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なぜ 寝る前に 甘いものをとると 虫歯になりやすいのか?

こんばんは。

熊本市中央区国府の 家族で通える歯科医院 ひかる歯科ちえこども歯科 の甲斐田です。

 

Q.寝る前に 砂糖が入っているものを 摂取すると 虫歯になりやすいのですが、 どうしてでしょうか?

 

A.

お砂糖をとると、虫歯菌がそのお砂糖をエサに 酸をつくります。

つまり

甘いものを食べると お口の中が酸性になります。

そうすると

酸性のお口の中で 歯のエナメル質 からミネラルが 溶け出します。

このままだとこれが 初期虫歯になります。

しかし 通常はこのままではありません。

 

これを元に戻すのが 唾液です。

唾液が 口の中を 中性に戻すことで、歯のミネラルが、また 戻ってくるのです。(再石灰化)

 

しかし、寝ると 唾液の分泌が減るため

中性に戻らずに朝がくることがあります。

(中性に戻す力があるのは 唾液だけです。うがいをしたり、歯磨きをしたりして、プラークは取り除けても

中性に戻すのは 唾液だけなんです)

 

そうすると

ミネラル分の抜けた エナメル質のまま  ⇒初期虫歯の 始まりです。

これが

寝る前に甘いものをとると 虫歯になる という 流れです。

 

フッ素は、ミネラルの抜けたスカスカのエナメル質に入って、

歯質をもとより強く スカスカした歯質を強化します。

そのため、フッ素入りの歯磨き粉を使っていただくのは 歯質の強化につながります。