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歯ブラシの選び方

今回はよく聞かれる質問についてです。

歯ブラシってどれがいいんですか?

実はこれ、なかなか難しい質問なんです。

お口の中の大きさや状態は人それぞれ、本来はオーダーメイドで作るべきものですが、そういうわけにもいかない。かといって私たちもすべてのメーカーの歯ブラシを使ったことがあるわけではないので、「あなたはこのメーカーのこれがいいです。」ともなかなかいえない。歯ブラシソムリエみたいな方が医院にいてくれるといいんですけどね。目指してみますかね。おすすめの歯ブラシは医院にて購入できますが、すべての人にあうわけではないのが現状です。

しかし、皆さんに共通して、これだけは押さえていただければというのはあります。1つ1つみていきましょう😊。

☆歯ブラシの硬さ・・・よく聞かれます!
これは『ふつう』や『ミディアム』で大丈夫です。歯や歯ぐきを傷つけることなく、歯と歯の間や歯と歯茎の間にも毛先が入りこみやすく、汚れをとる能力も高いですね。
『やわらかい』や『ソフト』は歯ぐきがかなり弱っている方、歯ぐきの手術をした後など、通常通り磨くと痛みがある場合などに使います。汚れをとるのには不利です。
一方、『かため』や『ハード』、汚れはとれるんですが、歯や歯ぐきを痛める可能性が高いです。また細かい所に入り込みにくく、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間をきれいにするのには向きません。

★歯ブラシの大きさ・・・なかなか難しい、、、
こればっかりは人それぞれです。大きい方が汚れは取りやすくなります。しかし、大きすぎると歯ブラシが入れにくくなり、毛先があたらなくなります。特に、上下の奥歯の頬っぺた側と下の歯のベロ側、ここは入りにくい😞。ここにしっかりと入れることができる歯ブラシ、そして汚れをとることができる歯ブラシがおすすめです。難しい方は大きい歯ブラシと、小さな歯ブラシを併用するのもおすすめです。

☆歯ブラシの毛先の形・・・やまぎりカットや先細などいろいろありますね!
好きなので大丈夫です。毛先の形より、毛先が目的の位置にあたるかどうかが重要です。

☆歯ブラシの密度・・・最近は高密度のものが多いです!密度が高い方が汚れは取りやすいです。

★いつ買い替えるか・・・つい買い忘れますよね
毛先が開いたらというのはよく聞くと思います。ちなみに理想的な歯ブラシをあてる力は150gから200gです。ハカリなんかで一度計ってみてください。案外軽いタッチですが、これで歯ブラシの毛先が簡単にしなってしまうようでは駄目です。汚れはとれません。買い替えましょう。

しかしなんといっても大事なのは磨き方です。どんないい歯ブラシを使っても磨き方が悪ければ意味がありません。逆に、磨き方が良ければどの歯ブラシでもある程度大丈夫。【弘法筆を選ばず】ってやつですね。まあ、そこまで極める必要もないかと思いますので、皆さんも自分にあった歯ブラシをみつけましょう。ストレスなく汚れもスムーズに落とせることが理想です。
ちなみに歯と歯の間は、歯ブラシだけできれいにするのは難しいことがわかっています。どんなに理想的な歯ブラシでも、6割ぐらいしか汚れがとれないといわれているんです。良ければフロスや歯間ブラシ、タフトブラシなどの併用をおすすめします。