禁煙すると口内炎がΣ(・ω・ノ)ノ!
さて今回は禁煙と口内炎がテーマです。
まあ言わずもがな、、、はっきり言って喫煙には悪い影響しかない。全身的にもいい影響は皆無ですが、お口の中もしかりです😞。歯周病だけでみても、「かかりやすい💧」、「気がつきにくい💧」、「治りにくい💧」と3拍子そろいます。歯の喪失が10年早まるといわれていますね😲。
強いていい影響を挙げればストレス発散の効果があること、そして税収に貢献していることぐらいでしょうか。まあ、それはそれで大事ですけどね👍。
喫煙されている方は禁煙を考えたこともあるのではないでしょうか😊。最近は禁煙外来もありますし、様々な禁煙補助グッズが売られています。電子タバコや禁煙パイポ、ニコチンパッチに飴やガムなど形態も様々です。
さて、習慣的に喫煙をされている方の体内には、常に一定量のニコチンが存在しています🚬。禁煙を始めるとニコチンが体から徐々に抜け、ダメージを受けていた身体が正常に回復していきます。その過程で現れる様々な症状を、禁煙離脱症状(タバコの禁断症状。)といいますが、その中に口内炎が入っているんです😲。禁煙を開始した方の40%に発症するといわれており、ほとんどの場合禁煙を初めて2週間以内に現れます。
なぜ禁煙後に口内炎ができやすくなるのかについては、よくわかっていないことが多いです❓仮説として、タバコの成分により粘膜表面が硬くなる(角化といいます。)ことが口内炎に対し抑制的に働いていることや、禁煙後のストレスで口内炎ができやすくなるなどの報告があります。
重症化することはまずありません。ほとんどは1ヶ月以内に治りますので、その点では心配はまったくいりません。ただ、別の問題があったりします😞。その問題とは、、、、、
- 口内炎が喫煙補助グッズの副作用と思ってしまう💧。
先程書いたように禁煙離脱症状であり、禁煙補助グッズの副作用ではありません。禁煙がうまくいっている証拠なんです。でも、そう思ってしまいますよね( ノД`)シクシク…。その結果として、禁煙補助グッズの使用中止に至ってしまい、禁煙失敗へと繋がります_| ̄|○。
- 口内炎は痛いしストレス💧。
ご存じの通り口内炎は痛みを伴います。禁煙自体でストレスがかかっているのに、さらに口内炎の痛みによるストレスが加わってしまうんです。これが喫煙再開のきっかけとなることが結構あります( ノД`)シクシク…。
せっかく禁煙を始めたのに、それがうまくいっている症状が原因で、禁煙失敗となるのは勿体ありません。禁煙を始める方は、こういったことを知っていただければと思います。もちろんなにかあればいつでもご相談ください。
2023年10月3日 | カテゴリー:新着情報, 歯を長持ちさせるには, 院長からの発信 |