科ちえこども歯科にもたくさんの方が来られていますよ。歯医者さんの役割は近年どんどん変わっています。一昔前(私の親の時代。)は虫歯の洪水とよばれる時代がありました😢。この頃の歯医者さんの役割は、『痛みからの解放。』、『機能の回復。』が中心でした。もちろんそれらは、現在においても歯医者さんの重要な役割です。しかし近年では、『審美性の回復。』も大事な要素となっています。そしてなによりも、『悪くならないようにする事。』に最も重点を置いています。虫歯や歯周病はもちろん、歯並びやお口のまわりの機能も含めてです👍。そのために大事なのがメンテナンスとなっています。ひかる歯科ちえこども歯科では、このメンテナンス希望の来院が8割を占めていますΣ(・ω・ノ)ノ!。

メンテナンスの際にはただ悪くなっていないか確認するだけでなく、クリーニングも行いますね✨。歯がつるつるになった、すっきりしたと、とても好評です。そして、このメンテナンスもどんどん進化しています。昔は歯石を取った後、回転器具にブラシなどを付け、磨き粉で磨いていくだけでした。もちろん、それは今でもあります。昔に比べて格段にブラシも良くなっていますし、磨き粉もいろいろな効果を持ったものがでています。他にも、特殊な消毒水で洗浄していくシステムもあったりしますね。私が歯医者さんになって20年以上経過していますが、少し流行ったけれど消えていった器具やシステムも結構あるんですよ😞。そんな中、最近主役になってきているのが、パウダーを使ったメンテナンスです😊。ひかる歯科ちえこども歯科でもこれを使ったメンテナンスが中心となっています。

私達歯医者さんの中では、パウダーメンテナンスとかエアフローメンテナンス、エアーアブレ―ジョン言われています。簡単に言うと空気と水とパウダーを噴射して歯に付いている汚れを取っていくシステムです😲。技術自体は新しいものではなく、古くは1945年に虫歯を取るのに使われていたこともあるぐらいです。ちなみにこの時のパウダーは酸化アルミニウム、金属です。パウダーとはいえ痛そうですよね( ノД`)シクシク…。

汚れや着色、ヤニ取りなどに対し積極的に使われるようになったのは1980年代に入ってからとなります。だんだんと広がり、私が業者さんからレクチャーを受けたのは18年ぐらい前、歯医者さんになって少したってからですね。ただ、その時の印象はあまり良くなかったですね💧。なんというか、気持ち悪かった💧。してもらって気持ちいいという感じは無かったです💧。

しかし、現在ではパウダーを噴射する機械、そしてパウダーともずいぶんよくなっています。以前みたいな不快感は無くなりました👍。メンテナンスで重要なのは、医学的にはきちんときれいにしてあげることです。しかし、もっと大事なことがあり、それが気持ちいい、すっきりした気持ちになることです。メンテナンスで痛みがあったり、不快なことはご法度です🙅。マッサージなんかに来ている感覚で受けていただくのが理想になります。でもここが、なかなか難しいところなんです。医学的にはきちんとやるべきことはしないといけないですからね😞。さらに、早く終わって、来る回数も少ない、簡単であればなお良いですね。昔宣伝であった、『すごい、かんたん、気持ちいい。』が理想です😊。日立でしたかね。さすがです🎉。

パウダーメンテナンスは以前のメンテナンスの方法に比べて、こういった点でずいぶん良くなりました。ちょっとその特徴をみてみましょうか👍。

🌟とっても快適ですよ。🌟

従来のブラシや磨き粉を使ったメンテナンスと違って、振動や歯への圧接感が少ないです😊。そもそも歯に接触させる必要がありません。うがいをするときに、磨き粉を使っているとザラザラ感がでるのですが、パウダーではそれもありませんね。また、パウダーは甘みを感じられるものになっているため、歯医者さんで使う材料特有の苦みなんかもありません👍。とても快適です。

🌟早く汚れが取れます。🌟

パウダーメンテナンスは前述した通り、従来のメンテナンス方法より快適です。しかし、汚れをとる効果は高いです😲。しかも噴射したパウダーで汚れを狙い撃ちできます。汚れを染色液で染め出して使うとすごく効果的です。

