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歯の根っこは複雑です😢

今回は歯の根っこの部分のお話です。普段は歯ぐきに隠れていて見えませんよね😎。実は歯によって歯の根っこの数が違います。これは治療する際にも関わってくる大事な要素です。それぞれの歯でその統計的な割合まででていますので、私達歯医者さんはそこまでしっかり把握しています😊。どう違うかみていきましょう。

まず、上下の前歯や下の真ん中ぐらいまでの歯の根っこの数は大体1本です。まれに2本のこともあるかなぐらいですね💦。

次に上の真ん中ぐらいの歯。これは歯の根っこが2本のことが多いです。時点で1本となりますね💦。

下の奥歯です。歯の根っこで多いのは2本となります。しかし3本、4本あることもあり油断はできません💦。

上の奥歯です。上の奥歯は歯の根っこ3本が多いです。しかしこちらも4本、5本あるときもあります。私も5本をみたことあります💦。

いかがでしょう。結構違うのです。この違いが治療にも関わってきます😲。ではどんなときに関わるかですね。

◎歯の根っこの治療。◎

神経を取る治療や歯の根っこの先に溜まった膿を出す治療ですね。時間をかけてちまちまやる、患者さんもなにやっているかよくわからない治療になります💦。でもとても大事な時間をかけた方がよい治療です。この治療は歯の根っこの中を触っていきますから、歯の根っこの数はとても重要です👍。基本的に奥歯の方が根っこの数が多いため大変になります。お口開けるのも大変ですしね( ノД`)シクシク…。

◎歯周病治療。◎

歯の根っこは通常歯ぐきに隠れてみえません。しかし歯周病などで歯ぐきが下がってくると、歯の根っこがみえてきます🥶。そして奥歯では歯の根っこが分かれる部位(根分岐部と呼んでいます。)まで歯周病が進むと、とたんに管理・治療が難しくなります💦。ただでさえ奥歯は汚れが溜まりやすく、清掃しにくい部分です。複雑な歯の根っこ、根分岐部が露出するとさらに汚れは溜まりやすく、清掃しにくくなります💧。正直ご自身では管理が難しい状態になることが多いですね。定期健診の回数を増やしたり、場合によっては歯の根っこの形態を改善する治療を行うこともあります。

歯の根っこはとても複雑で、人によって形態、長さ、太さと様々です。同じものはありません。1番いいのはやはり触らずに済むことです。正直歯の根っこの治療や根分岐部の治療は、私達歯医者さんにとってやりたい治療ではありません( ノД`)シクシク…。予防に勝る治療はありません。悪くならないよう、今からできることをしっかりとしましょう。もちろんお子さんもですよー😊。もう、勝負は始まっているのです。