妊婦糖尿病について 妊婦さんに知っておいてほしい話
息子出産のとき、妊娠糖尿病もしくは、一歩手前の糖代謝異常といわれ、総合病院に転院になりました。1度栄養士さんから指導されただけでしたが(汗)…
それでも出産のときは、小児科の医師が集結していて、息子が低血糖になった場合に備えていたようなのですが、本当の意味では理解できていませんでした。
それは・・
母親の摂取した糖は胎盤を通るのですが、母親の体のインスリンは胎盤を通らない・・・ということ。
息子は私のお腹の中で、胎盤を通して与えられる高血糖にさらされ、小さい体で作ったインスリンで血糖値をさげていたんですね。
私の体のインスリンは、胎盤がブロックして、息子には伝わらないそうです。
インスリンを沢山作るべく フル稼働していた息子
生まれると私からの高血糖が与えられなくなり、一気に低血糖に陥る可能性あったんですね。
(赤ちゃんも母親からの高血糖を下げるべく、小さい体でマックスでインスリンを作っているのですが、生まれたとたん、高血糖がこなくなるのに、相変わらずインスリンのつくられる量は多いからです)
出産の時、小児科のDRが数人待機していたのは、息子の命を守ろうと集結していてくれていたんだ・・・ということを心から理解でき、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
妊婦糖尿病 と診断される血糖値は、 一般的な糖尿病と診断される血糖値より 低い血糖値ですよね。
それも 赤ちゃんへの影響があるからなんですよね。
2017年1月11日 | カテゴリー:食育 |