🌟どんな形態にも対応できます。🌟

ブラシや磨き粉による従来のメンテナンスではブラシをきれいにしたいところに確実にあてないといけません。これが難しいことが多々あります。歯と歯の間や歯の溝の深いところ、歯と歯が重なり合っている部位(歯並びが悪い方。)、歯と歯ぐきの間の溝の中(歯周ポケットの中。)などなどたくさんです😢。パウダーメンテナンスでは、器具が直接接触する必要はありません。空気と水とパウダーがスプレー状に噴射されるので、それをしっかりあてれば大丈夫👌。従来の方法と比べると、びっくりするぐらいきれいになりますよ😊。

これまでは患者さんにとってのメリットをみてみました。今度は歯医者さん側、特にパウダーメンテナンスをしてくれるのは主に歯科衛生士さんですね。歯科衛生士さんにとってのメリットをみてみましょうか🎇。

🌟疲労感が少ない。🌟

前述したことの、裏を返すとパウダーメンテナンスを行う歯科衛生士さんも楽なんです😊。機械の振動が無い、歯に接触させる力も必要が無い、汚れを取る効果が高く処置が短時間で終わる、どんな形態にも考えなくても対応できる。これらはすべて、患者さんだけでなく、メンテナンスを行う歯科衛生士さんにとっても良いことなんですよ。1日中メンテナンスをしている歯科衛生士さん、結構大変なんです🎉。

🌟選ぶのはパウダーだけ。🌟

お口の中はみんな違います。同じようにメンテナンスをしてもうまくいきません。どうやったら効率よく、しかも負担なくきれいにできるかを考えるんです。どんな器具で、どんなブラシを使って、どの磨き粉を使うか❓。大変なんですよ😢。ブラシも毛でできたものやラバーでできたものとありますし、その形態もかなりの種類があります。磨き粉もいろいろです。歯科衛生士さんごとの好みもあったりします💖。ひかる歯科ちえこども歯科にもたくさんの種類が置いてありますよ。しかし、パウダーメンテナンスで決めるのは噴射するパウダーだけです。パウダーにいくつか種類があるのですが、これをお口の中の汚れの種類や程度によって変えるだけなのです。これも楽でいいですね😊。

メンテナンスを行うのは主に歯科衛生士さん達です。ですから、パウダーメンテナンスの素晴らしさは彼女たちが1番わかっています🎇。パウダーメンテナンスは彼女たちにとっても手放せないものとなっています。機械が壊れたら、即修理、もしくは買い替えないとご機嫌を損ねそうです💦。

ちなみに導入費用はちょっとお高めです😢。ランニングコストもまずまずお高め、、、、、😢。歯医者さん側からするちょっとつらかったりします。でもそれ以上の貢献をしてくれていますし、何よりスタッフの方々が気に入ってくれているのは大きいですね。壊れないで頑張って😊。

歯医者さんでの治療や処置をガラッと変えた機械や手法はいくつかありますが、パウダーメンテナンスはその中の1つです👍。今後もまた新しい機械や手法がでてくるでしょう。定着するものもあれば、いつのまにか消えていくものもあると思いますが、メンテナンスについては、『すごい、かんたん、気持ちいい。』がテーマです。それは今後もかわらないと思います。さらに、安いも入ってくるといいですね💰。患者さんにとっても、歯医者さんにとってもですよ。

インビザラインについて よくいただく質問  ①

インビザラインについて よくいただく質問

 

Q1.痛みはどのくらいですか?

 

痛みは通常のブラケット装置(伝統的な矯正装置)の4分の1と言われています。

 

Q2.治療期間はどのくらいですか?

 

期間は軽度な方なら半年程度のこともありますが、歯並びの不正が大きい方は

2-3年かかることがあります。当院では2年以内の方が多いです。

 

Q3.学校(職場)につけていく必要がありますか?

 

学校(職場)につけて行ってもらう必要があります。

こどもだと、20時間装着、大人だと22時間装着を 目標にしてもらっています。

 

Q4.昼食後歯磨きしないといけませんか?

 

昼食後歯磨きしてもらうのが望ましいですが、コロナ禍では学校で歯磨き禁止だったので

その場合はうがいした後、はめてもらっていましたが、虫歯できた方はいませんでした。

歯磨きが難しい場合は、うがいしてもらうことをお願いしています。

 

Q5.小さい子だといくつからできますか?

