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歯を打ったあとの 変色 赤系の変色? 黒系の変色? 

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科 の 甲斐田です。

 

歯を打った後、変色することがあります。

外傷後の歯の変色には 赤っぽい場合と 黒っぽい場合があります。

 

①赤っぽい変色 赤黒い変色

 

ピンクっぽく 赤黒っぽく変色した場合は、歯髄からの 内出血のようなものです。

受賞直後から数か月の間に起こります。

このように ピンクの歯は 見た目にはびっくりされるかもしれませんが、乳歯の場合は 歯を安静にしていると

歯の神経が死なずに、復活してきて もともとの白い歯にもどり、その後 何の問題もないこともあります。

(永久歯の場合は、このように復活することはあまり期待できません)

 

しかしそうでない場合は、黒く変化してしまうこともあります。その場合は②に続きます。

 

②黒く変色した場合

 

受傷して 暫くしてから、 1年後までの間に起こります。

最初 ピンクに変色していたとしても、その後、徐々に黒く変色している場合は 神経が死にかけている もしくは 死んでいる可能性が高いです。

しかし 神経が死んでいる場合に、変色以外に 大きな問題が起こっていないことも多いです。

たとえば、2歳で歯を打って、3歳の時には 黒く変色しているものの、4歳になっても レントゲン上で 歯の根っこに何の問題がない、ということもあります。つまり歯を打って2年の間、変色以外の問題が起こっていません。

その場合、本人と保護者の方が 色が気になってない場合は、当院では 特に何もせず 経過観察します。

ラッキーな場合は このまま 変色以外の問題がなく、生え変わるお子さんもいます。

 

一方で 死んだ神経に 感染を起こすときもあります。

その場合は、神経を取り除き、根っこの治療が必要となります。

 

歯の外傷において すぐに処置が必要となるのは

歯が揺れている場合、 歯が折れている場合です。

 

お子さんの外傷は 曇った日や 肌寒い日に多く、そのような日には 当院にも 外傷の急患が1日 2-3人 いらっしゃることもあるほどで、注意が必要です。

 

歯を打った場合には とりあえず 家で様子をみよう ではなく、まずはお電話下さい。