インビラインは萌出している歯しか動かせませんので、上下の前歯4本生えてからを推奨しています。また、装置の紛失などのリスクもあるので、装置の管理がある程度できるようになってから、というのがいいかと思います。

 

 

 

 

上の総入れ歯を金属で❓

今回は上の総入れ歯についてのお話です。総入れ歯とはすべての歯が無くなった場合に作る入れ歯ですね😞。この総入れ歯、通常はレジンといわれる合成樹脂で全体を作っていることが多いのですが、まれに上の総入れ歯で、口蓋といわれる部分を金属で覆ってあることがあります。一体何が違うのか❓今回はその違いをみていきたいと思います。

🌟全体をレジンで覆っている総入れ歯。🌟

一般的によくみられる総入れ歯です。保険が適応され、作製までの費用は大体3割負担で1万ちょっとぐらいですね。

【メリット】

・保険が適応される。      ・調整しやすい。

・修理しやすい。

【デメリット】

・壊れやすい。         ・厚みがでやすい(3mm程度。)。

・しゃべりにくい。       ・違和感が大きい。

・温度がつたわりにくい。

🌟一部(口蓋。)を金属で覆っている総入れ歯。🌟

まれにみられる総入れ歯です。金属もコバルトクロム合金やチタン合金、金合金など種類があったりします。保険がきかないため、金属の種類や歯医者さんによって値段が変わりますが、20万円から60万円ぐらいはします。

【メリット】

・丈夫で使えなくなるほど壊れることは少ない。

・薄くできる(0.7mm~1mm程。)。

・しゃべりやすい。       ・違和感が少ない。

・温度がつたわりやすい。

【デメリット】

・保険がきかない。       ・調整しにくい。

・壊れにくいが、万が一壊れた場合修理が難しい。

いかがでしょう。どちらも良いところ、悪いところとあります。それを踏まえて私個人の考えを書いていきます。

私個人としては20万円から60万円かけて、一部(口蓋。)を金属で覆ってある保険外の総入れ歯を作製する意味はあまり無いと考えています😲。

全体をレジンで覆ってある保険内の総入れ歯のデメリットはほとんどが慣れてくるものです。確かに壊れやすいのですが、大体即日修理が可能です😅。不安な方はスペアの入れ歯を作製することも可能です。20万円あれば10個以上つくれますよ(笑)。なによりお口の中は少しずつ変わっていきます。調整がしにくいのは結構困るのです💦。場合よってはできないこともあります💧。

ですから私が、一部(口蓋。)を金属で覆ってある総入れ歯を保険外で作製する場合は以下の通りです。

  • どうしても全体をレジンで覆ってある総入れ歯(保険内。)に慣れることができず、一部(口蓋。)を金属で覆ってある総入れ歯(保険外。)を作製することでそれが確実に改善できる判断したとき。
  • 咬む力が強く全体をレジンで覆ってある総入れ歯(保険内。)では頻繁に壊れてしまうとき。

初めて総入れ歯を作る方に、一部(口蓋。)を金属で覆ってある保険外の総入れ歯をおすすめすることはありません。あくまで私個人の考えですので、いろいろと意見はあると思いますが、ひかる歯科ちえこども歯科としてはこの方針となりますでご了承ください。

インビザラインの治療症例を追加しました

こんにちは!

インビザラインフル(永久歯のマウスピース矯正治療)の症例紹介に症例を追加しました。

ページ下部の方なのでスクロールして インビザラインの症例紹介までいってみてみてください。

症例7

下顎の前歯が 先天欠損(うまれつきない)で1本不足している患者さんです。

こういう場合、前から3番の犬歯、6番の第一大臼歯の 噛み合わせを1級につくるのが

難しいのですが、そういった噛み合わせもきちんとできました。

先天欠損の患者さんについては

症例3

も同じように下顎の前歯が3本しかない患者さんの症例です

そちらのかみ合わせも3番と6番がきちんと1級にできているのでみてみてください。

睡眠時無呼吸症候群って怖いんです

皆さんは睡眠時無呼吸症候群を聞いたことはありますか❓。テレビや雑誌で取り上げられることも多いので、もう知らない方はいないかもしれませんね。でもその怖さまではあまり広がっていないように思います。今回はそんな恐いお話です。

現在日本では5人に1人が不眠やいびき、日中の過度の眠気など何らかの睡眠障害を自覚しているといわれています。睡眠障害にもいろいろあるのですが、睡眠時無呼吸症候群はその中で最も多くを占めています😲。

睡眠時無呼吸症候群は寝ている時に、『呼吸が止まり、目が覚める。』、を繰り返す病気です。そのため深い睡眠がとれず、日中に非常に強い眠気に襲われます。これだけでも問題なのですが、他にもたくさんの問題がでるのです。

★高血圧。

呼吸が止まるため、身体が慢性的な酸素不足に陥ります。その酸素不足を補うために心拍数を上げて酸素を送ろうとします。その結果、高血圧になってしまうのです。睡眠時無呼吸症候群の方の高血圧の割合は健常者の2倍です。

★虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など。)。

高血圧に伴い動脈硬化もすすみます。心臓を酷使するのも相まって、虚血性心疾患になりやすくなります。睡眠時無呼吸症候群の方の虚血性心疾患の割合は健常者の3倍です。

★脳血管障害(脳梗塞や脳出血など。)。

高血圧に伴う動脈硬化や脳の酸素不足などから脳血管障害が起こりやすくなります。睡眠時無呼吸症候群の方の脳血管障害の割合は健常者の4倍です。

★糖尿病。

睡眠不足によるストレスにより糖尿病になりやすくなります。睡眠時無呼吸症候群の方の糖尿病の割合は健常者の1.5倍です。

その他にも高コレステロール血症など、いわゆる生活習慣病といわれる病気は、のきなみかかりやすくなります。逆流性食道炎やうつ病、認知症なども併発しやすく、お子さんですと発育障害、注意欠如、多動性障害も起こします😅。

特に中等度以上の睡眠時無呼吸症候群ですと将来の生存率に直結します💦。中等度以上の睡眠時無呼吸症候群を放置した場合、8年後の生存率は、治療を受けた方と比較して約63%まで低下したと報告されています😲。生存していても、生活機能を著しく損ない、ひいては要介護状態に陥る可能性が高まっています。恐い。

どうでしょう。思っていたより怖くないですか。データを見る限り治療をきちんとした方がよさそうです。そしてその治療の中には、歯医者さんで作る装置を使うこともあります😲。ただ、保険診療では耳鼻科とのタイアップが必要で装置に制限があります。そのため保険外診療でよりよい装置を作製する歯医者さんもありますね👍。

睡眠障害と歯医者さん、一見するとあまり関係なさそうですよね。私達歯医者さんもまだまだ勉強、研鑽しないといけないところでもあります。何か不安があればいつでもご相談くださいね。

入れ歯の限界!入れ歯で苦労する方とは!②

さて①では入れ歯に対しての考え方や、その方の性格などで入れ歯に苦労したりしなかったりするお話をさせていただきました。②ではお口の中の状態によって入れ歯の難易度が変わるお話です。こんなお口の中は入れ歯で苦労することが多くなります。

☆ご自身の歯が少ない方💧

やっぱり大きい入れ歯の方が小さい入れ歯より難しくなることが多いです。

☆歯並びが悪い方💧

部分入れ歯ではご自身の歯にバネをかけます。歯並びが悪いとこのバネの向きに制限がかかり、うまくかけるのが難しいときがあります。人工の歯をどうやって並べるかでも悩むことが多いですね。

☆ご自身の歯で咬むとすれ違っている方💧

すれ違い咬合と呼んでいます。例えば下は前歯だけ、上は奥歯だけしか残っておらず、咬んでもご自身の歯では咬めない方です。入れ歯に強い力がかかりやすく、痛みがでやすい、また入れ歯の破損も多い咬み合わせです。ご自身の歯と歯で咬む所があると、そこがストッパーになってくれるんですよ。

すれ違い咬合とは少し異なりますが、上下どちらかしか歯が残っていない場合も難しくなります。多いのは下の前歯だけ残っているパターン。上は総入れ歯となりますが、どうしても前で咬んでしまい痛みがでやすく、かつはずれやすいです😅。

☆咬む力がもともと強い方💧

入れ歯になる前に咬む力が強い方も、痛みがでやすくなります。そう簡単にもともとの癖は抜けません。特に下の舌側の骨がでっぱった方はいらしゃいませんか?これは下顎隆起といって、咬み合わせが強い方にみられます。これがあると、咬み合わせが強いうえ、この下顎隆起自体も入れ歯の邪魔になることがあり苦労します💦。

☆顎の骨の吸収が激しい方💧

顎の骨は入れ歯を支えてくれています。その骨が少ないと痛みが出やすく、安定しにくいです( ノД`)シクシク…。

☆お口が乾燥している方💧

お口が乾燥している方は本当に難しいです。唾液はお口の中の潤滑油、入れ歯にとっても重要です。痛みがでにくくなるだけではなく、ひっつきもよくしてくれます。唾液が少ないのは本当に、、、、、ああー_| ̄|○。

☆嘔吐反射の強い方💧

上顎の奥をさわるとオエッとなりませんか。これを嘔吐反射と呼んでいます。正常な反射なのですが、これが強すぎると入れ歯の設計に制限がでます。そもそも型取りから難しくなります。

さていかがだったでしょうか。1人1人考え方や性格は違いますし、お口の中の状態も異なります。入れ歯はそういったものを加味して、作っていかなければなりません。個人的にはインプラントより難しいと思っています💦。

もちろんまずは入れ歯にしなくてすむようにしていただきたいと思いますが、どんな歯の無くなり方にも対応できる最後の砦でもあります。私自身、入れ歯の知識・技術をより深めていきたいと思いますし、みなさんも知っていただければ幸いです。

 

 

 

入れ歯の限界!入れ歯で苦労する方とは!①

今回は入れ歯で苦労しやすい方についてです。まず入れ歯ってどれくらい咬めると思われますか?ご自分の歯の咬む力を100%とすると、どれぐらいでしょう?80%ぐらい?60%ぐらい?さあ、考えてみてください。

正解は20%から30%とされています。思ったより咬めないと思われませんでしたか。そうなんです。咬めないんですよ。私も初めてこの数値を聞いた時、本当にこんなもんなのか?と思いました。思っているより難しんですね(´・ω・`)ショボーン。まず入れ歯の限界が考えているより低いということを知っていただければと思います😅。

でも世の中には、入れ歯で全然問題無いという方もいらっしゃれば、入れ歯で苦労している方もいらっしゃいます。その違いはどこにあるのでしょうか。入れ歯で苦労する代表的なケースをみていきましょう。

☆入れ歯で自分の歯と同じように咬めると思っている方💧。
まずはこれです。どんなにがんばっても無理です。自分の歯と同じようには咬めませんし、しゃべれない。痛みや違和感、取り外しのわずらわしさもあります。入れ歯に対して期待を持っていただくことは好ましいことなのですが、過度な期待はかえって逆効果となります。私達もそれはわかっているので、入れ歯を作製している段階から、「いろいろありますよ。」、「慣れも必要ですよ。」、「なかなか難しいですよ。」ってそれとなく伝えるようにしています。適度な期待をお願い致します🙇。もちろん私も頑張ります。

☆細かい所が気になる方。神経質な方💧。

それを言っちゃあ、、、と思われるかもしれませんが、やっぱりあります。まあ、入れ歯に限らずですが、おおらかな方や許容範囲が広い方は治療全般順調に進みやすいですよね。

☆いきなり大きな入れ歯からスタートする方💧


ほとんどの方は小さな入れ歯から始まり、だんだん大きな入れ歯になることが多いです。この場合、あまり問題無くなじんでいくことが多いです。しかし、入れ歯が嫌でずっと何もしていなかったり(まあ、嫌ですよね、、、)、歯が無くなってもそのまま咬める所で咬んでしのいでいた方(結構おおらかな人が多いです。ただおおらかさもここまでいくと、、、)など、初めての入れ歯が総入れ歯がという方もいらっしゃいます。さすがに歯を作らねばと思い立って来院されるのですが、このケースも難しいことが多い。

なにが難しいかというと、お口の周りにある唇、頬、舌などの筋肉が、歯が無い状態に慣れてしまっているんです。唇や頬は内側に入り込んでいますし、舌は肥大化しています。入れ歯を許容してくれるスペースが無いんです。さらに咬み方や顎の動きも大きくずれていることが多い。時間をかけて唇や頬、舌、咬み方、顎の動きなどを補整していかねばなりません😞。
②へ続く

歯の根っこは複雑です😢

今回は歯の根っこの部分のお話です。普段は歯ぐきに隠れていて見えませんよね😎。実は歯によって歯の根っこの数が違います。これは治療する際にも関わってくる大事な要素です。それぞれの歯でその統計的な割合まででていますので、私達歯医者さんはそこまでしっかり把握しています😊。どう違うかみていきましょう。

まず、上下の前歯や下の真ん中ぐらいまでの歯の根っこの数は大体1本です。まれに2本のこともあるかなぐらいですね💦。

次に上の真ん中ぐらいの歯。これは歯の根っこが2本のことが多いです。時点で1本となりますね💦。

下の奥歯です。歯の根っこで多いのは2本となります。しかし3本、4本あることもあり油断はできません💦。

上の奥歯です。上の奥歯は歯の根っこ3本が多いです。しかしこちらも4本、5本あるときもあります。私も5本をみたことあります💦。

いかがでしょう。結構違うのです。この違いが治療にも関わってきます😲。ではどんなときに関わるかですね。

◎歯の根っこの治療。◎

神経を取る治療や歯の根っこの先に溜まった膿を出す治療ですね。時間をかけてちまちまやる、患者さんもなにやっているかよくわからない治療になります💦。でもとても大事な時間をかけた方がよい治療です。この治療は歯の根っこの中を触っていきますから、歯の根っこの数はとても重要です👍。基本的に奥歯の方が根っこの数が多いため大変になります。お口開けるのも大変ですしね( ノД`)シクシク…。

◎歯周病治療。◎

歯の根っこは通常歯ぐきに隠れてみえません。しかし歯周病などで歯ぐきが下がってくると、歯の根っこがみえてきます🥶。そして奥歯では歯の根っこが分かれる部位(根分岐部と呼んでいます。)まで歯周病が進むと、とたんに管理・治療が難しくなります💦。ただでさえ奥歯は汚れが溜まりやすく、清掃しにくい部分です。複雑な歯の根っこ、根分岐部が露出するとさらに汚れは溜まりやすく、清掃しにくくなります💧。正直ご自身では管理が難しい状態になることが多いですね。定期健診の回数を増やしたり、場合によっては歯の根っこの形態を改善する治療を行うこともあります。

歯の根っこはとても複雑で、人によって形態、長さ、太さと様々です。同じものはありません。1番いいのはやはり触らずに済むことです。正直歯の根っこの治療や根分岐部の治療は、私達歯医者さんにとってやりたい治療ではありません( ノД`)シクシク…。予防に勝る治療はありません。悪くならないよう、今からできることをしっかりとしましょう。もちろんお子さんもですよー😊。もう、勝負は始まっているのです。

 

 

定期健診は1時間!

皆さんはお口の定期健診は受けられていますか❓。お口の健康を守るために是非とも受けていただければと思います。

さて、この定期健診についてよく聞かれる質問の中に、『1回あたりの時間はどれぐらいみておけばいいですか❓。』というものがあります。次の予定もあるかもしれませんので気になりますよね。ひかる歯科ちえこども歯科では基本的に大人の方で1時間、小学生・中学生の方は45分、小さなお子さんは30分で予約を取らせていただいています⏱。大人の方は歯の数が多くなり歯石も硬いことが多いため時間が長くなります。小さなお子さんは歯の数が少なく、集中力もそんなにもたないため短くなりますね。もちろん大人の方でも歯の数が少ない方はいらっしゃいますので、その場合は少し短めになったりはします。

実はこの定期健診に費やす時間は、歯医者さんによって様々です😲。大人の方でも30分、45分で終わらせる歯医者さんもありますし、ひかる歯科ちえこども歯科と同じ60分の歯医者さんもあります。もっと長くて90分以上という歯医者さんもあります。それぞれ特徴がありますので、少しみてみましょうか😊。

◎時間が短い歯医者さん。◎

良い所   患者さんの予約がたくさん入れられます。

(予約を取りやすいです。)

早く終わります。

お手軽です。

悪い所   きちんときれいにできるのか❓。

あまりお話はできません

短い時間で行うにはスタッフが大変💦。

保険診療だと特に安くなるわけではないです。

◎時間が長い歯医者さん。

ちなみに90分以上の歯医者さんだと保険外診療の歯医者さんもあります。その場合、歯肉マッサージなど一味違ったサービスも

あったりしますよ👍。◎

良い所   きちんときれいにできます。

ゆっくり話せます。

スタッフもゆとりがあります。

悪い所   患者さんの予約が取りにくくなります😞。

時間がかかります。お口開けておくのが結構大変です😅。

こんなところでしょうか。正直な話、経営的には時間を短くした方がいいですね。きちんときれいにしたい、スタッフの負担を考えると時間が長い方が良いとなります。

定期健診や予防に力を入れている歯医者さんでは、大人の方で60分が多いように思います。話を聞いて、お口の中を診査して、きちんとクリーニングなどを行うとなると、私としてもやっぱり1時間は必要と考えています。これは歯医者さんによっても、患者さんよっても変わると思います。ちなみに私は髪を切るのは、39カットです👍。美容院には行ったことありません。あまり髪型にこだわりが無いので早く終わりたいですし、特に話をしたいわけでもないからです😊。こんな奴が60分の定期健診を語っています👍。

ひかる歯科ちえこども歯科で定期健診を受けられる方は、60分時間が必要と思っていてください。そのかわり、ひかる歯科ちえこども歯科のやさしくて優秀な歯科衛衛生士さん達ががんばってくれます。受診価値は十分ありますよ

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